2022/05/23
馬にまたがり、昔は海だった絶景を望む!/北海道鶴居村【ふるさと納税・自治体事典】
乗馬サービスを利用して「どさんこ(道産馬)」とともに山の中をのんびり進むと、その先には釧路湿原の一大パノラマが! 特別天然記念物のタンチョウが空を自由に飛行する姿を見られるのもまた、鶴居村(つるいむら)ならではの楽しみです。その他、特産のナチュラルチーズなど、ここでは鶴居村についてご紹介します。
鶴居村の概要
鶴居村(つるいむら)は、釧路管内のほぼ中央部に位置し、基幹産業を酪農とする純酪農村です。経営の効率化に努め、日本トップレベルの良質な生乳を生産し、この生乳を使用した鶴居チーズは「ALL JAPANナチュラルチーズコンテスト」において、初出品の第6回大会からこれまで連続受賞している特産品です。
また、特別天然記念物のタンチョウをはじめ、貴重な野生生物が生息する釧路湿原国立公園の保護・保全に努めながら、豊かな自然と共生する住み良い村づくりを進めています。
●人口:2521人(2018年3月31日現在)
●村の花:コスモス
●村の木:シラカバ
●村の鳥:タンチョウ
さとふるから申込めるお礼品はコレ!:鶴居村の名産品・特産品
◆鶴居村モール温泉HOTEL TAITO宿泊券「1泊2食付きスペシャルジビエディナープラン(1名様)」
大自然の中にたたずむ憩いの場。鶴居村温泉「美人の湯」でくつろぎのひとときをお過ごし下さい。
日常の喧騒を忘れ静かな離れでゆったりと。朝の光、風の音、木の香りを体感しませんか?
美しい鶴居村。雄大で清らかな自然に囲まれながら、心身ともに癒しの時をお過ごし下さい。
源泉かけ流し、琥珀色のトロトロ・つるつるのモール温泉「美人の湯」。
アルカリ性の強い温泉で「温泉力」があると評判です。
地元北海道の食材を使ったお食事をご提供いたします。
敷地内には写真家オーナー和田正宏のギャラリー「WADA MASAHIRO ART SQUARE」があり、「Cafe&Bar」、サイクリストのための「BICYCLE SQUARE」も併設されています。
◎夕食は離れのBarでのスペシャルジビエディナーとなっております。
熟成した鹿肉をシェフのおまかせ料理でお楽しみ下さい。(日によってメニューが異なります)
■生産者の声
鶴居村の新鮮な牛乳を使って、日本人の味覚に合うやさしい味で、日々の食卓にのぼるチーズを目指して製造しています。
※はちみつは1歳未満の乳幼児には与えないでください。
お礼品の詳細はこちらをクリック!
鶴居村モール温泉HOTEL TAITO宿泊券「1泊2食付きスペシャルジビエディナープラン(1名様)」
◆鶴居はちみつ+ナチュラルチーズ 鶴居6個セット
「ALL JAPANナチュラルチーズコンテスト」で入賞したチーズ、鶴居ゴールドラベルと鶴居シルバーラベル、そして国産はちみつの詰合せセットです。
チーズは、天然記念物の「タンチョウ」が舞う自然豊かな北海道の東部、鶴居村で生産された生乳を使用し、職人が丹精をこめて手づくりしたもの。
またはちみつは、毎年6月になるとはるばる九州・熊本からやってきたみつばちたちが、鶴居の広大な地を自由に飛び回って採ってくれた貴重な国産はちみつです。
■生産者の声
鶴居村の新鮮な牛乳を使って、日本人の味覚に合うやさしい味で、日々の食卓にのぼるチーズを目指して製造しています。
※はちみつは1歳未満の乳幼児には与えないでください。
お礼品の詳細はこちらをクリック!
鶴居はちみつ+ナチュラルチーズ 鶴居6個セット
◆鶴居村 釧路湿原流域ガイドマップ×2枚セット(冊子付)
このお礼品は、北海道釧路湿原を詳しく紹介したガイドマップ。タンチョウや湿原の歴史などをまるごと解説した冊子付きです!
自然豊かな北海道。その東側に位置する釧路湿原は、1987年に国立公園として指定されました。
日本の湿地帯のおよそ6割を占める日本最大の湿原です。天然記念物のタンチョウや、イトウなど貴重な野生動植物の生息・生育地としても重要な地域です。
ガイドマップはA1サイズ両面に分かりやすく鶴居村と湿原の見どころを記載しています。
冊子には釧路湿原に関するさまざまなスポット情報や、鶴居村を満喫できる情報が盛りだくさん!
■内容
・鶴居村 釧路湿原流域ガイドマップ 両面×2枚
・鶴居村 釧路湿原流域ガイド 31P×2冊
〔制作:鶴居村〕
お礼品の詳細はこちらをクリック!
鶴居村 釧路湿原流域ガイドマップ×2枚セット(冊子付)
◆鶴居産ハチミツ・ルバーブジャム・しそなんばんみそ・行者にんにくみそのセット
「鶴居産はちみつ」は、鶴居村の雄大な自然の百花からつくられた、濃厚でまろやかなはちみつです。
無添加・無着色で、はちみつの風味を生かすため高温処理をしていません。
「ルバーブジャム」は、広大な畑で300株のルバーブを育て、畑の横に構えた工房で加工しています。
自家製みその「しそなんばんみそ」と「行者にんにくみそ」は、共に鶴居で採れた野菜を使い丹念につくりました。鶴居村のおいしさをぜひご賞味ください。
■内容量
・鶴居産ハチミツ 110g×2
・ルバーブジャム 140g
・しそなんばんみそ 140g
・行者にんにくみそ 140g
〔原産地:鶴居村〕
お礼品の詳細はこちらをクリック!
鶴居産ハチミツ・ルバーブジャム・しそなんばんみそ・行者にんにくみそのセット
鶴居村の特産品
◆ナチュラルチーズ「鶴居」
北海道の雄大な自然の中、酪農家がたっぷりの愛情を注いで大切に育てた牛たちから搾った、新鮮な生乳を原料としたチーズです。
チーズ職人が腕によりをかけ、匠の技を使って丹精込めてつくっています。一つひとつが丁寧に手づくりされた、鶴居村自慢の特産物です。
また、ナチュラルチーズには「フレッシュタイプ」「ウォッシュタイプ」「ハードタイプ」「セミハードタイプ」「シェーブルタイプ」「白カビタイプ」「青カビタイプ」と、7つのタイプがあります。
この中で、鶴居村のオリジナルナチュラルチーズは「ゴーダチーズ」を代表とするセミハードタイプのナチュラルチーズで、ピザやサンドイッチ、プロセスチーズの原料などに使われているもの。
利用範囲が広く、通常「チーズ」と言ったときにはこれを思い浮かべる方が多いでしょう。
鶴居村のナチュラルチーズは、10度前後で90日以上熟成し、ミルクの風味とほんのり甘みを感じるおいしいチーズに仕上がっています。
商品ラインナップとしては『ナチュラルチーズ「鶴居」』のシリーズがあり、その中で代表的なものとして「ゴールドラベル」と「シルバーラベル」があります。
JALの機内食にも採用された「ゴールドラベル」。その熟成期間は6ヶ月以上。サンドイッチやサラダ、グラタン、パスタなどに使用されます。
2年に1回開催され、非常に権威あるコンテストとして知られる「ALL JAPANナチュラルチーズコンテスト」では、第6回で「最優秀賞(農林水産大臣賞)」を受賞、第7回と第9回で「優秀賞」、第8回と第10回で「金賞」を受賞しました。
また、「シルバーラベル」は熟成期間80日以上。やや柔らかな食感で、口当たりの良いチーズです。
こちらも「第7回 ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテスト」で農林水産省生産局長賞、第8回大会で「独立行政法人 農畜産振興機構理事長賞」、第9回で「金賞」、第10回で優秀賞を受賞しています。
その他の商品も、たとえば「リーレツルイ」が第8回と第10回で「優秀賞」を受賞するなど非常に高いクオリティを誇るラインナップとなっています。
鶴居村の観光資源
◆つるい納涼まつり
毎年7月に行われる鶴居村の夏の風物詩。多くの飲食ブースが出店し、新根室プロレスや鶴居村の特産品が当たるお楽しみ抽選会、バンド演奏、女性限定尻相撲大会、ビールの早飲み競争などで大いに盛り上がります。
◆タンチョウフェスティバル
鶴居村の"村の鳥"、「タンチョウ」の名を冠したお祭り。毎年2月の、タンチョウがもっとも美しく舞う季節に開催されます。
タンチョウになりきり、氷の上に裸足で片足立ちして何分耐えられるかを競う「耐寒ゲーム」や「鳴きまねコンテスト」など、鶴居村ならではのタンチョウにちなんだゲームが人気です。
他にも地場産の味覚が味わえる屋台はもちろん、雪中宝探しや雪で作ったすべり台など、さまざまな雪遊びも用意されています。
◆宮島岬&キラコタン岬
釧路湿原国立公園には、「宮島岬」と「キラコタン岬」という「岬」があります。大平原なのになぜ「岬」かというと、過去、ここが海だったからです。
「宮島岬」は標高が高く、どこまでも続く釧路湿原と、釧路川の美しい蛇行を堪能できます。
釧路湿原北端に位置する「キラコタン岬」の先にも、「秘境」と呼ばれるような太古の姿をそのままに残す湿原と水路の蛇行が続きます。
「キラコタン岬」の眼前を蛇行するチルワチナイ川流域は、明治時代には絶滅したと思われていたタンチョウが、大正13年(1924年)に再発見された場所としても知られています。
また、「宮島岬」の名前は、タンチョウの再発見者である宮島徳三郎氏に由来しています。
◆キャンプ場
■◎つるいキャンプ場
「鶴居運動広場」に隣接。水洗トイレや炊事場、バーベキューハウス、自動販売機を完備した無料のキャンプ場です。
■◎村民の森
釧路湿原に近く、道東観光の拠点と言える場所にあります。オートキャンプ区画22サイト、フリーテント区画130張分と広大で、シャワーやランドリー、炊事場を完備。水車小屋や高さ約30mの展望塔もあり、阿寒山麓を一望できます。
■◎つるい村民の森 オートキャンプ場
「村民の森」に隣接したオートキャンプ場で、キャンピングカーで泊まれるパワーサイトのほか、フリーサイトがある炊事場やトイレなど、施設も充実。展望台やハイキングコースもあります。
◆鶴居どさんこ牧場
「どさんこ」によるホーストレッキング(乗馬)の拠点として、1995年にオープンした「鶴居どさんこ牧場」。
広大な牧場の中に、宿泊できるセンターハウスや軽食喫茶コーナー、厩舎兼室内練習場などを完備しています。
どさんこは年間を通して放牧されており、宿泊施設からはのんびりと草を食む姿を見られます。
そして、初心者でも楽しめるホーストレッキングではどさんこにまたがって釧路湿原の大自然を満喫でき、道内外の観光客に人気。「キラコタン岬」や「宮島岬」に向かうコースもあります。
ちなみに、「どさんこ(道産馬)」は現在、日本に8種類いる在来馬のひとつで、正式名を「北海道和種馬」と言います。
江戸時代に東北にいた南部馬が北海道に連れて来られて定着。車のなかった時代に、北海道の開拓に大きな役割を果たしました。
また、どさんこは背中までの高さがサラブレットの平均より30cm程度低い130cmくらいと小型。強い足腰と持久力を持ち、しかもおとなしい性格のため牧場でのホーストレッキングにはピッタリの馬です。
あとがき
今回ご紹介したように、鶴居村はアウトドアレジャーの宝庫。乗馬やキャンプ、バーベキューの他にも、牧場での羊の毛刈りや糸紡ぎ体験、パークゴルフ、フィッシングなど、大人も子どもも一緒に楽しく遊べるフィールドがいっぱいです。そんな鶴居村をぜひ訪ねてみてはいかがでしょうか。
※2018年10月18日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※参考・参照元
・鶴居村公式 ホームページ(http://www.vill.tsurui.lg.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店