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えごまが特産の河童のふるさと/宮城県色麻町【ふるさと納税・自治体事典】

栄養豊富な食品として最近注目されている、「えごま」が特産のまち、色麻町(しかまちょう)。河童伝説の残る「河童のふるさと」としても知られ、まちのあちこちで河童に出会えるまちでもあります。ここでは、そんな色麻町をご紹介します。

色麻町の概要

みちのくの清冽な山河に抱かれた色麻町は、美しい自然に恵まれた風光明媚な田園のまち。

奥羽山系に属する船形山(ふながたやま)や前船形山などが山岳地帯を形成し、四季を通じてさまざまに変化する自然景観は、豊かで艶やかな表情に彩られています。

これらの山岳地帯を源とする保野川(ほのがわ)と花川(はなかわ)が穀倉地帯をうるおし、鮮やかな緑につつまれた田園特有の風光は、まるで絵に描いたような輝きに満ちています。

色麻の厳しく、清浄な自然の中にたたずむと、季節が奏でる情趣あふれる生命の調べが聞こえてくるようです。

●人口:6,119人(2024年11月30日現在)
●町の木:桜

さとふるから申込めるお礼品はコレ!:色麻町の名産品・特産品

◆えごま油 3本セット

色麻町では、栽培農家と栽培期間中の農薬不使用契約を結び、安心・安全な"えごまづくり"に取り組んでいます。

えごま油の成分α-リノレン酸は、中性脂肪や血圧を下げるサポート、生活習慣病の予防にもつながる成分とされ、注目を集めています。

みそ汁・サラダなどに加えてお使いください。毎日の食卓で使う食用油の摂取量を減らし、えごま油を継続的に摂取していくことで、より健康的な食生活ができるようになります。

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えごま油 3本セット

◆色麻町産焙煎えごま油(93g×1本)・焙煎えごま粉末(100g×1袋)のセット

このお礼品は、「焙煎えごま油」と「焙煎えごま粉末」のセットです。

えごま油は1日ティースプーン1杯を目安に召し上がりください。
ドレッシングや野菜ジュース、みそ汁、卵かけご飯にかけてもおいしくいただくことができます。

栽培期間中は農薬不使用の色麻町産えごまを、石や鉄玉の重りだけで押し潰す玉締め製法で練り、えごま本来の風味を損なわず、雑味がなく上品なえごま油に仕上げました。

粉末は、牛乳、ヨーグルト、青菜の和え物にかけたり、パンづくりやクッキーなどのお菓子づくりの材料にも使うことができます。

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色麻町産焙煎えごま油(93g×1本)・焙煎えごま粉末(100g×1袋)のセット

◆ふるさとの福袋 Aセット(色麻町産の食材でつくった無添加食品の詰合せ)

このお礼品は、色麻町産の食材のみでつくった、ふるさとを味わうことのできる無添加食品の詰め合わせセット。

多くの人たちに色麻町のことを知ってほしいという想いから、期間限定で用意された【福袋】です♪

◎米(ひとめぼれ)
「コシヒカリ」と「初星(はつぼし)」を交配してできた米で、粘りが強く、食味面でもコシヒカリと同等レベルに位置するお米です。

◎みそ
地元産の「ササニシキ」、もしくは「ひとめぼれ」と大豆を1対1の割合で配合した昔ながらの製造方法でつくりました。添加物をいっさい使用していない手づくり味噌です。

◎えごま食品
農薬を使わないで育てた町内産のえごまを使ってつくった食品です。

◎漬け物
色麻町産の野菜や梅を使用して、無添加でつくりました。

■生産者の声
今回お届けする「ふるさとの福袋」の内容につきましては、色麻町『生活改善クラブ』の会員が、皆さまに喜んでいただけるよう一丸となり、心を込めてつくりました。

これからもふるさとの良さを味わうことのできる福袋を継承して参りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

■内容
●ひとめぼれ 5kg
●みそ 800g×2
●味噌づけ 100g
●えごま入りしそ巻 3串
●梅干 300g
●鉄火みそ 150g
●きゅうりの醤油漬け 200g
●らっきょう漬け 150g
●大根の千枚漬け 200g
●すりえごま(じゅうねん) 100g
●白餅500g×2、えごまいり餅 500g
●じゃがいも 500g
●塩こうじ 270g
●大豆 150g
●魔法のドレッシング 300ml
(※すべて色麻町産です)

色麻町の特産品

◆えごま

東南アジア原産のシソ科の植物「えごま」。春に種をまき秋に収穫するシソ科の一年草です。

日本ではインド原産の「胡麻」が一般化する前から食されており、縄文時代前期の遺跡数ヵ所で、すでに栽培されていた跡が発見されていることから、日本最古の油脂植物であると考えられています。

「脂肪酸」の中でも、「不飽和脂肪酸」である「オメガ3脂肪酸」と「オメガ6脂肪酸」は「必須脂肪酸」 と呼ばれており、人間の体内でつくり出すことができないため食べ物から採る必要があります。

ただし、現代の食生活では、「オメガ6脂肪酸」は過剰摂取の状態。不足しているのは、「オメガ3脂肪酸」です。
えごま油は、この「オメガ3系脂肪酸」に分類される「α-リノレン酸」を豊富に含む食品です。

α-リノレン酸は、体内でEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)をつくる原料になるもの。
えごまは、健康な食生活にはぜひ取り入れたい食品であると言えるでしょう。

色麻町では、特産である「えごま」を使い、さまざまな加工品をつくっています。

たとえば、採取した「えごま」を、そのまま真空パックにした「荏胡麻 じゅうねん」、「えごま」を焙煎し、搾ってつくった「麻法の油(えごま油)」、すりつぶしてマヨネーズやりんご酢などで味を調えた胡麻ドレッシング「麻法のドレッシング」などがあります。

また、ポン酢や焼酎、今回お礼品としてご紹介した、たまごかけご飯用の醤油、「えごま」入り飼料を食べさせた鶏のたまご、「えごま」入りふりかけなども人気です。

色麻町では、15年ほど前に「えごま」を地域特例作物に指定。転作地への作付けを推進してきました。
そして、作付面積を年々拡大してきた結果、2012年には全国一を誇る作付面積となりました(※東北農政局ホームページより)。

色麻町の観光資源

◆色麻町かっぱのふるさと祭り

「かっぱのふるさと」色麻町」の夏祭り。河童にちなんだアトラクションや「カッパブギ色麻」に合わせて踊るパレード、お笑い芸人や歌手によるステージショー、牛肉祭り、大抽選会など楽しい催しが盛りだくさんのお祭りです。

◎河童伝説
色麻町には河童にちなんだ言い伝えが多く残っています。
たとえば、ある河童のお話では、お姫さまに恋をした河童が、お姫様に喜んでもらおうと毎夜のように館に現れては、生きた魚やキュウリを置いていっていたそうです。

気味悪がったお姫様が河童を退治してくれるよう若侍に頼み、ある夜、待ち構えていた若侍に河童の腕が切り落されてしまいました。

しかし、どんなものでも瞬時にくっつけるという「河童膏(かっぱこう)」と交換に、河童は腕を返してもらい、若侍もその河童膏のおかげで傷がすぐ治癒するため、戦で数々の手柄をたてることができたそうです。

また、恋人どうしが河童膏を塗ると、ふたりは決して離れることなくめでたく結ばれるとも言われ、縁結びの薬でもあったとのこと。

この「侍に腕を切られた河童」や「河童膏」が出てくる物語は、形を少しずつ変えて全国に残っているようです。

◆磯良神社

803年、征夷大将軍であった坂上田村麻呂の勧請(かんじょう)によって建てられた「磯良(いそら)神社」は、全国でも珍しく「おかっぱ様」と呼ばれる"木彫りの河童(かっぱ)"が御神体として祭られている神社としてよく知られています。

縁結びの神様であり、懐妊・安産、足腰の病、水難除けなどにご神徳のある神様として、古より近郊の人々に愛され、幅広い信仰を集めています。

また、神社の裏手には「河童川(かっぱがわ)」が流れ、境内には河童が好むと言われる、片側だけに葉が付いている「片葉の葦」が植えられており、いたるところに河童の絵や像をみることもできます。
さらに、毎年7月の第4土曜、日曜日には「おかっぱ様祭り」が催される他、神社の宮司は、代々「川童(かっぱ)」という姓を名のっているそうです。

◆しゃくやく祭り

毎年、6月初旬頃に、愛宕山公園内にあるシャクヤク園が、約1万株の白や赤のシャクヤクで埋め尽くされます。

この頃に開催されるのが「しゃくやく祭り」で、咲き乱れるシャクヤクの景色も見事ですが、会場から眺める船形連峰も壮観です。

入場は無料。地場産品の販売も行われますので、ぜひ遊びにいってみてください。

あとがき

色麻町のご当地キャラクターは、もちろん"河童"。名前を「活平くん」と言います。妹の麻子ちゃんとともに、まちのPRに活躍中です。そして、もちろん相撲が得意でキュウリが大好きです♪
そんな色麻町を、ぜひ訪れてみてください。


色麻町紹介ページ

色麻町のお礼品一覧

※2024年12月27日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。

※参考・参照元
・色麻町公式 ホームページ(http://www.town.shikama.miyagi.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店