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歌人・柿本人麻呂が歌に詠んだ"かぎろひ"を見たまち/奈良県宇陀市【ふるさと納税・自治体事典】

山部赤人とともに歌聖と讃えられる柿本人麻呂が、「ひむがしの野にかぎろひの立つ見へて かへり見すれば月かたぶきぬ」という有名な歌を詠んだ地、宇陀市(うだし)。多くの遺跡や文化財があるなど、歴史に育まれたまち、宇陀市をご紹介します。

宇陀市の概要

2006年1月の合併によって誕生した宇陀市(うだし)は、奈良県の北東部に位置する緑豊かなまちです。

女人高野として有名な室生寺(むろうじ)や又兵衛桜(またべえざくら)、万葉人・柿本人麻呂が魅了された"かぎろひ"、水の分配を司る宇太水分(うだみくまり)神社など、歴史と自然が暮らしの中に息づいています。

また、伊勢本街道の宿場町として栄え、当時の賑わいぶりを伝える街並みは、古の旅人の思いを今も伝えています。

特産品としては、毛皮革製品や吉野本葛、ダリヤ、大和茶、磨き丸太、宇陀金ごぼう、黒大豆・黒大豆枝豆があります。

中でも、菟田野地区の「毛皮革製品」は有名です。宇陀市は原皮の鞣し、加工、縫製、販売までの一貫したシステムをもつ全国唯一の(※宇陀市ホームページより)毛皮革産地。
毛皮革製品全般を取り扱い、とくに鹿皮の製造取扱量は全国シェアの90%を占め(※宇陀市ホームページより)、奈良県の地場産業にも指定されています。

もうひとつ、約400年前から生産が始まった「吉野本葛」も全国にその名が知られています。「白い金」とも呼ばれる貴重な「本葛(くず粉)」を、今も昔も変わることなく一貫して「自然製法」でつくっています。

また宇陀市には、聖徳太子の創建と伝えられる「戒場寺(かいちょうじ)」「宗佑寺(そうゆうじ)」、本殿が国宝の「宇太水分(うたみくまり)神社」、龍神が祀られる「龍穴(りゅうけつ)神社」など、長く貴重な歴史を抱える社寺がたくさんあります。

市民の憩いの場としては、600種100万本の花しょうぶが色とりどりの花を咲かせる「滝谷しょうぶ園」や、小動物、昆虫、植物などと触れ合える「菟田野ほたる公園」などが整備され、休日には多くの人が集います。

●人口:2万9210人(2018年11月1日現在)
●市の花:スズラン
●市の木:ヒノキ
●市の鳥:ウグイス

さとふるから申込めるお礼品はコレ!:宇陀市の名産品・特産品

◆オリジナルトートバッグ T-101M ラベンダー×ブラック

このお礼品は、あざやかなパープルが目を引くオシャレなオリジナルトートバッグ。

提供事業者「(株)ダイワホーサン」のオリジナルナイロン生地のJハーバードは、モットーである「軽くて・丈夫で・雨が漏らない」をまさに叶えた生地です。

上部はロールトップ式なので、多少荷物が増えても融通が利き、しっかりと荷物を包み込むことができます。また、雨からも荷物を守ってくれます。

カバンを開けると、スマホや手帳など小物の仕分けに便利な内ポケットが付いており、中を整理しやすくなっています。

通学・通塾だけでなく、カジュアルでも使えるトートバッグですが、お仕事でも使いやすいよう、A4サイズの用紙やクリアファイルもすっきり収納できるサイズで、書類などもラクラク持ち運び可能。
持ち運ぶ際にも持ち手ベルトの長さ調節が可能なので、用途に応じて肩掛けにもできます。

■生産者の声
「(株)ダイワホーサン」は、「縫う」ことを通じて新しい価値を産み出す企業です。
製造業をはじめて53年。帝人株式会社と共に『強度・防水・撥水機能』にこだわってつくり上げたオリジナル生地をベースに、信州大学繊維学部とも連携・共同開発を行い、「軽さ・使いやすさ・背負いやすさ」にこだわりをもったカバンを、すべて奈良県宇陀市にある自社工場内で生産しています。

未来を担う子供たちの大切な教育の中で必要な通学・通塾カバンこそは、私たち自身の手で1つひとつ思いを込めて創り上げたい! と考えております。

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オリジナルトートバッグ T-101M ラベンダー×ブラック

◆【宇陀市名産品】宇陀牛(黒毛和牛) 特上焼肉 400g

このお礼品は、「宇陀牛」の特上焼肉。「宇陀牛」は宇陀市内の緑豊かな山間部で飼育されている牛で、但馬牛を改良した黒毛和牛です。

昭和初期から全国にその名を広め、但馬牛と並んで極上肉の代名詞とされていました。しかし、急激な農業の衰退によって大幅に頭数が減少したために食卓で味わうことが難しくなり、昭和の幻の極上肉と言われています。

■生産者の声
スーパーでは買うことのできない宇陀牛の味を、ぜひご堪能ください!

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【宇陀市名産品】宇陀牛(黒毛和牛) 特上焼肉 400g

◆吉野本葛180g×3本 化粧箱入

このお礼品は、創業450年、古来の自然製法でつくられた「吉野本葛」。

葛の根から採取した澱粉を極寒期の地下水のみで精製した、本葛澱粉。粒子が小さく、葛特有の風味があります。

調理後は非常に滑らかな食感を生み、あんかけ、葛もちといった和食、和のお菓子を中心にさまざまな料理に使うことができます。
なお、お料理、お菓子用レシピが同封されています。

■生産者の声
創業450年来、和食、和菓子には無くてはならない食材として「吉野本葛」を提供し続けて参りました。極寒の地、宇陀で手間隙のかかる昔ながらの製法を今も守り、安定した品質で日本の食文化に貢献して参りました。

「吉野本葛」は料理の中で主役になることは多くありませんが、上品な食感と風味で、主となる食材を暖かく優しく包み込むような役割を持ち、繊細さを求められる料理、お菓子には無くてはならない存在です。ぜひご家庭でも本物の食感、風味をお確かめください。

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吉野本葛180g×3本 化粧箱入

◆まごころの「お茶・かた焼き」セット

光と大地の恵みを受け、大和高原の自然でスクスク育った、安心安全の茶葉とかた焼きのセット。

3種類のお茶(なつ葉、番茶、番茶ほうじ茶)と、忍者が持ち歩いたかた焼きのセットです。このかたやきは、非常食にもなリます。

野山をかけめぐり、空腹になると相手に気づかれないよう口に含んでお茶を飲む。そんな忍者の姿に思いをはせてみるのも楽しいものです。

■生産者の声
ふじみ農園のお茶は、自然栽培をモットーとして真心をこめて作っています。
昔懐かしいおいしさを袋に詰めました。

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まごころの「お茶・かた焼き」セット

あとがき

歌に詠まれた「かぎろひ」は、明け方に東の空を彩る陽光のことを言い、山際が少しずつ黄色やオレンジ色、赤色に染まっていく様はとても幻想的です。柿本人麻呂が厳冬の宇陀・阿騎野(あきの)の地で月と同時に見て感動したという「かぎろひ」を、ぜひ見にいってみてください。

宇陀市紹介ページ

宇陀市のお礼品一覧

※2019年1月22日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。

※参考・参照元
・宇陀市公式 ホームページ(https://www.city.uda.nara.jp/index.html)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店

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