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たまごかけごはんを食べるため、県外からも人が続々!/岡山県美咲町【ふるさと納税・自治体事典】

「たまごかけごはん」で有名なまち、美咲町(みさきちょう)。「たまごかけごはん」を提供するためにつくられたお店「食堂かめっち。」は、連日、大勢の人で賑わっています。また、「紫苑」や「ピオーネ」といったブドウ、「亀甲駅(かめのこうえき)」のユニークな駅舎などでも知られる、美咲町をご紹介します。

美咲町の概要

美咲町(みさきちょう)は、岡山県中央部に位置する、2005年3月22日に久米郡内の旧中央町(ちゅうおうちょう)、旧旭町(あさひちょう)、旧柵原町(やなはらちょう)の3町が合併して誕生した町で、人口は1万4000人あまり。

65歳以上の高齢者が多く、いろいろな施策を活発に実行に移して美咲町の新しい未来をつくるべく、まちでは2006年に「世界にはばたく『元気』な美咲町」を将来像として掲げました。

そして「美しく咲くまち美咲町『元気』ガーデンプロジェクト」と銘打ち、「若者定住・少子化対策プロジェクト」「協働のまちづくりプロジェクト」「全町光ファイバープロジェクト」「全町美咲バスプロジェクト」といった4つの重点プロジェクトや、各種の小さな施策も実施し、今後のまちの発展を官民一体となってつくろうとしています。

主な産業はナシやブドウなどの果樹、そして稲作や養鶏。町出身のジャーナリスト、岸田吟香(きしだぎんこう)が愛好したと言われていることや「日本棚田百選」に選定された棚田から採れるお米、そして西日本最大級の養鶏場があることから、「たまごかけごはん」を使った町おこしも行っています。

●人口:1万4189人(2019年4月30日現在)
●町の花:サツキ、キク
●町の木:サクラ

さとふるから申込めるお礼品はコレ!:美咲町の名産品・特産品

◆ぶどう(紫苑) 約2kg

このお礼品は、最近注目を集める初冬に旬を迎える珍しい品種のぶどうで、強い甘みとジューシーな味わいを楽しめる「紫苑(しえん)」。

気品漂うワインレッドの果皮が美しい「紫苑」は、「紅三尺(べにさんしゃく)」と「赤嶺(せきれい)」を交配して生まれました。

岡山県では10月の下旬ごろから収穫が始まり、12月中旬ごろまで出荷されているようですが、晩生種で、貯蔵性も高いため、お正月頃までの出荷も可能な品種とされています。

また、肉質はやわらかで甘い果汁をたっぷり含み、皮離れも良く、種がないため小さいお子さまでも食べやすいぶどうです。
岡山県の誇る珍しい冬ブドウをぜひご賞味ください。

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ぶどう(紫苑) 約2kg

◆千屋牛ステーキ800g

和牛のルーツ「千屋牛」 岡山以外ではあまり食べる事ができない希少なブランド牛「千屋牛(ちやうし・ちやぎゅう)」。

中国地方で改良された優れた和牛の系統を「つる牛」と呼びますが、「千屋牛」は日本最古の「つる牛」とされることもあるなど、伝統ある高品質のブランドとして知られている和牛です。

きめ細かな霜降りと肉の甘みに上質の味わいがあり、霜降りと赤身とのバランスも絶妙です。

うま味の素である良質のアミノ酸と不飽和脂肪酸が多いことで生まれるやわらかな食感と香りが、和牛本来の味を引き立てています。

ジューシーな舌触り、凝縮したうま味が口の中に広がる、高評価の和牛をぜひご堪能ください。

■生産者の声
岡山県産の「千屋牛」を、多くの方々に召し上がっていただきたいと思います。
限定数量で限りがありますが、これぞまさに「和牛のルーツ」と思っていただけると思います。

脂の甘みを感じていただくようシンプルに塩や山葵などを付ける召し上がり方を推奨しています。

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千屋牛ステーキ800g

◆小島梨園の新雪梨 4kg

このお礼品は、提供事業者「小島梨園」のあっさりした味わいの新雪梨です。

晩生梨で、大きくてさっぱりとした、食べやすい梨です。ぜひご賞味ください。

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小島梨園の新雪梨 4kg

◆ピオーネ 約2kg(4房)並

このお礼品は、くだもの王国・岡山が誇る定番ブドウです。

美咲町は豊かな自然に囲まれたぶどう栽培の盛んな地域です。ピオーネは、大粒で甘い果汁がたっぷり詰まった食べ応えのあるぶどうで、果肉の滑らかな舌触りと上品な風味を楽しむことができます。

コクのある甘みと爽やかな酸味のバランスが良く、食べやすいので子どもから大人まで大変人気があります。ぜひ、ご賞味ください。

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ピオーネ 約2kg(4房)並

美咲町の特産品

◆たまごかけごはん

日本で初めて卵かけご飯を食べ、そのおいしさを広めたとされるのが、明治時代を代表するジャーナリストであり、実業家としても名を残す岸田吟香(きしだぎんこう)氏。

彼が美咲町出身であったこと、そして町内に西日本最大級の養鶏場があることから、まちが町おこしのキーワードとして選んだのが「たまご」でした。

その第1弾としてつくられたのが、養鶏場からの新鮮卵を使用した「たまごかけごはん」で、2008年1月には「食堂かめっち。」がオープン。

養鶏場からは車で10分程度。常に産みたての新鮮な卵を供給できる場所にあります。

「たまごかけごはん」の他にもオムライスや卵焼き、親子丼がメニューに加えられ、昔を懐かしむ中高年やたまごかけごはんが珍しい若者たちで連日賑わっているそうです。

また、ご飯は町内の棚田で栽培した「棚田米」を使用、醤油や味噌、漬物も地元産を使うなど、卵以外の材料も「美咲町産」にこだわっています。

また、この醤油をベースにした「しそ、のり、ねぎ」の3種のオリジナルのタレ3種類を開発。このタレ目当てに遠方からもお客さんがいらっしゃるそうです。

◎「Most people to pass an egg」でギネス記録を更新!
2019年3月10日、美咲町は競技名「Most people to pass an egg」(正式名)という種目でギネス世界記録を更新することに成功しました(会場:美咲町中央運動公園内総合体育館)。

これは"スプーンを使い、リレー方式で生卵をパスした最多人数"を競う競技で、それまで青森県の企業が持っていた283人という記録を破って美咲町が「353人」を達成! ギネス世界記録として認定されました。

まちのPR活動に利用した「たまごかけごはん」が話題となったこともあり、それ以来、美咲町では「卵」のことを大切な地域の宝である「子ども」に例えているそうです。

まちの"宝"である子どもたちのことでもある"卵"を、たくさんの大人たちが優しくリレーし、割れることなく最後までつなげられたことは、美咲町の未来にとっても大変、意味のあることでした。

◆じぇらいす

「たまごかけごはん」に続いて、町おこし第2弾として開発されたジェラートです。

地元の美作大学などの協力を得て開発されたもので、原材料として農家の方の愛情がこもった地元産「棚田米」と「岡山県畜産研究所」の搾りたての生乳を使用し、県民ふれあい施設「まきばの館」の工房でつくっています。

なお、4月から9月までの期間限定販売となります。

美咲町の観光資源

◆まきばの館

県民が畜産に対する親しみや理解を深めることを目的につくられた県民ふれあい施設が、「まきばの館」です。

雄大な自然の中でピクニックや動物たちとの触れ合いを楽しむことができる他、6月中旬~7月中旬に見頃を迎えるラベンダー園、セージやカモミールなど多くの花を楽しむことができるハーブ園、アスレチック広場や遊具、遊歩道が整備された公園施設、ふれあい動物広場などがあります。

また、搾りたての生乳でつくったソフトクリームやヨーグルト、ハムやソーセージなどの肉加工品を味わえるレストランも併設。ジャンボシュークリームは名物になっています。

他にも、「まきばの館感謝祭」といった季節ごとのイベント、アイスクリームつくり体験、クラフト体験などの体験コーナー、西日本屈指の広さを誇るドッグランや遊歩道、展望台なども整備されており、家族でもグループでも1日中楽しめる施設となっています。

施設は駐車・入園無料です。ぜひお弁当をつくってお出かけください♪

◆亀甲駅

「亀甲駅(かめのこうえき)」は、JR津山線の岡山駅と津山駅の間にある駅の名前です。

この亀甲駅は、駅舎自体が亀をかたどっており、屋根も亀の甲羅模様。おまけに、屋根からは両目(※夜になると光ります)に時計がはめ込まれた巨大な亀の頭が突き出ていることで、地域では有名なスポットとなっています。

また、駅舎では本物の亀を飼育している他、亀の形をしたオブジェがたくさん展示してあります。さらに、「食堂かめっち。」で使っている「たまごめし醤油」や「たまごかけごはんキティーストラップ」などの購入も可能。亀甲駅特製の記念スタンプも設置してあります。

◆大垪和西の棚田

「大垪和西(おおはがにし)の棚田」は、美咲町の標高400mの山間部に360度のすり鉢状に広がる棚田で、1枚が1枚が比較的大きく、総面積は約42ヘクタール(東京ドーム9個分)と、瀬戸内地域でも最大級の規模を誇ります。

場所によっては70~80段の段数があり、全部で約850枚の棚田の鎬模様が織り成す景観は見事のひと言。
たくさんのビューポイントを巡る周遊コースも整備されており(車なら約10分、徒歩なら約90分程度で一周)、駐車場やトイレを完備した「大垪和西棚田公園」も整備されています。

1999年7月26日に農林水産省が選出した「日本の棚田百選」にも選ばれました。その際に作成されたパンフレットでは表紙を飾っているそうです。

あとがき

美咲町では町おこしのテーマとして「美咲黄福物語」を設定し、これに基づいたプロジェクトをさまざま推進しています。「たまごかけごはん」や「じぇらいす」の開発もその一環。
ちなみに、「黄福」とは、卵の「黄色」と「幸福」をかけ合わせた言葉です。今後はどんな"黄福"に出会えるのか楽しみですね♪ そんな美咲町を、ぜひ訪れてみてください。

美咲町紹介ページ

美咲町のお礼品一覧

※2019年6月3日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。

※ご紹介している内容は記事の公開日時点の情報です。最新情報については公式ホームページなどをご確認ください。

※参考・参照元
・美咲町公式 ホームページ(https://www.town.misaki.okayama.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店

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