美唄名物の焼き鳥は、その個性で「7大焼き鳥」のひとつに/北海道美唄市【ふるさと納税・自治体事典】
お米やアスパラガス、ハスカップといった農産物の他、「美唄焼き鳥」や「味付ゆでやきそば」「とりめし」などB級グルメのラインナップも充実している「美唄市(びばいし)」。とくに焼き鳥はそのユニークさで「日本7大焼き鳥」に選ばれています。ここでは、そんな「美唄市」をご紹介します。
美唄市の概要
かつて日本有数の炭都として栄えた北海道美唄(びばい)市は、札幌と旭川のちょうど真ん中に位置しており、日本七大焼き鳥のひとつとして知られる美唄焼き鳥(モツ串)をはじめ、米やアスパラ、生産量日本一のハスカップなどの農産物が豊富です。
北海道遺産にも登録されている数々の炭鉱遺産や、広大な田園風景など景観も魅力です。
●人口:2万2001人(2018年3月31日現在)
●市の花:ツツジ
●市の木:ポプラ
●市の鳥:マガン
さとふるから申込めるお礼品はコレ!:美唄市の名産品・特産品
◆北海道生チーズタルト「天使のセレナード」・米粉カステラ「豊穣」セット
このお礼品は、北海道産のチーズと北海道美唄産の米粉を使用した、北海道産生チーズタルト「天使のセレナード」と、北海道美唄産の米粉を使用した米粉カステラ「豊穣」のセット。
「天使のセレナード」は美唄市内のケーキ店「ケーキと銘菓の店ヤマシタ」が構想に1年かけて製作した逸品。
そのままでもおいしくいただけますが、トレーから取り出して電子レンジで温めると(500W約20秒)、チーズの風味がより生きた味を楽しめます。
また、米粉カステラ「豊穣」は、米粉ならではのもちもち感があり、ティータイムなどのおやつにとても合うお菓子です。
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北海道生チーズタルト「天使のセレナード」・米粉カステラ「豊穣」セット
◆アスパラひつじのボロニアソーセージ(400g)
このお礼品は、「アスパラひつじ(※特産品である「アスパラ」を食べて育った羊のこと)」のマトンのウデ肉とバラ肉を使い、ガーリックを効かせた太いタイプのソーセージ「ボロニア」です。
太さは5センチ、長さは15センチほどで、1本の重さは400g。鮮度を保つため真空包装し急速凍結しています。
解凍後、そのままでも召し上がれますが、お好みの厚さにスライスし、フライパンで軽く焼き目がつく程度に焼いて召し上がるのがお勧めの調理方法です。羊の香りが一気に立ち昇ります。
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◆アスパラひつじのレバーペースト(70g)とブラードブルスト(240g)
「アスパラひつじ」のレバーを使ったパテと、繊細なうま味を生かしたブラードブルストをお楽しみください。
◎アスパラひつじのレバーペースト
「アスパラひつじ」のウデ肉とバラ肉、そして羊レバーを使用したパテです。「アスパラひつじ」はクセが少ない繊細なうま味が特徴です。
あっさりとしたやさしい味に仕上げ、表面をコンソメゼリーでコーティングしてあるので、ゼリーと一緒に楽しむとよいでしょう。
すべて手づくりのため大きさも重さも多少ばらつきがありますが、陶器のココット皿に盛り、鮮度を保つため真空包装し、急速凍結しています。
◎アスパラひつじのブラードブルスト
「アスパラひつじ」の12ヵ月以上のマトンのウデ肉とバラ肉を使ったソーセージです。特徴である繊細なうま味を生かすために、塩分控えめであっさりと仕上げました。
天然羊腸を使用しているので太さや長さにばらつきがありますが、ソーセージの長さは15センチから18センチほどで、1袋4本入り。鮮度を保つため真空包装し、急速凍結しています。
解凍後、フライパンに油を引かずに両面に軽く焼き目がつく程度に焼いて召し上がるのがお勧めです。お好みで甘めのマスタードやザワークラウトを添えて、アツアツのうちにお楽しみください。
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アスパラひつじのレバーペースト(70g)とブラードブルスト(240g)
◆セットA(ハスカップセット)
日本有数のハスカップの生産地、美唄でつくられるスイーツを、工場直送でお届けします!
「ドラキュラの葡萄」は、昔から不老長寿の実と呼ばれるハスカップの果汁液です。ビタミンC、E、カルシウム、鉄分、アントシアニンが含まれています。
お水やお酒などで割り、ドリンクとしても、ヨーグルトやアイスにかけてトッピングとしても、さまざまな用途で召し上がることができます。
さらに、果実のおいしさをギュッと詰め込んだ、クセになる食感のハードゼリー「ひとくち果実」、北海道のしそとハスカップを使用し、ハスカップ本来の爽やかな甘さと酸味を活かしつつ和食のハーブ、しその風味が香る「やさしいおいしさ 北海道しそハスカップゼリー」、そして「しそハスカップグミ」が入った、ハスカップを存分に楽しめるセットです。
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美唄市の特産品
◆ハスカップ
古よりアイヌ民族が「不老長寿の果実」として珍重してきた果物で、北海道の田園地帯に濃い紫色の実を鈴なりに実らせている「ハスカップ」。アイヌ語で「枝の上にたくさんなるもの」、という意味の「ハシカプ」がその名の由来だそうです。
傷みが早く、加工品や冷凍した状態で販売されることが多いため、北海道民ですら生で流通しているのをほとんど見ないという貴重品でもあります。
美唄市は、ハスカップの全国一の収穫量を誇り(※美唄市ホームページより)、旬を迎える6月下旬頃~7月上旬頃には、市内にあるたくさんの農園でハスカップ狩り体験を楽しむことができます。
また、ビタミンCやEなどのビタミン類や、鉄などのミネラル類、さらに食物繊維、カルシウム、そしてアントシアニンなどの栄養成分を豊富に含んでいるため、健康志向が高まる中、注目の果物となっています。
◆美唄焼き鳥
昭和20年代半ば頃から美唄市民に愛され続けているソウルフード、「美唄焼き鳥」。
通常、焼き鳥といえば1本の串に1種類の肉や内臓が刺さっているものですが、「美唄焼き鳥」は一串で皮やモツ、砂肝、レバーなどさまざまな部位が楽しめるのが大きな特徴です。
串元には皮を使い、最後にモモ肉を刺すという決まりがあるようですが、その他はどのような組み合わせにしても自由。お店によっていろいろなバリエーションがあります。
ちなみに、焼き鳥文化は日本全国にありますが、北海道からは美唄と室蘭が、それ以外では福島(福島県)、東松山(埼玉県)、今治(愛媛県)、長門(山口県)、久留米(福岡県)の焼き鳥が、とくに際立った個性を持つ焼き鳥として「日本7大焼き鳥」と呼ばれているそうです。
美唄市の観光資源
◆宮島沼
美唄市の西端に位置する「宮島沼」は、ラムサール条約に登録されている湿地沼です。
ここは国内最北のマガンの寄留地として知られ、毎年春と秋には最大6万羽が飛来します。これは東アジアに生息するマガンの約半数にあたるそうです。
宮島沼に滞在するのは、約3週間。その間は朝早く宮島沼から飛び立ち、周辺の田んぼにエサをとりに出かけ、日没頃になるとねぐらである宮島沼に戻ってきます。
早朝、エサを求めて一斉に飛び立つときと、夕方、編隊を組んで四方から群れが戻ってくるときは空と沼一面が鳥で埋め尽くされ、その光景はまさしく圧巻のひと言。
マガンのほか、オオハクチョウやコハクチョウ、オナガガモなどもこの沼を訪れるとのこと。岸辺には、沼の自然を紹介する「宮島沼水鳥・湿地センター」や観察小屋が開設されています。
◆アンテナショップPiPa
美唄市の名産品、特産品が集まるショップとして、そして市の情報発信基地としての役割を果たしているのが、「アンテナショップPiPa」です。
特産であるアスパラガスをはじめとする野菜やお米、果物、加工品、スイーツ、そして美唄の名物にもなっている「美唄焼き鳥」や「美唄焼きそば」など、美唄のおいしいものがたくさん詰まったお店となっています。
農産物は地元の生産者が出品しているため、朝採れたての新鮮さ。さらに、旬に合わせた食材が店頭に並び、新商品も随時発売。「アンテナショップPiPa 秋の収穫祭」などイベントの開催があるなど、品ぞろえも1年の中で変わっていきます。何度も訪れたい観光スポットと言えるでしょう。
あとがき
今回ご紹介した「アンテナショップPiPa」は、国道12号線沿いのため、札幌や旭川へも便利にアクセスできるところがいいですよね。
ところで国道12号線といえば、札幌市と旭川市を結ぶ国道ですが、そのうち美唄市と滝川市の間の29.2kmは「日本一長い直線道路」として有名です。美唄市を訪れた際には、ぜひ確認してみてください。
※2018年9月27日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※参考・参照元
・美唄市公式 ホームページ(http://www.city.bibai.hokkaido.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店