2018/12/07
個人事業主がふるさと納税をするときのポイントは?
ふるさと納税に関する案内については、会社員など給与所得者向けのものが多く、個人事業主としてどのようなことに気を付けたらよいのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。今回は、個人事業主がふるさと納税による寄付をする場合に、気を付けるべきポイントについて紹介します。
ふるさと納税をした個人事業主の確定申告は?
個人事業主として所得がある場合、確定申告は必須の手続きです。
確定申告を行うときは、ふるさと納税による寄付金控除の申告も合わせて行います。
ふるさと納税の寄付金控除のために新たな申告用紙を用意する必要はなく、確定申告書の所定の欄に書き込むだけなのでとても簡単です。
ふるさと納税の手続きが済んで各地方自治体から受領書が発行されたら、確定申告の時期になるまでなくさないように保管してください。受領書は確定申告書で控除を申告する際の添付書類として必要になります。
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事業上の必要経費との区分
ふるさと納税のために支払った金額は事業にかかる税金ではないため、経費としては計上できません。ふるさと納税は「事業主貸」として計上します。これは、事業資金からプライベートの支出をした場合と同じ計上の仕方です。
以上留意の上、確定申告の時期になったら、申告書に事業の収入と経費及び寄付金の控除などを記載し、申告を行います。
※この記事の内容についての詳細は、税理士等へご相談ください。