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へそ大根は、ほんとに"へそ"に似てるんです/宮城県丸森町【ふるさと納税・自治体事典】

丸森町(まるもりまち)は、寒暖差の大きな気候を生かした農業が盛んで、とくにえごまやタケノコ、柿などが知られています。中でも特産物である「へそ大根」は、大根に穴をあけて干すユニークなもの。冬の保存食として、この地域に欠かせない食べ物になっています。ここでは、そんな丸森町をご紹介します。

丸森町の概要

暑くて寒い町"まるもり"。その暑さと寒さが豊かな自然の源です。

宮城県の最南端に位置する丸森町は、南東部と北西部に300~500m前後の山々が連なる盆地です。
そのため、夏の最高気温は35℃を超え、冬の最低気温は-10℃を下回ります。でも、この大きな寒暖の差こそが、花の色を鮮やかにし、木々を成長させ、農作物のおいしさをギュッと閉じ込めてくれるのです。

町の北部を貫流する阿武隈川流域の平坦地には田園風景が広がり、ここでは粘土質の土がおいしいお米を育んでいます。

また、阿武隈渓谷県立自然公園内にある「不動尊公園キャンプ場」や「阿武隈ライン舟下り」では、四季折々の丸森の自然を楽しむことができます。

●人口:1万3122人(2018年10月1日現在)
●町の花:ヤマユリ
●町の木:スギ
●町の鳥:ウグイス

さとふるから申込めるお礼品はコレ!:丸森町の名産品・特産品

◆本格イタリアンジェラート はちみつナッツ

丸森町の石塚養蜂園の"そば蜂蜜"とキャラメリゼしたナッツを使用した「はちみつナッツ」。
そば蜂蜜とミルクを混ぜると相性抜群!炒ってからキャラメリゼしたナッツは香ばしくカリッカリ!

ジェラート製造に使用する機械は本場イタリアのカルピジャーニー製。
滑らかで濃厚な作り立て本格ジェラートを閉じ込めました。
また、ジェラート職人により、素材の味を充分楽しんでいただけるようレシピ開発を行っています。

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大満足!\訳ありサイズ!/本格イタリアンジェラート はちみつナッツ 1L(1L×1個)10カップ分

◆≪丸森名物≫ちび丸饅頭42ヶ入りと猫神様が通る(生どら焼き)10ヶ入りセット

一口サイズのちび丸饅頭と猫神様の足跡をイメージした生どら焼きのセットです。

提供事業者「栄泉堂(えいせんどう)」を代表するちび丸饅頭は、そのかわいらしいフォルムと食べやすさ、3つの味を手軽に味わえるお得感で、子供からお年寄りまで幅広い人気を獲得しています。
ふわふわもちもちな黒糖・味噌(自家製)は、胡麻の生地に上質な十勝産小豆を使用しています。

猫の足跡が愛らしい「生どら焼き」は、ふわふわの生地に自家製の十勝産粒餡とクリームを合わせた、軽やかな味わいに仕上げました。
見て楽しい、食べておいしいこの一品をぜひご堪能ください。

■生産者の声
丸森町はかつて県内一の絹の産地で、養蚕業が盛んでした。天敵のネズミを退治する猫は神様と崇められ、町内各地に猫神様地蔵が点在しています。その数は全国で発見された数の過半数を占めるほどです。そんな猫を愛する町・丸森をPRすべく誕生しました。

みなさまに喜んでいただけるお菓子づくりをモットーに、安全・安心で美味しい素材を厳選して製造しています。防腐剤や保存料などいっさい使用していないので、安心してお召し上がりください。

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≪丸森名物≫ちび丸饅頭42ヶ入りと猫神様が通る(生どら焼き)10ヶ入りセット

◆「古今東北」丸森町大槻ファームの豚肉セット

丸森町「大槻ファーム」産のおいしさ満点の豚肉と味付けホルモンを、ボリュームたっぷりのセットにしてお届け♪

「大槻ファーム」の豚肉は、母豚が全農SPF豚、父豚が宮城県で開発された系統豚「しもふりレッド」です。
「しもふりレッド」の特徴は、しっかりとした肉の旨みがありながらもあっさりとした味わいで、柔らかな肉質を持つこと。

さらに、大槻ファームでは飼料米を15%以上使っているので、よりあっさりとしたクセのない味に仕上がります。
山間地である丸森の地域性を活かし、高地の衛生的な豚舎で健康に育てられた豚は、ホルモンまで臭みがなく、厚みがあって歯ごたえがあります。

豚ロース、豚肩ロース、豚バラをセットにしているので、焼き肉、豚しゃぶ、生姜焼きなどさまざまな料理で楽しむことができます。

さらに、2種類の味付けホルモンも付いています。
「ピリッと辛味噌ホルモン」は、仙台味噌と青森県産リンゴ果汁、にんにく、ごま油、赤唐辛子を加えて、フルーティーでピリ辛な味に。

「にんにくネギ塩ホルモン」は、まろやかな藻塩のベースに、にんにく、ごま油、ネギ油で風味を出し、煮干しエキスや魚醤で味に深みを持たせ、さらに胡椒でピリッとしたアクセントを加えて仕上げました。

■生産者の声
きれいな空気と澄み切った天然水、豊かな緑など、自然環境に恵まれた丸森町。その中でも、高地にあたる段田原(だんだら)峠に大槻ファームの豚舎はあります。
私たち大槻ファームでは、子豚の生産から出荷までを一貫した管理生産で行っています。

豊かな自然環境のもと、安全・安心にこだわり愛情を込めて大切に育てた豚は、健康そのものの肉質。柔らかくジューシーで、臭みもまったくありません。育ちざかりのお子さまにも安心してお召し上がりいただけます。

東日本大震災の折には、餌の供給が滞り苦労しましたが、日本海側からも餌を調達しながら、必死で豚舎を守り抜きました。
丸森町大槻ファーム産の美味しい豚肉を、余すところなく楽しめるセットです! ぜひご堪能ください!

◆【kazunori ikeda individuel】 (E)カズノリイケダのプレミアムセット

パリで10年もの間研究を重ねて誕生したマカロンです。素材にこだわった焼き菓子の詰め合わせをお届けします。

マカロンは、パティスリー「kazunori ikeda individuel(カズノリイケダアンディヴィデュエル)」のオーナーパティシエであるカズノリイケダ(池田一紀氏)が、パリ時代に師に徹底的に仕込まれたフレンチメレンゲでつくる艶のあるマカロンを、お店のオリジナルとして表現したもの。

世界中から集めた上質な素材を使い、多数のフレーバーを取り揃えています。クリームの口どけとマルコナアーモンドの香りと旨みをお楽しみください。

ケークも、師のケークを食べたときの衝撃が今でも忘れられず、それを目標につくり続けてきたこだわりのアイテムです。

伝統的な「キャトルカール(※パウンドケーキ)」をベースに、発酵バターの上澄みだけを使用し、素材が持つ本来のおいしさを生かしています。

焼き菓子は、イケダがパティシエとしての仕事の「醍醐味」とするアイテム。一番は豊かなバターの香りにしっかりとした力強い粉の味わいを生かすこと。

そこにナッツやエピス、フルーツなどの素材を加え、素材によって絶妙なバランスで混ぜ合わせ、タイミング良く焼き上げています。

■生産者の声
イケダのこだわりは素材選びはもちろん、フランス菓子の伝統的な技法に独創性を加え、一つひとつ手づくりで丁寧に仕上げること。表情の異なるお菓子たちをぜひお召し上がりください。

「私が生まれ育った丸森町は、人と人が触れあう緑豊かな町です。これからも大好きな丸森町(ふるさと)を応援します。」

◆丸森産米愛国特別純米酒「賜候」、ヤーコン焼酎の晩酌セット

明治20年、冷害や病気に強く多収穫の米として丸森で誕生したと言われるお米「愛国」を使った特別純米酒「賜候(たまわりそうろう)」と、新しい食材・ヤーコンを使った焼酎をセットでお届けします。

「愛国」は昭和初期頃まで、日本を代表するお米のひとつとして東日本全体に広まっていました。非常に優れた品種として、その子孫には「コシヒカリ」や「ササシグレ」「ササニシキ」「ひとめぼれ」などがあります。

現在では、酒造のために少量が生産されるのみとなっていますが、丸森町では2010年、「愛国」に携わった先人の功績を讃える記念碑を建立、復活栽培を開始し、それを記念したお酒として、「賜候」を造ったそうです。

ヤーコン焼酎「もりもり」は、新しく栽培を奨励する食材として選ばれた根菜「ヤーコン」を使った焼酎で、さわやかな味わいが特徴です。

丸森町の特産品

◆えごま油

丸森では、さまざまな農作物がつくられていますが、とくに「えごま」づくりが盛んです。

「えごま」は、「陸の魚」と呼ばれるほど栄養が豊富で、青魚に多いEPA・DHAを生成する脂肪分が植物の中でとくに多く、アルファ・リノレン酸という健康に良い成分を60%以上も含みます。

丸森町では、えごまみそやえごまドレッシング、えごまの実などさまざまな加工品を、いきいき交流センター大内など地元産の農産物・民芸品の直売所などで販売しています。

◆へそ大根

大根を輪切りにし、一度茹でた後竹に刺し、一ヵ月程度干してつくる保存食が「へそ大根」。竹に刺すことで穴があき、その見た目がまるで「へそ」のように見えることからこの名前になりました。

干すことでしわしわになるため、通称「ばばへそ」と呼ばれたりもします。

主につくられているのは丸森町筆甫(ひっぽ)地区。標高300mを超える高地でつくられた大根は、昼夜の大きな温度差のため干している間に何度も凍ったり融けたりを繰り返します。
それによっておいしい飴色の「へそ大根」ができあがるというわけです。

食べ方は、しわしわのへそ大根を一度もどしてタケノコ、人参などと一緒に「お煮しめ」にするのがお勧めです。

◆ころ柿(干し柿)

丸森町では、11月頃の収穫期になると、特産である色鮮やかなころ柿(※干し柿)が、家々の軒下にぶら下がる光景が町内のあちこちで見られ、秋の風物詩になっています。

ころ柿は天然のとろけるような甘さが特徴で、丸森を代表する特産品のひとつです。

なお、耕野地区では、11月に「ころ柿作り体験」を実施しています。

丸森町の観光資源

◆阿武隈ライン舟下り

長い間、重要な物資輸送路として利用されてきた東北第二の大河、阿武隈川(あぶくまがわ)。この河で、昭和の初め頃まで盛んであった舟運(しゅううん)の名残りを伝えるのが「阿武隈ライン舟下り」です。

ゆったりとした流れに身を委ねながら、四季折々に移り変わる阿武隈川の渓谷と両岸の風景を楽しむ、約1時間の舟下り。
秋は宮城名物の「いも煮」を味わえる芋煮舟になったり、冬はこたつ舟になったりするなど、さまざまな趣向で楽しませてくれます。

◆丸森いち

1972年から続く、丸森町の初夏の風物詩「丸森いち」。2018年で第47回を数える地場産品のPR販売イベントであり、毎年、県内外から多くの人出でにぎわう、県屈指の「市」へと成長しました。

別名「植木いち」とも呼ばれるように、植木、種苗関連が主に出店される他、地元・近隣市町の特産品や民芸品の販売、さらに恒例の「ミニ上棟式(じょうとうしき)」や伝統芸能の披露、チアダンスが行われ、イベントを盛り上げます。

◆まるもりふるさと館

縄文時代から現代までの丸森町の歴史に関する資料を展示している「まるもりふるさと館」。

常設展示では、町内から出土した縄文・弥生の土器や町の歴史を時代ごとに映し出したパネルなどを展示。
北部を一級河川・阿武隈川の雄大な流れが横切る町だけあり、とくに舟運関係の資料が豊富で、さらに伊達政宗公関係の収蔵品も展示しています。

また、年数回の企画展示を行っている他、各種研修会や会議ができるスペースも用意されています。

◆蔵の郷土館 齋理屋敷

江戸時代後期から昭和初期にかけ、7代にわたり栄えた豪商・齋藤理助(さいとうりすけ)氏。
その屋敷と収蔵品のすべてを町が寄贈を受け、「蔵の郷土館」として開放したのが「齋理屋敷(さいりやしき)」です。

齋藤家の蔵と屋敷を復元し、当時の生活様式をそのままに7つの蔵(1棟非公開)と2つの邸宅で再現し展示。大正・昭和初期のレトロなムード漂う、懐かしくもお洒落な空間となっています。

一年中さまざまな特別企画展を開催しており、季節のイベントなども実施中です。

2010年、蔵や石風呂などの6つの建築物・工作物合わせて12の建造物が、国の「有形文化財」に指定されました。

あとがき

「へそ大根」は、寒さを利用して一度凍らせるのが特徴ですが、この地域にはもうひとつ、凍らせた後に乾燥させてつくる保存食があります。
それが別名「高野豆腐」とも呼ばれる「凍み豆腐(しみどうふ)」です。これは、高野山でつくられる「高野豆腐」と同じ製法でつくられるもので、現在はどちらも同じ食材を指すようです。

丸森町紹介ページ

丸森町のお礼品一覧

※2024年4月8日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。

※参考・参照元
・丸森町公式 ホームページ(http://www.town.marumori.miyagi.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店

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