「さちのか」は「幸の香」だから「さちのか」です【ふるさと納税お礼品事典:いちご】
福岡県で生まれ、現在、長崎県、佐賀県を主な産地とする「さちのか」は、生産者にも食べる人にも、「幸あれ」という意味で名づけられたいちごです。そのため、「幸の香」と表記されることもあるそうです。ここでは、そんな「さちのか」のお礼品を3品、ピックアップしました。
和歌山県湯浅町 和歌山産さちのかいちご 約250×4パック入り
和歌山県の中部西岸に位置し、有田みかんや醤油、金山寺みそで有名な湯浅町(ゆあさちょう)。県下では唯一の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、町を歩けばすぐに歴史の重みと趣が感じられることでしょう。ふるさと納税の使い道のひとつとして、このような歴史的文化財の保存や活用事業を選べるのもうれしいところです。
ちなみに、「手づくり醤油など地場産業のPRや育成」という使い道も用意されていますが、これなどは「醤油発祥の地」である湯浅町ならではと言えるでしょう。
このお礼品は、色鮮やかで甘味と香りがギュギュッと詰まった「さちのかいちご4パック」。
ともに人気銘柄である「とよのか」と「アイベリー」の交配種であり、果物を育てる環境に適した「あら川の桃」でも有名な、和歌山県・紀の里で作られたいちごです。
甘味と酸味のバランスが絶妙で、アントシアニンを多く含む濃い赤色が美しく、ジューシーで、味も濃厚。果肉は、サクッとしたほどよい歯ごたえがあり、味わい豊かな甘酸っぱさが特徴で、甘味を引き立てます。後味も爽やかで、思わず、次々に食べたくなるおいしさです。
★食べ方のアドバイス♪
洗う前にヘタを取ると水っぽくなり、ビタミンCも損失しますので、へたをつけたまま手早く洗って食べるとよいでしょう。なお、保管する際は冷蔵庫の野菜室へ。
お礼品情報
●内容:
1箱 約250g×4パック(M~2L)※サイズおまかせ
(和歌山県産・秀選品)
●賞味期限:出荷日+3日
●配送:クール便(冷蔵)
●発送時期:2018年1月30日~2018年3月20日
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和歌山産さちのかいちご 約250×4パック入り
福岡県久留米市 さちのか苺 2箱
九州一の大河・筑後川(ちくごがわ)と、緑豊かな耳納山(みのうさん)連山に育まれた、広大な筑後平野の美しい自然景観を誇る福岡県南部の中核都市、「久留米市(くるめし)」。
肥沃な筑後平野の恩恵を受けた農作物がそろう、九州有数の農業生産都市であり、久留米絣、靴、タイヤに代表されるような「ものづくりのまち」でもあります。さらには、とんこつラーメン、焼き鳥、日本酒など「グルメのまち」としても発展してきました。
このお礼品は、西鉄久留米駅に隣接する百貨店「岩田屋」提供による、『米倉農園の朝どり「さちのか苺」』です。いちごづくり職人の米倉さんが、いろいろないちごをつくり、いきついた品種である「さちのか」。香りが強く、果肉も締まり、ひときわ際立つ甘さのいちごを、どうぞご賞味ください。
お礼品情報
●内容:2箱(24~36粒)
●賞味期限:発送から5日程度
●配送:クール便(冷蔵)
●発送時期:2017年11月~2017年3月
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さちのか苺 2箱
高知県黒潮町 黒潮町産大粒いちご「さちのか」
自然いっぱいの豊かな海に臨むまち、黒潮町(くろしおちょう)。海の恵みとともに独自の文化や風習が育まれ、中でもカツオ漁は400年以上の歴史があるといわれています。土佐の一本釣りという漁法により、日本一の漁獲高を誇る船団を有し、全国でも"カツオの町"として知られていることから、カツオは観光を含めた黒潮町の大事な基幹産業となっています。
また、美しい砂浜や磯が続く海岸線と緑豊かな山々が広がる黒潮町では、自然資源を活かした「カツオのタタキづくり」「天日塩づくり」「ホエールウォッチング」などの体験型観光と、土佐西南大規模公園を活用したスポーツツーリズムの推進に取り組んでいます。
この品は、海、山、川と自然に恵まれた黒潮町で、南国特有の太陽の恵みをいっぱいに浴びて育てられた「さちのか」のお礼品。町内のいちご農家が丹精込めて育てた自慢の大粒いちご「さちのか」をどうぞ堪能してください。
お礼品情報
●内容:さちのか 270g(10粒~7粒)×2パック
●賞味期限:冷蔵4日程度(お早めにお召し上がりください)
●配送:クール便(冷蔵)
●発送時期:2018年1月~2018年2月
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黒潮町産大粒いちご「さちのか」

さちのかについて
福岡県の農林水産省野菜茶業試験場久留米支場で、「とよのか」と「アイベリー」の交配によって生み出された「さちのか」。
「とよのか」は、1990年代後期あたりまでは西の横綱と呼ばれ、東の横綱と呼ばれた「女峰」とともに日本を代表する品種だったいちご。「アイベリー」は、その大きさと食感の良さで主に贈答用として30年以上の人気を誇ります。
両種の良いところを受け継いだ「さちのか」は、甘みは多め、酸味は少なめという食味のバランスが絶妙で、サイズは大きめで、果肉はかため。果皮は濃い赤色で果肉部分も赤いため、ピューレやいちごジャムにすると、鮮やかな色合いが楽しめるでしょう。
「さちのか」の特徴として、熟してくるにつれてだんだん色が黒ずんでくるというのがあります。もともと色が濃いいちごですが、さらに濃く、黒くなってきたものは鮮度が落ちているので、注意しましょう。
ちなみに、江戸時代にオランダからやってきたいちごが日本で一番初めに上陸したのは長崎県。そして現在、作付け面積も全国1位となり、この地を代表するいちごとしてその名をはせているのが「さちのか」です。他には、佐賀県や千葉県で栽培されています。
あとがき
「さちのか」が市場に出回るのは12月頃から。2月頃から3月頃までが最盛期で、5月頃までは店頭に並んでいます。まさしく、これから旬を迎えるお礼品となります。今回ご紹介したお礼品を、ぜひふるさと納税をする際の参考にしてください。
※2017年11月22日時点の情報です。