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大阪のてっぺんにある、大阪とは思えない癒しの里/大阪府能勢町【ふるさと納税・自治体事典】

京都・神戸・大阪から車で一時間圏内にある美しい里山、能勢町(のせちょう)。
そこにあるのは浄瑠璃やブランド炭「能勢菊炭(のせきくすみ)」など、古くから続く豊かな日本の文化です。ここでは、そんな能勢町をご紹介します。

大阪府能勢町の概要

能勢町(のせちょう)は、大阪府の最北端(大阪のてっぺん)で、京都府と兵庫県にはさまれた地域に位置し、栗やクヌギの里山を背景にした田園風景、国指定の天然記念物「野間の大ケヤキ」、蝶の楽園・三草山(みくさやま)の「ゼフィルスの森」など自然の風景が広がっています。

また、江戸時代から長きにわたり語り伝えられた「能勢の浄瑠璃」は、能勢の文化の礎となっています。

天与の自然美に先人の努力を積み重ねて、独自の文化を持つ町として発展してきました。大阪都心部から約1時間。ここには、ゆっくりとした時間が流れる癒しの空間が存在します。

●人口:1万204人(2018年7月31日現在)
●町の花:ササユリ
●町の木:ケヤキ

さとふるから申込めるお礼品はコレ!:能勢町の名産品・特産品

◆マネケン プレーンワッフル20個入り 冷凍 規格外セット

ベルギーの伝統製法で焼き上げたワッフルです。マネケンならではのおいしさをお楽しみください。

ベルギー産発酵バター※とパールシュガー入り。はちみつを加え、自然な甘さとコクのあるワッフルに仕上げました。
(※バター中55.5%)

大きさや形が不揃いなどの理由で、規格外品となっております。
味や重量は、正規品と変わりありません。ふるさと納税のみの限定品です。

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【ふるさと納税限定】マネケン プレーンワッフル20個入り 冷凍 規格外セット(NFR-P20)

◆純米大吟醸 秋鹿 一貫造り 1.8L

「秋鹿(あきしか)酒造」の田んぼで、蔵元自らが栽培した山田錦を40%に迄まで精米し、厳寒期に低温でじっくり仕込み上げた逸品。

約30年前から「米作りから酒造りまで一貫造り」をモットーに、秋鹿酒造の田んぼで酒米(山田錦)を蔵元自らが栽培しており、栽培面積も17ヘクタールと年々増加しています。

その栽培方法は農薬・化学肥料はいっさい使わず、肥料は「秋鹿酒造」にて発酵堆肥を作製(酒造り・精米・米づくりでの副産物である酒粕・糠・もみ殻などを再利用)。
収量にとらわれない、良質でこだわりの米だけで醸した食中酒として、お勧めの純米大吟醸酒です。

■生産者の声

肥料からこだわって栽培した酒米使用のお礼品は、お米の持つパワーで非常に深い味わい。芳醇で適度な酸味がお料理の味を引き立てます。

ほのかな香りなので、決してお食事の邪魔をしないですし、ジャンルはとくに問わずどんなお料理に合わせても、美味しくお召し上がり頂けると確信しております。

要冷蔵ではありませんが、お好みによって冷やしたり少し温めたり、また常温でなど違った温度帯でのお味もお楽しみ下さい。

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純米大吟醸 秋鹿 一貫造り 1.8L

◆ノセミネラルソーダ300ml&能勢ジンジャーエール250ml(各12本入)

このお礼品は、天然水からつくった、添加物を加えていないピュアな「炭酸水」と、すっきりとした甘さの「ジンジャーエール」。

能勢町の釈迦ヶ嶽(しゃかがたけ)より湧き出るミネラル分を多く含んだ天然水に、添加物をいっさい加えず炭酸ガスをまんべんなく溶け込ませました。

ノセミネラルソーダ、能勢ジンジャーエールともに冷やしてお飲みください。喉への爽やかな刺激を楽しめます。

また、大阪北新地や東京銀座のバーでも使用されており、ウイスキーや焼酎、カクテルなどの割り材にも使用できます。

■生産者の声

能勢酒造株式会社は、江戸中期の正徳2年(1712年)に酒造業として創業しました。創業以来、当地能勢町釈迦ヶ嶽より湧き出るミネラル豊富な天然水を使用して、ミネラルウォーターやミネラルソーダ、地サイダーなどの清涼飲料水も製造してまいりました。

釈迦ヶ嶽周辺に降った雨は地下へと染み込んで行き、幾重にも重なる花崗岩の地層で不純物をろ過しながら、豊富なミネラル分を吸収し、やがて伏流水として地表に現れます。
この300年以上湧き続ける「自然の恵み」をお楽しみください。

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ノセミネラルソーダ300ml&能勢ジンジャーエール250ml(各12本入)

◆【のせびより】大阪・能勢産<天然非加熱>能勢栗はちみつ150g×3本

貴重な国産(大阪・能勢産)栗の花から採れた、コクのある天然非加熱のはちみつです。

大阪最北端の町、能勢町は栗の特産地。とくに国内第3位を誇る「銀寄(ぎんよせ)」種は能勢が発祥地で、その特徴は大きくて味が良いこと。

その「銀寄」を含む「能勢ぐり」の花から採取された貴重な天然蜂蜜を、3本セットのギフトでお届けします。
はちみつマニアも納得のコク深くリッチな味わいをお楽しみください。
※一才未満のお子さまには与えないでください。

■生産者の声

一年に一度、栗の花の咲く数日間にしか採取できない貴重なはちみつです。
黒糖のようなコクがあり、やみつきになる美味しさです。
加熱処理などいっさいせず、ビタミンやミネラル成分を壊すことのないみつばちの働きによる自然な製法を守ってつくられています。
一つひとつ大切に、手作業で瓶詰めされた個性豊かな風味をお楽しみください。

◆【のせびより】グルテンフリー能勢栗パスタ(150g×8袋セット)

このお礼品は、伝統的特産品であるお米と栗を使用した「グルテンフリー能勢栗パスタ(乾麺)」8袋セット。

お顔の見える農家さんから直接仕入れた能勢栗と能勢のお米だけでつくられたシンプルな乾麺パスタです。

採れたてのお米をベースに、栄養満点の能勢栗パウダーを練り込んで丁寧につくられました。たっぷりのお湯で5分ほど茹でたら出来上がり。食感はモチモチ、ツルリ。
食欲の無いときでも、いくらでも食べられます♪

α化されているので水戻し可。災害時など、お湯を使えない状況でもおいしく食べられます。

そのまま口に入れると、お米と栗のやさしい甘さがどこか懐かしく感じます。
ダイエット中の小腹が空いたときや、口さみしいときにもぜひ。

トマトやクリームはもちろん、お塩やお醤油など、お好みのソースで。
パスタとしてはもちろん、グラタン・サラダなど副菜にも。
揚げてお砂糖やハーブソルトなど、お好きなフレーバーをかければお洒落なおつまみ、おやつにもなります。

素朴ながらも上質な味わいをお楽しみください。1袋150g入り(約2人前)。

■生産者の声

能勢の伝統的特産品である「米」そして「栗」。寒暖差に磨かれたとびきり美味しいお米と、ほんのり香る栗の優しいあじわいをお楽しみください。

増粘類など添加物を使用していません。カラダに優しく、栗の渋皮まで使用した、栄養満点のパスタです。

能勢町の特産品

◆能勢栗

能勢町の特産物としてよく知られている「能勢栗」。中でも、江戸時代あたりに、あまりのおいしさに高値がつき、「銀(お金)をたくさん寄せる」ことからその名がついたという能勢原産の「銀寄(ぎんよせ)」は、高級品種として有名です。

毎年秋になると、20~25gの大粒で甘みがギュッと詰まった「銀寄」を求める人々の車で、町に渋滞ができるほどだそうです。

栗のシーズンは、8月末頃から10月半ば頃まで。品種を変えながら店頭に並んでいます。
「銀寄」の販売時期は9月末頃から10月上旬頃となっています。

◆三白三黒

自然豊かな能勢町には、かつて「三白三黒」と呼ばれた特産物があります。
三白とは、「米」「寒天」「高野豆腐」のこと。そして三黒は「能勢栗」「能勢炭」「黒毛和牛」のことで、すべて能勢の伝統的な食材として全国的に知られています。

たとえば、昼夜の気温差が大きい山間部は良質の米が採れるところであり、「大阪の米どころ」としての役割を果たしてきました。
同じく、山間部で盛んに生産されてきた自然乾燥の「手造り寒天」も有名です。

また、「能勢黒牛」は中植牧場でのみ飼育されている希少品種。牧場で10年かけて生み出した味わいの秘密は、ノンストレスな環境で育った「しあわせな牛たち」であること。脂が濃厚かつあっさりしていて、しかも赤身にコクがあると評判です。

能勢町の観光資源

◆安穏寺

962年、天台宗の名僧・恵心僧都(えしんそうず)によって観音堂が建立されことによって、安穏寺(あんのんじ)開創とされています。

まず勧請(かんじょう/※仏神の霊や像を寺社に新たに安置すること)されたのが十一面観世音菩薩・不動明王・毘沙門天王の三体でした。

四臂(腕が4本)の十一面観音立像は、わが国に7例しか残っていない貴重な遺品として、大阪府指定文化財となっています。12世紀の制作と見られ、像高106cm。「火除けの観音様」とも言われ、徳の高い表情は心を穏やかにしてくれます。

また、お堂の脇より湧き出る水は年中涸れることがないそうで、飲めば火難から救われると言い伝えられています。

◆能勢の浄瑠璃

「能勢の浄瑠璃」は、太棹(ふとざお)三味線と太夫の語りのみによって物語が進行する"素浄瑠璃"といわれる座敷芸で、江戸時代中期から今日まで約200年にわたって受け継がれてきた能勢の大切な芸能です。

これまで竹本文太夫(たけもとぶんだゆう)派・竹本井筒太夫(たけもといづつだゆう)派・竹本中美太夫(たけもとなかみだゆう)派の3派で伝統を継承してきましたが、2001年に新しく竹本東寿太夫(たけもととうじゅだゆう)派が誕生し、4派となりました。

また、能勢の浄瑠璃が特徴的なのは、"おやじ"とよばれる他では見られない制度があること。これはいわゆる"家元"のことですが、他と違うのは世襲制ではないこと。

"おやじ"は後継者として5、6人の弟子を養成します。その後、新しい"おやじ"が誕生した際には、その周辺にいてそれまで浄瑠璃とは縁のなかった人たちが浄瑠璃の世界に興味を持つこととなるのです。また"おやじ"は数年で新しい"おやじ"と交代します。

これによりこの地の浄瑠璃人口は減らないまま、伝統芸能として連綿と受け継がれてきたのです。
現在でも、200名を越える語り手が存在し、活発な活動を続けています。

1993年には、大阪府の無形民俗文化財に指定。また1999年には、国の無形民俗文化財の指定を受けました。

◆能勢さとやま創造館

能勢町では、豊かな山林資源を生かした炭焼きも古くから行われてきました。その中で生まれたブランド炭「能勢菊炭(のせきくすみ)」の生産・加工・販売を行っているのが、「能勢さとやま創造館」です。

菊の花のような模様になった断面がとても美しい「能勢菊炭」は、燃えた後も形が崩れずに残り、火力が強く、火持ちも良いと高い評価を獲得しています。
とくに千利休の時代から500年以上にわたって茶道家に愛されてきた炭として知られ、茶の湯文化の一端を担ってきました。

また、「能勢さとやま創造館」は窯元としての活動以外にも、炭の材料となるクヌギの植樹や炭火焼き窯の見学会の開催、里山整備などの環境活動、さらには炭の新しい楽しみ方の提案など、今後も人々の生活に炭を残すためのあらゆる活動を行っています。

なお、お茶炭の他にも、インテリアとしての飾炭や、燃料炭なども販売しています。最近は、日本酒を配合した菊炭入りの石鹸が好評です。

◆野間の大けやき

「野間の大けやき」は、野間神社の境内に堂々と佇む、推定樹齢1000年とも言われるけやきの木。

高さは約30m、幹の周りは約14mもあり、神木として保護されてきた能勢町のシンボルとも言える巨木です。

国の天然記念物に指定されている他、「新日本名木100選」や「大阪緑の百選」にも選ばれています。

あとがき

四方を山に囲まれた田園風景が広がる能勢町。そののどかな風景は、一瞬、自分が大阪にいることを忘れさせてくれるほど。
そんな能勢町に今、若い世代が注目し、続々と隠れ家的なカフェやレストランが出店しているそうです。市街地からすぐに来られる素敵な癒し空間、能勢町に、ぜひ訪れてみてください。

大阪府能勢町紹介ページ

大阪府能勢町のお礼品一覧

※2024年4月9日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。

※参考・参照元
・能勢町公式 ホームページ(http://www.town.nose.osaka.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店

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