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「智恵子抄」の原点となったまち/福島県二本松市【ふるさと納税・自治体事典】

高村光太郎の詩集「智恵子抄」に登場する高村の妻、千恵子の生まれ故郷として知られるのが福島県二本松市です。300余年の伝統を持つ「二本松家具」や、こちらも古くから栄える温泉郷「岳(だけ)温泉」がよく知られています。ここでは、そんな二本松市をご紹介します。

二本松市の概要

高村光太郎と智恵子が愛を育み、智恵子の心のよりどころとなっていた「ほんとの空」がある二本松。

丹羽氏十万石の城下町として栄えた二本松。

春は各所に桜が咲き誇り、夏は日本百名山「安達太良山(あだたらやま)」へ。
秋は二本松の菊人形、二本松提灯祭りをはじめとした「祭り」見物と紅葉、そして冬はスキーと年間を通して見どころがたくさんあります。

城下町の歴史と文化が薫り、温泉がいつでも楽しめるまちです。

●人口:2万7148人(2018年12月1日現在)
●市の花:キク
●市の木:サクラ
●市の鳥:ウグイス

さとふるから申込めるお礼品はコレ!:二本松市の名産品・特産品

◆【大七梅酒飲み比べセット】梅酒3種720ml1本、300ml2本

このお礼品は、女性にもオススメ! 梅酒の飲み比べセットです。

「生酛(きもと)梅酒極上品」は、南高梅4L以上と、「生酛純米大吟醸」を使用し造られた梅酒。繊細な果実香と澄み切った上質の滋味。

10~12度に冷やし、大振りのグラスに注いでストレートで召し上がりください。

「生酛梅酒」は、大粒で良質な南高梅と「純米生酛原酒」を使用して造られた梅酒。芳醇で上質ななめらかさ。10~13度に冷やして召し上がりください。

「生酛梅酒シルキースパークリング」は、「生酛梅酒」をベースに、上質な大人のスパークリングに仕上げました。滑らかで繊細、舌を刺さない舌触りはまさにシルキー。8~10度によく冷やして召し上がりください。

■生産者の声
「日本酒ベースの梅酒」を召し上がったことがありますか? まだの方にはもちろん、飲んだことがある方にも是非一度ご賞味頂きたいセットです。

3種とも同じ酒造会社が造っていますが、「飲み比べ」としたとおり、味わい、喉越し、香りすべてが異なります。

ストレートでお楽しみ頂くのが一番ですが、「生酛梅酒」はロックでも美味しく召し上がれます。女性ファンも多い梅酒です。どうぞご堪能下さい!

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【大七梅酒飲み比べセット】梅酒3種720ml1本、300ml2本

◆[毎日続ける雑穀生活]エゴマ油、エゴマパウダー、煎りえごま、赤米、黒米

食事を見直して、油、雑穀、玄米、豆、粉を少しずつ取り入れた食生活を始めませんか?
このお礼品は、えごま加工品と古代米のセットです。

えごまは、低温でじっくりと焙煎し、香ばしく仕上げた実を丁寧に搾りました。

黒米は白米と炊き込むと鮮やかな紫色のご飯に炊き上がります。古代米の力をぜひ日々の食卓に取り入れてください。もちもち、プチプチの食感です。毎日のご飯にスプーン一杯いかがですか。

■生産者の声
『持続可能な農と食の在り方を伝える』「たなつもの」とは、いにしえの言葉で「種のもの」の意味を表します。食べ物は、種から生まれ出ずる生命力溢れるものであり、それを戴くと言うことは、生命を戴くということです。

このすばらしさを伝えながら、あなたの「農」「食」に対する価値観を少しでも見詰め直して欲しい。地球という環境の中で自然に支えられ農があり、農なくしては食は生まれません。

自給自足が、農食の元来の姿であることから、持続可能な農と食のあり方とは何かを考え、そしてわれわれが多くの作り手と自然から学んだことを、生産者と共に皆様へ伝えていきます。

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[毎日続ける雑穀生活]エゴマ油、エゴマパウダー、煎りえごま、赤米、黒米

◆【二本松堪能セットA】玉羊羹、合コン・レトルト食品・飴・甘酒2本セット

二本松市のおいしいものがセットに! 二本松市の各店でこだわって製造している、多彩な味を楽しめるセットです。

二本松和菓子の代表「玉羊羹」は、力強い小豆の風味が特徴です。

「浮草」は、伝統製法でつくられた一口最中。

「黒糖まんじゅう」は、コクがある餡とふんわりの皮がたまらない逸品です。

「ざくざく」は、具材をさいの目状に切り、醤油ベースの味付けをした二本松の郷土料理です。

「合コン」は、玉こんにゃくと田楽串おでんがセットになっています。

「ミルキーカレー」は、二本松市推奨のB級グルメです。じっくり煮込んだ牛すじ入りの旨辛白カレーです。

「豊田屋の飴玉」は、実は隠れた二本松の名物。3種類ともに根強いファンがついていますが、『道の駅「安達」智恵子の里』での1番人気は「黒玉」だそうです。

「甘酒」は、国産米 米麹を100%使用。吟醸酒しか造らない酒蔵がこだわり抜いて造った甘酒です。まったくのノンアルコールのため、お子さまにも楽しんでいただけます。

■生産者の声
ご家族の団欒のひと時に、またご友人同士の憩いの場で「二本松市」を食べて、飲んで、堪能して頂きたく、従業員一同で選んだお礼品です。

昔懐かしい和菓子や昨今流行の甘酒など、二本松市の食の魅力が詰まったセットになりました。ぜひ一度ご賞味ください!

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【二本松堪能セットA】玉羊羹、合コン・レトルト食品・飴・甘酒2本セット

◆[二本松逸品セット]蜂蜜、めんつゆ、だし醤油、ご飯の素、ひじきご飯の素、えごま油

二本松の逸品を集めてみたら、"あったら便利なセット"になりました♪

「蜂蜜」は、さまざまな季節のなかで採取した蜂蜜4種類をお届け。花によって異なる味わいをお楽しみください。

「ほんとうのつゆ」は、本醸造しょうゆと鰹節ベースの仕上がり。めんつゆ以外にも和風料理に最適です。

「味むらさき(だししょうゆ)」は、鰹の風味を生かした塩分控えめのだし入りしょうゆです。食塩分は14%。

「結城屋ご飯の素」「ひじきご飯の素」は、炊きあがったご飯に混ぜ込むだけで簡単につくれます。味ご飯とひじきご飯の2種類をセットにしました。

「えごま油」は、低温でじっくりと焙煎し、香ばしく仕上げたえごまの実を丁寧に搾りました。

■生産者の声
昭和39年2月に、福島県醤油醸造協同組合は誕生しました。
日本が高度経済成長期を迎えていたまさにこの時、福島県内の醤油業界も近代化工場への道が進められ、当時数百軒近くあったと言われる県内の醤油醸造者が総意を結集し、生揚(きあげ/※生醤油)までの協業工場建設に着手しました。

全国で初めて生揚までを協同生産し、最後の仕上げは各々の組合員工場がその蔵の特徴を生かして醤油を作るこの方法は、後に「福島方式」と呼ばれ、各地域の同様の生揚工場が建設される際のモデルにもなりました。

福島県醤油醸造組合は生揚協業工場としての誇りを持ち、醤油の伝統的な製法を守りながらも近代設備・技術を投入する事で独特の味と香りを造ることに専念しております。どうぞお楽しみください。

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[二本松逸品セット]蜂蜜、めんつゆ、だし醤油、ご飯の素、ひじきご飯の素、えごま油

二本松市の特産品

◆ざくざく

二本松の郷土料理「ざくざく」は、各家庭で冠婚葬祭のときなど、大勢の人が集まったときに食される伝統的な家庭料理です。

大根やきのこ、人参、里芋、こんにゃく、ホタテ、鶏肉、椎茸、魚、豆麩など、たくさんの具材をさいの目に"ざくざくと"切って入れ、煮込みます。

ただし、これら具材は各家庭や地域によって入れるものが違い、食べるときや味つけも各々違うそうです。
一軒ごとに受け継がれてきた大切な味があり、そのおかげでいろいろな「ざくざく」を楽しむことができるというわけです。

◆安達太良カレー

安達太良山の麓にある岳(だけ)温泉を中心とした安達太良高原エリアのレストランや食堂、ホテルなどで、ご当地の新鮮な具材を使ったB級グルメとして、それぞれがオリジナルに開発し、メニュー化したものが、「安達太良カレー(あだたらかれー)」です。

そのため、ルーもトッピングもさまざま。地元産の豚肉、玉葱を使用したポークカレーや、炊き上がったカレー釜飯にチーズを乗せたドリア風、フルーツを使った口当たりの良いカレー、さらには激辛白カレーなど、お店によって個性豊かなカレーが提供されています。

◆二本松家具

長い伝統に裏付けされた、本物志向の家具として人気となっている「二本松家具」。
二本松藩の初代藩主・丹羽光重が城の大改装を行った際に、建具や調度品もたくさんつくらせたことが始まりとされ、天然木の美しい木肌をそのまま生かした手づくりの伝統を、約300年もの間伝え続けています。

1品1品が丹念に仕上げられ、大きさや色合い、デザインも自由にオーダー可能。機能を重視したシンプルな造りが特徴です。

近年、和家具を使用する家が減少していますが、この状況を打破すべく、1992年に「二本松木工家具協同組合」による統一ブランド「二本松城家箪笥」が誕生。和家具を現代の生活の中に復活させるべく、さまざまな試みを行っています。

たとえば、デザインの中に今の生活様式に合う要素を取り入れたり、食器棚や衣装箪笥、テレビ台など、家具の種類のバリエーションも増やしたりしています。
また、毎年9月に家具の展示販売会「二本松家具まつり」を開催、県内外の物産展にも参加するなど、積極的なPR活動を行っています。

今では、全国各地から注文が届くようになり、1997年度には、「福島県伝統的工芸品」の指定を受けました。

二本松市の観光資源

◆岳温泉

「安達太良山(※阿多多羅山)」の山麓、標高600mの高さにある高原の温泉郷が「岳温泉(だけおんせん)」。
約1200年前、征夷大将軍であった坂上田村麻呂が東征の際に発見したと言われる温泉で、隠居中の水戸黄門も訪れ、絶賛したと言われる由緒ある名湯です。

源泉から豊富に湧出するお湯は全国的にも珍しい酸性泉で無色透明、強い酸味を帯びています。

源泉から各旅館までは約8kmの距離を引き湯しており、その間に適度に湯もみされるため、肌に優しく柔らかなお湯になるそうです。

日本温泉協会のアンケートでは、「自然環境日本一」に選ばれた他、日本観光協会主催の「第4回優秀観光地づくり賞」も受賞しました(※ともに岳温泉観光協会「あだたら高原 岳温泉」より)。

◆安達太良山

高村光太郎の有名な詩集「智恵子抄(龍星閣/1941年)」の中で、「東京には空が無い」と言った千恵子は「阿多多羅山(あたたらやま)の山の上に 毎日出てゐる青い空」こそが、「ほんとの空」だと言いました。
その「阿多多羅山」がこの「安達太良山」で、「日本百名山」「新日本百名山」「花の百名山」「うつくしま百名山」に選定されている美しい山です。

磐梯朝日国立公園の南端に位置し、南北に約9kmにわたって連なる安達太良連峰の主峰であり、別名「乳首山(ちちくびやま)」とも呼ばれる標高1700mの活火山です。

その山麓には岳温泉が広がり、ホテルや旅館、土産店などが立ち並んでいます。
また「あだたら高原スキー場」もあり、ゆるやかな山体が人気で、シーズンには多くのスキー客で賑わいます。

◆東北サファリパーク

「東北サファリパーク」は、世界各国から集まった120種約1200頭の動物たちが暮らす体験型動物園。身近な動物から日本では滅多に見られない希少動物まで、たくさんの動物が生息しています。

放し飼いエリアでは、ライオンなど肉食動物の迫力の姿を観察でき、草食エリアでは、ゾウやキリンにエサをやることができます。

他にも、ニホンザルやアシカなどの楽しいショーが見られるアトラクション会場や爬虫類館、ゾウの背中に乗れって散歩できるコーナーなどの他、ホテルやペンションといった宿泊施設、サーキット場も併設されており、家族でゆっくりと遊びに行けるパークになっています。

あとがき

千恵子が「ほんとの空」があると言ったように、美しい空と自然が広がる安達太良山周辺には、スキー場だけでなく安達太良連峰を望むゴルフ場もあり、それぞれスポーツを楽しみながら疲れた心と体を癒せる場となっています。
そんな二本松市を、ぜひ訪れてみてください。

二本松市紹介ページ

二本松市のお礼品一覧

※2018年12月6日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。

※参考・参照元
・二本松市公式 ホームページ(http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/)
・にほんまつ観光処(http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/page/dir000003.html)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店

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