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鉄と魚とラグビーのまち、近年は「甲子柿」をPR中!/岩手県釜石市【ふるさと納税・自治体事典】

日本の近代製鉄発祥の地として知られる釜石市(かまいしし)。ラグビーで「北の鉄人」と呼ばれる強さを誇った「釜石製鐵所」の実業団チーム「新日鉄釜石ラグビー部」(※2001年より地域クラブ「釜石シーウェイブスRFC」に移行)や世界三大漁場のひとつ「三陸漁場」で獲れる豊富な海産物が有名です。
近年は、独特の食感を持つ渋柿「甲子柿(かっしがき)」で町おこしを図る釜石市をご紹介します。

釜石市の概要

三陸の大地に光輝く岩手県釜石市(かまいしし)は、鉄と魚とラグビーのまち。

「たたら製鉄」の時代から打って叩いて強くなる鉄のように、何度も大きな災害を受けながらも街の灯をともし続けてきました。

海と生き、ラグビーを愛し、不撓不屈の精神がいまも息づく釜石に、世界遺産の鉄鉱山から、かわいいカフェまで新しい魅力が次々と生まれています。

●人口:人(2018年3月31日現在)
●市の花:ハマユリ
●市の木:タブノキ
●市の鳥:オオミズナギドリ

さとふるから申込めるお礼品はコレ!:釜石市の名産品・特産品

◆うに海宝漬350g

このお礼品は、焼うに、酒蒸しほたて、いくらをめかぶ醤油漬にトッピングした「うに海宝漬」。

浜から上がってきた新鮮なうにを一粒一粒、丁寧に並べ、滅菌海水で蒸し焼きにします。
「焼く」と「蒸す」の間の微妙な加減は、まさに提供事業者「中村家」の秘技。

加熱後は、乳白色のエキスが出てきますが、これには、うにの旨みが濃縮されています。全体を少し冷ますことによって、一度出たこの旨みエキスをグッとうにに戻します。

そうすると、生うににも負けない、独特のしっとりとした食感や甘みが生まれます。この海水焼きにしたうには、「うに海宝漬」をはじめとする、うにを使った製品に使用されています。

■生産者の声
厳選された食材は独自の技法で下ごしらえし、こだわりを持ってお礼品づくりをしています。

釜石から遠く離れた方にも、目の前の寄付者さまに料理を出す気持ちと同様に、見た目も美しい料理をお届けしたいという想いのもと一品一品、お礼品の盛り付けは主に手作業でおつくりしています。

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うに海宝漬350g

◆三陸おのや 煮魚6種セット

三陸産の魚を中心に素材を吟味し、ていねいに調理した多彩な味わいをパックに。湯せん、電子レンジで簡単に本格的な煮魚を召し上がることができます。

◎三陸産ホタテ時雨煮 50g×2パック
三陸産のホタテを柔らかく煮付けました。ホタテの旨みを楽しめる一品。

◎サワラ西京焼 55g×2パック
脂ののったサワラを西京味噌タレに漬けこみ、直火でふっくら焼き上げました。

◎三陸産サケ新巻づくり 60g×2パック
岩手県で水揚げされた秋鮭を使用し、じっくり熟成させ直火で焼き上げました。
※鮭の旨みを引き出すために、少し塩分が強めになっています。

◎三陸産熟成さば味噌煮 70g×2パック
さばの味噌煮が味わい深い和食だと実感できる自信作。

◎イワシ梅煮 80g×2パック
国産のマイワシを骨まで柔らかく煮込みました。タレには紀州産の梅肉を入れ、程良い酸味を効かせた梅煮にしました。

◎三陸産サンマ生姜煮 100g×2パック
三陸産のサンマをタレと千切り生姜で、骨まで柔らかく煮込んだ定番メニューです。

■生産者の声
和食を究めた板前さんが煮魚をつくるときは、ていねいに手間ひまかけて仕事します。
「三陸おのや」のさかなは、そうした熟練の板前さんに実際につくってもらい、調理の仕方、温度設定やタイミング、調味料の量など細かくレシピをつくり、それに基づき作業しています。

わずかなことでもていねいに、旨さを引き出す手間ひまを重ねる。それが「三陸おのや」です。

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三陸おのや 煮魚6種セット

◆新物一番採り袋わかめ(塩蔵わかめ)50g×15個入

提供事業者「ヤマキイチ商店」が吟味を重ね、歯ごたえ、風味、旨みをクリアした一品です。

世界でも有数の漁場である三陸は、親潮と黒潮が混じり合う豊かな漁場です。
加えてリアス式海岸特有の複雑で入り組んだ湾形、隣接する森からミネラル豊富な山水が流れ込むことで、海藻がすくすくと元気に育つ環境を形成しています。

そこで育つ「三陸産いわてわかめ」は肉厚で弾力性があり、しっかりとした歯ごたえと豊かな香りがあると市場から高い評価を得ています。

全国有数のわかめ生産量を誇る岩手県がおくる「三陸産いわてわかめ」をぜひご賞味ください。

■生産者の声
湯通し塩蔵わかめとは、旬である春先(2月~4月)に刈り取った生わかめを湯通しし、塩をまぶして長期保存できるようにした、現在もっとも一般的とされる方法で加工されたわかめです。

水揚げしたわかめを90度以上の湯に1~2分くぐらせた後、冷やして塩をまぶし脱水します。

2月~4月のワカメシーズンの浜では、湯通しの立ちこめる湯気と家族総出でわかめの加工作業を行う光景が連日見られます。

湯通し塩蔵わかめの加工技術が発達したことにより、生わかめの風味や食感を損なうことなく、長期保存が可能になり、旬のおいしさを一年中食卓で楽しめるようになりました。

小分け包装なので、さまざまな場面でご活用いただけると思います。

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うに海宝漬350g

◆泳ぐホタテの貝柱 300g

泳ぐホタテをすばやく捌き、旨みが凝縮している貝柱をご堪能ください♪

泳ぐホタテは殻付きの生きたままの状態でお届けしていますが、調理の際にホタテの殻をむく必要があり、「貝柱を外すのが難しい」「活きが良すぎて殻を剥くときに力がいる」などもっと手軽に食べられないかという要望がありました。

そこで水揚げされたばかりの新鮮なホタテをイケス横の加工場で貝柱を剥き、新鮮さを損なわない温度で急速冷凍。
泳ぐホタテの新鮮さとおいしさをそのままに、手軽に楽しめる「泳ぐホタテの貝柱」をご用意しました。

■生産者の声
泳ぐホタテは壮大な三陸の海が育てます。入り江の深い三陸海岸は山が海の目前まで迫っているため、森のミネラルをたっぷり含んだ山水がそのまま海に注がれます。
海に注がれた山水は海水と混じり合い豊かな海産物を育てます。

それ故に、岩手のホタテは2年物でも大きく、海と山の栄養をたっぷり吸い込んだ上質なホタテが獲れるのです。岩手の海、そして山に感謝です。

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泳ぐホタテの貝柱 300g

釜石市の特産品

◆釜石らーめん

昭和30年頃の釜石のまちは、鉄鋼業と漁業で賑わっていました。製鉄所の社宅では、給料日に家族でラーメンを食べることが楽しみのひとつだったそうです。

この製鉄所の男たちや漁港の漁師たちを"注文から待たせない"ラーメンがつくられるようになった結果、「釜石ラーメン」の麺は極細になっていったと言われます。

ほど良いコシのあるこの「極細の縮れ麺」と「琥珀色に透き通った醤油味の淡麗スープ」がご当地ラーメンとしての「釜石ラーメン」の特徴です。

現在、市内では中華専門店や一般食堂、そば・うどん屋などで提供しており、麺・スープ・トッピングに各店舗ごとの違いがあります。

◆甲子柿

市内「甲子(かっし)町」の名産として知られるのが「甲子柿(かっしがき)」。渋柿を柿室(かきむろ)と呼ばれる密閉した空間で1週間ほど燻して脱渋した柿で、鮮やかな赤色はまるでトマトのよう。

デリケートで柔らかく、ゼリーのようにぷるんとした独特の食感を持ち、大変甘いのが特徴です。

ただし、消費期間が1週間程度と短く、これまでこの柿の存在を知っていたのは地元住民だけだったそうです。

遠方への出荷は不可能と考えられてきましたが、近年、いろいろな加工食品を開発したり、細胞を壊さずに急速冷凍することでおいしさを丸ごと閉じ込める方法が開発されたりしたことで、少しずつ全国に「甲子柿」のおいしさが届けられるようになってきました。

◆釜石かまだんご

鎌の形に似ていることから名付けられたと言われる「かまだんご」は、この地域に古くから伝わる郷土菓子。
各家庭それぞれの形や中身がありますが、いずれも米粉や小麦粉でモッチリとした生地をつくり、その中にトロリとした黒蜜が入っているのは共通。

釜石で育った人なら、パクっとひと口食べたときにトロっと出てきた黒蜜ソースで服を汚してしまった経験を、子ども時代に誰もがしていると言います。

そんな「かまだんご」をひと口サイズにして食べやすくしたお菓子が「釜石かまだんご」で、「かまだんご」の懐かしい味わいを再現したお土産品として近頃人気です。

2015年の「いわて特産品コンクール」では、「いわての物産展等実行委員会 会長賞」に入賞しました。

釜石市の観光資源

◆釜石市立鉄の歴史館

日本で初めて洋式高炉が稼動したまち、釜石市(※釜石市ホームページより)。その発展は、常に鉄と共にありました。

そんな釜石市と鉄の関わりや鉄の現在・過去・未来をわかりやすく学べる「鉄の殿堂」が、「釜石市立鉄の歴史館」です。

もともとは"日本近代製鉄の父"と言われる大島高任(おおしまたかとう)の偉業と釜石の製鉄に携わった先達の偉業を後世に伝えるために建設され、その後、鉄の総合的な資料館としてリニューアルオープン。

円筒形の吹抜ドーム内につくられた高炉の原寸大模型では、音と光と映像技術を駆使した最新の演出で釜石の鉄づくりの歩みを紹介。
鉄のおもちゃコーナーもある他、金属鋳造体験コーナーもあり、オリジナルのキーホルダーを作成できます。

◆釜石大観音

大平町鎌崎半島の釜石湾を一望できる高台に、1970年4月に建立された観音像が「鎌崎大観音」です。

高さ48.5mの白亜の魚籃観音像で、胎内は螺旋階段で登れるようになっており、拝殿や三十三観音安置室などのある1~3階を経て4~10階は七福神胎内めぐり(下の階から順に弁財天、恵比須、大黒天、福禄寿、毘沙門天、寿老人、布袋)、11~12階は観音様の抱く魚の上に出る展望台になっています。

隣接する仏舎利塔には、1975年にスリランカ共和国から寄贈されたお釈迦様のご遺骨(仏舎利)をお祀りしています。

なお、「釜石大観音」は「恋人の聖地プロジェクト」により恋人の聖地に選定されており、ハート型のモニュメントがあります。

◆釜石まつり

「尾崎(おさき)神社」と「釜石製鐡所山(さん)神社」の合同祭として、毎年10月、第3日曜日を含む金・土・日曜日に開催されるお祭り。

中日には、「尾崎神社」本宮から船で市内にある里宮にご神体を奉遷する「曳き船まつり」が行われ、虎舞や神楽を乗せた十数隻の船が大漁旗をなびかせながら釜石港内をパレードする様は壮観です。

最終日は、虎舞や神楽、山車、手踊りの他、両神社の神輿が市内目抜き通りを賑やかに進んでいきます。

あとがき

1978年から日本選手権を7連覇した"北の鉄人"「新日鉄釜石ラグビー部」を生んだまち、釜石市。2019年に日本で開催される「ラグビー・ワールドカップ」では、全国12会場の中で唯一の新設である「釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアム」を提供するなど、"ラグビーのまち"として盛り上がっています。

釜石市のふるさと納税の使い道としても、「"ラグビーのまち・釜石"のために」を選ぶことができます。ラグビーを使ってさらにまちを盛り上げたり、子どもたちの未来のために活用したりするそうなので、ぜひご検討ください。

釜石市紹介ページ

釜石市のお礼品一覧

※2019年8月5日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。

※ご紹介している内容は記事の公開日時点の情報です。最新情報については公式ホームページなどをご確認ください。

※参考・参照元
・釜石市公式 ホームページ(http://www.city.kamaishi.iwate.jp/)
・いわて産業振興センター(http://www.joho-iwate.or.jp/bussan/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店

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