2023/05/15
色とりどりの花を眺めながら塩あんびんを食べたい!/埼玉県久喜市【ふるさと納税・自治体事典】
"花きのまち"であり、花が主役の祭りが多く開催される埼玉県久喜市(くきし)。関東最古と言われ、重要無形民俗文化財の鷲宮催馬楽神楽(わしのみやさいばらかぐら)が演じられる「鷲宮神社(わしのみやじんじゃ)」も知られています。近年、この神社は、アニメ「らき☆すた」の舞台としてもすっかり有名になりました。ここでは、そんな久喜市をご紹介します。
埼玉県久喜市の概要
久喜市は、埼玉県東北部に位置し、平成22年に久喜市、菖蒲町(しょうぶまち)、栗橋町(くりはしまち)、及び鷲宮町(わしみやまち)が合併し誕生しました。
豊かな自然と鉄道や高速道路などの広域的な交通利便性を兼ね備え、関東一といわれる提燈祭りをはじめ各地区の伝統的な祭りに、あやめ・ラベンダーのブルーフェスティバルやコスモスフェスタなどの催し、静御前の墓、アニメの舞台にもなった、関東最古といわれる鷲宮神社などの歴史遺産を有すなど、多くの魅力で溢れていることから、永久に喜び暮らせるアットホームなまちとして親しまれています。
「絵になるまち」「育むまち」「笑顔のまち」として、市政を進めています。
●人口:15万1598人(2018年3月31日現在)
●市の花:コスモス
●市の木:イチョウ
さとふるから申込めるお礼品はコレ!:久喜市の名産品・特産品
◆あかりせんべい自宅用 大
NPO法人あかりの障がいを持つ人が働く就労施設で丁寧に袋詰めしたおせんべいです。
国産のお米で添加物のない安心のおいしさです。小袋に入っているので湿気る心配がありません。多種類のおせんべいが入っていますからその日の気分に合わせて召し上がってください。
ご家族みんなで楽しめる種類と量です。ぜひお楽しみください。
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◆久喜市の梨(豊水5kg)
久喜市の代表的な農産物といえば「梨」。
このお礼品は、甘味と酸味のバランスが良く、味も濃厚で根強いファンが多い「豊水」です。
矢野農園では、梨栽培は土づくりからと考え、堆肥の力を借りて栽培しています。
多くの手間をかけ大切に育てた久喜市産のおいしい梨を、ぜひ味わってみてください。
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◆至福の時を包み込むラベンダーの詰め合わせ 8点セット
毎年6月に行われるブルーフェスティバルで人気の小物を詰め合わせました。
久喜市特産のラベンダーの、香りと癒しをお届けします。
コード刺繍がすてきなストールは、柔らかくてしっかり日差しを防いでくれます。
ガーゼのラベンダー柄ハンカチは、吸収力抜群。
暑いときにさっと仰げる扇子はバックに入れておきたいですね。
生地からこだわったラベンダーポプリは、さわやかな香りです。
手染めひざ掛けは、首に巻くと素敵なスカーフに。後ろ姿もレースが涼しげに彩ります。
そして、久喜市菖蒲産のラベンダーがたっぷり入った安眠枕が心地よい眠りに誘います。
フレグランスとフックはタンスに入れてみてくださいね。
■生産者の声
久喜市で20年以上も続く6月のラベンダー祭り「ブルーフェスティバル」で、毎年たくさんの皆様と出会うことができて、皆様の声から生まれた製品です。手染めひざ掛けも一枚一枚手作りしています。蒸し暑い夏を、ラベンダーの優しい香りと、涼しい紫で快適に過ごしてください。
■内容
・ラベンダーポプリ 重量:20g サイズ:14×12cm
・安眠枕 重量:57g サイズ:12×23cm
・手染めひざ掛け(大判スカーフ) 重量:38g サイズ:52×52cm
・ラベンダーガーゼハンカチ 重量:25g サイズ:24×24cm
・ラベンダーフックサシェ 重量:61g サイズ:26×17cm
・ラベンダー扇子 重量:25g サイズ:20×39cm
・ラベンダーストール 重量:52g サイズ:40×170cm
・ラベンダーフレグランス 重量:40g サイズ:直径5cm×長さ8cm
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◆キヌヒカリ(精米)4kg×2袋
利根川水系の水で育った、おいしいキヌヒカリ。ソフトな粘りとさっぱりした口当たりが特徴です。
また、炊き上がりが「絹」のように輝くことから、その名が付けられました。
■生産者の声
久喜市の農家が丹精込めて作ったお米を是非ご家族の皆様でご賞味ください。
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◆くらしに楽しい文房具3点セットA
このお礼品は、くらしを楽しくする、便利な文房具のセット。
ラップにかけるペン6色セットは食品包装用ラップフィルムに文字を書いてしっかり定着する水性顔料マーカーです。
作り置きのごはんにメッセージを書いたり、おにぎりの中身を書いたりなど、使い方はいろいろあります。
シミトリは携帯できる応急処置用シミトリペンです。しょうゆ、ケチャップなどの水性のシミやミートソース、カレーうどんなど油性のシミにも対応します。
布の下にティッシュを敷いて汚れた場所を上からトントンするだけでシミが目立ちにくくなります。
◎内容量
・シミトリ01 無香料 1本
・シミトリ01 交換用カートリッジ 1本
・ラップにかけるペン6色セット 1セット
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久喜市の特産品
◆塩あんびん
埼玉北東部の農村に昔から伝わるお菓子で、砂糖をいっさい使用せず、塩だけで練り上げた小豆餡をやわらかいお餅で包んだ"甘くない大福"。
まだ砂糖が貴重だった時代に、塩で味付けした餡子を入れた餅がお菓子として食べられていましたが、その頃から変わらぬ製法で親しまれている餅菓子です。
好みによって砂糖をつけながら食べたり、餅が堅くなれば焼いて醤油や砂糖醤油で、もしくは焼いて麺類や味噌汁に入れる、他にも大根おろしといただいたりなど、いろいろな食べ方のバリエーションがあるようです。
近年、TVで埼玉県の変わった食べ物として取り上げられ、話題になったとのこと。
ちなみに、「あんびん」は漢字で「塩餅」と書き、「あんぴん」と呼ぶこともあります。
◆いがまんじゅう
農林水産省による、埼玉県の「郷土料理100選」にも選ばれている特産品で、こし餡の饅頭の周りに赤飯をまぶしたユニークな姿をした和菓子。赤飯をまぶした姿が栗のイガのように見えることから名付けられたと言われています。
古くから穀倉地帯である埼玉県北東部で、五穀豊穣を祈念する夏祭りや厄払いのときなどにふるまわれ、現在も、お祝い事には欠かせないお菓子となっています。
そもそもは、ハレの日に赤飯と饅頭を両方まとめてつくってしまう嫁の知恵から生まれたとも、餅米が貴重だったためボリューム感を出すために考え出されたとも言われています(他にも諸説あります)。
1990年代頃から農家で自製される機会は減り、一方で菓子職人が改良を加えて商品化したものが、土産物などとして販売されるようになっています。
久喜市の観光資源
◆久喜提燈祭り「天王様」
久喜提燈祭り「天王様」は、旧久喜町の鎮守「八雲神社」のお祭りです。
1783年に浅間山が大噴火を起こし、作物が全滅したことによる生活苦や社会不安を取り除くため、祭礼用の山車を曳き廻して豊作を祈願したのが始まりと伝えられています。
祭りの日程は、毎年7月12日と18日。繰り出される山車は7町内から7台。
昼間は、神話の登場人物などの人形を、飾り立てた山車の上に乗せて町内を曳き廻します。夜は山車の四面に約500個の提燈を飾りつけた、提燈山車に早変わり。
午後8時すぎには久喜駅西口ロータリーに提燈山車が大集合し、山車を近づけあったり回転させたりします。
にぎやかな笛や太鼓のお囃子にのせ、関東一(※)と言われる山車が巡行する様はまさに圧巻で、祭りにおける一番の見所となっています。
(※)久喜市公式ホームページより
◆土師一流催馬楽神楽(鷲宮催馬楽神楽)
鷲宮催馬楽神楽(わしのみやさいばらかぐら)は、正式名称を「土師一流(はじいちりゅう)催馬楽神楽」と言い、1976年に重要無形民俗文化財の指定を受けました。
神楽とは、日本に昔から伝わる、神をお祀りするときに奏する舞楽のことで、4000を超える神楽が全国に伝わっています。
しかしそれらの中で、重要無形民俗文化財の指定をうけた神楽は35しかなく、とくに「鷲宮催馬楽神楽」は関東神楽の源流と言われている、由緒ある神楽です。
また、催馬楽神楽は舞踏的な要素が強いことが特徴で、演劇的な要素がほとんどありません。時代とともに多くの神楽が演劇的な神楽に変化しましたが、鷲宮催馬楽神楽は古来の舞踏形式を守っています。
催馬楽神楽は鷲宮神社で年6回行われています。神社の祭礼にあわせて行われ、屋台なども出店される楽しい雰囲気の中、自由に見学できるそうです。
◆花にまつわる祭り
久喜市は、市の花であるコスモスやラベンダー、桜、そしてレンゲ、藤、ポピー、花しょうぶなど、色とりどりの花々が訪れた人をもてなす色彩豊かなまち。
花にまつわる祭りも多く開催されていますので、いくつかご紹介します。
◎清久さくらまつり
毎年恒例となっている「清久さくらまつり」。
約400本のソメイヨシノが咲き乱れる清久さくら通りで開催され、小学生の鼓笛演奏、中学生の吹奏楽演奏、歌謡ショー、ステージアトラクション、子ども広場、フリーマーケット、模擬店などが開かれます。
◎久喜市れんげ祭り
休耕地の解消や有機栽培、農村環境の美化などのため、昔から久喜市の農村部で行われていた「れんげ栽培」。
この「れんげ畑」が人の心を癒し、豊かな田園風景を演出する観光資源であることに着目して平成元年に始まったのが「久喜市れんげ祭り」です。
都市と農村の住民をつなぐ交流の場としても機能しており、また農村部の活性化にもつながっています。
お祭りでは、ステージでの歌謡ショーやバンド演奏、そして特産品販売、もちつき、手打ちそば、各種の模擬店が出て、大いににぎわいます。
◎あやめ・ラベンダーのブルーフェスティバル
久喜市の6月のイベントといえば「あやめ・ラベンダーのブルーフェスティバル」です。
今年(2018年)も6月3日(日)から24日(日)にかけて久喜市菖蒲総合支所周辺にて開催されます。
6月上旬から中旬は菖蒲城趾あやめ園の「花しょうぶ」が、中旬から下旬はラベンダー苑やラベンダー花壇、しらさぎ公園ラベンダー山の「ラベンダー」が見ごろを迎えます。
期間中は農産物や特産品、ラベンダーグッズが販売され、週末には小・中・高校生や、市民楽団によるコンサートや伝統芸能などのイベントが開催されます。
友好都市・青森県野辺地町のホタテ販売があったり、ラベンダー苗の配布などさまざまな催しがあって、開催期間中は大勢の人が美しい花々とイベントを楽しみます。
あとがき
市の花であるコスモスをはじめ、桜や菖蒲(しょうぶ)、レンゲ、ポピーなどが咲き乱れるまち、久喜市。
元気を出したいときなど、数多く開催される"花にまつわる祭り"のひとつに、ぜひ訪れてみてください。
今回、ご紹介した他にも、今年は5月6日から6月2日まで開催される「しょうぶポピーまつり」や、同じく8月4日開催の「わしのみやコスモスフェスタ」などがあります。
※2018年7月19日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※参考・参照元
・埼玉県久喜市公式 ホームページ(https://www.city.kuki.lg.jp/index.html)
・鷲宮神社(http://www.washinomiyajinja.or.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店