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日本酒づくりに欠かせない「山田錦」の重要産地/兵庫県三木市【ふるさと納税・自治体事典】

酒米(酒造好適米)の代表格と言われる「山田錦」。その産地として、いつも全国の酒造家たちに注目されているのが兵庫県三木市(みきし)です。他にも"金物のまち"として、そしておいしいぶどうの産地としても知られる三木市をご紹介します。

兵庫県三木市の概要

三木市は、古い歴史と自然に恵まれ、「金物のまち」として全国に誇れる伝統文化を保有する一方、市域内を中国、及び山陽自動車道が通過するなど、交通の要衝となっています。

また、西日本一のゴルフ場数を誇る他、山田錦(酒米)の主生産地としても知られています。

●人口:7万5954人(2018年4月1日現在)
●市の花:マツ
●市の木:マツキ

さとふるから申込めるお礼品はコレ!:三木市の名産品・特産品

◆手作り慶弔絹袱紗2点セット

このお礼品は、羽織、着物をリメイクした袱紗(ふくさ)の2点セットです。

市販されているものは張り合わせでつくられていることが多いですが、手づくり袱紗は硬い芯地を使用し、裏表を縫い合わせていますので、剥がれることもなく長く使用することができます。

■生産者の声

NPO法人あすてる(みにょんち)は平成26年に三木市に開設しました。

心の病で苦しんでいる精神障がい者とその家族の日中の居場所づくりを目的としております。統合失調症・うつ病・発達障害・その他の精神疾患を発症し、通所して、仲間と談話したりお茶を飲んだりしてのんびり過ごす施設です。

少し体調が上向くと軽作業を行い、本お礼品もその作業の中から生まれました。
ミシンが得意な通所者が色々工夫して様々なお礼品を作り、福祉バザーなどで販売することによって作業工賃に充てています。

皆で行う施設のレクレーション費用もここから出し、わいわいがやがや言いながら1日も早い社会復帰を目指して頑張っています。

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手作り慶弔絹袱紗2点セット

◆「吟米麦酒」330ml×5本セット

芳醇、吟香る「山田錦」入りビール「吟米麦酒」330mlの5本セット!

三木市吉川町の特A地区産の山田錦(酒米)を入れ、醸したビールです。
芳醇な香りと味わい、そして米の余韻、あと越しを感じられます
(苦みが控え目で飲みやすく、和食やあっさりした料理に合います)。

ビールにも米が使用されることは知られていますが、酒造好適米の代表ともいわれる「山田錦」なら、より良いものが出来るのではと考え、つくられたものです。

地ビール醸造所の努力により無濾過、非加熱処理で造った生きたビール酵母の旨み、フレッシュ感を味わえるのは至福の醍醐味です♪

■生産者の声

山田錦生産者として山田錦を日本酒だけでなく、他のものでも味わっていただきたいと考えたのがこのビールです。

醸造家とも協議し、山田錦を生かせるようなビールづくりに取り組みました。
このビールが、特A地区である三木市吉川町産山田錦とそれを育んだ三木市吉川町に、興味を持っていただくきっかけになれば嬉しく思います。

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「吟米麦酒」330ml×5本セット

◆家庭便利グッズ4点セット

家庭にあれば日々の生活が快適になる、家庭便利グッズ4点セットです。

◎台所用ダイヤモンドシャープナー
荒目・仕上げ目搭載で、チタン包丁、ステンレス包丁、鋼包丁、はさみ、ピーラーもこれ一本で楽に研げます。

◎虫虫ゲッター
嫌な虫を触らずに、キャッチできます。ベランダの上や天井など、高い所にも使用可能です。テレビ番組で紹介されました、人気品です!

◎粗大ゴミ切断のこぎり
これ一本で、ご家庭にある金属、木材、プラスチックなどのあらゆる物を細かく切断できます。女性でも軽く切れるように設計してあります。

◎腰らく草抜きボーイ
立ったままで、ラクラク草抜き作業が出来ます。腰を曲げずに作業ができるので、腰に負担がかかりにくくなります。

皆さまの生活が快適で楽しく、豊かになりますように!

■生産者の声

刃物・工具の伝統の町、兵庫県三木市にて70年以上鍛えられたモノづくりの経験・考え方を生かし、皆さまの生活が快適で楽しく、豊かになるように、日々アイディアを出しあい、独創性あふれる製品づくり、開発に励んでおります。

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家庭便利グッズ4点セット

◆金属アレルギー対応 ネクタイピン(チェーン型)

これは珍しい! チェーン型のネクタイピン。ジルコニアの石もついています。

ネクタイをおさえるパーツに「Happy」の文字が入ります。「Happy」のスペルをフランス語の筆記体の字体でつくりました。

フランス語筆記体の字体は、特に大文字が英語アルファベット字体と少し違い、コロンとしていて可愛らしい字体です。

◎使用方法
上の丸い部分をカッターシャツのボタンにかけて、チェーンの中にネクタイを入れてご使用ください。
医療器具(メス・ハサミなど)にも使用されるサージカルステンレスを使用。金属アレルギー対応のステンレスで極めてアレルギーが出にくく、ほとんど錆びず、変色しないのが特徴です。

■生産者の声

一本のワイヤーから丹精込めて作成させて頂いてます。生産者一同、皆様に感動をあたえたく日々精進しています。

■サイズ

・サージカルステンレスワイヤー:太さ0.9mm
・サージカルステンレス あずきチェーン:太さ3.1mm×チェーンの長さ6cm
・文字サイズ:縦約9cm×横約3cm
・カラー:シルバー
・石:ジルコニア/黄緑
・重さ:3g
<制作地:三木市>

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金属アレルギー対応 ネクタイピン(チェーン型)

三木市の特産品

◆金物産業

三木市の工業生産額の約32%(※)を占めているのが「金物産業」です。

事業所の規模は9人以下が約80%(※)と家内工業型が圧倒的。経営者や従業者の高齢化も進んでいますが、その半面、優れた技能を持った人材が多いのが特徴です。
また、こういった特徴から、"多品種少量生産"に対応しやすい地盤を持っています。

また、市が幕張メッセで開催されている日本最大級の見本市「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW」への出展に対する補助を行ったり、海外市場の開拓を目指した海外マーケットの調査、海外見本市への積極的な参加支援に取り組んだりもしています。

(※)三木市ホームページより

◆山田錦

大正末期、それまで栽培されていた酒米「山田穂」と「短稈渡船(たんかんわたりぶね)」という酒米品種とを人工交配させて誕生したのが「山田錦」です。

1936年、「山田錦」と命名され、酒米のエースとしてデビュー。これまでに何度か品種改良がなされていますが、醸造適正の良さから今も昔も"酒米の王者"として君臨しています。

皮が薄く、粒が大きくて粒張りがよく、米の中心部の不透明な部分である「心白」が粒の中心部に鮮明に出ているため、米を溶かす力の強い麹をつくるのに適しています。また、タンパク質の量が少なく、雑味も少なくなります。

その結果、「山田錦」を使用してつくられた日本酒は芳醇な香りときめ細やかなまろやかさを持った、コクのある味わいとなるのです。

1日の寒暖差の大きな気候と粘土質の土壌が、「山田錦」の栽培に非常に適していた三木市。1986年には生産量が3000トンを超え、「山田錦」の重要生産地となりました。

◆ぶどう

この地のぶどう栽培は1960年に始まりました。その後、急速に発展し、現在は県を代表する生食用のぶどう産地となっています。

栽培されているのは、以前は小粒のデラウェアや中粒のマスカットベリーAが中心でしたが、現在は消費者ニーズを反映し、大粒のピオーネや藤稔(ふじみのり)、紫玉(しぎょく)、安芸クイーンなどが増えてきています。

三木市のぶどう栽培は、大阪や神戸といった大都市が近いというメリットを生かした、観光ぶどう園などでの直売がメイン。95%以上(※)のブドウが、生産者から消費者に直接販売されているそうです。

観光ぶどう園では、直売だけでなく、ワインやジャム、さらには野菜や花なども販売もしています。また、シーズン中は各農園が沿道でもぶどうの直売を行うため、道路沿いも多くの観光客で賑わいます。

(※)三木市ホームページより

◆菊

昭和初期、「シェード菊」(日照時間を調節するため秋菊に黒布をかけ、盆前に花を咲かせたもの)の栽培から始まった三木の菊栽培。
その後、品種改良のおかげで生まれた優れた夏秋菊の生産が盛んになっていきました。

現在では、県下有数の露地菊の産地となっています。

三木の菊は、生産者自らが交雑育種を行って、新品種をつくり出しているという特徴があり、この地元生産者のオリジナル品種は「三木ブランド」として出荷されています。

◆伝統工芸・美吉かご

明治18年、戸田甚之介が竹細工の土産品をつくり、有馬温泉の湯治客に販売して評判となったのが「美吉かご」の始まり。原材料となる竹には吉川町産の竹のみが使われています。

その独自の編目模様は、正倉院の宝物として収蔵されている華籠の技法を研究して生みだされたものと言われており、「二本とび網代(あじろ)編み」と呼ばれる横編み技法は、全国的にも珍しい独特の技法だそうです。

そうして完成した美吉かごには、竹の持つ自然の風合いを生かした素朴な伝統技法が生かされ、決してきらびやかではないけれど、紡がれてきた伝統の技が自然と心に響きます。

三木市の観光資源

◆県立三木山森林公園

三木市の中央にある「県立三木山森林公園」のコンセプトは「森と暮らす」。自然と親しむことを目的に設置された、甲子園球場の約20倍、面積80haもある広大な森林公園です。

四季折々の風景を見せてくれる公園の中には、芝生や遊歩道、バーベキュー広場の他、コンサートなどが行われるイベントホールや会議室、さらにはレストランや茶室もあります。
週末には多くの市民が訪れる憩いの公園となっています。

◆千体地蔵

室町時代から子宝地蔵として信仰を集める「千体地蔵」。大谷川の川沿いの山裾一面に多数の地蔵があり、本尊として砂岩に1メートル近い地蔵が刻まれています。

子宝に恵まれない人が願を掛け、子どもを授かるとお礼に新しい地蔵を置いていくため、数を数えきれず、このことに由来して「千体地蔵」と呼ばれています。

また、毎年8月23日と24日には人形供養を行っています。

◆山田錦まつり

酒造好適米の王様と言われる「山田錦」の産地として、全国にその名を知られる三木市で毎年3月第2土曜、日曜日に開催されている春の風物詩が「山田錦まつり」です。

この祭りには「灘五郷」をはじめ、兵庫県や北陸地方の酒蔵から、三木市の吉川地区の「山田錦」で醸したいろいろな銘酒たちがやってきます。そして、試飲や利き酒、日本酒即売会の他、鏡開きや餅まき、地元の特産品や農産物の販売などが行われます。

酒造家と農家、そして消費者を結ぶ、大切なお祭りです。

あとがき

「山田錦まつり」は、日本酒をつくっている人と日本酒が好きな人だけが楽しめるお祭りではありません。現地ではラーメンやカレーライス、豚汁、焼き鳥、おでんなどが販売されている他、こども縁日コーナーも用意されています。

また、会場の「山田錦の館」は道の駅であり、農産物直売所や「山田錦ミュージアム」が設置され、さらに徒歩1分のところには「吉川温泉よかたん」もあります。ぜひお祭りにはご家族で訪れてみてください。

兵庫県三木市紹介ページ

兵庫県三木市のお礼品一覧

※2018年8月24日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。

※参考・参照元
・三木市公式 ホームページ(http://www.city.miki.lg.jp/index3.html)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店

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