四万十川にかかる沈下橋の早期復旧を、ふるさと納税で応援しよう!
観光名所、「岩間沈下橋」に今、アクシデントが発生しています
四国最長を誇る四万十川流域は豊かな自然を誇る観光スポットであり、全国からたくさんの観光客が訪れます。そこで彼らが目指すのが、緑の山々や青い空、「最後の清流」と言われる四万十川の清流、そして大自然に見事に溶け込む「沈下橋(ちんかばし)」のある風景です。
四万十川には支流も含め47の沈下橋がかかっていますが、今年の11月11日、そのうちのひとつである「岩間沈下橋」の橋脚が沈下し、路面が陥没しているのが発見されました。早急な修理が必要ですが、莫大な予算がかかってしまうことがわかっています。
陥没した岩間沈下橋
沈下橋は、流域に住む人たちの生活様式、精神そのもの
「沈下橋」とは、増水時に水面下に沈んでしまうつくりになっている橋のこと。普通の橋に比べて路面が低いため水面が近く、構造も簡単で工事費が抑えられるメリットがあります。この沈下橋の大きな特徴が、「欄干(手すり)がない」ことです。
これは、洪水などで橋が水中に沈下したときに、流木などがひっかかって水の流れをせき止め、新たな氾濫を招かないようにするための工夫。つまり、人工的な力で自然の流れを変えてしまわないように、あるがままの力を受け入れ、共存していきたいという、流域の人々の精神そのものを現しているのです。
また、平成21年には四万十川流域が国の「重要文化的景観」に選定されました。雄大な大自然の美しさとともに、その景観を構成する重要な要素として「沈下橋」が認められたことになります。
自治体担当者より
四万十市への寄付が、「岩間沈下橋」の修復に使われます!
先日、当市の重要な観光資源である沈下橋のひとつ、「岩間沈下橋」において橋脚の1本が1メートルほど川底に沈下し、路面がVの字に陥没しているのが発見されました。
1966年建設、長さ約120mのこの橋は、数ある四万十川流域にある沈下橋の中でもおそらくもっともマスコミで紹介され、観光客からの人気が高い橋でした。
しかし現在(2017年12月26日現在)、残念ながら通行止めとさせていただいています。修復には億単位の費用がかかってしまうようです。国や県の力を借り、1日も早い復旧を目指していますが、市の財政も厳しく、ふるさと納税を通して全国の皆さまからのご支援を賜りたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
寄付の方法
ご賛同いただける寄付者様は、下記のリンクから「四万十市のお礼品一覧」ページへ飛び、お礼品を選んで寄付の手続きを進めてください。
そして、寄付の申し込み完了後に以下のような「寄付金の使い道」を選択する画面が出たら、
1.ふるさとの環境と景観を守る事業(沈下橋の修復に係る事業など)
もしくは
6.その他ふるさとを守り育むために市長が必要と認める事業(沈下橋の修復に係る事業など)
のいずれかを選択してください。
高知県四万十市について
高知県西部に流れる四万十川が太平洋にそそぐ場所「四万十市」。川と人の暮らしがとても近い、川とともに生きる町です。増水時に壊れにくい構造をしている沈下橋や伝統的な川漁は、人と自然との関わりの積み重ねの証だと言われています。
また、町並みが碁盤目になっていること、「東山」など京都に見立てた地名などから、土佐の小京都とも呼ばれています。
あとがき
欄干のない橋、「沈下橋」は、川辺に住む人々が自然との共生を目指した結果生まれたユニークな橋。とくに四万十川のものは有名で、全国から観光客がやってきます。
中でも、今回沈下した「岩間沈下橋」のある風景は美しく、よくポストカードにもなっているとのこと。
寄付の使い道を選べる事もふるさと納税ならではの特徴です。四万十市のようにふるさとの景色を守るため、各地域でふるさと納税の寄付が活用されています。
ふるさと納税の使い道にもぜひ注目してみて下さい。
※2017年12月26日時点の情報です。