2019/04/01
とても貴重なくじらの全身骨格の化石を発見!/東京都昭島市【ふるさと納税・自治体事典】
まだ人類が誕生していなかった200万年前、まだ海だった頃のこの地を泳いでいたくじらの化石が見つかったまち、昭島市。このくじらは「アキシマクジラ」と命名され、まちのシンボルとなりました。他にも深層地下水100%のおいしい水が有名な昭島市をご紹介します。
昭島市の概要
昭島市は、都心から西に約35キロメートル、東京都のほぼ中央に位置するまちです。
北には玉川上水、南には多摩川が流れ、豊かな湧水と緑に恵まれており、東京都内で唯一、深層地下水100%の水道水を飲むことができます(※昭島市ホームページより)。
また、昭和36年の夏、市域の多摩川でクジラの化石が発見されました。ほぼ完全な形で発見されたクジラの化石としては、世界初のことで、「アキシマクジラ」と命名されました。これ以降、昭島市はくじらのまちとして親しまれています。
●人口:11万1942人(2018年10月1日現在)
●市の花:ツツジ
●市の木:モクセイ
さとふるから申込めるお礼品はコレ!:昭島市の名産品・特産品
◆あきしまの水500ml×24本
昭島市の水道水は、深層地下水100%の水です。自然の恵みから生まれた「あきしまの水」をご賞味ください。
昭島市の水道水は、地下70メートル以上の深い層に蓄えられている深層地下水を汲み上げています。
多摩川上流部の山地や武蔵野台地に降った雨水が約30年という長い年月をかけ、地層に浸透します。水が地層に浸透する過程において、土壌がフィルターの役割を果たし、不純物を取り除くとともに炭酸やミネラル成分などをゆっくり溶かしていきます。
こうして流れてきた深層地下水を利用する昭島市の水道水は、ミネラルウォーターと変わらないおいしさで、自然が生んだ水の芸術品とも言えます。
現在、東京都の区市町村で地下水(深層地下水)のみを水源としている自治体は昭島市だけです。ぜひ、この安全でおいしい「あきしまの水」を味わってください。
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あきしまの水500ml×24本
◆昭和45年創業 昭島生まれのケンちゃん餃子 冷凍生餃子28g 80個(40個入×2箱)
提供事業者の「ケンちゃん餃子」は、昭島に昭和45年に創業した餃子の専門メーカー。以来、餃子一筋「ケンちゃん餃子」の材料の旨みを最大限に生かした本格冷凍生餃子です。
創業当時から変わらぬ味を提供するために、具材の肉は厳選した国産の豚肉、豚脂のみを使用しています。
また、野菜は国産のキャベツ・ニラ・にんにく・生姜など、鮮度の高い食材を工場内で加工して使用。具材に使用している調味料にもこだわり、全体的にバランスの取れた味付けになっています。
皮は専門の職人の手によって丹念に練り上げられたものを使用し、鮮度を保ちながら急速冷凍することにより本格的な味を楽しむことができます。
通常の大きさと比べて大判サイズの餃子となっており、80個(約16人分)と食べ応えのある数量をお届けします。
また、安心・安全に召し上がれるように、金属探知機やX線異物探知機で検査を行っています。
なお、保存料、殺菌料不使用のため、本品が到着したら速やかに冷凍庫にて保管をお願いします。
■生産者の声
元々「ケンちゃん餃子」は中華料理店が母体となっておりますので、手づくりの餃子の良さを残しつつこだわりを追求しております。
下記の調理法を参考にしていただきますと、より一層おいしい餃子を召し上がっていただけます。
◎調理方法1(水をこぼさない焼き方)
1.フライパンを熱し、大さじ1杯の油をひきます
2.手早く餃子を冷凍のまま並べ、すぐに50cc程の水を差し、餃子がフライパンにくっついたことを確認後、水を餃子の高さ3分の1まで注ぎます
3.フライパン内の水分がなくなったら油をフライパンのふちから回し入れ、餃子の皮がパリッとするまで約1分半、中火で焼き上げます
◎調理補法2(水をこぼす焼き方)
1.フライパンを熱し、大さじ1杯の油をひきます
2.手早く餃子を冷凍のまま並べ、すぐに50cc程の水を差し、餃子がフライパンにくっついたことを確認後、水を餃子の高さ3分の2まで注ぎます
3.ふたをして強火のまま茹で(沸騰してから5分位が目安)、100ccの水を加えてからフライパンの水をこぼし洗い流します
4.フライパン内の水分がなくなったら油をフライパンのふちから回し入れ、餃子の皮がパリッとするまで約1分半、中火で焼き上げます
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昭和45年創業 昭島生まれのケンちゃん餃子 冷凍生餃子28g 80個(40個入×2箱)
◆藍染工房瑠璃玉 本藍染ハンカチセット
このお礼品は、1枚ずつ手絞り・手染めで染められた本藍染のハンカチセットです。
本藍染の藍色は日本伝統の藍色。本当の藍色を、生活を彩る色のひとつに加えてみては?
本藍染は別名「天然灰汁発酵建て」と言います。菌の発酵のおかげで染めることができる、世界でも珍しい「生きている染料」です。
植物の藍を発酵させてつくる「すくも」、「日本酒」、麦の皮などの「ふすま」、木の灰と「水」からつくる「灰汁」など、自然の材料で仕込み、菌を育てて染液をつくります。
伝統技法を守り、化学染料や化学薬品はいっさい使用しません。
「水」は本藍染にとって、とても大切です。昭島市は、水道水を100%地下水でまかなっている、おいしい水に恵まれた「水のまち」。「良い水」が「良い藍」を育み、「良い色」を生み出します。
■生産者の声
私どもの藍は生きています。毎日世話をして、健康状態をチェックし、大切に育てています。
本当に子どものような存在です。生きているので仕事量(染める量)の調整も大事です。決して人間の都合には合わせません(具合が悪くなってしまいますので)。手間ひまがかかる割に、たくさん染めることができません。
それでも私どもが天然灰汁発酵建てにこだわるのは、伝統文化を守りたいだけではありません。昔ながらの本当の藍染は、色もきれいで、使い心地もとても良く、長く使うほど味が出てきます。ぜひお使いになられてご実感いただけたらと思います。
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藍染工房瑠璃玉 本藍染ハンカチセット
◆桝屋 ブランデーケーキセット
しっとりふんわり食感! 一口食べるとブランデーの芳醇な香りが口いっぱいに広がる手づくりケーキです。
提供事業者「桝屋」は昭和14年3月に立川南口駅前で創業して以来、季節のお菓子をつくり続けて現在では昭島で地元に愛されるお店となりました。
とくにブランデーケーキは店主が三代にわたりおいしさを追及。試行錯誤を繰り返し、永い歴史を経て出来上がった逸品です。
歴代店主が選びぬいたブランデーは糖蜜と溶け合い熟成され、時間が経つほどにまろやかな味に変わっていきます。
アルコールを密封した製法は長期保存が可能で、お酒好きの方にお勧め。上品な味わいは贈答品としても喜ばれます。
■生産者の声
ブランデーケーキをつくり続けて40年以上になります。アルコール度数40度の上質なブランデーと糖蜜をたっぷり過ぎるほど含ませ、銀紙で密封してありますので、長期保存ができます。
当店のブランデーケーキは、自信を持ってお世話になった方々に贈ることができる逸品です。ぜひご賞味ください。
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桝屋 ブランデーケーキセット
昭島市の特産品
◆水
お礼品でもご紹介したように、昭島市のご馳走のひとつは地下水(深層地下水)のみを水源とした「水」。現在、東京都で地下水のみを水源としている自治体は昭島市だけです。
水源は、地下70メートルより深い層を流れる深層地下水をくみ上げたもの。生成の過程で不純物が取り除かれ、炭酸やミネラル成分などが溶け込んだ水で、ミネラルウォーターと変わらないおいしさと言われています。
水質は良好で、浄化処理をしていません。水道法で義務付けられている必要最低限の塩素を加えているのみですが、定期的に水質検査を行い安全性もきちんと確保されています。
この水を求めて、市外から移住してくる方もいるほどだそうです。
昭島市の観光資源
◆アキシマクジラ
1961年8月、多摩川から全長16mにも及ぶくじらの化石が発見されました。160万年前の地層から出土したとされ、100万年以上前のくじらの全骨格がほぼ完全な形で発見されたのは世界でも初めてだと言われています。それ以来、このアキシマクジラは市のシンボルとなりました。
同種類のクジラが他に発見されていなかったため2018年1月には新種として発表され、学名「エスクリクティウス・アキシマエンシス」と命名されました。そして2019年には、「アキシマクジラ化石標本」として市の文化財に指定されました。
現在は「群馬県立自然史博物館」に収蔵され、原則非公開で厳重に管理されています。ただし、2020年完成予定の「昭島市教育福祉総合センター」に全身骨格のレプリカと化石の一部が展示される予定です。
◎昭島市民くじら祭
現在、昭島市内では、「くじらロード」やくじらがデザインされたマンホール蓋、さらにはグッズなどたくさんの「アキシマクジラ」を見ることができます。
くじらにちなんだイベントも開催されています。それが「昭島市民くじら祭」で、毎年8月上旬に2日間にわたって開催され、2018年で46回目を迎えました。
スターマインが迫力満点の「夢花火」、巨大クジラも登場する盛大なパレードを各日のメインとし、他にも多数の模擬店はもちろん、ダンスパフォーマンスやパレード、ヒーローショー、タレントショー、お化け屋敷などで大いに盛り上がります。
◆拝島のフジ
拝島町にある大日堂の境内に、推定樹齢約800年、根回り約3m、高さ2.4m、広さ約310平方メートルの、別名「千歳のフジ」と呼ばれる藤棚があります。
都内でも有数のフジの巨木で、推定樹齢は800年。1956年には東京都の天然記念物に指定されました。
毎年4月末~5月初めに薄紫の花が咲き誇り、多くの観光客を集めています。
あとがき
おいしい水やくじらを使ってまちをPRしている昭島市が近年、新たな地域ブランドのひとつとして力を入れているのが、イギリス発祥の球技「クリケット」です。「昭島市長杯」など、さまざまなイベントが年間を通して行われ、とても盛り上がっています。そんな昭島市を、ぜひ訪れてみてください。
※2019年3月28日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※ご紹介している内容は記事の公開日時点の情報です。最新情報については公式ホームページなどをご確認ください。
※参考・参照元
・昭島市公式 ホームページ(http://www.city.akishima.lg.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店