キャベツとブルーベリーのおいしい加工品が人気♪/岩手県岩手町【ふるさと納税・自治体事典】
(※2019年1月24日更新)
特産品としてキャベツとブルーベリーが全国的に知られている岩手町(いわてまち)。新鮮な生野菜、生果実としてだけではなく、料理メニューやお菓子、お酒など数々の加工品が道の駅などで販売され、人気となっています。ここでは、そんな岩手町をご紹介します。
岩手町の概要
岩手町は、岩手県の中部から北部に位置し、東北地方の母なる大河・北上川の源泉のまち。
北緯40度線上に位置し、緑と広い空を感じられる豊かな自然に包まれています。
全国有数のブルーベリー産地として知られ、大根や長いも、ピーマンなど野菜の生産量は県内一。
とくにキャベツは東北一の生産量を誇る野菜総合産地です。
また、彫刻のまちとしても知られ、芸術が身近に感じられる美術館と憩いの場である道の駅が隣接している文化の薫り高いまち。芸術と野菜総合産地の発信拠点です。
●人口:1万3525人(2018年10月31日現在)
●町の花:リンドウ
●町の木:御堂松
●町の鳥:キジ
さとふるから申込めるお礼品はコレ!:岩手町の名産品・特産品
◆【岩手町産】冷凍ブルーベリー1kg
採りたてのブルーベリーを新鮮なまま冷凍しました
岩手町は岩手県でも有数のブルーベリーの産地です。岩手町産の旬のブルーベリーを新鮮なまま冷凍しました。
そのままシャーベットで食べても、煮詰めてジャムにしても美味しく食べられます。
冷凍保存ができるので一年中いつでも必要な時に必要な分だけ使用できます。
お礼品の詳細はこちらをクリック!
【岩手町産】冷凍ブルーベリー1kg
◆岩手短角和牛吟醸粕漬
脂肪分が少なくヘルシーな「いわて短角和牛」のロース・肩ロースを、特製の吟醸粕に漬け込みました。
ほどよく粕漬けにすることで、旨みあふれる赤身肉をいっそうやわらかく、風味豊かに召し上がることができます。
噛むほどに広がるいわて短角和牛の「健康的な赤身の旨み」と、吟醸粕漬の奥ゆかしい風味は、「美食家をうならせる味わいだ」と、高い評価を受けています。
旨みあふれる「いわて短角和牛」を引き立てる漬床に選んだのは、特製の吟醸粕。
岩手県の老舗酒蔵「わしの尾」の純米大吟醸「雋」(せん)の酒粕を使っています。
「雋」は、酒造好適米の代表「山田錦」を35%まで磨いた品。
提供事業者が、その「雋」の酒粕を使わせていただきたいと3年もの間願い続けて、ようやく許しが出たという秘蔵の酒粕で、きめ細かく華やかで上品な香りが特徴です。
さらに、同じく岩手県で伝統的な味噌造りを営む「麹屋もとみや」から、米麹ともちきび麹の提供を受け、漬床に合わせました。
砂糖やみりんを使わず、天然素材でやさしい甘さに調合しています。
老舗酒蔵の純米大吟醸と、伝統の麹造りの技が織りなす感動のハーモニーをご堪能ください。
■生産者の声
「本当の肉好きなら赤身肉を選ぶ」。その理由は、豊富なアミノ酸。
牛肉の旨みの源は、赤身のタンパク質に含まれるアミノ酸です。「いわて短角和牛」は、黒毛和牛の霜降り肉と比べて赤身の割合が多く、タンパク質が豊富。
イノシン酸・グルタミン酸など、旨み成分である各種アミノ酸を豊富に含んでいます。
また、口中が脂で被われると味覚を感じにくくなりますが、「いわて短角和牛」は脂の割合が少ないヘルシーなお肉なので、豊富な旨みをよりダイレクトに味わうことができます。
だから、「旨みが濃厚」。和牛本来の滋味あふれる味わいを堪能できます。
◆岩手町の香り(銘菓三選)小セット
このお礼品は、日常の良きふるさとを表現した「東雲(しののめ)」と味噌風味のマドレーヌ、野菜パウダーで味付けしたクッキーのセットです。
東雲(しののめ)は、米粉を主原料にくるみと胡麻の風味を生かしたモッチリ、サックリとした食感の、手づくりの味わい深い干菓子(ひがし/※水分の少ない菓子)です。
「丸中の手前みそ」は、岩手町産の味噌と盛岡市玉山の黒平豆をペースト状にして配合した和風マドレーヌです。
「岩手町のやさい自慢」は、岩手町産の野菜パウダー5種類をそれぞれに配合した野菜風味のサックリとしたクッキーです(キャベツ・ホウレン草・カボチャ・ゴボウ・ニンジン)。
■生産者の声
作り手が毎日たくさんのお菓子を作ったとしても、皆様にはかけがいのない一つのお菓子。その一つひとつを、召し上がっていただく皆さまへの想いを大切にして丁寧に作ることを心がけて、日々お菓子作りに励んでおります。
「お菓子を食べて笑顔になり、心やすらぐひとときを過ごしていただきたい。」私どものお菓子には、そんな願いが込められております。豊かな自然にかこまれた「岩手町」より心を込めてお届けいたします。
◆岩手短角和牛カレー4個セット
このお礼品は、赤身肉の芳醇な風味をダイレクトに味わえる、「いわて短角和牛」のお肉がゴロゴロ入ったレトルトカレー。
旨みがギュッと凝縮された脂肪分の少ない赤身はヘルシーでナチュラルなおいしさ。
カレー全体に短角和牛の旨みが広がり、コクと深みのある味わいになっています。
辛さを抑えたやさしい味わいのカレーなので、老若男女問わず楽しめます。いつでも手軽に楽しめる人気のお礼品です。
■生産者の声
藩政時代、南部藩で飼われていた南部牛は、岩手県沿岸北部と内陸を結ぶ「のだ塩べこの道」で物資輸送に使われていた荷役牛でした。
この伝統ある南部牛に明治以降輸入されたショートホーン種を交配、品質改良を重ねた末に誕生したのが、「いわて短角和牛」を含む「日本短角種」です。
毛色が真っ黒の黒毛和牛に対し、日本短角種は赤茶色。「赤べこ」の愛称で親しまれてきました。
牛肉輸入自由化以来、飼育頭数は大幅に減少し、現在日本短角種は、和牛全体の1%にも満たない希少な肉用種。
東北と北海道で1万頭弱が飼われており、その半分以上が岩手県内で生産されています。
◆ドレッシング二種類6本セット
このお礼品は、特産キャベツ「いわて春みどり」をもっと食べてもらおうと、町農商工連携促進委員会が開発したご当地ドレッシングです。
キャベツの栽培100年の歴史ある産地、岩手県岩手郡岩手町からお届けする、キャベツにぴったりのドレッシング。1種類は、塩ドレッシングの「キャベタリアン宣言」、もう1種類はゆず醤油ドレッシングの「ゆずれぬ想い」。
「2011年グルメ博in岩手町」の会場アンケートでは、実に97%の人が「おいしい」と回答した製品になります。
ちなみに、キャベタリアンとは「キャベツを毎日おいしく食べて、元気に愉快に暮らす人」のことだそうです。
■生産者の声
キャベツのまちが、キャベツに合う、キャベツのためのドレッシングを開発しました。
化学調味料はいっさい使用しておりません。ザク切りキャベツでぜひ、お試しください。
「キャベタリアン宣言」は、サラダ、野菜炒め、焼き肉などに。「ゆずれぬ想い」は、冷やっこ、冷やし中華のタレなどにもどうぞ。
岩手町の特産品
◆キャベツ「いわて春みどり」
岩手町は、県内有数の野菜産地。なかでもキャベツは東北屈指の生産地として知られています。
キャベツ生産の歴史はすでに100年に及び、昭和の初期には日本一の産地として国内はもとより、中国や台湾など海外にも輸出されていたそうです。
しかし、消費者の嗜好性の変化や病気の異常発生、他県の生産地の成長などにより一時衰退していました。
そこで1984年、生産者有志が再度このまちをトップクラスのキャベツ産地にするべく立ち上がったのです。
今度は「夏場にもおいしいキャベツを食べたい」という消費者の声に応え、従来の寒玉系品種ではなく栽培が難しいと言われていた春系品種をあえて導入。
葉がみずみずしく、濃い緑であることから「いわて春みどり」と名づけて栽培に取り組み、今や全国区の人気ブランドに成長させました。やわらかく甘い食感で人気となっています。
◆ブルーベリー
岩手町では、1982年からブルーベリー栽培を開始しており、現在では特産品として全国に出荷しています。
2017年の出荷量は約50tで、県内で生産されるブルーベリーのおよそ半分が岩手町産となりました(※岩手町ホームページより)。
1996年から開催されている観光農園も人気を博しており、町内に9ヵ所ある農園への来場者も年々増加中。リピーターが多いのが特徴とのことです。
また、ブルーベリーワインなど加工品もたくさんつくられています。
◆いわてまち焼きうどん
岩手町のB級ご当地グルメ「いわてまち焼きうどん」は、「まちの自慢でもある新鮮でおいしい野菜とお肉を活かし、子供たちの心に残るうまいものを提供したい!」という想いから、地元の飲食店や事業所が集まり、考案されました。
当初は、本品を通じた町おこし活動を展開する「いわてまち焼きうどん連合歓隊」に加盟する飲食店が、それぞれこだわりを持ったオリジナルの味を提供していたそうです。
しかし、「B-1グランプリ」などに出展するにあたって統一メニューが必要となり、コンテストを開催。評価の高かったレシピをもとにつくられたのが「いわてまちキャベ塩焼きうどん」です。
もちろん町内飲食店では、現在もイベントなどでは食べられない店独自のオリジナルメニューが提供されています。
ご当地の食材をたっぷり使用したおいしい焼きうどんです♪
岩手町の観光資源
◆石神の丘美術館
1993年7月、県内初の野外彫刻美術館として開館したのが「石神の丘美術館」です。
道の駅「石神の丘」の設置に伴う大改修が行われ、2002年7月にリニューアルオープンしています。
敷地は約16万平方キロメートルと広大で、その中に緑の山草や紅く色づく紅葉など四季折々の自然が楽しめる屋外展示場、そして企画展示室、ホールを備えたギャラリー、さらにはアートを体験できる工房などが揃っています。
見どころは、6月下旬から7月上旬に見頃を迎えるラベンダー園。鮮やかな紫色をした2万株のラベンダーが咲き誇る様は、そのさわやかな香りとあいまって、訪れた人たちを笑顔にしています。
また、この時期には毎年「ラベンダーフェア」が開催されます。期間中は、ラベンダーの摘み取り体験や野点(のだて/※野外でお茶や抹茶を楽しむ茶会のこと)、クラフト体験などを楽しめます。
(※屋外展示場のリニューアル工事のため、2019年の「ラベンダーフェア」はお休みです)
◆道の駅「石神の丘」
2002年、「石神の丘美術館」に隣接する形でオープンした道の駅。
地元で採れた新鮮野菜や、ブランドキャベツ「いわて春みどり」、特産品のブルーベリー、これらを使った多彩なオリジナル加工品、そして岩手町の風土が育んだ多彩なおみやげ品の販売などを行う人気のドライブスポットです。
とくに、キャベツではキャベツ焼酎「キャベ酎」、キャベツまんじゅう、ソフトクリーム、ドレッシングの「キャベタリアン宣言」、ブルーベリーでは、ブルーベリーソフト、ブルーベリーカレー、ブルーベリーソースといった商品が大人気で、多くのリピーターがついています。
◆岩手町総合運動公園
体力づくりやサークル活動、各種大会などに利用できる総合運動公園です。
芸術や文化活動にも使用できるスポーツ文化センター「森のアリーナ」の他、ホッケー場や人工芝テニスコート、野球場、柔剣道場、総合グラウンドなどが設置されています。
中でも、夜間照明を設置し公式大会の会場としても利用される「岩手町ホッケー場」は、日本ホッケー協会の公認ピッチでグローバル規格の人工芝競技場であり、"ホッケーのまち"としてその普及や選手の育成などに力を入れている岩手町ならではの設備です。
他にも隣接する施設として、トレーニングルームなどを有する「スポーツ文化センター」、ホッケーとサッカーに対応した「総合グラウンド」などがあり、競技スポーツ、生涯スポーツの拠点となっています。
あとがき
イベントなどで提供される「いわてまち焼きうどん」は"オリーブオイルで炒めた塩味の焼きうどん"がメインですが、ご当地では"ニンニク風味のピリ辛"味や"トマトソースを絡めたパスタ風""カルボナーラ風"など、さまざまな味を楽しむことができます。ぜひ現地で味わってみてください。
※2024年4月9日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※参考・参照元
・岩手町公式 ホームページ(http://town.iwate.iwate.jp/)
・いわてまち焼きうどん連合艦隊(http://iwateyakiudon.com/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店