金目鯛の正体って、なんと"深海魚"なんです!【ふるさと納税お礼品事典:魚介】
その鮮やかな赤色から、おめでたい席などでよく使用されてきた「金目鯛」。名前からマダイやクロダイなどのいわゆる「タイ(鯛)」と同じ種類と思われがちですが、実は異なる魚種だとご存じでしたか?...というか、深海魚なんです。ここでは、そんな金目鯛のお礼品を3品、ピックアップしました。
千葉県勝浦市 勝浦灯台沖釣り金目鯛約460~650g×2尾(煮つけのタレ付)
千葉県を代表する漁業のまち、勝浦市(かつうらし)。自慢のカツオや金目鯛はもちろん、アワビやサザエなど豊かな海の幸が勝浦の食文化を支えていると同時に、ビーチは住人有志によるクリーン活動によって常に守られています。
また、海のイメージの強い勝浦市ですが、実は市域の多くの部分が夷隅川(いすみがわ)上流域にあり、穏やかな田園風景が広がっています。稲作を中心に畑作、果樹園、酪農、養豚、養鶏、養蜂など、多彩な「農」の暮らしが展開されています。
そんな里海、里山の幸が一堂に集まるのが、400年の歴史を誇る「勝浦朝市」。漁港のほど近く、勝浦市の中心部で水曜日と元日を除く毎日開催されています。鮮魚や干物の他、野菜や山菜など里山の幸が数多く並び、県内外からの人でにぎわいます。
このお礼品は、勝浦に水揚げされたブランド金目鯛「灯台沖きんめ」です。水揚げされたその日のうちにウロコを取り、エラや内臓を処理したあと急速冷凍した鮮度抜群の金目鯛をご家庭にお届け。フライパンで簡単に本格的な金目鯛の煮付けが出来上がります。
生産者の声
巻き網ではなく、「立て縄釣り」という漁法で丁寧に漁獲されている勝浦灯台沖きんめ鯛は身が引き締まり、脂がのっていて絶品! と、人気の高いブランド魚となっております。ぜひご賞味ください。
お礼品情報
●内容:
・冷凍金目鯛 自社規格Lサイズ 約460g~約650g×2尾/勝浦産
・煮付け用タレ 50g×6袋
●賞味期限:
・金目鯛 約1年
・煮付け用タレ タレの袋に記載
●配送:クール便(冷凍)
●寄付金額:1万7000円
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勝浦灯台沖釣り金目鯛約460g~650g×2尾(煮つけのタレ付)
静岡県下田市 [伊豆下田産]金目鯛しゃぶしゃぶセット
下田市(しもだし)は1年を通じて温暖で、四季折々の花を育み、白く輝く砂浜とキラキラ光る青い海、緑萌える山々のコントラストが美しい町です。1854年に米国ペリー提督率いる黒船艦隊が下田港に停泊し、わが国最初の開港の場所となり、歴史的遺産も数多く残されています。
他にも、豊富な湯量を誇る温泉や豊かな自然の恵みを満喫できる山海の幸など、さまざまな魅力があふれる町となっています。
このお礼品は、豊富な水揚げ量で知られる伊豆下田港の金目鯛を、ベテランの目利きが厳選したおいしい「金目鯛しゃぶしゃぶセット」。水揚げされたばかりの新鮮な金目鯛の旨さを満喫するなら、素材の旨味をひきだす「しゃぶしゃぶ」がオススメ。上品な味と繊細な食感を存分に堪能してください。
★しゃぶしゃぶのおいしい召し上がり方★
○昆布とあらの出汁で召し上がりください。しいたけなど、きのこを加えてもよいでしょう。また、水の代わりに純米酒を使うと、さらに風味が広がります。
○タレはスダチやカボスを食べる直前に絞る「お手製ポン酢」がお勧めです。果汁の新鮮さで、風味がいっそう上品になります。
○芳醇な出汁を最後まで満喫するなら、締めはぜひ雑炊に! 米粒が旨味を吸い、至極の味わいになります。
お礼品情報
●内容:
・金目鯛しゃぶしゃぶ 160g
・金目鯛アラ 半身分
●賞味期限:30日
●配送:クール便(冷凍)
●寄付金額:1万5000円
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[伊豆下田産]金目鯛しゃぶしゃぶセット
高知県室戸市 室戸産金目鯛煮付け
室戸市(むろとし)は高知県の東部に位置し、台風の通り道として有名です。また、室戸ジオパークがユネスコ正式事業に認定され、観光地としてにぎわいをみせています。
気候は年間を通じて温暖でほぼ亜熱帯性気候と言ってよく、平均気温は16℃台、年間降水量は2000mm以上と高温多湿です。このため、ビワをはじめ作物の栽培には絶好です。
また、室戸海洋深層水の恵みを受けた金目鯛の漁場が近く、水揚げされる金目鯛は新鮮でおいしいと評判。その金目鯛を煮つけにし、1尾ずつパックしたのがこの「室戸産金目鯛煮付け」です。室戸産の金目鯛を1尾ずつパックにして煮付けにしてあります。解凍してそのまま食べるとよいでしょう。もしくは、湯煎にするかお皿にだしてラップし、レンジで温めるとよりいっそうおいしく召し上がれます。
お礼品情報
●内容:3~6尾(原魚で合計700g以上)
●賞味期限:商品到着後要冷凍(-18℃以下で保存)で2週間
●配送:冷凍便
●寄付金額:1万6000円
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室戸産金目鯛煮付け
金目鯛について
金目鯛は、太平洋や大西洋、インド洋など世界的に広い範囲に生息している金目鯛目金目鯛科の深海魚です。目の奥にあるタペータムという反射層が光を集めるため、瞳が金色に光ることと鮮やかな赤い魚体から「金目"鯛"」と呼ばれていますが、実は「マダイ」や「クロダイ」といったスズキ目タイ科の魚(いわゆる「鯛」)とは別の種類です。
また、スーパーなどに並ぶ金目鯛が美しい赤色をしているのは死後変色によるもので、もともとは桜色をしているそうです。この鮮やかな色味が評判を呼んで近年、高級魚となっていますが、その要因のひとつに金目鯛が非常に美味であることが全国に知れ渡ったこともあります。肉質がやわらかでクセのない白身魚であり、1年をとおして脂がのっていて、その上品な甘さが高い評価を獲得しています。
このように年間をとおしておいしい魚ですが、もっともその旨みを堪能できる季節といえば、脂が一番のっている12月ごろから2月ごろにかけての冬となります。
このように見た目がおめでたいだけでなく、味も評判の金目鯛ですが、おいしいからといって食べすぎには注意しましょう。金目鯛は体内に微量の水銀を含んでいるため、厚生労働省もその摂取量に関して注意をうながしています。詳細は下記を参照してください。とくに妊婦さんは一読をお勧めします。
●厚生労働省オフィシャルサイト:魚介類に含まれる水銀について
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/suigin/
あとがき
たくさん脂がのって旬といえる冬に、新鮮なものをお刺身で、もしくはおいしいダシを堪能できる煮つけでぜひ召し上がってください。
今回紹介した3品を、ぜひふるさと納税をするときの参考にしてください。
※2017年12月25日時点の情報です。