高知県の空と陸の玄関口。県内唯一の空港もあります/高知県南国市【ふるさと納税・自治体事典】
ちょうど四国山地が尽き、高知平野が開ける場所にあるのが南国市(なんこくし)。地勢上、昔から交通の要衝(ようしょう)となり、現在も県内唯一の空港「高知竜馬空港」や高速ICがあり、JRや路面電車が走っています。ここでは、そんな南国市をご紹介します。
南国市の概要
南国市(なんこくし)は、高知県の中東部、高知市の東隣に位置しています。『土佐日記』で有名な紀貫之が国司として滞在した「紀貫之邸跡」、戦国時代には長宗我部元親(ちょうそかべもとちか)が土佐を平定するとき、本拠地とした「岡豊城(おこうじょう)跡」など多くの文化財が残る歴史豊かな「土佐のまほろば」です。
「紀貫之邸跡」は現在、小公園となっており、高浜虚子の句碑など5基の石碑がある他、隣接した「古今集の庭」には『古今和歌集』選者であることにちなみ、和歌32首を草木に掲示しています。貫之自筆とされる「月」の字の石碑もあります。
「岡豊城」は戦国時代末期に廃城となっていますが、現在、石垣や土塁(※敵の侵入を防ぐために築かれた堤防状の壁)、空堀、井戸などが残り、国の史跡として整備されています。また、一角には「高知県立歴史民俗資料館」があります。
特産品としては、日照量が多く、柑橘類や野菜の栽培が盛んに行われ、メロンやいちごといったものから、生産量日本一のししとう、切り口が四角いことで有名な四方竹などさまざまなものがあります。
また坂本龍馬の好物だったといわれているシャモ鍋も南国市で食べることができます。
1867年11月15日夜、坂本龍馬は、中岡新太郎と京都近江屋でシャモ鍋を食べるため、下僕にシャモを買いに走らせました。
しかし、そのシャモを待つ間に起こったのが「近江屋事件」。そこで、無念にも龍馬が食べ損ねた「シャモ鍋」を代わりに食べようと市内の農家や商工会有志で結成されたのが「ごめんシャモ研究会」です。
2009年の結成当時は一般に流通していなかったシャモの飼育から始め、「シャモ」と「南国市産の野菜」でつくった「シャモ鍋」で、南国市を元気にするべく活動を行っています。
●人口:2万2209人(2018年11月30日現在)
●市の花:タチバナ
●市の木:ヤマモモ
●市の鳥:オナガドリ
さとふるから申込めるお礼品はコレ!:南国市の名産品・特産品
◆高知県南国市産/ご家庭用マスクメロン
南国土佐の太陽の光をたっぷりと浴び、口いっぱいに広がる甘い香りのご家庭用マスクメロンです。
南に太平洋、北にはそびえ立つ四国山地、そして肥沃な高知平野と物部川の清流に恵まれ、年間を通して高温多湿、冬も温暖な気候のもと、太陽の恵みをいっぱいにうけたメロンです。
防根透水シートを使い水分調整を徹底管理することで果実へのストレスをかけ、糖度を高めております。また一つの果実に糖分が集中し、より一層高い糖度を出すために、一つの木から一つの果実のみを生育させております。
形が少し変形しているメロン、また網目の部分が綺麗に揃わなかったり、見た目に少々難ありで残念ながら贈答用には向かないメロンですが、贈答用メロンもご家庭用メロンも同じハウスで大事に育てられていますので味はほとんど変わりません。ご家庭用にはぴったり。
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高知県南国市産/ご家庭用マスクメロン(2個)
◆曲がり焚き火鉈・ 黒両刃 柄角度/標準型
品は、ツバがついていて万が一手をすべらせたときもケガをしにくいのが特徴です。
刃は両刃。枝払いには片刃が向くが、薪を割るには両刃のほうがやりやすい。「鉈を使うのは焚き火のときくらい」という入門者にもうってつけの鉈といえます。
鉈の刃の黒い輝きが目を引きますが、「焼き入れ」のときに泥を塗り、「焼き戻し」のときに油に入れて黒く仕上げました。
黒仕上げは美しいだけでなく、鋼を保護する役割もあります。柄の材質は樫(かし)。すべりにくいように、細かいチェッカリング加工が施されています。
キャンプ・登山・アウトドア・焚火種火づくり・ブッシュクラフトなど汎用性が抜群です。
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曲がり焚き火鉈・ 黒両刃 柄角度/標準型
◆土佐南国 まほろば牛 切り落とし 1kg
来週のお肉はこれで決まり!旨味が凝縮された赤身とほどよいサシの土佐まほろば牛
土佐の中心地(まほろば)で育ったまほろば牛は美味しい!
現在の高知県の県庁所在地は高知市ですが、かつてはその東に位置する南国市が土佐の政治的中心地でした。
8世紀初めには国府がおかれ、『土佐日記』で有名な紀貫之が赴任し、彼の邸宅が残っている地です。
黒潮洗う温暖な気候で広い平野があることから弥生時代から稲作が盛んです。
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土佐南国 まほろば牛 切り落とし 1kg
◆土佐弁焼酎カップ3個セット
「笑」の文字を使った土佐弁カップ。ユーモアたっぷりのキャッチフレーズをブラスト加工しています。ブラストした文字には防水処理が施してあります。
毎日の晩酌や、湯呑としてぜひ。使うたび、ほっこりします♪
■生産者の声
私たちは砂や鉱石、重曹などをブラストすることによって、色々な汚れを除去している清掃業者です。
そのブラストの技術を応用して始めたのが「ブラスト工芸」です。一つひとつ心を込めて手づくりしたお品をぜひお楽しみください。
◆【ごめんケンカシャモ】ごめんシャモ鍋セット(2人前)
高知県南国市には、坂本家初代から三代までの墓所と坂本神社のある才谷地区があり、龍馬の誕生日であり命日でもある11月15日に龍馬が食べ損ねたシャモ鍋をつくり供養してきた歴史があります。
龍馬が好んで食べたその当時と同じ100%純血種の大軍鶏を、広い鶏舎でのびのび平飼いして、餌には地場産のお米や野菜も与え、150日以上の長期飼育をしており、歯ごたえのある肉質が特徴です。
香り高い宗田節のスープで味わう、シャモ肉のもも肉とむね肉、つみれ。高知の冬のごちそうをご堪能ください。
■生産者の声
"ごめんシャモ研究会メンバーが手塩に掛けて育てた、自慢のごめんケンカシャモです。坂本龍馬も好物だったシャモ肉、龍馬さんになったつもりで、ぜひ食べてみてください。
あとがき
南国市の中心街にある「後免町(ごめんまち)駅」の愛称は「ありがとう駅」。『アンパンマン』の生みの親、やなせたかし氏の提案によって付けられたそうで、「ごめん」と「ありがとう」というふたつのやさしい言葉が、訪れる人を和ませています。そんな南国市を、ぜひ訪れてみてください。
※2024年8月6日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※参考・参照元
・南国市公式 ホームページ(https://www.city.nankoku.lg.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店