2022/11/02
一生に一度はお参りすべし!「善光寺」のあるまち/長野県長野市【ふるさと納税・自治体事典】
「牛に引かれて善光寺参り」「一生に一度は善光寺参り」といったフレーズを、一度は聞かれたことがあるでしょう。ここで言及されている寺院「善光寺」があるまちが長野市です。他にも果物栽培が盛んなまちとして、また1998年に「冬季オリンピック」が開催されたまちとしても知られる長野市をご紹介します。
長野県長野市の概要
長野市は長野県の北部に位置し、古くから「善光寺」の門前町として栄えてきたまちです。
善光寺や真田十万石の城下町・松代といった歴史情緒あふれる建造物と、鬼無里(きなさ)や中条(なかじょう)、戸隠に代表される四季折々の豊かな自然が自慢です。
果物の生産でよく知られ、雄大な自然の中で栽培されるりんごやぶどう、桃などは全国的にも高い評価を獲得しています。
1998年には「冬季オリンピック」を開催し「観光都市・国際都市NAGANO」としても発展を続けています。
●人口:37万632人(2018年3月31日現在)
●市の花:リンゴ
●市の木:シナノキ
さとふるから申込めるお礼品はコレ!:長野市の名産品・特産品
◆ワイン 竜眼 Nagano 【GI長野】認定
長野市産ぶどう竜眼ワイン GI長野 NAGANO WINE 白ワイン。
竜眼種は、欧州系ぶどうの東洋系カスピカ亜系に属し、カスピ海周辺が起源とされる品種で、シルクロードを経由して、中国、日本へ渡り、長野では明治初期から栽培されております。(諸説あり)
長野の善光寺平で栽培されていたことから「善光寺ぶどう」の名で親しまれており、当初は生食用として栽培、善光寺参道でも土産として提供されており、長野と結びつきの深い品種です。
竜眼の繊細な個性を損なわないためステンレスタンクでじっくり低温発酵し、控えめながらも華やかな甘い果実香を残し、ほのかに苦味も感じます。
発酵後は、樽熟や甘味を残すのではなく、あえて葡萄本来が持つポテンシャルに委ね管理しました。
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ワイン 竜眼 Nagano 【GI長野】認定
◆12月より順次発送【氷温冷蔵】信州産シャインマスカット 1房(600g以上)大粒&大房
大粒&大房 冬のシャインマスカットを存分にお楽しみください。
収穫した日に冷蔵庫に入れることで鮮度はそのままに甘さ凝縮。クリスマスやお正月、冬の特別な日などに。
*冷蔵保管*
9月10月に収穫したシャインマスカットをその日のうちに0~1℃の氷温冷蔵庫で保管し熟成させました。
シャインマスカットのはじけるような食感とみずみずしさはそのまま。水分が数パーセント抜けることで甘さが凝縮されます。
■生産者の声
長野県長野市、信濃川にほど近い畑で育ったぶどうです。長野は標高が高く寒暖差が大きいため、一層ぶどうが甘くなります。
1房1房に愛情をこめてこの1年成長を見守ってきました。秋の味覚がギュッと詰まったシャインマスカットを、数ある房から選んで心を込めて丁寧に梱包し直送します。
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12月より順次発送【氷温冷蔵】信州産シャインマスカット 1房(600g以上)大粒&大房
◆川中島白桃・ブルーベリー・杏(信山丸) 初夏のジュレセット
長野県で収穫された瑞々しい果実100%のジュレをつくりました♪ このお礼品は、長野県初夏の味覚の厳選セレクトです。
長野市では、桃をそのまま硬い状態で食べます。それが産地でしか食べられない旬の食べ方だからです。
本当は、この食べ方や食感をぜひ皆さんにも味わっていただきたいのですが、川中島白桃は旬がとても短いため、限られた方しか楽しむことができません。
そこで、まるで生の桃をそのまま食べているような食感や味わいを誰でも楽しめるように、ジュレにしました。
木での完熟にこだわり、農家の厳しい目によって吟味された果物だけを使い、一年に一度、旬の時期だけに一発勝負で製造します。
糖度の高い川中島白桃、希少種「信山丸(しんざんまる)」だけを使ったあんず、長野市中山間地でつくられる大粒のブルーベリーをセットにした、スペシャルな組合せです。
長野県の果実の味わいを、ぜひご堪能ください。
■生産者の声
私たちは、地域資源である「川中島白桃」を始めとした多くの農作物が、担い手の高齢化により衰退してしまうのではないか、という危機感を持った多くの農家さんと「地域資源見直し」「地域資源保護」を掲げ、地域農家だけでなく地域企業、地域住民と有志で設立した団体です。
最初は数軒の農家で始めた活動も現在は50軒以上が参加するようになり、農業グループも各地でつくられるようになりました。また、チームとして地域農地を守る連携も見られるようになっています。
多くの地域の方や多くの企業さまにもご賛同・ご参加いただき、地域一丸となって地域産品を守れるようにと日々試行錯誤をしております。
一年を通して農作物はとても手がかかります。しかし機械でつくっているわけではないので、すべての農作物を均一につくることはできません。
また、均一でないものは「規格外」として価値が著しく低下します。そして自然を相手に農作物をつくるのが農業です。ぜひ現状を知っていただき、私たちの農作物を食べていただくことで、長野市川中島を応援していただけると嬉しいです。
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川中島白桃・ブルーベリー・杏(信山丸) 初夏のジュレセット
◆長野市産りんご「サンフジ」約5kgご家庭用
味でいきましょう!!見た目より味にこだわった完熟りんごをお届けします。
長野市は歴史あるリンゴ産地として全国のリンゴファンの熱い注目を浴び続けています。「ふじ」は数あるリンゴの品種の中でも国内生産量ナンバーワンで(※)、甘味・酸味・歯ごたえの三拍子が揃った人気品種です。蜜が入りやすく、果汁もたっぷりです。太陽の恵みをさんさんと浴び、農家さんのたゆまぬ努力によって生産されたりんごをこの機会にぜひご賞味ください。
(※)...農林水産省:令和元年産りんごの結果樹面積、収穫量及び出荷量より
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長野市産りんご「サンフジ」約5kgご家庭用
長野市の特産品
◆おやき
長野のソウルフードとも言われる「おやき」は、小麦粉やそば粉を練って薄く伸ばした皮に餡を包んで焼いた、長野を代表する郷土食です。
低カロリーで栄養バランスに優れ、見た目は円形。手のひらサイズのものが一般的ですが、そのつくり方に関しては焼いたり蒸したりと地域やお店、家庭によって違いがあります。
とくに餡の種類は多く、野沢菜やナス、切り干し大根、きんぴらごぼう、鶏肉、ジャガイモ、かぼちゃ、りんごなどなど、まさに数えきれないほど。
気候が寒冷で山が多い長野県は米の栽培に適さないため、昔から蕎麦や小麦といった穀物がよくつくられていました。
そして、独自の"粉もん"文化が形成される中、「おやき」もそのレシピや形態を進化させながら、とくに冬場の米の代用食として連綿と各家庭に受け継がれてきたのです。
現在ではコンビニにも置かれ、通信販売で冷凍ものの「おやき」を購入できる他、観光客用の土産物としても人気の特産品となっています。
◆おぶっこ
前述の「独自の"粉もん"文化」のひとつと言ってもよいのが、この「おぶっこ」です。
「おぶっこ」は「ぶっこみ」とも言い、寒い季節に体が芯から温まる、野菜たっぷりの田舎風味噌煮込みうどんのこと。
季節の野菜とうどんを鍋に"ぶち込んで"食べるのが、名前の由来と言われています。
平打ちの太麺と、大根やにんじん、じゃがいも、大根、かぼちゃ、ネギなど季節の野菜をたっぷり、他にも高野豆腐や油揚げなどなんでもぶち込んで(ぶっこんで)煮込み、好みで辛い薬味を溶かしていただきます。
冬の味覚の定番、まさに"ふるさとの味"と言えるでしょう。
◆信州蕎麦・戸隠そば
そもそもは五穀を絶った山岳修験者の携帯食として平安時代に始まったとされる「蕎麦」。江戸時代に現在のような「そば切り」ができ、大変評判になりました。
とくに「信州そば」は風味が豊かで、全国のそば通をうならせるおいしさ。長野市には自慢の蕎麦処がたくさんあります。
中でも昼夜の寒暖差が大きく、夏でも霧が発生する冷涼な気候で育つ「霧下そば」が有名で、その代表とも言える「戸隠そば」はひときわ芳醇な味わいがあると全国的に高い評価を獲得。
岩手県の「わんこそば」、島根県の「出雲そば」とともに「日本三大そば」のひとつとされています。
長野市の観光資源
◆善光寺
日本最古の仏像と伝わる「一光三尊阿弥陀如来(いっこうさんぞんあみだにょらい)」を本尊とする寺院。
まだ国内で仏教が諸宗派に分かれる以前からある寺院であることから、宗派の別なく宿願が可能な霊場とされています。
来世・現世のご利益が多いことで知られ、一度でもお参りをすると極楽往生が約束されると信じられていたことから、江戸時代より「遠くとも一度は参れ善光寺」「一生に一度は善光寺詣り」などと言われてきた全国的な人気を誇るパワースポットです。
近年、北陸新幹線が開業し、長野駅からも徒歩圏であることからますます参拝客が増えました。
とくに御開帳が行われる丑年と未年(※7年に一度)にはさらに増え、2015年の4月5日から5月31日まで(57日間)行われた「御開帳」では、約700万人の方が参詣されました。
◆長野オリンピックミュージアム
1998年「長野冬季オリンピック大会」で、スピードスケート競技会場として使用されたエムウェーブに併設された記念館。
実際に競技で使用された用具やウエア、メダル、トーチなどを展示しています。
中でも、オリンピックムーブメントの高揚に貢献した機関、開催地にのみ贈られる「オリンピックカップ」はとても貴重で、国内ではJOCと東京都、札幌市、長野市の3都市に限られます。
他にも絹谷幸二画伯が描いた作品をはじめとする「公式ポスター」やボブスレー日本代表チームが使用した2人乗りボブスレー、金メダリスト清水宏保選手が使用したスケート、オリンピック選手団ユニホームなどを展示。
シアタールームでは、「長野冬季オリンピック」のダイジェストを、3Dシアターとして上映しています。当時の感動が、飛び出す映像で蘇ります。
あとがき
おやきの餡といえば、野沢菜や野菜ミックス、ナス、切り干し大根などが定番。しかし近年、コンビニなどで販売される軽食や観光客の土産物として広まるにつれ、カレー味やお好み焼き風、ピザ風、さらにカニカマや豆腐、お餅を使ったものなど、多種多彩な「おやき」を見かけるようになりました。そんな長野市を、ぜひ訪れてみてください。
※2024年12月13日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※ご紹介している内容は記事の公開日時点の情報です。最新情報については公式ホームページなどをご確認ください。
※参考・参照元
・長野市公式 ホームページ(https://www.city.nagano.nagano.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店