ふるさと納税サイト さとふる公式ブログ

情緒豊かなサッパ舟で知られる水郷地帯/茨城県潮来市【ふるさと納税・自治体事典】

古くから水運の要所として栄えた潮来市(いたこし)。地元の若い女性がサッパ舟(ろ舟)を操る「娘船頭」さんや「嫁入り船」など、水郷地帯ならではの文化が観光資源として今に残っています。ここでは、そんな潮来市をご紹介します。

潮来市の概要

潮来市(いたこし)は、三方を霞ヶ浦や北浦、北利根川、外浪逆浦(そとなさかうら)といった湖沼や河川に囲まれた水郷地帯で、「水郷筑波国定公園」にも指定されている自然豊かな町です。

そんな潮来市に初夏の訪れを告げる「水郷潮来あやめまつり」は、毎年5月下旬~6月下旬に開催され、多くの観光客で賑わいます。この期間中には、水郷地帯の伝統的なお嫁入りを再現した、「嫁入り舟」も運航します。

これは多くの申込者の中から選ばれた水郷潮来花嫁さんが嫁入り舟に乗って川を下るという水郷の町ならではの行事。
たくさんの一般客も祝福を送る中、花嫁はろ舟に乗って、新郎が待つ向こう岸へ渡ってゆきます。日常的に交通手段として使われていた舟で嫁ぎ先へと向かう、いわば水郷ならではのバージンロードと言ってよいでしょう。

●人口:2万8370人(2019年1月1日現在)
●市の花:アヤメ
●市の木:ポプラ
●市の鳥:ヨシキリ

さとふるから申込めるお礼品はコレ!:潮来市の名産品・特産品

◆【芋屋久兵衛】茨城県産紅はるか干しいも

さつま芋作りから一貫生産しています。こだわりの熟成紅はるかの干しいもをご賞味ください。

芋屋久兵衛の農場で栽培した紅はるかを収穫後じっくりと寝かせて、さつま芋の甘みを最大限に引き出し、手間を惜しまず一つ一つ丁寧な手作業で干し芋づくりをしています。もちろん無添加・無着色で衛生的な冷風クリーン乾燥機を使用しております。芋屋久兵衛自慢の紅はるか干し芋を是非、この機会にご賞味ください。

お礼品の詳細はこちらをクリック!
【芋屋久兵衛】茨城県産紅はるか干しいも150g×6セットギフト箱入り

◆【白米2kg】栽培期間農薬不使用『身体が喜ぶ野菜とお米』詰め合わせ(おまかせ)潮来はぐくみのもり

このお礼品は、身体が喜ぶ栽培期間農薬不使用野菜と栽培期間農薬不使用のお米の詰め合わせ。

微生物農法(※)やEM(Effective Microorganisms・有用微生物群)での野菜づくりを40年続けていたり、肥料も植物性のものだけを使ったこだわりの熟成肥料でEM農法を35年続けていたり、平飼いの鶏の鶏糞を畑に循環して露地栽培を38年行っていたり、30年以上に及ぶ徹底したハウス管理のもと野菜づくりに励んでいたり...。

そんな30年以上の経験を持つスペシャリストにして熟練の農家集団が、丹精込めてつくったおいしい野菜とお米の贈り物です♪

※微生物農法
有効微生物や酵素作用によって地力を高め、安全で栄養価の高いおいしい農産物を増産する自然農法のこと。

■生産者の声
食は毎日のことだから自然のものを! 身体が喜ぶ、身体にやさしいものを食べてほしい。手間を惜しみなく使って育てています。

お礼品の詳細はこちらをクリック!
【白米2kg】栽培期間農薬不使用『身体が喜ぶ野菜とお米』詰め合わせ(おまかせ)潮来はぐくみのもり

◆丸大豆しょうゆ潮来600ml×4本と特選つゆ600ml×1本セット

おいしいお醤油「丸大豆しょうゆ潮来」と、良質な節からだしをとった濃縮おだし「特選つゆ」のセットです。

「丸大豆しょうゆ潮来」は、天然醸造の芳酵な香り、すっきりとした旨み、安定した品質を持ち、五味のバランスのとれた醤油です。
これに加え、塩かどを取った製法が、より一層香りと旨みを引き立て、お刺し身や豆腐などつけ醤油はもちろん、煮物などにも利用できる醤油です。

「特選つゆ」は、つけ麺4倍、かけ麺8倍の濃縮つゆ。
つゆは、かえし(しょうゆ、砂糖、みりん)をだしで伸ばしてつくりますが、提供事業者「石山清七商店」の特選つゆは、このかえしに天然エキスなどを使ってつゆの素をつくり、それに良質の節から取っただしを加えてつくりました。豊かな風味と伸びのあるつゆです。

麺つゆの他にも、天つゆ、おでん、煮物など幅広く使うことができます。

■生産者の声
「石山清七商店」は、私で6代目となります。「おたくのしょうゆは、おいしいね」と言って頂くお客様の笑顔を喜びに、代を重ねてきました。

食品は、安全、安心、おいしいをモットーに日々製造に励んでおります。しょうゆは、「しょっぱい」ではなくおいしい、と食べていただきたい。そのおいしいしょうゆをベースに特選つゆをつくっております。
ぜひ、石山清七商店の「丸大豆しょうゆ潮来600mlセット」をご堪能ください。

お礼品の詳細はこちらをクリック!
丸大豆しょうゆ潮来600ml×4本と特選つゆ600ml×1本セット

◆炭火手焼き煎餅「水郷路」詰め合わせ

創業昭和44年。創業以来変わらぬ手づくりならではの、こだわりのお煎餅です。

地元潮来のお米を使用し、手づくりのおいしさにこだわり炭火で一枚一枚丁寧に焼き上げ、秘伝のお醤油につけます。

手づくりの食感、焼き、香りを大切にした、創業以来変わらぬこだわりのお煎餅をお楽しみください。

■生産者の声
水郷潮来は米どころということもあり、おいしいお米を使って何か名産品をつくれないかと思い昭和44年に創業しました。

皆さまにおいしかったと喜んでいただくため、原材料や手づくりのおいしさにこだわり炭火で毎日一枚一枚焼いてます。ぜひご賞味ください。

◎内容量
・醤油煎餅 6枚
・胡麻煎餅 6枚
・唐辛子煎餅 6枚
・かきもち 240g
・揚げ餅 150g
・あまからもち 180g

お礼品の詳細はこちらをクリック!
炭火手焼き煎餅「水郷路」詰め合わせ

◆茨城県オリジナルいちご品種『いばらキッス・ひたち姫』食べ比べセット

茨城県オリジナルのいちご品種「いばらキッス」と「ひたち姫」の食べ頃をお届けします♪

「いばらキッス」は糖度が高く、酸味とのバランスも良く、食味が濃厚。
さらに適度な硬さを持ち、ジューシーな食感も特徴です。形はやや長め、皮は濃い赤色で光沢があります。

「ひたち姫」の果実は大きな長円錐形で艶のある濃い紅色。果肉は鮮やかな紅色で、柔らか目なのが特徴です。

酸味は控えめで、糖度が12度~14度あり、甘くやさしい口当たりのいちごです。また、市場にほとんど出回らないため、まさに知る人ぞ知るいちごです。

潮来市の特産品

◆あやめ笠

四方を水に囲まれた水郷地帯であるこの地域は、水とは切っても切れない土地柄であり、農業や生活には櫓(ろ)を使う漕ぎ舟(通称・ろ舟)が欠かせませんでした。

そのろ舟のことをこの地域ではサッパ舟と呼び、サッパ舟を操る娘船頭の風情を象徴するものが「紺ガスリ」と「菅笠(あやめ笠)」です。

い草を編んだ「あやめ笠」は、日よけや雨よけの農具として、そして身を守るための笠としても大切にされてきました。

婚礼の際に花嫁の頭にかぶせ、災難をよけ、夫婦が生涯仲良く幸せに暮らせるようにという願いを込めた行事もあります。

しかし近年、帽子の普及などにより需要が減り、編める人も少なくなってきていました。

そこでこの「あやめ笠」を後世に伝承していくために、潮来市シルバー人材センターのメンバーが中心となった組織をつくり、毎年の「あやめまつり大会」の会場で物産販売を行うなどしています。
1996年にはこのような活動が評価され、「茨城県郷土工芸品」の指定を受けました。

◆まこも

「まこも」は、イネ科マコモ属・多年草の水生植物です。昭和30年前半頃までは、潮来周辺の河川には野生のまこもをはじめとする水生植物が生い茂り、その風景は水郷潮来の原風景の一部ともなっていました。

潮来市では、そんな「まこも」に付加価値を付け、特産品としてアピールすることで、今後の魅力ある観光地づくりを進めていこうとしています。

「まこも」は、茎の肥大していない野生のものは食用にできませんが、水田に植えて水稲と同じように育てると、秋には草丈1.5mから2mほどになり、茎の根元部分が肥大化して竹の子のようになります。
この株の部分20cmほどを「まこもだけ」と言い、収穫して食用にします。

味は、基本的には無味無臭ですが、ほのかに甘味があります。
淡白な味のためいろいろな料理に合わせることができ、油との相性も良いため、中華料理によく使用されます。

◆佃煮・すずめ焼き

水郷地帯であるこの地域では、明治時代後半から周辺の湖沼や河川で獲れる魚介類(わかさぎ、しらうお、エビなど)を独自のタレで煮上げた「佃煮」や塩ゆでした後に天日干しをした「煮干し」が特産物となっています。

昔ながらの手づくり製法でつくられた川魚の佃煮はご飯やお酒のお供にピッタリで、子どもから大人まで人気があります。

また、「すずめ焼き」は、小鮒(こぶな)やタナゴなどを串刺しにして醤油やみりんを調合したタレを使って炭火などで焼き上げたもの。
その姿が、スズメが電線にとまっている様子に似ているところから「すずめ焼き」と呼ばれるようになったと言われています。

潮来市の観光資源

◆水郷潮来あやめ園

1976年に開園した「水郷潮来あやめ園」。園内には約500種類ものあやめ(花菖蒲)が植えられており、一番の見頃である6月中旬頃には100万株が一斉に咲き誇る素晴らしい眺めを見ることができます。

また、毎年5月下旬~6月下旬に開催される「水郷潮来あやめまつり」の会場になっており、期間中はあやめがライトアップされる他、本物の花嫁さんが60年代まであった風習を再現する「嫁入り舟」や、あやめ踊り、ろ漕ぎ舟遊覧など水郷ならではのイベントが開催されます。

◆十二橋めぐり

潮来市には、かつて水路が縦横に張り巡らされ、人ひとりがやっと通れるほどの小さな橋が12本架けられていました。

これらの橋を、サッパ舟に乗って水郷情緒を満喫しながら回るのが「十二橋めぐり」で、「前川十二橋めぐり」と「加藤洲十二橋めぐり」があります。

◎「前川十二橋めぐり」
「水郷潮来あやめまつり」の会場「水郷潮来あやめ園」に沿って流れる前川を運航します。

◎「加藤洲十二橋めぐり」
北利根川を横断し、加藤洲水門をくぐり細い水路を運航。船頭の巧みな竿さばきが見られます。

なお、この2つのツアーでは民間の遊覧船が運行しますが、「水郷潮来あやめまつり」期間中には、前川で市営のサッパ舟も運航します。
櫓がきしむ音や、船頭による前川の昔ばなしを聞きながら、十二橋めぐりを楽しむことができます。

◆権現山公園

展望台から北利根川沿いに広がる水郷地帯や霞ヶ浦、筑波山を望むことができ、「茨城百景」にも選ばれた桜(ソメイヨシノなど約250本)とつつじの名所です。天気が良ければ富士山を望むこともでき、「富士見百景」にも選定されています。

また、江戸時代に活躍した浮世絵師・葛飾北斎の富嶽三十六景「常州牛堀(じょうしゅううしぼり)」がここで描かれたと言われています。

あとがき

今回、「水郷潮来あやめ園」で行われる歴史あるお祭り、「水郷潮来あやめまつり」をご紹介しましたが、潮来市ではふるさと納税の使い道として、「あやめまつり応援事業」を用意しています。
園内の圃場整備やろ舟の維持管理、そして嫁入り衣装の購入費などに使用されます。

潮来市紹介ページ

潮来市のお礼品一覧

※2024年4月8日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。

※ご紹介している内容は記事の公開日時点の情報です。最新情報については公式ホームページなどをご確認ください。

※参考・参照元
・潮来市公式 ホームページ(http://www.city.itako.lg.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店

この記事でご紹介したお礼品はこちら