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全国に知られる「毛呂山のゆず」の産地/埼玉県毛呂山町【ふるさと納税・自治体事典】

毛呂山町(もろやままち)の特産物といえば「ゆず」がよく知られています。昭和の始め頃、桂木地域(現在の滝ノ入地区周辺)で栽培が始まったゆずは、「桂木ゆず」として広まりました。その後、さらに栽培地域を広げ、今ではブランドゆず「毛呂山のゆず」として全国に出荷され、人気となっています。ここでは、そんな毛呂山町をご紹介します。

毛呂山町の概要

毛呂山町(もろやままち)は、埼玉県の南西部に位置し、東京都心から約1時間で訪れることのできる自然豊かな町です。

西部には山林が広がり、その中心に農業用灌漑貯水池である鎌北湖(かまきたこ)があります。また、中央部から東部にかけて越辺川(おっぺがわ)や高麗川(こまがわ)といった河川が、東部に広がる水田地域を形成します。

平安時代を起源とする「流鏑馬」、日本最古の産地のひとつである「ゆず」、武者小路実篤が築いた「新しき村」、さらに箕和田湖(みのわだこ)、ゆずの里オートキャンプ場、宿谷の滝(しゅくやのたき)といった歴史、文化、観光資源に彩られた町です。

●人口:3万3838人(2019年2月1日現在)
●市の花:キク
●市の木:ユズ
●市の鳥:メジロ

さとふるから申込めるお礼品はコレ!:毛呂山町の名産品・特産品

◆ゆずジャムと季節の漬物セット

このお礼品は、そのままでもおいしくいただけて、肉料理や魚料理の味付けとしてもお勧めのゆずジャムと、季節の漬物のセットです。

ゆずジャムは年間を通してのお届け。
漬け物は、たとえば夏には梅干し・甘露桜・甘酢らっきょう漬、冬にはゆず巻き・ゆず大根の組み合わせなど、季節に合わせたおいしい漬物をお届けします。

■生産者の声
毛呂山でとれた季節の野菜を大切に使わせていただき、味付けもあまり濃すぎないように漬けてあります。ぜひご賞味ください。

◎内容
・ゆずジャム 180g×2個
(季節に合わせたお届けの一例)
・甘酢らっきょう漬 150g×2個
・梅干し 250g
など

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ゆずジャムと季節の漬物セット

◆スカイパーク毛呂山 パラグライダー体験(1名分)

都心から程近い、パラグライダー専用の体験&練習場「スカイパーク毛呂山」の提供による、「パラグライダー体験(1名分)」です。

初心者を対象とした単独フライトとなり、緩い斜面からのショートフライトで、一人用パラグライダーで飛ぶコースです。

高さが怖い、始めてみたいけどどういうスポーツかわからない、という方もトライすることができます。ライセンス取得を考えている方にもお勧め。

池袋から電車で約1時間の東毛呂駅までお越しください。駅より送迎で5分、徒歩で約25分です。

■スタッフの声
初めての方でもパラグライダーを体験できます。最初は緩やかな斜面からスタートし、徐々に斜面上の場所から体験できます。ぜひお楽しみください。

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スカイパーク毛呂山 パラグライダー体験(1名分)

◆果実のささやき6本セット

このお礼品は、人気のリキュール6種類を、1度に楽しめるセットです。

優しく爽やかな香りと、甘いだけでなく程よい酸味がさっぱりとした後味を残してくれる「温州みかん」。

「アップル&ピーチ」は、りんごと桃をバランスよくブレンドすることで、甘さがあるのに、すっきりとした飲み口に仕上がっています。

「レッドグレープフルーツ」は、酸味と独特のほのかな苦味がクセになります。

その他にもシークヮーサー、オレンジ&マンゴー、ぶどうなどいずれも天然果汁たっぷりのリキュールです。

お好みに応じてストレート、ロック、ソーダ割で楽しむことができます。保存料、着色料は使用しておりません。

◎内容量
・果実のささやき 温州みかん 300ml
・果実のささやき オレンジ&マンゴー 300ml
・果実のささやき シークワーサー 300ml
・果実のささやき ぶどう 300ml
・果実のささやき アップルピーチ 300ml
・果実のささやき レッドグレープフルーツ 300ml

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果実のささやき6本セット

◆純米吟醸原酒 武蔵野 720ml 2本セット

地産地消にこだわって、埼玉県産の酒造好適米を使用した純米吟醸原酒「武蔵野」のセットです。

「ブラック」には埼玉県坂戸(さかど)産の山田錦を、「ホワイト」には埼玉県の酒造好適米である「さけ武蔵」を100%使用しています。

「ブラック」は穏やかな香りと発酵由来の微発泡感が特徴。一方でホワイトは、華やかな香りとすっきりとした飲み口が特徴となっており、酒質がかなり異なります。ぜひ飲み比べて味わいの違いをお楽しみください。

提供は、毛呂山町の地酒、地ビール、地ワインの醸造元である「麻原酒造(越生ブリュワリー)」です。

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純米吟醸原酒 武蔵野 720ml 2本セット

毛呂山町の特産品

◆桂木ゆず

日本には、奈良時代に中国から伝わったとされる「ゆず」。薬用や調味料として、その独特の香りや酸味は人々に愛用されてきましたが、多くは屋敷の周りなどに植えられ、自家消費されていたそうです。

そんな中で毛呂山町、とくに滝ノ入、阿諏訪、大谷木地区は全国でも数少ない、古くから本格的な栽培が行われてきた土地であり、江戸後期に成立した「新編武蔵風土記」の中にゆずを栽培している旨の記述がある他、1931年頃に書かれた郷土誌にも400個入りの箱で年に350から400箱を生産し、東京の市場に「桂木柚子」の名前で出荷されていると記されており、こうしたことから毛呂山町は日本で最古のゆずの産地のひとつと言われています。

昭和の初期には、毛呂山町滝ノ入地区の財産家・串田市太郎氏が日本人の食生活の変化を見越し、将来はゆずなど"香りを食べる時代が来る"と考えて農園で本格的な栽培を始めるなど、この地のゆず栽培は大きく発展。「桂木ゆず」のブランドは全国区となり、1960年代には全国有数の産地として知られるようになったとのことです。

◎ゆず祭り
地域を挙げてゆずのPR活動を行うためのお祭りで、毎年12月の第2土・日曜日に開催されています。

箱入りゆず、冬至用ゆずをはじめ、「桂木ゆず」を使ったゆず味噌、ゆずジャムなどの加工品も販売! けんちん汁の無料サービスも行われます。

◆豚玉毛丼

「豚玉毛丼(ぶったまげどん)」は、毛呂山町の人気ご当地グルメ。毛呂山産の米や豚肉、玉子を甘辛いタレで煮込んだ丼飯に、町の特産・ゆずを絞りかけて香りを添えます。

現在、約10店舗程度で提供されており、どのお店でも1食650円で提供されています。

毛呂山町の観光資源

◆滝ノ入・ローズガーデン

このバラ園「滝ノ入・ローズガーデン」は、2000年に滝ノ入地域の活性化を目指した「もろもろ町おこし事業」の一環としてボランティアの手によって始められ、2008年に現在地に移転、2009年にリニューアルオープンしました。

毎年5月下旬から6月上旬に「春のバラまつり」が、そして10月下旬から11月上旬には「秋のバラまつり」が行われ、このお祭りの期間にのみ入園することができます。

周りを山に囲まれ、周囲の自然と一体になった美しいバラ園であり、455平方mの園内には350種類1500株以上のバラが植えられています。

また、長いバラのアーチが設置されていて絶好の撮影スポットになっていたり、散策道を楽しんだりできる他、バラ園では農産物の加工品販売やバラの苗木販売も行っています。

ちなみに、そばには「ゆずの里オートキャンプ場」があり、豊かな自然の中、サワガニや鯉、オタマジャクシなどを見ることができ、夜にはフクロウの声も聞こえてきます。
設備としては、シャワー室や洗濯機が用意されている他、バーベキュー用品のレンタルも行っています。

◆鎌北湖

周囲約2km、水深20メートル、貯水量30万立方メートルの人造湖「鎌北湖(かまきたこ)」は、農業用貯水池として1935年に完成しました。

春は桜やツツジ、秋は紅葉が美しいことで知られ、「奥武蔵自然歩道」の入り口になっていることもあり多くのハイカーが訪れる湖です。

また、スワンボートや手漕ぎボート、ヘラブナ釣りを楽しむことができ、休日は家族連れなどで賑わいます。

◆桂木展望台

海抜300メートルのところにある、関東平野が一望でき、東京スカイツリーも肉眼で確認することができる展望台です。

日の出スポットにもなっていて、元旦には都心の高層ビル群の向こうから昇る日の出を見ようと県内外から多くの人が集まります。

ちなみに、この地の名前は行基が東国行脚をした際、大和の葛城山(かつらぎさん)に似ているところから「桂木」と名づけたと伝えられています。
また、展望台の近くには、その行基が創建したと伝えられる「桂木観音」があり、千手観音立像を安置しています。

◆獅子ヶ滝

「県立黒山自然公園」の特別地域に指定された、阿諏訪川(あすわがわ)の源流付近にある滝。
滝入口にある「獅子ヶ滝」の石碑を目印に山道を少し入ると、うっそうとした杉木立に囲まれた、高さ約3mの滝が現れます。

細く小さな滝ながら、何段にも跳ねて流れ落ち、苔むした岩壁に囲まれた趣ある滝です。

◆出雲伊波比神社の流鏑馬

出雲伊波比神社(いずもいわいじんじゃ)の流鏑馬(やぶさめ)は、源義家が奥州平定の後、この地で流鏑馬を奉納したのが始まりと伝えられ、武芸というよりは地域のお祭りとして950年以上前から受け継がれています。

現在、春(3月第2日曜日)と秋(11月3日)の年2回開催されており、春の流鏑馬は6歳までの幼児が射手となる、1日だけのお祭りです。

一方、秋の流鏑馬は、町内の小・中学生の中から乗り子と呼ばれる射手が選ばれ、祭りの日まで稽古やさまざまな行事を通じた禊(みそぎ)を繰り返し、本祭りの流鏑馬にのぞみます。

疾走する馬から矢を射る矢的(やまとう)やムチ、扇子、ノロシなど多彩な馬上芸に見物客は拍手喝さいとなります。

あとがき

古くからゆずの栽培が盛んだった毛呂山町。加工品の生産も活発に行われており、ゆず巻やゆずジャム、ゆずワインやゆずうどんなど多彩です。
また、畑で自分の目で木を選び、管理は農家にお任せできる「桂木ゆずオーナー制度」もあるので、シーズンには、ぜひ自分の手でゆずを収穫してみてください。

毛呂山町紹介ページ

毛呂山町のお礼品一覧

※2019年2月25日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。

※ご紹介している内容は記事の公開日時点の情報です。最新情報については公式ホームページなどをご確認ください。

※参考・参照元
・毛呂山町公式 ホームページ(http://www.town.moroyama.saitama.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店

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