2019/08/02
名勝・浄土ヶ浜を有する、本州最東端のまち/岩手県宮古市【ふるさと納税・自治体事典】
まちにあるお寺の和尚さんが「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから名づけられたという国の名勝「浄土ヶ浜」の他、「三陸ジオパーク」に属する自然の絶景を数多く有する宮古市(みやこし)。豊富な海の幸にも恵まれた、宮古市をご紹介します。
宮古市の概要
宮古市は、本州最東端に位置する漁業と観光のまちです。名勝・浄土ヶ浜(じょうどがはま)を有する「三陸復興国立公園」、高山植物の宝庫として名高い北上山地の最高峰・早池峰山(はやちねさん)を中心とした「早池峰国定公園」をはじめ、豊かな自然に恵まれています。
また、当市を含む三陸地域は、2013年9月に「三陸ジオパーク」として、地球や大地の成り立ちを知ることのできる「日本ジオパーク」に認定されています。
●人口:5万2217人(2019年7月1日現在)
●市の花:ハマギク
●市の木:アカマツ
●市の鳥:ウミネコ
●市の魚:サケ
さとふるから申込めるお礼品はコレ!:宮古市の名産品・特産品
◆【三陸宮古・大井漁業部】「三特」いくら醤油漬 500g(化粧箱入り)
このお礼品は、三陸宮古市産・秋鮭の厳選した卵粒を丁寧に手で揉みほぐし、秘伝のたれで漬込んだ大粒いくらです。
「大井漁業部のいくら醤油漬」は、最新鋭のHACCP対応の衛生的な工場で、伝統的な手もみ製法でつくられた安心・高品質のいくらです。
秘伝のたれで漬込まれたいくらは、甘めの味付けでご飯に良く合うとそのおいしさにリピーターが続出しています。
500gパックであれば家族みんなで、いくらをこぼれるほど盛り付けた「いくら丼」で、食卓に家族の笑顔がこぼれること間違いなし!
「大井漁業部のいくら醤油漬」で三陸の海の旨みを家族で存分にお楽しみください。
■生産者の声
良質な原料を手間隙かけて、細心の注意をはらって生産しなければ、おいしい「いくら」は生産できません。
そういう信念のもとに、大井漁業部はおいしい「いくら」を生産するためにあらゆる努力を惜しまずに、妥協することなく生産に励んでいます。
大井漁業部のおいしく安全な「いくら」をぜひお試しください。
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【三陸宮古・大井漁業部】「三特」いくら醤油漬 500g(化粧箱入り)
◆ほたてがまるごと入った磯ラーメンと宮古ラーメン各3食セット
このお礼品は、食べごたえのあるほたてが入った磯ラーメンと、煮干し出汁たっぷりの懐かしい宮古ラーメンのセットです。
めん、スープ、具材などすべてが提供事業者「小笠原製麺所」のオリジナルラーメンです。麺はあっさりしたスープがよくからむ細縮れ麺、スープは袋のまま温めるだけのストレートスープ、チャーシューは自家製タレでじっくり煮込み、メンマはシンプルな味付けの後引くおいしさです。
「磯ラーメン」は、ホタテエキスたっぷりのスープと、わかめとふのりの磯の香りが何とも言えないおいしさで、一口スープを飲むだけでたちまち三陸海岸に瞬間移動するような、旨みたっぷりのラーメンです。
「宮古ラーメン」は、ひと口食べたら昭和時代にタイムスリップするような懐かしさ溢れるラーメンで、中高年に好評を得ているお礼品です。
■生産者の声
家庭で簡単に本格ラーメンが食べられたらうれしいだろうなと思いつくりました。誰がつくっても失敗しないストレートスープは、他社にはない「小笠原製麺所」独自の品物です。
「磯ラーメン」はスープの中にホタテをまるごと入れた、ホタテの旨みたっぷりのスープです。ホタテのうろ取りは手作業で1個ずつ丁寧に取り除き、貝柱にひもを残してスープの中に入れています。
「宮古ラーメン」のスープづくりは、朝早くからコトコトと時間をかけて旨みを引き出し、懐かしいあっさり醤油味に仕上げました。具材のチャーシュー・メンマは1枚、1本ずつ、手作業で丁寧に袋詰めしています。家庭で簡単にインスタントラーメンではない本格ラーメンを食べていただきたいという思いが出発点でした。どうぞ食べてみてください。
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ほたてがまるごと入った磯ラーメンと宮古ラーメン各3食セット
◆あま塩いくら100g、鮭の浜干し、いか一夜干し、宮古のみりん干し(秋刀魚)セット
三陸沖に育まれた水産物は豊かな味わいを持ちます。宮古三陸沖の海の幸をご賞味ください。
「あま塩いくら」「鮭の浜干し」「いか一夜干し」「秋刀魚のみりん干し」といった、宮古三陸沖の幸が詰まったセットです。
◎あま塩いくら
およそ30年前、バンクーバーで修行した職人を招き指導を受けました。いくらの表面はしっかりしていますが、口に含むとたちまちとろける味わいです。
かつて『郵便局故郷便』にも採用された、実績ある一品です。
◎鮭の浜干し
鮭の内臓を取り除き、水洗いの後に多めの塩をまぶし付け、数日間タンク内で馴染ませます。タンクから引き上げられた鮭は一昼夜塩抜きされ、さらに数日間、寒い風にさらされて仕上がります。
三陸の鮭ならではの風味と独特の旨みが詰まった一品です。
◎いか一夜干し
地元水揚げの肉厚なスルメイカです。そのまま焼いておつまみにしたり、中華料理にしたり、幅広く利用できます。
◎宮古のみりん干し(秋刀魚)
提供事業者「弥五兵衛屋伊藤商店」秘伝のタレに2日間じっくり漬け込んだ、脂の乗った秋刀魚です。
冷凍庫から取り出したまま焼いても身が崩れず、固くならないのでお弁当のおかずにも重宝します。30年以上多くの方々に親しまれている、「弥五兵衛屋伊藤商店」の代表的な味です。
■生産者の声
海のそばにあった加工場は、幾度もの災害を乗り越え、何とか現在でも生産を続けています。これも皆さまの温かな応援、励ましの賜物と感謝しております。
「弥五兵衛屋伊藤商店」では、温故知新をモットーに、妥協を許さず、より質の高い製品づくりを目指しています。
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あま塩いくら100g、鮭の浜干し、いか一夜干し、宮古のみりん干し(秋刀魚)セット
◆潮風のハーブティー 3個セット
このお礼品は、宮古の潮風を感じさせる、さわやかな味わいの体にやさしいハーブティーです。
森林が濾過した清らかな水と豊饒の大地で育てられたハーブ。やわらかな陽射しの下、海岸から吹きぬけるさわやかな潮風で乾燥させています。
農薬はいっさい使用せず、丹精込めてすべて手作業で行っています。
こうして生産したハーブは、まさに大自然の恵みそのもの。無農薬で、自然栽培にこだわった体にやさしいハーブをお届けできるよう、こだわりをもって生産しています。
■生産者の声
20年前にハーブと出会い、こだわりぬいた製造方法を確かなものにするため手がけてきました。
先祖代々守り続けたこの土地を最大限に活用するため家族や周囲の支えを力に2014年1月「潮風のハーブ園」を立ち上げました。
色とりどりの花や爽やかな香りに包まれ楽しみながらハーブ栽培をしています。小さなハーブ園ですが癒やしの空間を与えてくれる場所です。
この心地よさを皆さまにもお届けしたく、10年前に商品化いたしました。爽やかな香りと味わいをお楽しみください。
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潮風のハーブティー 3個セット
宮古市の特産品
◆海の幸
宮古市の特産品といえば、新鮮な魚介類です。世界三大漁場のひとつである三陸沖の豊かな漁業資源を擁し、古くからこの地域の漁業基地として栄えてきました。
代表的な魚介類のひとつとしては、全国有数の漁獲量を誇るさんまがあります。他にも、12月~2月の厳寒期に産卵のため沿岸に現れるスケトウダラや真タラ、脂の乗った旬の時期がおいしい秋鮭、さらにイカやタコ、ウニ、アワビ、ワカメなど、たくさんの魚介が出荷されています。
また、これら新鮮な地魚を使った多彩な水産加工品もよく知られています。
宮古市の観光資源
◆浄土ヶ浜
「三陸復興国立公園」にある、陸中海岸を代表する景勝地。約5200万年前の古第三紀(白亜紀の次の時代)に形成されたとされる白い流紋岩でできた海岸は、宮沢賢治も「うるはしの海のビロード昆布らは寂光のはまに敷かれひかりぬ」と歌を詠むほどの美しさ。
その名前も、天保年間(1681年~1683年)、宮古市にある「常安寺(じょうあんじ)」の霊鏡(れいきょう)和尚が「さながら極楽浄土のごとし」と、目の前に広がる壮大な風景に感動したことから名付けられたと言われています。
外海から隔てられた地形になっており、波もおだやかなため、シーズンには多くの海水浴客で賑わい、「日本の水浴場88選」や「日本の快水浴場百選」の「海の部特選」、岩手県指定の「名勝(第1号/1954年)」にも選定される人気のスポットです。
◆トドヶ崎
宮古市東方に突き出した「重茂(おもえ)半島」。その先にある岬が本州最東端(東経142度04分21秒)の地、「トドヶ崎」です。
先端には1902年3月に建てられた白亜の灯台「トドヶ埼灯台」があります。現在の灯台は太平洋戦争後、1950年6月に復旧されたもので、高さが33.72mあります。
この灯台は、映画「喜びも悲しみも幾歳月」(1957年)の舞台となったことでも知られ、1996年3月までは職員が常駐していましたが、現在は無人だそうです。
「トドヶ崎」の前には断崖が直立、さらにその先に果たしなく続く太平洋が広がる景色は、まさに壮観。日の出の名所としても有名です。
◆体験プログラム
自然の宝庫「三陸ジオパーク」を体験したり学習したりできる、さまざまな体験プログラムが用意されています。
たとえば、宮古市を代表する景勝地「浄土ヶ浜」の成り立ちや名前の由来などを学習できる『浄土ヶ浜ジオガイド』や、「ローソク岩」「潮吹穴」「日出島」など『三陸復興国立公園』「三陸ジオパーク」の絶景を一周40分で回れるクルージングの他、船上を舞うウミネコにエサをやれる『うみねこの餌付けと洋上観察』、ベテラン船長が操縦するサッパ船(小型の磯船)で遊覧できる「青の洞窟・サッパ船体験」など。
他にも、防災学習、森の体験、川の体験、食の体験、歴史・文化体験など、楽しく遊び学べるさまざまなジャンルの体験プログラムがあります。
◆宮古市魚菜市場
2019年3月にリニューアルオープンした、"市民の台所"。毎朝6時30分から、日本有数の漁場、三陸沖で獲れた新鮮な魚介類や水産加工品、そして地元農家が愛情をこめて育てた野菜がズラリと並びます。
春には、栄養豊かな海で育ったワカメやマツモ、フノリなどの海藻、ホッキ・シュウリなどの貝類、マス、キチジなど。
夏には、ウニやホヤ、イカ、アジ、サバ、カツオ。「秋」には脂がのったサンマやマグロ、カツオ、サケ、サバ。もちろん、冬にも牡蠣やアワビ、タラ、毛ガニ、イクラなど...。
また、地域の農家のお母さんたちが自家栽培の野菜や果物、花を並べる直売スペースや、三陸の新鮮な魚介類を使った丼物や定食が味わえる食堂もあり、地域住民だけでなく観光客にも大人気の市場です。
あとがき
多くの人が訪れる観光スポット「浄土ヶ浜」。毎年ゴールデンウィークには「浄土ヶ浜まつり」が開催され、シーカヤック試乗体験やステージショー、ホタテ釣り大会、お楽しみ抽選会などイベント満載で大いに盛り上がります。そんな宮古市を、ぜひ訪れてみてください。
※2019年7月31日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※ご紹介している内容は記事の公開日時点の情報です。最新情報については公式ホームページなどをご確認ください。
※参考・参照元
・宮古市式 ホームページ(https://www.city.miyako.iwate.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店