天然本マグロは、希少価値の"黒いダイヤ"【ふるさと納税お礼品事典:魚介】
寿司や刺身として生で食べると絶品の「本マグロ」。スーパーなどではほとんど見られず、お寿司屋さんや割烹、旅館などで食べる高級食材として知られていますよね。同時に、絶滅危惧種に指定されている希少価値の高い魚(クロマグロ)でもあります。ここでは、そんな本マグロのお礼品を3品、ピックアップしてみました。
長崎県松浦市 まぐろ丼のたれ付き 養殖本まぐろ 350g
豊かな自然と人、歴史、そして産業が共存する「松浦市(まつうらし)」。この町の基幹産業は一次産業で、とくに水産業においては全国有数の水揚げ量を誇る公設魚市場を有し、トラフグやクルマエビ、マグロなどの養殖が盛んです。また、平成15年度に事業を開始した体験型旅行事業が成長を続けており、同型の事業のメッカと言われています。
また、2012年には「鷹島神崎(たかしまこうざき)遺跡」が海底遺跡として日本初の国史跡に指定され、全国的に注目を集めています。
このお礼品は、餌が豊富で「潮通し(※海水の流れのこと)」、海水温ともに最適な漁場である「鷹島(※長崎県松浦市に属する島)」の海で養殖された、高品質の「養殖本マグロ」。たれ付きですから、甘みと旨味が口の中でとけあう最高の味をご飯に乗せて、丼はいかがでしょうか。
ごま、ねぎ、のり、卵黄などお好みの薬味と一緒にお召し上がりください。たれは漬けたれとしても利用できます。
お礼品情報
●内容:
・養殖本まぐろ中トロ 200g
・養殖本まぐろ赤身 150g
・まぐろ丼のたれ 1本(150ml)
●賞味期限:7日
●配送:クール便(冷凍)
●寄付金額:1万円
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まぐろ丼のたれ付き 養殖本まぐろ 350g
鳥取県米子市 天然本まぐろ魚醬ギフト海産物詰め合せ
鳥取県の西側、山陰のほぼ中央に位置する「米子市」。東には「伯耆(ほうき)富士」とも呼ばれる国立公園大山(だいせん)、北に日本海、そして西には汽水湖(きすいこ)として日本で2番目の大きさを誇り、ラムサール条約にも登録されている中海(なかうみ)という、豊かな自然に囲まれています。
また、紀元前からの歴史を持ち、弥生時代の大規模集落跡や古墳時代の遺跡も数多く発見されています。江戸時代には城下町として繁栄し、その城下町に住む商人によって「商都米子」の礎が築かれました。その文化や気質を受け継ぎながら、現在では高速道路や鉄道、さらには空路・海路の要衝として「山陰の玄関口」の顔も持っています。
このお礼品は、境港で水揚げされた天然本マグロ使用の魚醤(魚介類を原料にした調味料)と海産物の詰め合せセット。新鮮な天然本マグロの内臓を独自の製法で発酵させた旨味成分の豊富な魚醬「ぎょ」は、火を通すと香ばしく、煮込むと風味とコクが増す旨味調味料。ドレッシング(魚醬王)とまぐろだし醤油も同梱されています。
お礼品情報
●内容:
・天然本まぐろ魚醬 150ml×2
・さばの魚醬干し(大) 2袋
・じゃこめしの素 20g×2袋
・ドレッシング 170ml×1本
・まぐろだし醤油 500ml×1本
●配送:冷蔵便
●寄付金額:1万円
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天然本まぐろ魚醬ギフト海産物詰め合せ
高知県室戸市 厳選天然本マグロセット
「室戸市(むろとし)」は高知県の東部に位置し、台風の通り道として有名です。また、室戸ジオパークがユネスコ正式事業に認定され、観光地としてにぎわいをみせています。
気候は年間を通じて温暖でほぼ亜熱帯性気候と言ってよく、平均気温は16℃台、年間降水量は2000mm以上と高温多湿。このため、ビワをはじめ作物の栽培には絶好の環境です。
また、室戸海洋深層水の恵みを受けた金目鯛などの鮮魚や加工品、お酒など数多くの特産品に恵まれています。
このお礼品は、室戸船籍の船が漁獲した天然本マグロの大トロ、中トロ、赤身を合計約600gのセットにしました。獲れたてを船上で急速冷凍(-60℃)していますので、とても新鮮です。
また、解凍方法を誤るとせっかくのマグロの味が損なわれますが、本品には『マグロの解凍方法』が同梱されているので、その心配は無用です。おいしい天然マグロをご自宅でお楽しみください。
お礼品情報
●内容:
・大トロ 200g前後
・中トロ 200g前後
・赤身 200g前後
※合計600g以上
●賞味期限:冷凍庫で7日
●配送:冷凍便
●寄付金額:2万5000円
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厳選天然本マグロセット
本マグロについて
日本人の大好きな寿司ネタや刺身として食される「本マグロ」は、生鮮食品として流通する前は「クロマグロ」と呼ばれ、絶滅危惧種にも指定されている貴重な魚。現在も漁獲量は減少を続け、魚類の中でもっとも高価で取り引きされているため、その希少性と背中の黒色から「黒いダイヤ」などと呼ばれます。
また、クロマグロはマグロの種類の中ではもっとも大きくなる種類であり、体長は約3m、重さは約300kg。大きなものだと400kg以上にもなります。おもに北半球の熱帯・温帯の海に分布し、時速約80km以上の高速で泳ぐことができる回遊魚です。
食材(本マグロ)としての人気は言わずもがな。もっとも多くとれるのは中心部分にある「赤身」で、濃厚な旨みとコクとわずかに感じられる酸味のハーモニーが絶妙。これぞクロマグロという味が楽しめます。「中トロ」は赤身の旨さに、ほどよい脂の甘みが感じられて、こちらも美味。「大トロ」は、口に入れた瞬間にとろけだす脂の食感と甘みをたっぷり堪能できます。
近年、希少種となっていたクロマグロの資源保護のため、「完全養殖(※採卵してそれを孵化させ、出荷まで育てる)」の手法の確立が求められていましたが、2002年、近畿大学が32年の歳月をかけて完全養殖に成功。今では、天然ものに劣らない400kgサイズにまで育てることに成功しています。
なお、クロマグロは体内に微量の水銀を含んでいるため、食べすぎると有害な水銀の摂りすぎになる可能性があります。厚生労働省から出ている注意喚起を見ておきましょう。とくに妊婦さんには一読をお勧めします。
●厚生労働省オフィシャルサイト:魚介類に含まれる水銀について
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/suigin/
あとがき
クロマグロといえば、毎年1月5日に東京・築地の中央卸売市場で行われる初セリが話題になります。2013年には、1匹1億5540万円の史上最高値がつき、みんなが驚きました。さすが「王様」「マグロの中のマグロ」と言われるクロマグロです。
今回紹介した3品を、ぜひふるさと納税をするときの参考にしてください。
※2017年12月27日時点の情報です。
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