グルメと歴史のまち。邪馬台国の噂も?/福岡県久留米市【ふるさと納税・自治体事典】
とんこつラーメン発祥の地とされ、フルーツや地酒、屋台などグルメを楽しむまちのイメージが強い久留米市。
しかし、「邪馬台国があったのは、(久留米市を中心に広がる)筑後平野だ」とする説があるように、古代より連綿と続く"歴史のまち"でもあります。
ここでは、そんな福岡県久留米市をご紹介します。
福岡県久留米市の概要
「久留米市」は、九州一の大河・筑後川(ちくごがわ)と緑豊かな耳納山(みのうさん)連山に育まれた、広大な筑後平野の美しい自然景観を誇る福岡県南部の中核都市。
肥沃な筑後平野の恩恵を受けた農作物がそろう、九州有数の農業生産都市であり、久留米絣、靴、タイヤに代表されるような「ものづくりのまち」でもあります。
さらには、とんこつラーメン、焼き鳥、日本酒など「グルメのまち」としても発展してきました。
さとふるから申込めるお礼品はコレ!:久留米市の名産品・特産品
◆小さな大工さんセットA
積み木を作って20年「小さな大工さん」の積み木です。
積み木では基本となる直方体の積み木がしっかり100個入ったセットです。40mm基尺です。
生産加工、全てを久留米で行っています。
つみきは小さな面取りを施し、知育玩具として活用できるようにしております。想像力を発達させるために、自然な風合いが活かされた白木の積木です。
積み木遊びで大切なことは、親子で楽しむということです。
私たちが幼いとき遊んだ木のおもちゃはそのぬくもりから色々なことを教えてくれると思います。
いろいろなことを学ぶこども時代、積み木で素敵な思い出を作ってみるのも良いのではないでしょうか。
積み木遊びを通して、親子の楽しい思い出を積み木のように高く積み上げていただくことができたら嬉しいです。
この機会にぜひ積み木を手にとってみてはいかがでしょうか?
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◆ネモフィラとカスミ草のボトルフラワー(久留米絣敷物付き)
可憐なブルーのネモフィラとカスミ草のボトルフラワー
生花をドライフラワーにしたものをガラス容器の中に封じ込めています。
花の色は青空のようなブルーで満開時は株を覆うくらいの花をつけます。
一面に咲く花は青の絨毯のようで清楚で大人気です。
青の久留米絣の敷物と合わせました。
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◆もつ鍋セット
たっぷりの脂身に濃厚な旨みと良質なコラーゲンを豊富に含む国産牛もつ。
もつの旨みを最大限に引き出すオリジナルスープと鍋を最後まで楽しめるちゃんぽん麺までセットになったこだわりのギフトです。
ニラ、キャベツ、鷹の爪を加えてどうぞ。
◆龍の家 2種類のとんこつ食べ比べセット(4食入)
言わずと知れたとんこつラーメン発祥の地「久留米」から、お店そのままの味と風味をご家庭にお届けします。
スープは濃縮せず、作りたてを急速冷凍。龍の家のスープは、豚の頭骨と水のみを高温で炊き上げた豚骨100%スープです。
凝縮された旨みと力強いコク、まろやかな風味が融合し、独自のブレンド粉を使用した自家製麺との相性も抜群!
本品は、豚骨本来の旨みがダイレクトに味わえる「純味」と、 背脂・香油・辛みそが加わり、芳醇で奥深い味わいの「こく味」。2種類のラーメンが存分に楽しめるセットです。
◆久留米かぶせだし辛子明太子
筑後地方最古の酒蔵で原材料にこだわって造られる「日本酒」「あまざけ」と、甘柿の王様「冨有柿」、これら久留米産の原材料を絶妙なバランスで配合しました。
「秘伝のだし」をかぶせることで生まれる、自家製の「久留米かぶせだし辛子明太子」です!
ごはんとの相性抜群!
◆博多和牛 サーロインブロック1.5kg
福岡県のブランド牛「博多和牛」!
ロースは、赤身とサシのバランスがよくキメ細やかで見た目に美しく、美味な部位と言われています。
口の中に入れた瞬間溶けはじめる、繊細なサシのとろける食感を味わってください。
◆「くるっぱ」グッズセット
久留米市のイメージキャラクター「くるっぱ」グッズのセットです。
久留米市の自然
◆耳納連山(みのうれんざん)
久留米市東部から始まり、東西に約30kmにわたって連なる山地で、眼下には広大な筑後平野が広がり、有明海や雲仙まで見渡すことができます。
久留米市御井町(みいまち)から同田主丸町(たぬしまるまち)へ至る林道、「耳納スカイライン」は、ドライブやハイキングに絶好のコース。
そして、「美しい日本の歩きたくなるみち500選」(美しい日本の歩きたくなるみち推進会議発表)に選ばれた「山苞(やまづと)の道」や、韓国発祥のトレッキングコース「九州オルレ久留米・高良山コース」など、四季折々の自然や歴史を感じられるコースが充実しています。
また、東側にある森は「水源の森百選」(林野庁発表)に選定され、筑後川水系巨瀬川(こせがわ)や名水百選に選定された「清水湧水(きよみずゆうすい)」の水源となっています。
◆高良山(こうらさん)
久留米市にある山で、高牟礼山(たかむれやま)や梶山(かじやま)などと呼ばれることがあります。
山頂には高良山奥院、中腹には高良大社が置かれるなど古来より宗教的な山として崇められていた他、軍事的な要衝でもあったため、古代山城である高良山神籠石(こうらさんこうごいし)や住厭城(すみあきじょう)などの遺跡が見られます。
さらに他にも、山中や山麓に卑弥呼の墓との説がある祇園山(ぎおんやま)古墳や礫山(つぶてやま)古墳、高隆寺(こうりゅうじ)跡、御井寺(みいでら)跡、伊勢天照御祖(いせあまてらすみおや)神社、宮地嶽(みやじだけ)神社、琴平神社、厳島神社などが点在する宗教的、歴史的な遺物が多く残る貴重な山となっています。
また現在では、山頂付近にある駐車場が夜景スポットになっており、カップルにも大人気のスポットとのことです。
久留米の産業:農業や製造業が盛んです
◆福岡県のサラダ菜シェア、8割以上が久留米産
カロチンが豊富な野菜として知られるサラダ菜。他にもビタミンB1やB2、カルシウム、カリウム、鉄といった栄養素を含む野菜です。
その出荷量全国1位を誇るのが福岡県。そして福岡県内のシェアでは、久留米市産のサラダ菜が8割以上となっています(平成27年度作物統計)。
そこで久留米市では、リーフレタスに次ぐ久留米市ブランドの要として、現在PRに取り組んでいます。
また、JAくるめサラダ菜部会では、農産物の食品安全規格であるGAPを取得し(2017年2月)、安心・安全なサラダ菜の生産に努めています。
◆日本の製造業を支える、大企業の拠点があります
久留米市は、ブリヂストン創業の地であると同時に、ムーンスター、アサヒシューズの本社があるなど、これら「ゴム3社」の発展・成長とともに歩んできた歴史があります。
他にもゴム加工品メーカーの工場が数多く所在し、近年はダイハツ九州の軽自動車専用エンジン工場や東プレ九州の自動車用プレス部品製造工場が進出するなど、自動車産業の一大集積地でもあります。
久留米ならではの食べ物をいただこう!
◆とんこつラーメン
日本人の大好きなメニューであるラーメン。醤油味や塩味、味噌味と並んで人気のある味のひとつがとんこつ味です。
この発祥の地とされているのが久留米市。濃厚な味わいと白濁したスープ、そして細麺のバランスが絶妙で、一度食べるとクセになるおいしさです。
◆筑後うどん
一級河川・筑後川がもたらす水の恵みと肥沃な大地を享受できる久留米は、もともとお米と小麦の二毛作が盛んであり、うどんの消費量もとても多い土地柄。
かつては一般の家庭でもうどんが打たれ、讃岐うどんのコシとはまた違う、少し柔らかめながらモチモチと粘りのある食感が特徴です。
また、味噌汁などと同じく、ご飯のおかずの"汁物"として食べられてきた、ユニークな歴史も持っています。
◆巨峰
フルーツ栽培も盛んな久留米市では、いちごや梨、ブルーベリー、いちじくなど、一年を通してフルーツ狩りが楽しめます。
そんな中で、久留米市田主丸町はぶどうの王様「巨峰」が初めて栽培された地として、そして観光農園ぶどう狩り発祥の地として知られており、耳納連山の麓には約60軒の観光ぶどう園があるそうです。
◆日本酒
全国屈指の酒どころでもある久留米市。
日本酒の歴史は兵庫県の灘から始まったと言われますが、久留米市の城島地域では、灘のように綺麗な山水(硬水)を使った酒ではなく、筑後河の水(軟水)を使った日本酒づくりが行われ、硬水とは違う味わいと風味で人気を呼んでいます。
そして、兵庫の灘地域(神戸市東灘区・灘区に西宮市を合わせた阪神間の一部地域)、京都の伏見、広島の西条という「日本の三大酒どころ」に並び称される存在となっています。
久留米市の観光スポット
◆久留米つつじと久留米森林つつじ公園
久留米市の花である「久留米つつじ」は、一般の家庭でも栽培されている他、市内の公園や街路樹としてなど、いたるところで見ることができます。
その中でも、筑紫平野を一望できる場所につくられた「久留米森林つつじ公園」には、100種6万1000株のつつじが植えられ、4月中旬から連休頃の開花時期には全国からたくさんの観光客が訪れます。
また、筑紫平野を一望できる展望台「飛雲台」には、夏目漱石が詠んだ「菜の花の遥かに黄なり筑後川」の句碑があります。
晴れた日のドライブやハイキングに絶好のスポットです。ぜひ、春の開花時期や紅葉の季節に訪れてみてください。
◆草野歴史資料館
草野地区にある「草野歴史資料館」には、豪族・草野氏や地域一帯の歴史資料が展示されています。
もとは明治43年に草野銀行本店として建築されたもので、まだ目新しかった和洋折衷様式建てられ、現在は国の登録文化財に指定されています。
館内には、草野氏ゆかりの絵縁起や古文書など、貴重な歴史的遺物が数多く展示されています。
◆高良大社
筑後国一の宮として知られる神社が、高良山にある「高良大社(こうらたいしゃ)」です。
社殿は国の重要文化財に指定され、神社建築としては九州最大の大きさを誇る立派なものですが、古来より人々はこの高良山全体を神域として信仰の対象としてきたようです。
実際、高良山は耳納(みのう)連山の中(西の端)にありますが、耳納連山に残る古墳はわかっているだけでも数千基と言われ、この一帯が特別な場所として崇められてきたことがうかがえます。
ご祭神としては、本殿に「高良玉垂命(こうらたまたれのみこと)」を、右に八幡大神(はちまんおおかみ)、左に「住吉大神(すみよしおおかみ)」をお祀りしています。
ご利益は厄年の厄ばらい、厄除け開運、延命長寿、交通安全。
「武運長久の神」として、さらには高良神楽発祥の地であることから、「芸能の神」としても人々に崇敬されています。
あとがき
福岡市、北九州市に次ぐ福岡県で3番目の人口を有する県の中核都市でありながら、南東部には山々が連なり、そこには信仰の対象となる筑後国一の宮があるなど、多くの顔を持つ久留米市。そんな久留米市を、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
※2024年3月27日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※参考・参照元
・久留米市公式ホームページ(http://www.city.miyakonojo.miyazaki.jp/)
・くるめのみりょくホームページ(https://www.kurumepr.com/main/6.html)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店