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"幻の里芋"が復活!人気を呼んでいます/神奈川県開成町【ふるさと納税・自治体事典】

戦前は関東地方で広くつくられていた「開成弥一芋(かいせいやいちいも)」。もともと開成町(かいせいまち)周辺を始まりとして広がっていった里芋でしたが、近年は生産量が激減していたそうです。しかし最近、このまちで復活を遂げ特産品として知られるようになっています。今回は、そんな開成町をご紹介します。

開成町の概要

神奈川県の西部、足柄上地域の中央部に位置する開成町。1955年2月1日、酒田村と吉田島村が合併してできたまちです。

酒匂川(さかわがわ)を境界に北から東にかけて山北町、松田町、大井町に接し、西は箱根外輪山を背にする南足柄市に、南は相模湾を望む小田原市に接しています。

東西1.7km、南北3.8kmで総面積6.55平方kmと神奈川県で一番小さな町ですが(※開成町ホームページより)、交通の便に恵まれ、利便性の高い、暮らしやすい町です。

特産品は、お米の「はるみ」の他、里芋の「開成弥一芋(かいせいやいちいも)」が全国的に有名です。

「開成弥一芋」は、明治36年にこのまち出身の高井弥一郎氏が、小田原の常念寺(じょうねんじ)の住職から譲り受けた種芋がルーツ。

開成町の土壌で育てると非常に食味の優れた芋になることがわかり、広く栽培されるようになりました。戦前には関東一円に広がっていましたが、戦後は稲作が盛んとなったことから衰退し、"幻の芋"となってしまっていました。

そこで、地元の農家の方が神奈川県農業技術センターに冷凍保存されていた弥一芋を譲り受けて作付けし、2011年には「開成弥一芋研究会」も発足。この里芋「弥一芋」を復活させてまちの特産品にする取り組みが始まりました。
現在は作付面積も出荷量も増え続けており、焼酎など加工品の開発も進められています。

なお、「開成弥一芋」と言う名称とロゴは、2012年に商標登録されています。

観光スポットとしては、この地域の名主を代々勤めてきた瀬戸家の屋敷「あしがり郷瀬戸屋敷」、酒匂川のほとりにある総合スポーツ公園「開成水辺スポーツ公園」などが知られています。

●人口:1万7734人(2018年10月1日現在)
●町の花:アジサイ
●町の木:シイガシ

さとふるから申込めるお礼品はコレ!:開成町の名産品・特産品

◆ガトーショコラ、季節のロールケーキセット(秋~春)

このお礼品は、濃厚なガトーショコラとしっとりふわふわのロールケーキ。

フランス産高級チョコレートをふんだんに使用したガトーショコラは、濃厚で贅沢な味わいです。

季節のロールケーキは季節ごとに味が異なり、秋から春までは栗ロールとなります。しっとりふわふわの生地には栗を練り込み、クレームマロンと栗入りの生クリーム、マロングラッセも入れた、たっぷり栗を楽しめるロールケーキです。

■生産者の声
材料を厳選し、おいしさにこだわってつくっております。ガトーショコラは濃厚なチョコレートのお味をお楽しみ下さい。
また、ココアや粉糖などをご準備頂き、是非皆さまで楽しくデコレーションするのもおススメです。

ロールケーキは栗を生地にまで練り込み、しっとりふわふわだけでなく、もちっとした栗の美味しさもお楽しみください。

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ガトーショコラ、季節のロールケーキセット(秋~春)

◆開成コロッケ

「開成弥一芋(やいちいも)」をふんだんに使用した、開成町ブランド「開成コロッケ」です。

「開成コロッケ」は、ブランド認定産品の「開成弥一芋」の親芋や規格外の芋を何か有効活用できないかとの思いから誕生しました。

材料には地元の食材にこだわり、「開成弥一芋」の他、足柄牛、開成町産のお米を使用し、里芋のねっとりとした食感が特徴です。

■生産者の声
熟練のスタッフが一個一個気持ちを込めて、すべて手づくりでつくっております。納得するまで何度も試作を重ね、平成28年2月には開成町ブランドに認定されました。
原材料から地元産にこだわり、お肉屋さんがつくった自信の逸品を是非ご賞味下さいませ。

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開成コロッケ

◆足柄茶 ティーバッグ詰合せ

山霧立ちこむ丹沢・箱根山麓で栽培しています。葉が柔らかく、普通蒸し製法で製造、味と香りに優れたお茶のセットです。

足柄茶は神奈川県下の荒茶工場から足柄茶発祥の地である山北町の提供事業者「(株)神奈川県農協茶業センター」に一元集荷され、仕上げ加工と袋詰めを行って出荷されます。
そのため流通過程が省かれ、おいしいお茶をお届けすることができるのです。

■生産者の声
神奈川県の名産品である足柄茶をお届けいたします。

◎内容量
・抹茶入緑茶ティーバッグ 5g×30×2
・ほうじ茶ティーバッグ 3g×30×2
・有平糖足柄茶(飴)54g×1

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足柄茶 ティーバッグ詰合せ

◆かながわブランド足柄牛とやまゆりポークの合挽ハンバーグ

お肉屋さんが丹精込めてつくったかながわブランド「足柄牛」と「やまゆりポーク」の絶品手ごねハンバーグ!

かながわブランド「足柄牛」と「やまゆりポーク」の旨みがギュっと濃縮された、相性抜群のコラボレーションハンバーグです。
香辛料で味付け済みのため、ソースなしでそのままでおいしくいただくことができます。

1個150gのお手頃サイズ。簡単焼くだけ「あふれる肉汁」と「旨み」をご堪能ください!

■生産者の声
「足柄牛」は、和牛と乳用種の交雑種で、足柄の豊かな自然環境の中で、とくに育成前期において地域の特徴である足柄茶の粉末を与え、健康的に育まれた牛です。

生産者は、足柄牛生産者推進協議会を設立し、勉強会や講習会、研修会の実施を通じて、さらなる銘柄の確立を目指しています。

「やまゆりポーク」は、神奈川県に約60戸の養豚農家があります。そのうち9戸の養豚農家がやまゆりポークを生産しています。

9戸のやまゆりポークの生産者は「やまゆりポーク生産者協議会」を結成し、研究を重ねた結果たどりついた"こだわりの品種"と"こだわりの飼料"により生産した豚肉から、さらに厳しい基準で選び抜いたものだけを「やまゆりポーク」として流通しているのです。

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かながわブランド足柄牛とやまゆりポークの合挽ハンバーグ

あとがき

「開成弥一芋」は食味に優れ、白くねっとりとした味わいはクセになるほどだそうです。2014年には「開成弥一芋ブランド化推進協議会」が設立され、まちを挙げて特産化・ブランド化を推進する体制が整いました。そんな開成町を、ぜひ訪れてみてください。

開成町紹介ページ

開成町のお礼品一覧

※2019年1月23日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。

※参考・参照元
・開成町公式 ホームページ(https://www.town.kaisei.kanagawa.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店

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