あえて言うなら、「コタツに、"温州"みかん」【ふるさと納税お礼品事典：みかん】
日本の冬の風物詩といえば、「コタツにみかん」。これって、慣用句みたいに誰もが使うフレーズでもありますよね。このように、日本で単に「みかん」と言ったときには、代表的な品種である「温州（うんしゅう）みかん」を指すと考えてよいでしょう。みんな大好き、温州みかんのお礼品を2品、ピックアップしました。
和歌山県湯浅町 紀州有田産濃厚完熟温州みかん 5kg
和歌山県の中部西岸に位置し、有田みかんや醤油、金山寺みそで有名な湯浅町。県下では唯一の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、町を歩けば、すぐに歴史の重みと趣を感じられることでしょう。ふるさと納税の使い道のひとつとして、このような歴史的文化財の保存や活用事業を選べるのもうれしいところです。
お礼品の提供は、和歌山県湯浅町にある魚鶴商店。干物をメインに、和歌山の特産物の加工品を開発・販売しています。旬にこだわった販売ラインナップなので、季節による変動はありますが、常に"今おいしいもの"を県内、県外に供給しています。
今回の品は、濃厚な味わいに糖度と酸味のバランスが絶妙の有田みかん。黒潮の恵みを受ける紀伊水道の潮風から運ばれる天然のミネラル分をたっぷりと取りこんだ、甘さとコクがぎゅっとつまった逸品です。
さらに、みかんの木はそれぞれ熟度が異なるため1本1本試食し、完熟で濃厚なみかんだけを収穫してお届けします。
■お礼品情報
●内容：5kｇ／和歌山県産
●賞味期限：7日
●発送時期：2018年12月５日以降順次発送
■お礼品の詳細はこちらをクリック！
愛媛県今治市 【D8】今治産 温州みかん10kg (30ポイント)
愛媛県の北東部に位置する愛媛県今治市。温泉が湧く緑豊かな山間部や、かつて村上水軍が活躍した来島海峡、さらに世界有数の多島美を誇る瀬戸内海に浮かぶ島々、そして発展を続ける臨海部など多様な地域性を持つ町です。
近年は「今治タオル」ブランドや「サイクリストの聖地」、「しまなみ海道」などで、国内のみならず海外からも注目されるようになっています。
さて、ここで紹介するお礼品は、越智今治農業協同組合（JAおちいまばり）運営による「さいさいきて屋」のご提供品。
さいさいきて屋は管内の農産物はもちろん、牛肉などの肉類や魚介類を直売している市場で、地元今治産にこだわった農畜産物を食堂や農園、キッチンスタジオなどを使って発信し、いつもにぎわっています。
本品は、柑橘王国・愛媛の顔であり、"国民の果実"と言っても過言ではない「温州みかん」で、ドドーン！と10kgを箱詰めにしてお届けします。この冬の、そして年末年始のお供として、ぜひ定番の果実をご準備ください。
■お礼品情報
●内容：10kｇ／愛媛県今治市
●発送時期：2017年11月下旬～2018年1月上旬
■お礼品の詳細はこちらをクリック！
■温州みかんについて
種がなく、適度な甘さがあり、皮をむきやすいのが特徴の「温州（うんしゅう）みかん」。日本でみかんと言ったときには「温州みかん」を指すといっても過言ではないほどポピュラーな呼称であり、例えば和歌山の「有田（ありだ）みかん」や「愛媛みかん」、静岡の「三ケ日（みっかび）みかん」といった品種も温州みかんです。
通常、みかんの品種を表すときは、原産地名を最初につけますが、実は「温州」は中国浙江省（せっこうしょう）にある地名のことで、「温州みかん」は、当地が柑橘の名産地であることに"あやかって"つけられました。実際の発祥の地は、鹿児島県の長島地域だといわれています。
ちなみに、「温州」は「おんしゅう」と読み間違いやすいので要注意！ 正しくは「うんしゅうみかん」です！
他にうれしい特徴として、"栄養たっぷり"であることが挙げられます。ビタミンCが豊富で免疫力を高めるため、風邪の予防に効果があり、抗酸化作用や肌荒れの防止も期待できます。さらにペクチンは便秘予防に、フラボノイドは高血圧や動脈硬化の予防に、クエン酸は疲労回復に力を発揮します。健康を維持するのに最適な果物が温州みかんなのです。
■あとがき
日本人にとって、とても身近な食べ物である温州みかん。手に入りやすく、おいしいうえに栄養価も高いスグレモノの果物です。今回紹介した2品を、ぜひふるさと納税をするときの参考にしてください。
※2017年11月8日時点の情報です。
