2021/08/11
原生林から、名水・尚仁沢湧水が流れ出すまち/栃木県塩谷町【ふるさと納税・自治体事典】
樹齢数百年にも及ぶ貴重な原生林の森で生まれ、清らかな流れとなって人々や動植物を潤す名水「尚仁沢湧水(しょうじんざわゆうすい)」のあるまち、塩谷町(しおやまち)。ここでは、そんな塩谷町をご紹介します。
塩谷町の概要
塩谷町(しおやまち)は栃木県北部に位置する町です。
北に日光国立公園の一部でもある町のシンボル、高原山がそびえ、中腹には名水百選の認定を受けた「尚仁沢湧水(しょうじんざわゆうすい)」があり、多くの方が名水と豊かな自然を求めて訪れます。
また、中部から南部は肥沃な農業地帯が広がります。おいしい水からつくられた農作物はどれもみな絶品です。
現在、「豊かな自然に育まれ 人と人とがつながり 安全安心に暮らせる塩谷町』を目標とした街づくりをすすめています。
●人口:1万1306人(2019年2月1日現在)
●市の花:ヤマユリ
●市の木:ヒノキ
●市の鳥:ヤマセミ
さとふるから申込めるお礼品はコレ!:塩谷町の名産品・特産品
◆栃木県塩谷町で製造 ばんのう酵母くん(23ml×6本) 1箱
原材料はたんぽぽ根・よもぎ葉・水・塩の4つ。植物由来の酵母&乳酸菌が、毎日の習慣をサポートします。
ばんのう酵母くんは、たんぽぽ根・よもぎ葉由来の酵母と乳酸菌を自然発酵させた『植物発酵エキス』です。EU有機認証規格をクリアした、ポーランド産のオーガニック『たんぽぽ根』、国産の『よもぎ葉』を、全国名水百選に選ばれた『尚仁沢湧水』(しょうじんざわゆうすい)で煮出し、世界各地の『塩』を加え、長期間、自然発酵させることにより、琥珀色の植物発酵エキスが完成します。防腐剤などの化学物質は使っていないので、ボトルの中で酵母と乳酸菌が生きています。お子様からご年配の方、そして、ワンちゃん、ネコちゃん、金魚やお花にも幅広くお使いいただけます。
■生産者の声
日光連山のふもと、水と緑に恵まれた自然の中に『ばんのう酵母くん』の製造工場はあります。『化粧品製造業』および『化粧品製造販売業』の許可証を取得した工場で、皆様に安心してお使いいただけるよう、1本1本心を込めて製造しています。『ばんのう酵母くん』は2007年の発売開始以来、本当にありがたいことに、皆様の『口コミ』で広がっている製品です。今では年間100万本以上、累計出荷本数1,200万本以上の実績があり、塩谷町という弊社にとって理想的な環境で酵母くんを熟成・発酵できることに日々感謝をしながら製造しています。
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栃木県塩谷町で製造 ばんのう酵母くん(23ml×6本) 1箱
◆塩谷産米『ゆうだい21』 無洗米 5kg
このお礼品は、宇都宮大学の農場で突然変異から生まれたお米で、栃木県内を中心に生産されているお米「ゆうだい21」です。
できてからまだ7~8年のため認知度はあまり高くありませんが、甘みがあり、もちもちしていて冷めてもおいしいので、おにぎりやお弁当にも最適です。
もちろん、炊き立てのおいしさは言うに及ばず。一度食べれば、なるほどと納得することでしょう。
■生産者の声
「ゆうだい21」のおいしさを、多くの方々に実感していただき、全国に広がることを願いながら生産に励んでいます。ぜひ一度食べてみてください。
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塩谷産米『ゆうだい21』 無洗米 5kg
◆ロペ倶楽部 平日ゴルフペアプレー券/1枚
このお礼品は、豊かな自然と源泉掛け流し温泉が心と体を芯から癒やしてくれる大人の隠れ家のようなゴルフ場でプレイできる、ペアプレー券です。
1990年に誕生したロペ倶楽部。アクセスは東北道矢板(やいた)インターから15分で、快適なドライブを楽しみながらご来場いただけます。
なだらかに広がる開放感に満ち溢れた18ホールは、その日の芝のコンディションによりコースを変更できる2グリーン構造のコースレイアウトなど、自由に斬新な着想の元に設計されています。
ガーデンゴルフ(7ホール)やアプローチ専用ミニコース、ドライビングレンジもあるなど、施設も充実しています。
■スタッフの声
名物「中の島」の9番ホールをはじめ、監修者ジーン・サラゼンの精神を遺憾なく表現し、プレーヤーの心に印象深く刻み込む個性的な18ホール。
プレイの後はコースより湧き出した天然温泉が日頃の疲れを癒やしてくれるはずです。大切な時間を大切な方とお過ごしください。
◎提供サービス
平日1ラウンド/セルフペアプレー券×1枚
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ロペ倶楽部 平日ゴルフペアプレー券/1枚
◆【30年産米】「特別栽培米コシヒカリ」5kgと「ゆうだい21」3kg、尚仁沢湧水2L×2本のセット
塩谷町の恵まれた自然環境の中で、農薬や化学肥料の使用を当地比5割減で丹精込めて育てた「有坂ファームのコシヒカリ」(とちぎの特別栽培農産物)と、宇都宮大学で育成された新品種「ゆうだい21」のセットです。
「名水百選」にも選出されている「尚仁沢湧水」とともに炊き上げますと、さらにふっくらとして甘みが広がり、格別のおいしさです!
■生産者の声
有坂ファームのこだわり米です。塩谷町の美しく素晴らしい自然環境は、私たちにたくさんの恵みを与えてくれています。この自然環境を生かし、丹精込めて育てられたお米は、品質・食味にもこだわりのある自慢の逸品です。
名水百選に選ばれた「尚仁沢湧水」と共に塩谷町の恵みをお楽しみください。
◎内容量
・特別栽培米コシヒカリ 5kg
・ゆうだい21 3kg
・尚仁沢湧水 2L×2本
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【30年産米】「特別栽培米コシヒカリ」5kgと「ゆうだい21」3kg、尚仁沢湧水2L×2本のセット
◆【尚仁沢湧水】 湧水の郷しおや はちみつ250g×3本セット
このお礼品は、「尚仁沢湧水」が湧き出す「高原山」、素晴らしい自然に溢れたそのふもとで採れた国産はちみつです。
そこで採取した貴重な国産はちみつをさらに厳選し、3本セットで皆さまにお届けします。花ごとの味の違いをお楽しみください。
■生産者の声
はちみつが採れる条件は3つあります。ひとつ目は天候、ふたつ目は花の付き具合、3つ目はみつばちの出来具合。私たち養蜂家ができるのはみつばちを育てることだけです。
採蜜のときにみつばちたちが気持ちよく働けるよう、常に愛情を込めて育てております。
小さなミツバチたちが一生懸命集めたはちみつです。皆さまの喜ぶ顔を思いながら丁寧に採蜜し、感謝の気持ちでお送りさせていただきます。
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【尚仁沢湧水】 湧水の郷しおや はちみつ250g×3本セット
塩谷町の特産品
◆塩谷産米『ゆうだい21』 無洗米 5kg
1975年、環境省から「水環境保全状況が極めて優良である」として、「名水百選」の認定を受けた「尚仁沢湧水(しょうじんざわゆうすい)」。
1997年には、岐阜県揖斐川町(いびがわちょう)で開催された「全国利き水大会」で「名水の中でもとくにおいしい」として、見事第1位に輝いたおいしい水です。
水が湧き出ているのは町のシンボルである高原山の中腹で、付近一帯は樹齢数100年にも及ぶブナなど広葉樹の原生林に覆われています。
氷点下まで気温が下がる場所であるにも関わらず、こんこんと湧き出るこの水は、年間を通じて水温が11℃前後と一定の温度を保っているため、冬でも渇水や凍結することなく周囲の動植物たちに豊かな潤いを与えています。
また、栃木県北東部を流れる那珂川水系の一級河川で、広く清流として知られる「荒川(あらかわ)」の源流は、尚仁沢湧水を始め高原山中から湧き出すいくつもの清らかな流れに端を発しているとのこと。
なお、2012年からは、「尚仁沢湧水」が清涼飲料水として販売開始されました。
道の駅「湧水の郷しおや」やスーパーなどで購入することができます。
◆菊
1948年、露地ぎくの導入を始まりとして、70年代からは稲作からの転換が推進されることによって品質の改良や生産性の向上が図られ、生産が増加。
露地栽培から施設栽培への転換も進み、今では菊の産地として県内髄一の生産量を誇ると同時に、ブランドとしての認知力も高まってきています。
多様な品種を栽培するようになっており、輪菊やスプレーマム、ピンポンなどが首都圏の他、仙台や郡山といった東北の各方面へ出荷されています。その品質の高さから市場でも高く評価されているそうです。
◆しめ縄
「紙垂(しで/※しめ縄などにつけて垂らす、特殊な断ち方をした紙)」をつけ、神祭具として使われる「しめ縄」。神域と現世を隔てる役割を意味するという、このしめ縄つくりが、まちの伝統産業のひとつとして守られています。
塩谷町は、この「紙垂」の県内最大の産地(※JAしおのやホームページより)。
夏に稲を刈り取り、稲わらの青さを保ちながら、乾燥機で乾かします。そして出荷の時期に合わせて編まれ、東京や宇都宮、地元の業者に販売されていきます。
塩谷町の観光資源
◆佐貫石仏
「佐貫石仏(通称・佐貫観音)」は、鬼怒川沿岸にそびえ立つ高さ64mに及ぶ一大岩塊で、岩面に大日如来の磨崖仏(まがいぶつ)が彫ってあります。
摩崖仏は、岸壁に直接彫られた仏像のことで、この「佐貫観音」は弘法大師一夜の作と言われ、1926年に国の史跡に指定されています。
造立時期は、平安時代末期から鎌倉時代の作と推定されていますが、奈良時代説もあり、はっきりしていません。
岩の上部には貴重な宝物を納めた「奥の院」(あるいは「大悲窟(だいひくつ)」とも言います)と呼ばれる小さな洞窟があり、62年に1度だけ開帳されます。
この御開帳は1879年(明治12年)以来中断されていましたが、2015年に136年ぶりに開帳されました。
◆尚仁沢はーとらんど
東荒川ダム公園に立つ「尚仁沢はーとらんど」は、特産品やお土産の販売、四季折々のイベントを開催する物産センターです。
塩谷町産の食材をふんだんに使用した食事メニューが人気で、最近は季節の野菜をたっぷり使い、東荒川ダムをイメージして盛りつけられたボリュームのある一品「東荒川ダムカレー」や、名物のB級グルメ「里芋ふらい」が好評です。
また、5月の「新緑まつり」、11月の「秋の収穫祭」、7月の「夏のさかなまつり」などのイベントが開催される日には、多くの家族連れで賑わいます。
◆風見神楽
「風見神楽(かざみかぐら)」は、塩谷町風見地区に伝わる太太神楽(だいだいかぐら)で、毎年4月の第1日曜日に、東護(とうご)神社の春の例祭に奉納されています。
神楽が伝わったのは1616年とされ、栃木県の太太神楽の中でも古い歴史と伝統を誇り、県の「無形民俗文化財」に指定されています。
演目は「総礼の舞」から始まり、「大黒の舞」まで36座で構成され、見どころとなっている天照大神の天の岩戸開きのシーンは、とくに勇壮かつダイナミックに演じられます。
あとがき
知る人ぞ知る「しめ縄」の生産地である塩谷町。2016年には、当地でつくられた全長6m、周囲1.6m、重量約150㎏という大物のしめ縄が、創建から1200年を迎えた高野山・総本山に飾られました。このような大物の納品は、1985年の「つくば科学万博」以来だったそうです。そんな塩谷町を、ぜひ訪れてみてください。
※2019年2月14日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※ご紹介している内容は記事の公開日時点の情報です。最新情報については公式ホームページなどをご確認ください。
※参考・参照元
・塩谷町公式 ホームページ(https://www.town.shioya.tochigi.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店