古の風情を残す街道と絶景を望む城跡があるまち/岐阜県中津川市【ふるさと納税・自治体事典】
有名な中山道と街道沿いの宿場町がなんともノスタルジックな風情を残し、日本城郭協会が選定した「続日本100名城」に選ばれた「苗木城(なえぎじょう)」からは360度の大パノラマが...。歴史の遺物に恵まれていると同時に、リニア中央新幹線の駅ができるという、未来に向けた大きなポテンシャルも秘めたまち、中津川市をご紹介します。
中津川市の概要
中津川市は岐阜県の東南端に位置し、東は木曽山脈、南は三河高原に囲まれ、中央を木曽川が流れる自然豊かなまち。
古くから、東山道(とうさんどう)、中山道、飛騨街道などが通る交通の要衝として栄えてきました。
京都と江戸を結び、全長534kmもある中山道は江戸時代の五街道のひとつ。
69もの宿場が置かれ、そのうちの17宿、126.5kmが岐阜県の美濃地方を横断し、当時の風情を色濃く残しています。
他にも、歴史を感じさせる風景をたくさん見ることができますが、国の史跡に指定されている「苗木城(なえぎじょう)跡」もそのひとつです。
市内を東西に貫流する木曽川の右岸にそびえる城山(432m)に築かれた苗木城。その最大の特徴は、自然の巨岩をそのまま活用した石垣で、年代によって積み方が異なる石垣は全国的にも珍しいとのこと。
頂上の展望台からの景色は絶景で、秋から冬の早朝には、タイミングが良ければ雲海が広がる幻想的な景色が見られます。
また、江戸時代から明治時代は地芝居(素人歌舞伎)の全盛期で、この地域にもたくさんの劇場形式の芝居小屋が建てられました。
県の「指定重要有形民俗文化財」である「かしも明治座」もそのような芝居小屋のひとつで、時代とともに多くの芝居小屋が取り壊されていく中、現在も歌舞伎の上演やコンサートなどが行われ、盛況となっています。
なお、普段は無料で見学することができ、ガイドの話を聞きながら舞台裏や楽屋、廻り舞台、奈落などを見ることができます。
特産物としては、中津川市が発祥と言われている和菓子、栗きんとんや五平餅が全国的に知られています。
他にも、豊かな自然環境の中で育まれた飛騨牛、東濃桧(とうのうひのき)からつくられた木工品などが特産です。
2027年はリニア中央新幹線開業に伴い、岐阜県駅と中部総合車両基地が設置される予定です。
●人口:7万6871人(2018年10月1日現在)
●市の花:サラサドウダン
●市の木:コウヤマキ
さとふるから申込めるお礼品はコレ!:中津川市の名産品・特産品
◆WARM TECH icecream SPOON(ウォームテックアイスクリームスプーン)
手の温かさが「さっ」と伝わり、「すっ」と溶ける、アイスクリーム専用のスプーン
宇宙開発技術から生まれた、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を採用した、アイスクリーム専用のスプーンです。素材は細い糸のような炭素繊維を特殊な加工技術で薄い板にして複数枚重ね加熱して硬化させ作られます。 高い熱伝導率を有するのが特徴で、手の体温を素早くスプーンに伝え、冷凍庫から出したカチカチのアイスも「すっ」と入ります。口あたりもなめらかなアイスクリームをおいしく食べる事ができます。
加工はウォータジェット加工機で切出しをしているので切断面は滑らか、さらに熟練の手作業によって丁寧に仕上げ加工が施されています。最近の高級アイスクリームは空気の含有量が少なく固まりやすいですが、このスプーンがより快適なデザートタイムを演出してくれます。
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WARM TECH icecream SPOON(ウォームテックアイスクリームスプーン)
◆「結粋」:お弁当箱(お重M2段)
長良スギを活用した新しい木のカタチをテーマに、木製食器やインテリア雑貨ブランドを展開する「岐恵木工(ぎけいもっこう)・吉田」。
このお礼品は、「ハレの日に・普段使いに」あなただけの特別なお食事タイムを演出してくれるオリジナルブランド「結粋(Yui)」シリーズのお弁当箱です。
地元の木材を活用して新しい技術で製作した蓋は、テキスタイルのように美しくやわらかな杉の木を織り込んだ新しい木のカタチ。
杉の色彩豊かな木目のデザインは、食卓を楽しくスタイリッシュにしてくれます。
また、本製品は余分な水分を吸収するため冷めてもおいしく、ふっくらご飯の味わいを杉の木のほのかな香りとともに楽しむことができます。
■生産者の声
岐阜県中津川市「ご神木」の育つ環境で産出されました「杉」「桧」の間伐材を活用し、新しい技術で赤身と白身をはぎ合わせ、「反り・ねじれ」など狂いの生じにくい素材から出来上がりました「新しい木のカタチ」です。
自然な木目から出来上がりましたへリンボーンのようなデザインをお楽しみください。
間伐材の活用は豊かな森を育て環境保全につながります。暮らしの中で「木を使う」こと、それが森、自然、地球、私たちのくらし、そして子供たちの未来を守ることにもつながります。
日本の針葉樹と現代のくらし、森と人、人とひと、それらを結ぶ役割になればというのが、「結粋」のコンセプトです。
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「結粋」:お弁当箱(お重M2段)
◆まるごと大福セット(みかん大福8個・渋皮栗大福8個)
提供事業者「新杵堂(しんきねどう)」で人気の「まるごとシリーズ」2種類を、セットでお届けします。
「まるごとみかん大福」は、職人が厳選したみかんを特殊な仕込み製法で糖度14度~18度に仕上げ、そのままふわふわなお餅で包みこみました。
瑞々しいみかんをこだわりの包み方で大福にしているため、ひと口食べた瞬間、ジューシーな果汁が口いっぱいに広がります。
新杵堂自慢の、白手亡豆(しろてぼうまめ)の白餡で、 みかんの酸味が出過ぎないように仕上げました。
「まるごと渋皮栗大福」は、大粒な栗を職人が厳選し、その旨みが凝縮されている渋皮部分をまるごとじっくり煮込んで仕上げています。
なめらかなこし餡と大粒の渋皮栗まるごと一粒を羽二重餅で包みました。心踊る贅沢な逸品です。
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まるごと大福セット(みかん大福8個・渋皮栗大福8個)
◆栗きんとん4種セット(20個入)
このお礼品は、栗きんとん全4種類(栗きんとん・ショコラ・抹茶・プレミアム栗きんとん)のセット。
栗と砂糖のみという極めてシンプルな材料でつくる、素朴で自然のままの味わいの栗きんとんです。
栗の甘みとビターなチョコが合わさった「栗きんとんショコラ」。
代表作「栗きんとん」に、高品質な「西尾の抹茶」をブレンドした香り高い「抹茶栗きんとん」。
厳選の国産栗と国産の和三盆を使用してつくられた「高級栗きんとん」。
「新杵堂」でしか味わえない「プレミアム栗きんとん」。
秋の味覚を代表する伝統の栗菓子を、ぜひご賞味ください。
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栗きんとん4種セット(20個入)
◆五平餅詰合せ1箱 五平餅のたれ1本
つぶしたご飯を木の棒に練り付け、特製の醤油たれを塗って焼きあげた、中部地域南部に伝わる郷土料理「五平餅」のお礼品です。
文豪・島崎藤村の『夜明け前』の一節にも出てくるように、この地域では古くから珍重された郷土食です。
また、あるドラマの中で時々登場し、「うんまーっ!」と叫ぶシーンが有名な、あの食べ物です。
こちらの五平餅は真空パックになっているので、お家で焼きたての五平餅を召し上がることができます。
たれはほうれん草と和えたり、田楽や温野菜にかけたりして楽しめる他、焼きおにぎりや肉巻おにぎり、すき焼きの隠し味などにも使えます。
■あとがき(H2)
2027年を目途に、東京・名古屋間が開業する予定のリニア中央新幹線。東京と名古屋が最速40分で結ばれるとも言われていますから、人々の生活にも大きな変化がありそうですね。
なお、市内に駅と車両基地が設置される予定の中津川市では、寄付金の使い道として、「リニアに関するまちづくり」を用意しています。
※2024年4月4日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※参考・参照元
・中津川市公式 ホームページ(http://www.city.nakatsugawa.gifu.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店