出世魚の出世頭といえば「ぶり」!【ふるさと納税お礼品事典:魚介】
スズキやサワラ、ボラ、イワシなど、成長するごとに呼び名の変わる"出世魚"。他には鮭やマグロがそうであるなど、多数の種類が存在します。その中で、おそらくもっとも有名で人気があり、"出世魚の出世頭"とも言えるのが「ぶり」ではないでしょうか。ここでは「ぶり」のお礼品を3種類ピックアップします。
富山県氷見市 【氷見産ぶり・のど黒入り!】《鱈場特選》きときと魚一夜干し4種詰合せ
里山・里海と共存する町・富山県氷見市(ひみし)は、富山県北西部、能登半島の付け根に位置します。「氷見」の名は海越しに山の万年雪が見えることから名づけられたという説があるように、富山湾越しに浮かぶ立山連峰の景色は大変美しく、名実ともに氷見を代表する景色となっています。
このお礼品は、氷見産ぶりを使用した「ぶり西京漬け」と、のど黒開きや氷見産の"きときと(新鮮な)魚"を使用した一夜干しの詰合せ。
脂がのった氷見産のぶりを贅沢に使用した"ぶり西京漬け"は、フライパンでもふっくら焼き上がります。また、魚の王様"のどぐろ開き"は脂ののりが絶品。
さらに、一夜干しの定番"アジの開き"は朝食にピッタリのサイズで、ご飯がすすみます。そして"かます開き"はクセがなく、白身で脂がのった上品な味のお魚。なお、味付けは辛過ぎない甘塩となっています。
生産者の声
「鱈場(たらば)」は、明治43年創業、今日に至るまで伝統の技に磨きを掛けて参りました。魚の買い付けは自分の目で見て手に取って、見極めた魚を仕入れます。氷見港で仕入れた新鮮な魚を新鮮なまま自社で加工します。一つひとつ丁寧に手開きで仕上げました。ぜひ一度、日本海は「氷見」の干物をご堪能頂けると幸いです。
お礼品情報
●内容:
・氷見産ぶり西京漬け 3切
・のど黒一夜干し
・氷見産かます一夜干し4枚
・氷見産あじ一夜干し3~4枚
※すべて富山県氷見産
●賞味期限:すべて冷凍30日
●配送:クール便(冷凍)
●寄付金額:2万円
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【氷見産ぶり・のど黒入り!】《鱈場特選》きときと魚一夜干し4種詰合せ
石川県七尾市 天然ぶりしゃぶ鍋セット【2人前】
七尾市(ななおし)は石川県の北部、能登半島の中央部に位置し、豊かな自然と歴史、文化、風土、そしてそこに住む人々の人情に彩られた、能登半島の中心都市です。「七尾」の名前は、日本最大規模の山岳城「七尾城」が築かれていた城山に七つの尾根があったのが由来とされています。
また、「能登の里山里海」が2011年に先進国では初めて「世界農業遺産」に認定され、青柏祭(せいはくさい)の曳山行事「でか山」が、2016年に「ユネスコ無形文化文遺産」に登録されました。
このお礼品は、冬の贅沢を味わい尽くす「天然ぶりしゃぶ鍋セット」。石川で獲れた天然ぶりはしゃぶしゃぶにすることで余分な脂が落ち、柔らかな食感と舌触りで身の甘さを存分に味わうことができます。お好みのお野菜と一緒にお楽しみください。
お礼品情報
●内容:
・ぶり 150g×2パック/石川県産
・冷凍うどん 180g/加工地::新潟県
・ポン酢 50g×2袋/加工地:愛知県
・鍋だし 60g/加工地:愛知県
●賞味期限:30日
●配送:クール便(冷凍)
●寄付金額:1万5000円
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天然ぶりしゃぶ鍋セット【2人前】
高知県黒潮町 土佐天然ブリ藁焼たたき
自然いっぱいの豊かな海に臨むまち「黒潮町(くろしおちょう)」。海の恵みとともに独自の文化や風習が育まれ、中でもカツオ漁は400年以上の歴史があると言われています。土佐の一本釣りという漁法により、日本一の漁獲高を誇る船団を有し、全国でも"カツオの町"として知られていることから、カツオは観光を含めた黒潮町の大事な基幹産業となっています。
このお礼品は、土佐沖で獲れた天然ぶりを鮮魚から加工し、土佐伝統の藁焼きで丁寧に焼き上げた「土佐天然ブリ藁焼たたき」。藁の強い火力で瞬時に焼きあげることでブリの旨みをとじこめ、香ばしい藁の風味が生きています。
食べる直前に、真空袋のまま流水で解凍後(中芯が凍った状態)、お好みの厚さに切って召し上がりください。高知県産ゆず使用のポン酢は、まろやかな味わいで大好評です。
お礼品情報
●内容:天然ブリ藁焼タタキ 750g(5~8個)、タレ(30ml)付5~6P
●賞味期限:冷凍60日
●配送:クール便(冷凍)
●寄付金額:9000円
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土佐天然ブリ藁焼たたき
ぶりについて
成長とともに呼び名が変わっていく魚を"出世魚"と言いますが、その中でもよく知られているのが「ぶり」。関西では「わかな」→「つばす(15~40cm)」→「はまち(40~60cm)」→「めじろ・いなだ(60~80cm)」→「ぶり(80cm以上)」と変化し、関東では「ワカシ・ワカナゴ(15~30cm)」→「イナダ(30cm~50cm)」→「ワラサ(50~60cm)」→「ブリ(60cm以上の成魚)」と変化します(※大きさ、名前ともに地域によって変わります)。
天然のブリがおいしくなるのは、冬。この時期に獲れるぶりは産卵期前で餌を多く食べているため脂がのっていて独特の風味があり、「寒ブリ」と呼ばれて珍重されています。とくに島根県、石川県、長崎県など日本海側でたくさん獲れ、富山県氷見市で獲れる「氷見ぶり」は全国的に有名です。太平洋側で獲れるぶりとしては千葉県や茨城県が知られており、2月から3月に多く水揚げされます。
なお、はまちやいなだ、わらさの旬は、夏から秋ごろと言われています。
「ぶり」は食材としての人気がとても高く、刺身や寿司としてはもちろん、たたきや塩焼き、照り焼き、西京漬け、ぶり大根など、古くからあらゆる調理法で食べられてきました。捨てるところはほとんどなく、頭やアラからは非常にいいダシがとれます。
あとがき
冬の脂ののったぶりは、とてもおいしいですよね! ちなみに、脂が多すぎると感じる場合は、しゃぶしゃぶにするとよい塩梅に脂が落ちるのでお勧めです。
今回紹介した3品を、ぜひふるさと納税をするときの参考にしてください。
※2017年12月25日時点の情報です。