自然薯は、自然生とも呼ばれる国産種の山芋【ふるさと納税お礼品事典:自然薯】
ひと口に山芋と言っても、自然薯(じねんじょ)や長芋、イチョウ芋、大和芋など多くの種類があります。これらの中でも、自然薯は自然生(じねんじょう)とも呼ばれる日本原産の山芋であり、滋養強壮や疲労回復のために昔から食されてきた「山菜の王者」として知られています。ここでは、そんな自然薯のお礼品を3品、ピックアップしました。
兵庫県神河町 自然薯だしとろろセット
神河町(かみかわちょう)は、兵庫県のほぼ真ん中にあるハート型の町。山肌を駆け下りてくる少しひんやりと気持ちのよい風とおいしい空気に包まれ、散歩するだけで心が洗われるような、やさしくあったかい町です。
2017年12月には、日本で14年ぶりの新設スキー場として話題になった峰山高原リゾートが開園。観光客の誘致や住民たちの雇用創出を成功させています。
このお礼品は、自然薯のだしとろろセット。
自然薯は山芋の一種で、山薬と呼ばれるほど、栄養価が高い山芋です。
地元、神河町の特産であり、朝夕の寒暖の差と土質によって、粘りが非常に強く独特の風味(土の香り)と濃厚な味が特徴の自然薯となっています。
栄養価が高く滋養強壮、不老長寿の漢方薬として知られる自然薯をすりおろし、和風だしで味付けしたやさしい味に仕上げています。
■お礼品情報
●内容:
・自然薯だしとろろ(70g入) 10袋
・自然薯とろろ汁(粉末だし付50g入) 5袋
●賞味期限:製造日より8ヵ月
●配送:クール便(冷凍)
●寄付金額:1万5000円
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自然薯だしとろろセット
山口県柳井市 国産自然薯800g
柳井市(やないし)は、美しい海と緑豊かな自然に恵まれ、年間を通して日照時間も長く、冬も温暖で比較的雨の少ない過ごしやすい気候を有したまちです。
花き栽培にも適した気候のため、やまぐちフラワーランド、山口県花き振興センターも整備され、山口県の花き生産振興を図る拠点にもなっています。
また、江戸時代には瀬戸内屈指の商都として発展し繁華を誇っていました。その当時から続く白壁の町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、往時の面影をしのばせる心安らぐ佇まいがあります。
幕末・維新の時代になると、優れた詩人でもあった僧月性(げっしょう)や秋良敦之助(あきらあつのすけ)、白井小助(しらいこすけ)などの多くの志士を輩出し回天(※形勢を一変させること)の偉業をなしています。
このお礼品は、提供事業者「農事組合法人 やまぐち自然薯生産組合」が生産した自然薯。
日本原産の自然薯は、古来より滋養・強壮・老化防止食として珍重されてきました。
同組合では、「分け入った山林で生育した天然種」を選抜し、山林で生育する技術を開発し生産。「粘り・食感・味」、すべてにおける自信作をお届けします。
■お礼品情報
●内容:自然薯 800g
●賞味期限:着後10日 ※4月~11月は冷蔵庫保管
●寄付金額:1万円
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国産自然薯800g
和歌山県橋本市 紀州山里の珍味自然薯 約800g~1kg
橋本市(はしもとし)は和歌山県の北東端に位置し、大阪府と奈良県に接しています。
高野街道と伊勢(大和)街道が交わる「紀州わかやまの玄関口」にあたり、16世紀末、高野山中興の祖応其上人(おうごしょうにん)が荒地を開き、市の中央を流れる紀の川に長さ130間(約240m)の橋を架け、高野山へ往来する人々のための宿場町として「橋本」と名づけたのがまちの始まりと言われています。
現在も交通・鉄道の要衝地で、大阪都心部まで電車で40分の通勤圏でありながら、豊かな自然に囲まれ、柿やぶどう・卵などの魅力的な特産品があります。
とくに卵は県下随一の生産量を誇り、地元特産品を使ったユニークなオムレツメニュー『はしもとオムレツ』を提供する店舗がたくさんあります。
橋本市では、元気なまち橋本を目指し、「若い世代の希望をかなえる、住んでよかった住みたくなるまち」をスローガンに、子育て環境・支援の充実、企業誘致、移住定住促進などさまざまな課題に取り組むとともに、伝統産業である紀州へら竿の継承や日本屈指の産地であるパイル織物の販路拡大にも力を入れています。
このお礼品は、驚くような粘りと、独特の甘い香りが食欲をそそる山里の逸品。
一般的な山芋は外来種を品種改良したものが多く、たとえば長芋は中国原産で日本に渡来して栽培されてきたものです。
それに対して自然薯は、めずらしい日本原産の芋であり、古来から山の幸として盛んに食されてきました(つまり日本人の食のルーツとも言えます)。
しかし自生する自然薯は大変見つけにくく、それ故貴重な食べ物でした。さらに自然薯は、古くから「山うなぎ」と呼ばれるくらい栄養価が豊富な食べ物でもあります。
■生産者の声
私どもでは、高野山の麓の地で栽培方法の研究を重ねた結果、皆さまにお届けできる自然薯をつくることができました。
ぜひ一度、この風味豊かな山里の珍味をお召し上がりください。
■お礼品情報
●内容:自然薯 約800g~1kg
●賞味期限:10日
●寄付金額:1万円
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紀州山里の珍味自然薯 約800g~1kg
自然薯の旬は?
自然薯の収穫は、早いものだと10月中旬あたりから始まります。そこから12月、1月あたりまでが収穫時期ですので、食べ頃もちょうどその頃となります。
長期保存ができることでも知られていて、管理が良いと半年ほどもつため、春先まで出荷は続きます。
また、自然薯はお歳暮などに利用されたり、東北や関東地方の一部でお正月に「とろろ飯」を食べる習慣があるため、12月頃に活発に流通する食材とされています。
あとがき
健康に良いとして古書にも載っている自然薯。鉄分やカルシウム、ミネラルやビタミンを豊富に含み、漢方薬としては「山薬」「唐山薬」などと呼ばれ、珍重されているそうです。
今回紹介した3品を、ぜひふるさと納税をするときの参考にしてください。
※2018年4月18日時点の情報です。
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