真夏に黄色く咲き誇るひまわり畑が絶景!/兵庫県佐用町【ふるさと納税・自治体事典】
"ひまわりのまち"として知られる佐用町(さようちょう)。シーズンには120万本が開花し、訪れる人を楽しませています。特産品の「佐用もち大豆」がよく知られている他、陰陽師のスター、安倍晴明ゆかりの地とも言われる佐用町をご紹介します。
佐用町の概要
兵庫県西部に位置する佐用町(さようちょう)。
美しい棚田に清流、幻想的な朝霧や畑一面に咲き誇るひまわり、無数にまたたく星、そして四季折々の色鮮やかな風景が自慢のまちです。
そんな美しい風土の中、人々は誇りとこだわりを持って「佐用もち大豆」をはじめとするさまざまな農産物や特産品の数々をつくり出しています。
●人口:1万6243人(2019年1月1日現在)
●市の花:ヒマワリ
●市の木:イチョウ
さとふるから申込めるお礼品はコレ!:佐用町の名産品・特産品
◆もち大豆みそ(1kg×4個入り)
このお礼品は、地元の主婦たちが、昔から伝わる家庭の味を多くの人に味わってもらいたいと、地元の材料にこだわって仕上げた「もち大豆みそ」。
「もち大豆みそ」は「夢さよう」(※もち大豆の総称)の中でも、原種保存農家から採取された種子により収穫され、基準を満たしたものだけに付与される「さようもち大豆」を使用しています。
麹用の米は、試行錯誤の末、やはり従来使用最適とされた地元農家の契約栽培による「日本晴(にっぽんばれ)」の一等米、赤穂の「あらなみ塩」のみで仕込んでいます。
また、麹菌の活動が進行中の生みそですから、早すぎても遅すぎても味に影響が出ます。専門機関の適期検査の結果を大切に考え、もっともおいしい時期に皆さまのもとにお届けできるよう取り組んでいます。
本品は、素朴で懐かしい味がすると好評の「もち大豆みそ」です。
■生産者の声
ぜひ、佐用ならではの田舎の味をご賞味ください。
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もち大豆みそ(1kg×4個入り)
◆バターどら焼き5個入りと【黒糖サブレ】南光浪漫15個入り
このお礼品は、特製塩バターをサンドしたどら焼きと、3つの味が楽しめる黒糖サブレのセットです。
〇バターどら焼き
構想約10年。冷やしてもおいしいバターどら焼きが、一昨年完成しました。
バターが入っているので、冷やしたときでもどら焼きの生地が硬くならないよう試行錯誤。
洋菓子のスポンジやパンケーキのようではなく、和菓子のどら焼きらしい、味わい深い生地に仕上げました。
コクのある生地と、自家製半つぶあんと、塩入特製バターのハーモニーをお楽しみください。
〇【黒糖サブレ】南光浪漫
黒糖を使用した、サクサクとした素朴なサブレです。アーモンド、ごま、ピーナッツ3種類の味を楽しめます。
「南光浪漫」という名前の由来は、今から10数年前、佐用郡4町が合併し、提供事業者「和菓子処 杵屋」のある旧南光町は、その名前が地図上から消えてなくなってしまいました。
そこで「南光」の名前をこのサブレに残したとのこと。素朴であじわい深く、のどかだった南光町に思いを馳せ、命名されました。
■生産者の声
「杵屋」の70年の歴史からすると比較的新しいお菓子になります。ただ、それぞれ長年の経験、失敗、実績、そして何より大切な皆さま方の声を生かして生まれたお菓子です。
まだまだこれからも低姿勢で日々精進してまいります。
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バターどら焼き5個入りと【黒糖サブレ】南光浪漫15個入り
◆ひまわり油、ビーフカレー、ひまわりドレッシングセット
このお礼品は、佐用町産ひまわりの種子から搾油したひまわり油とそのひまわり油を使った食品のセット。
佐用町名物・ひまわり畑で無農薬栽培されたひまわりの種子から、全国に数台しかない搾油機で薬品処理をいっさい行わずに搾油した、希少な一番搾りのひまわり油です。
美しく濃厚な黄金色をしたこの油には、オレイン酸・ビタミンEなど身体にうれしい栄養素がたっぷり。
野菜料理に肉料理に、炒め物に天ぷらにサラダにピザトーストに...。香ばしさとコクのあるひまわり油を、普段のお料理に気軽にプラスするといつものお料理がワンランクアップ!
ひまわり油と、ひまわり油に厳選した材料を加え、化学調味料を使用せず風味豊かに仕上げた健康ドレッシング、そしてひまわり油を加え、数種類の野菜とキノコ・ビーフを煮込んだこだわりカレーのセットとなります。
■生産者の声
佐用町産のひまわりの種子を南光ひまわり館で搾油・精製した、100%佐用町産のひまわり油です。薬品処理をいっさい行わず、添加物不使用で製造した、安心安全なひまわり油とそのひまわり油を使った品々をセットにしています。
ひまわり油で健康的な食生活をはじめませんか?
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ひまわり油、ビーフカレー、ひまわりドレッシングセット
◆田舎民泊 ゴトンボ荘 1棟貸切(1泊)宿泊券【平日限定】
2016年6月にオープンした「ゴトンボ荘」は、古民家風の一軒家を利用して、田舎暮らしを体験できる民泊施設。
このお礼品は、豊かな自然の中で四季折々の美しい風景に癒やされながら、「ゴトンボ荘」で一泊できる宿泊券。
古民家風の外観ですが、中は最新のキッチンやバス・トイレを完備しており、快適に利用できます。囲炉裏もありますので、ご家族やお友達とぜひ囲んで、楽しいひと時をお過ごしください。
また、バーベキューセットも一式揃っており、外にはペット舎もあります(小型犬や猫はゲージでペット舎にいれます)。
「陶芸体験」や「3Dプリンター体験」「ホタル見物」など、さまざまな体験プランも用意されています。そちらもぜひお楽しみください
■生産者の声
地元住民で運営している民泊施設「ゴトンボ荘」です。ぜひ一度、佐用町長谷地域へお越しいただき、田舎暮らしを体験してみてください。ご利用お待ち申し上げております。
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田舎民泊 ゴトンボ荘 1棟貸切(1泊)宿泊券【平日限定】
佐用町の特産品
◆佐用もち大豆
「佐用町にしかない大豆を」との想いで栽培が開始された「佐用もち大豆」は、佐用町の人々、そして風土が長年育んできた大豆であり、味噌などの加工品として多くの人に愛用されてきました。
独特のもちもちした粘りや甘味、そしてコクと旨みがあり、さらに大粒でボリューム感があるといった優れた特徴を持つ大豆です。
今や特産品となっている「佐用もち大豆」。昼夜の寒暖差が大きく、千種川(ちくさがわ)水系の豊かな水源に恵まれた風土から毎日のように発生する朝霧。このような気候がこの良質な大豆を育む要因となっています。
また、現在栽培されている優れた系統を守るため、種子は町内で栽培管理しています。さらに、種子の親である「原種」、さらにその親である「原々種」も町内のみで栽培管理。優良系統を選抜し続けることで、独自の特性を守っているとのこと。
なお、「佐用もち大豆」は、2019年5月8日、農林水産物や食品を地域ブランドとして保護する国の「地理的表示保護制度」に、豆類として全国で初めて登録されました。
〇佐用もち大豆を使った加工品
そもそも佐用町では、女性グループによる味噌加工が盛んに行われていたそうです。
そこでより加工品に適した大豆「佐用もち大豆」の栽培が始まりました。コクを活かした味噌や豆腐などの加工品が人気となり、同時に栽培面積も広がっていきました。
現在は75ヘクタールにまで拡大。町内の大豆栽培面積の大部分を占めています。
今回、お礼品としてご紹介した「もち大豆みそ」の他にも、「佐用もち大豆」を100%使用し、赤穂の天然にがりだけでつくった昔ながらの手づくり豆腐「もち大豆豆腐」や、「佐用もち大豆」と昆布を使用し、丁寧に煮込んだ「もち大豆煮豆」、さらに「佐用もち大豆」と佐用町産のお米を使用した「三日月みそ」も好評です。
佐用町の観光資源
◆南光ひまわり畑
休耕田を利用し、町内全域でひまわりを栽培する"ひまわりの町"、佐用町。とくに南光地域は、7月上旬から8月上旬にかけ、時期と地区をずらして町内6地区で約120万本のひまわりが開花します。
また、7月中旬~下旬頃の見頃に合わせて、「南光スポーツ公園」周辺を会場として「ひまわり祭り」も開催されます。
約25種類のひまわりが咲き誇る「世界のひまわり園」の他、「ひまわり迷路」や地元特産品の販売、ミニSL試乗会、そうめん無料試食会、工作コーナーなど、たのしい催しも盛りだくさんの内容です。
なお、見頃を過ぎたひまわりは、種を収穫して「南光ひまわり館」で搾油します。
そしてオレイン酸やビタミンEが豊富な特産品の「ひまわり油」として販売され、これも人気となっています。
◆兵庫県立大学西はりま天文台
公開望遠鏡として世界最大を誇る「なゆた望遠鏡」(※兵庫県立大学西はりま天文台ホームページより)を有する公開天文台。
研究員が操作して天体観測する望遠鏡の他、上級者向けの天体望遠鏡を設置したサテライトドームや初心者向きの望遠鏡があるファミリードームなどがあり、観測者のレベルや目的に合わせた天体観測が可能です。
宿泊施設もあり、宿泊客は毎日、一般の来館者は土日祝日に観望会に参加できます。
天体観望会は毎夜開催されており、CGでも写真でもない本物の宇宙を体感できると好評です。
宇宙・天文についての知識を深められる講座やさまざまな楽しいイベントを開催している他、デイキャンプ場や四季折々の草花を楽しめる花畑、ロッジなどが揃った公園施設です。
◆佐用町昆虫館
「佐用町昆虫館」は、山間にひっそりとたたずむ、小さくてアットホームな昆虫館。「こんな昆虫館があったらいいなという夢をみんなで実現しました」という、「こどもとむしの秘密基地」のような施設です。
昆虫をはじめ、各種生物の標本展示や、観光省の「名水100選」にも選出された「千種川」周辺の自然の紹介、そして子どもたちを対象とした体験プログラムなどを行っています
生きた昆虫に触れられる機会が多く、「ふるさとの自然のありのままの姿に触れられる」と多くの大人や家族連れが訪れる、まちの隠れた人気スポットとのこと。
4月から10月の間の土日祝日のみの開館。入場は無料です。
◆倍晴明塚と芦屋道満塚
棚田が広がる大木谷(おおきだに)には、平安時代に活躍した陰陽道の大家「安倍晴明(あべのせいめい)」と「芦屋道満(あしやどうまん)」を祭った塚があります。
陰陽師の双璧と言われる安倍晴明と芦屋道満。このふたりが最後の死闘を繰り広げたと伝わる場所が佐用町です。ここには谷を挟んで二人の碑が対峙して祭られており、全国的にも極めて珍しい場所と言われ、多くのファンが訪れる場所となっています。
また、塚の他にも両者が矢を放って戦ったと言われる「やりとび橋」や、道満の首を洗ったとされる「おつけ場」などの史跡もあります。
あとがき
安倍晴明と芦屋道満、決戦の地となった佐用町・江川地域。ゆかりの地でふたりの戦いに思いをはせるのも一興です。ちなみに佐用町には、もうひとつ重要な決戦の地があり、それが宮本武蔵13才の時の"初決闘の場"です。どちらもファン垂涎の歴史スポットです。そんな佐用町を、ぜひ訪れてみてください。
※2019年5月14日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※ご紹介している内容は記事の公開日時点の情報です。最新情報については公式ホームページなどをご確認ください。
※参考・参照元
・佐用町公式 ホームページ(http://www.town.sayo.lg.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店