大阪湾に臨む新しくフレッシュな市! 大阪府阪南市【ふるさと納税・自治体事典】
大阪府で一番新しい市(2018年6月現在)として市政を開始した阪南市。大阪・和歌山のベッドタウンとして発展中ですが、海も山もあって、どちらもレジャースポットとして整備され、美しい景色でも有名です。ここでは、そんな阪南市をご紹介します。
大阪府阪南市の概要
大阪府の一番南の市である阪南市(はんなんし)は、海と山に囲まれたとても自然豊かなまち。魚もたくさん獲れ、牡蠣、海苔、わかめの養殖も行っています。
海を大切にするまちで、自然保全活動の一環として、「海のゆりかご」とも呼ばれるアマモの育成・移植活動を行っています。
(※2018年には「全国アマモサミット」が阪南市で開催されます!)
他にも、瑞々しい水ナスや江戸時代から続く伝統的な日本酒、超高級ホテルやレストランでしか味わうことのできない幻の黒毛和牛「なにわ黒牛」など、挙げきれないほどのおいしい特産品が目白押しのまちです。
さとふるから申込めるお礼品はコレ!:大阪府阪南市の名産品・特産品
◆浪花正宗 大吟醸720ml
酒米の代表格、「山田錦」を40%まで磨き、手造りで丁寧に醸した酒です。ここちよい吟醸香、ふくよかで深い味わい、まさしくこれはお酒の芸術品です。
■生産者の声
手造りで1本1本丁寧に仕込んでいます。一番大事な麹造りは夜も2時間おきに起きて作業するなど、丹精込めてつくりました。
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◆阪南オリジナルブレンド深煎り(600g)(豆)
阪南市の自家焙煎工房「創作珈琲WITH」から、引き立てのコーヒーを焙煎後すぐ発送!
コーヒーの種子はもちろん、栽培方法、土壌、乾燥、選別、気候風土にこだわりを持った産地、農園だけをリストアップし、厳選されたスペシャルコーヒーの生豆のみを使用しました。
一釜ごとに丹念に焙煎した引き立てのコーヒーをぜひ一度お楽しみください。
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◆しあわせVEGANマヨネーズ・タマネギ味噌・酵素ドレッシング詰め合わせ
おいしさにこだわった、ドレッシング詰め合わせです。保存料・食品添加物不使用。
マヨネーズは、卵を使用せず、豆乳をこめ油で乳化させてつくりました。シンプルな材料でつくっていますから、健康を気にする方にお勧め。
タマネギ味噌は、お野菜にはもちろん、お豆腐やパンにも合います。ゆで野菜と和えると簡単に一品ができます。賞味期限が短いので、お早めに召し上がりください。
酵素ドレッシングは、非加熱なので食物酵素がそのまま残っています。お野菜をたくさん使ってつくっているので、容器の半分以上が固形成分です。良く振ってお使いください。
■生産者の声
安全でおいしいものを提供するように心がけております。タマネギ味噌は、何にでも合います。大好きになっていただきたいおいしさです。
マヨネーズはふわふわで、一般的なマヨネーズと変わらないお味です。
普段お使いになるマヨネーズと同じように、お使いいただけます。また、アボガドマヨネーズや、梅マヨネーズ・ワサビマヨネーズなどアレンジもおすすめです。
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しあわせVEGANマヨネーズ・タマネギ味噌・酵素ドレッシング詰め合わせ
◆大阪名物!なにわ黒牛もつ鍋(2~3人前)
「2017年 日本ギフト大賞(大阪賞)」「2017年 フードアクションニッポンアワード」入賞!
月産わずか5頭の黒毛和牛「なにわ黒牛」を使ったプレミアムなもつ鍋です。
大阪府認定の特産品「大阪産(もん)」にも選ばれた「なにわ黒牛」は、メス牛が月にわずか5頭出荷されるのみで、一般市場にはほとんど出回らない「黒毛和牛」です。
そんな「なにわ黒牛」のもつを、老舗のこだわりしょうゆと国産生姜を使った関西風和だしで召し上がってください。
ぷりぷりで甘みがあるホルモンと、こだわり醤油と生姜風味の溶け合う滋味じんわりスープでおいしく食べれば、心も体も温まります。
鍋の締めには国産小麦100%の香り高いオリジナル中華麺をお楽しみください。
■提供事業者の声
なにわ黒牛の生産者の松田武昭社長は、畜産農家に対する問題意識を強く持ち、将来世代を考えた牧場づくりのことや、本来の牛肉の味を将来世代に残そうと考えて取り組まれています。
さまざまな牛肉が流通する中、価格競争に追い込まれ、霜降りや見た目など本来見失いかけている味へのこだわりの想いをもう一度思い出し、未来の子供たちに本来のおいしさを感じることができるように食の大切さを伝えていきたいと考えています。
なにわ黒牛は生後月齢約30ヵ月までストレスを与えないようじっくりと、愛情たっぷりに育てられており、その生産頭数の少なさからこれまで一般市場にほとんど出回っていません。
100%雌牛で去勢牛より1.9度融点が低いので、上質な脂であっさりとした口溶けです。その類いまれなる美しい霜降りと、上質で柔らかな肉質、そして肉の融点にまでこだわり抜いた驚きの口溶けが、ブランド牛ひしめく関西地域で一流シェフたちを唸らせ、関西地域の一流ホテルでもご利用頂いてます。
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大阪府阪南市の特産品
◆泉州玉ねぎ
阪南市や泉佐野市、泉南市がある泉州地域は、日本の玉ねぎ栽培発祥の地と言われています。
明治時代、米国から導入された品種をこの地で育成・選抜したものが全国に広まっていったそうです。
泉州玉ねぎは大阪府の地域ブランドであり、水分が多く甘みもあって柔らかいということで、全国的な人気を集めています。
◆水ナス
ナスは本来、生食に向かない野菜ですが、「水ナス」は多量の水分を含み、ほのかな甘みもあるうえ、皮も薄いため生でも食べやすい特徴があります。
この水ナスを古くから栽培しているのが泉州地域で、「泉州水なす」として全国的に有名な特産品になっています。
生でも食べられるため、サラダにしてもおいしいですが、やはり浅漬けにしたものが絶品です。
◆紡績
泉南地方では、紋羽織という特色ある綿織物がつくられていますが、これは江戸時代後期、紀州和歌山の織屋から伝えられ、新村(しむら)で広幅木綿が織り始められたのが最初と言われています。
江戸、明治、大正期には、泉南市の樽井(たるい)も含めて数百の工場がありました。その伝統が現在も受け継がれ、地場産業としての紡績業として引き継がれています。
◆なにわ黒牛
大阪府で栽培・生産される農作物や畜産物、魚介類など、大阪の特産と認められる加工食品を「大阪産(おおさかもん)」と呼びます。
「なにわ黒牛」は平成24年4月に、この「おおさかもん」に認定された黒牛和牛。
府内で肥育された雌牛で、子牛登記書(血統証明書)を有し、枝肉成績は3等級以上、通常25ヵ月のところ、出荷まで30ヵ月以上の長期肥育で育てられた、月5頭しか出荷できない純粋黒毛和牛です。
上質の霜降り肉で、脂はあっさり、しかも柔らかいため高齢者にも好評の和牛肉であり、有名ホテルやミュシュラン店で利用されているのもうなずける逸品。
すべての牛にしっかりと目が届くように、ひとつの牛舎に入っているのは5頭までと決められているため、牧場には170頭程度しかいないそうです。なので、ひと月に出荷されるのはたった5頭という希少価値となっています。
阪南市の観光資源
◆わんぱく王国
阪南市が運営する、無料で遊べる公園。芝生広場や幼児の遊具、水遊びできる広場、バーベキューコーナーなどが用意され、お弁当を持って家族で出かけるのにピッタリです。
なんといっても一番人気は、滑り台を滑って巨大な恐竜の口の中に入っていく「ローラーエクスプレス」。
山の斜面を利用した全長約200mのすべり台で、最後のところで「ディメトロドン」をモデルとした巨大な恐竜の口に滑り込んでいきます。そこで恐竜が「ガォー!」と吠えるため、子どもたちに大人気です。
■お花見スポットとしても大人気!
わんぱく王国やその周辺は、お花見スポットとしても毎年多くの観光客が訪れる人気スポット。
最寄り駅となっている「山中渓駅(やまなかだにえき)」西側にある山中川沿いエリアには、毎年ソメイヨシノやヤマザクラなど約1000本の桜が咲き乱れます。
とくに見頃は3月下旬から4月中旬で、期間中はライトアップされ、華やかで風情のある夜桜の光景を見ることができます。
わんぱく王国内でも毎年「山中渓桜祭り」が開催され、ステージ上で展開する多彩な催し物に、みんなで盛り上がります。
この地域に桜の植栽が始まったのが昭和40年代頃から。現在では、見事な桜並木が出来上がり、毎年多くの花見客が訪れる評判のスポットとなりました。
ちなみに、桜が散った後の山中渓はあじさいの季節となります。夜には山中川沿いに蛍が飛び交うなど、こちらは初夏の美景として親しまれています。
◆せんなん里海公園
阪南市と岬町の海岸沿いにある、東西約2キロメートルの細長い府営公園。箱作海岸(ぴちぴちビーチ)と淡輪海岸(ときめきビーチ)が隣接しています。
「大阪マリンフェスティバル」のメイン会場であり、3000人を収容できる国内唯一の常設ビーチバレー競技場である「潮騒ビバレー」や、2階建てのコンビネーション遊具が人気のイルカ遊園、たこをモチーフにした遊具やターザンロープがあるタコ遊園、さらにビーチハウス、トレーニングルーム、会議室などが広い敷地内を使って設置されています。
昨年(2017年)には、海辺の生き物と触れ合える「さとうみ磯浜」や「しおさい楽習館」が完成しました。
■ぴちぴちビーチの夕焼け
長さ700メートル、奥行き80メートルの白い砂浜と豊かな緑に囲まれた海水浴場です。
平成27年(2015年)、「ぴちぴちビーチ」及び「せんなん里海公園人工磯浜」が、日本の夕陽百選に選定されました。
オレンジ色に染まる海や砂浜の風景はなんともロマンチックで幻想的。天気が良いと淡路島や明石海峡大橋、ライトアップされた関西国際空港と離着陸する飛行機が観られ、最高のインスタスポットとなっています。
◆秋祭り
毎年、体育の日の前日と体育の日の2日間行われる祭り。
なんといっても、見どころは市内各地区のやぐらが集まり、波太(はた)神社拝殿前の石階段を勢いよく駆け上がる「宮入り」の豪快さ、スピード感!
2日目に行われる「神輿渡御(みこしとぎょ)」も、3基の神輿が尾崎の「海老野の浜」へ行き、海の中へ入る非常に珍しい風習で、これも見ものです。
また、秋祭りの前週の日曜日には、約20基のやぐらが阪南市役所前に集結し、周辺をさっそうとパレードする「やぐらパレード」も行われます。
あとがき
おいしいものと美しい夕焼けにとても惹かれますが、もうひとつ「関空」から近いことも良いところのひとつ。車で旅客ターミナルまで30分程度、電車なら特急で18分で到着です。
そんな阪南市をぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
※2018年6月7日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※参考・参照元
・阪南市公式 ホームページ(http://www.city.hannan.lg.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店