1. 「ふるさと納税」ホーム  > 
  2. 公式ブログTOP  > 
  3. 自治体・事業者様ご紹介
  4.  >  京都府
  5.  > 
  6. 福知山市の「京丹波自然工房」が国産ジビエ認証施設の第1号に!/京都府福知山市

福知山市の「京丹波自然工房」が国産ジビエ認証施設の第1号に!/京都府福知山市【ふるさと納税・自治体事典】

FV_京都府福知山市.PNG

近年、シカやイノシシ、猿などが増殖し、農業や林業に大きな被害を与えています。こうした背景のもと、新しい肉食文化として「ジビエ」が大きな注目を集めています。

そこで農林水産省は、「ジビエ」を安心して食せるように食肉処理業者の認証制度をスタートさせました。ここでは、その第一号に決定した京都府福知山市のお礼品事業者「京丹波自然工房」と福知山市のご紹介をします。

高まるジビエ人気! その背景とは?

ジビエとは?

「ジビエ(GIBIER)」とは、狩猟によって得られる野生鳥獣の食肉のこと。言葉自体はフランス語であり、狩猟文化のあるヨーロッパでは、古くから上流階級の貴族のための伝統料理として発展してきました。

日本にも野生の動物を食す文化は昔からありますが、近年、とくに「ジビエ料理」として注目を集めています。
たとえばイノシシやシカ、クマ、野ウサギ、カモ、キジなどを使った料理のことで、高たんぱく低カロリー、ビタミンや鉄分、亜鉛などの栄養分が豊富です。

一方で、硬い、臭みがある、おいしくないといったイメージもあるようですが、肉の種類に合わせて、上手に料理すれば、とてもおいしく食べられる食材が「ジビエ」です。

国がジビエの利用拡大を目指しています!

近年、ジビエが注目されている理由のひとつとして、日本における野生鳥獣による農作物の被害が深刻な状況になっていることが挙げられます。

その被害額は、2009年度以降は年間200億円を上回っている状況で、そのうち全体の7割がシカ、イノシシ、サルによるもの。とくにシカとイノシシの被害の増加が顕著だそうです(※日本ジビエ振興協会ホームページより)。
そして、捕獲されたシカとイノシシのほとんどが廃棄されているのが現状です。

そこで農林水産省は、有害鳥獣対策を加速させると同時に、地域振興や農村の収入の一助にもなる"ジビエの流通量の増加"を目指し、活発な活動を行っています。

ジビエの安全性を担保する認証制度がスタート!

有害鳥獣の食肉利用を増やし、"ジビエの流通量の増加"を目指すにあたり重要なことは、企業や飲食店、そして私たち消費者が購入するジビエが、安心して食せるものであること。

そこで野生のシカやイノシシを処理する食肉処理施設の認証を行う「国産ジビエ認証制度」を農林水産省が制定し、運用を開始しました。

これに合格した加工施設は、厚生労働省が定める衛生基準に適合している施設であり、ジビエを市販する際には捕獲場所を表示するとともに、認証マークをつけて市販することができます。

「京丹波自然工房」が認証施設第1号に決定!

2018年9月、認証機関「(一般社団法人)日本ジビエ振興協会」によって、福知山市で狩猟したジビエの食肉処理施設「京丹波自然工房」が国産ジビエ認証施設の"第1号"として認証されました。

福知山市でも、年間約4400頭のシカやイノシシを駆除しているそうで、処分経費は年間1億円を超え、それらは国や自治体の税金でまかなわれていたのです。

「京丹波自然工房」は、高タンパク低カロリー、鉄分も豊富であるうえ"人の手が加わらない無添加の天然素材"であるジビエのすばらしさを多くの人に知ってもらいたい、そして有害鳥獣と言われる彼らが地域資源として生かされる道を開きたい、という想いで設立された施設だそうです。


福知山市からは、そんなジビエを堪能できるお礼品が提供されていますので、以下よりご紹介します♪

さとふるから申込めるお礼品はコレ!:福知山市の名産品・特産品

◆木製かまぼこ彫り表札(長方形)

日本古来の縁起数を使った開運サイズの木製長方形表札。こだわりと伝統の彫刻技法による唯一無二の逸品。

かまぼこ彫りとは、文字の輪郭を彫り下げ、文字部分を丸くかまぼこの様に緩やかな山なりにして立体感を出す古典的彫刻技法です。文字のふくらみを七福神の布袋のふくよかなお腹に例えて「布袋彫り」とも呼ばれる、大変縁起の良い彫り方の表札です。
木板は良質な美しい木目を持つ丹波産杉材で、「21」「8.8」「3」の吉祥数開運サイズです。文字は「苗字のみ」/「苗字と名前」のいずれかを、5書体からお選び戴き、作成前にご確認戴けます。文字には「浮造り仕上」と呼ばれる焼きを加えて美しい木目を浮き立たせ、色見の濃淡により文字を読みやすく仕上げております。ご希望により文字に墨を入れることもできます。
他にはない貴方だけの芸術品を、是非ご自宅の玄関に。

お礼品の詳細はこちらをクリック!
木製かまぼこ彫り表札(長方形)

◆小分け!【京都府産 京丹波あじわいどり】鶏ミンチ

京都府産 京丹波あじわいどりの鶏ミンチを便利な150gずつの小分けパックでお届けします!

京都府北部の豊かな自然の中、自由に運動できる鶏舎で大切に育てられた京丹波あじわいどり。
自然由来の植物発酵粉末やヨモギなど複数ブレンドした漢方処方「純天然特殊飼料」を与えています。
そのことにより脂肪分・鶏肉臭の減少や甘味の増加がみられ、ヘルシーで体にやさしい鶏肉に仕上がりました。
この京丹波あじわいどりの鶏ミンチを1袋150gという使い勝手の良い容量で20袋セットでお届けします。
ハンバーグやつくね、赤ちゃんの離乳食など、色々な料理にお使い頂けます。普段使いの鶏ミンチとして大変重宝します。

お礼品の詳細はこちらをクリック!
小分け!【京都府産 京丹波あじわいどり】鶏ミンチ 150g×20袋 3kg

◆京都丹波鹿肉セットA【しゃぶしゃぶ用200g・焼肉用200g・ソーセージ2本/80g】

京都丹波の豊かな山の幸を食べて育った野生の鹿。その鮮度を損なわないようスピーディに処理したジビエです。

「京丹波自然工房」では、良質で安心安全なジビエを提供するために、社員もしくは指定契約のプロ猟師が捕獲した獲物しか使用せず、一般のハンターから肉の仕入れは行っていません。

また、捕獲から解体処理までのすべての工程を独自の方法で処理することで、獣臭のような不快な臭いや味を少なくし、おいしく食べられるようにした肉だけを用意しています。

■生産者の声
京都丹波は、猪や松茸、黒豆といったブランド品の生産地です。
これからは、豊かな山の恵みで育った「京都丹波の鹿肉」を京都産ブランド品として育て上げることに挑戦します。

京丹波自然工房では野生獣との共生を目的としながら、京都丹波の自然を守ることを目指しています。近年、増加の一途をたどる「農林業に対する獣害」や事故を減少させるために一翼を担いながら、自然からの恵みを無駄にする事なく「どうすれば活かせるか」、また、社会の多様化に対応できる生産体制を構築できるかをテーマとして取り組んでいきます。

■内容量
・鹿肉スライスしゃぶしゃぶ用 200g
・鹿肉スライス焼肉用 200g
・鹿肉ソーセージ 2本入80g

◆京都丹波鹿肉セットB【味噌漬200g・ソーセージ4本/160g】

京都丹波の天然鹿肉を使った、ジビエ初心者にも利用しやすい加工品セットです。

「京丹波自然工房」は、京都丹波の澄んだ空気の中に開設された、新しい処理施設です。
商品の安心・安全を第一におき、各処理室では徹底した密閉を図り、外部からの汚染に最大の配慮をしています。

また、シカやイノシシは、捕獲後1時間以内の処理を前提に、新鮮な肉の確保をポリシーとして、捕獲者の名前や捕獲場所・時間など消費者に対する情報開示も徹底しています。

◆天然猪肉セット【スライスミックス200g・ソーセージ4本/160g】

風味豊かな天然猪肉で作ったスライスとソーセージのセットです。

ロース、モモ、バラなど天然猪肉のいろいろな部位をお料理しやすくカットしたスライスミックスと、ボイルしたり炒めたりしたおいしい猪ソーセージ4本入をセットにしました。

■生産者の声
「京丹波自然工房」では、野生獣との共生を目的としながら、京都丹波の自然を守ることを目指しています。

また、自然からの恵みを無駄にすることなく生かし、社会の多様化にも対応できる生産体制の構築に取り組んでいます。

■内容量
・猪肉スライスミックス 200g
・猪肉ソーセージ 4本入160g

福知山市の概要

由良川流域の福知山盆地に開ける福知山市は、京都府の北西部に位置、西は兵庫県と接し、面積552.54平方kmと京都府内では京都市、南丹市に次いで3番目に大きな市域を有しています。

市域は、福知山駅及び国道沿いに広がる市街地とその周辺の農村地域によって構成され、「丹後天橋立大江山国定公園」の大江山や三岳山(みたけさん)などの山々、由良川などの河川が流れ、整備された交通・都市基盤と美しく実り豊かな自然を兼ね備えています。

北近畿地域唯一の四年制公立大学である「福知山公立大学」は、全国から集まった多くの学生に対して地域課題の解決に向けた地域協働型実践教育を行い、グローカリスト(※)の育成を行っています。

また、福知山にはおいしいスイーツがたくさんあります。明智光秀が築いた城下町として、由良川舟運など北近畿の商業の中心地として栄えてきた福知山のまち。
お城でのお茶の席や、大切な人へのお土産として、いつの時代も福知山にはおいしいお菓子がありました。
そして今も福知山城が見守るまちのあちこちに、老舗や有名パティシエのお店など、スイーツ店がたくさんあります。
また最近は「肉のまち」としての新たな魅力もアピールしています。

※グローカリスト(Glocalist)とは
GlobalとLocalをあわせた「Glocal」に、人を意味する「ist」を加えた造語
(福知山公立大学ホームページより)。

●人口:7万8396人(2018年11月30日現在)
●市の花:キキョウ、サツキ、ハギ、レンゲツツジ、フジ
●市の木:ケヤキ、カシ、ヒノキ、ウメ
●市の鳥:ウグイス、キジ

福知山市の特産品

◆報恩寺タケノコ

春の味覚のひとつ、タケノコ。福知山では幕末頃から栽培を始めた「報恩寺(ほおじ)タケノコ」が全国的によく知られています。

専用の土壌で丹精込めて育てられたおいしいタケノコで、えぐみが少なく柔らかな食感は高評価を獲得。収穫時期には、テレビなどのメディアでも紹介される自慢のタケノコです。

◆丹波くり

福知山、及び周辺地域でも古くから栽培されている「丹波くり」。日本最古の歴史書「日本書紀」にもその名が登場し、古より朝廷や幕府への献上品として用いられていました。
江戸時代の参勤交代制度などもあって全国に広まり、祝儀物として珍重されてきました。

大きめの果重、甘みに優れているのが特徴で、ビタミンB1、ビタミンCも豊富に含んでいます。
福知山市では、スイーツなどいろいろな加工品も販売しています。

◆三和ぶどう

福知山市三和町を中心に栽培されている「三和ぶどう」は、市の初秋を代表する味覚です。

品種はマスカットベリーA。大粒で、糖度が16度以上もあることが特徴で、高級ぶどうとして知られていますが、例年、農協の直売所では販売初日から購入を待つ長い列ができます。

1977年頃、数人で始まったぶどう栽培でしたが、少しずつ口コミでおいしさが伝わり、ほとんど宣伝することなく収穫時期にはテレビや新聞などから取材がくるような人気ブランドとなりました。

福知山市の観光資源

◆福知山城(福知山市郷土資料館)

1579年、丹波を平定した明智光秀によって築城された「福知山城」。
明治のはじめに取り壊され、石垣と銅門番所だけとなっていたところ、1986年、三層四階の天守閣が復元されました。

この再建にかかった8億円あまりの工事費のほとんどは、市民による「瓦一枚運動」などの寄付でまかなわれたそうです。

現在、内部を郷土資料館として公開し、城に関する資料だけでなく、福知山の歴史にまつわる遺物や文化財などを展示しています。

1965年10月、市の史跡に指定。2017年、「続日本100名城」に選定されました。
今年11月には、将棋タイトル戦「竜王戦」の舞台となり、羽生善治竜王と挑戦者・広瀬章人八段が対局しました。

◆福知山市動物園

動物と触れ合えたり、餌を与えたりできる動物園。レッサーパンダやオオカンガルー、シロテテナガザル、プレーリードッグなどに会うことができます。

2010年には、イノシシの子ども「ウリ坊」とその背中に乗るニホンザルの「みわちゃん」のコンビがテレビなどで紹介され、話題となりました。
動物園に隣接する「猿ヶ島」には、たくさんのニホンザルも暮らしています。

なお、動物園のある「三段池公園」は、桜やツツジの名所として知られる総合公園になっており、豊かな自然の中、総合体育館や多目的グラウンド、テニスコート、植物園、児童科学館などの施設、さらに大型遊具や野外ステージなどもあって、市民の憩いの場所となっています。

とくに池の周辺の松は有名で、散策道も整備されているため、春のお花見や秋の紅葉狩りなどにも最適です。

◆丹波福知山スイーツフェスティバル

「お城とスイーツのまち」、福知山に市内外のスイーツ店が一堂に会し、試食や販売を行う秋の一大イベントが「丹波福知山スイーツフェスティバル」。

城下町として栄えてきた福知山には、スイーツの名店が数多くあることで知られ、2018年のイベントにも周辺地域からの出店も併せて人気スイーツ店36店が集合。高校生が運営するカフェや「お茶席」、当日限定スイーツ、スイーツデコ体験など、ファミリーで楽しめるさまざまな催しも繰り広げられました。

とくに2018年は、福知山を代表する秋の味覚「丹波くり」を使った市オリジナルスイーツのコンテストを実施。これは初めての試みでしたが、多数の独創的なアイデアが集まりました。このように、「丹波くり」や福知山スイーツの魅力の発信も積極的に行っています。

あとがき

「ジビエ」が普及することで、農林業を営む方たちの現在の利益が守られるだけでなく、特産品化して新たな収入源をつくり出すなど、"まちおこし"にもつながっていきます。
安心して「ジビエ」をいただける環境が整いつつある今、ぜひさまざまな「ジビエ」料理を楽しんでみてください。

福知山市紹介ページ

福知山市のお礼品一覧

※戦国武将・明智光秀に関連したクラウドファンディングも実施中です(2019年3月31日まで)。
「良君」明智光秀ゆかりの地・福知山で歴史の風を感じてほしい!

※2024年3月28日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。

※参考・参照元
・福知山市公式 ホームページ(http://www.city.fukuchiyama.kyoto.jp/)
・日本ジビエ振興協会(http://www.gibier.or.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店

      

この記事でご紹介したお礼品はこちら

  •  

    木製かまぼこ彫り表札(長方形)

    日本古来の縁起数を使った開運サイズの木製長方形表札。こだわりと伝統の彫刻技法による唯一無二の逸品。

  •  

    小分け!【京都府産 京丹波あじわいどり】鶏ミンチ 150g×20袋 3kg

    京都府産 京丹波あじわいどりの鶏ミンチを便利な150gずつの小分けパックでお届けします!

  • 関連記事