2020/01/10
何度でも振り返って見てしまう三重塔が有名です/長野県青木村【ふるさと納税・自治体事典】
あまりの美しさに、何度も振り返って見てしまう...、そんな三重塔のある村が青木村です。三重塔に加え他にも貴重な文化財を有する「大法寺」や、温泉、パラグライダー練習場などに県内外から多くの人が訪れる村、青木村をご紹介します。
青木村の概要
青木村は、長野県の東北部、上田市の西部に位置しており、青木三山に三方を囲まれた、森林、清流、澄んだ空気などの自然に恵まれた村です。
田沢温泉・沓掛(くつかけ)温泉という、やすらぎと憩いを提供してくれるふたつの温泉や、全国で唯一"国宝(大法寺三重塔)を有する村"としてその名を全国に発信しており、東山道(とうさんどう)など数多くの歴史遺産と地域文化を有しています。
●人口:4112人(2018年3月31日現在)
●村の花:アイリス
●村の木:ネズ
●村の鳥:キジ
●村の魚:岩魚
さとふるから申込めるお礼品はコレ!:青木村の名産品・特産品
◆爽やか信州こだわりセット
信州ハム「爽やか信州」シリーズより、自慢のこだわり品を詰め合わせました。
この機会にこだわりの4品、それぞれのおいしさをぜひお楽しみください。
◎爽やか信州軽井沢 熟成ロースハム
JAS熟成規格の製法でつくられた軽井沢ロースハム。通常のスライスパックでは味わえないブロックならではの風味と旨みを堪能できます。
◎つるし燻りベーコン
豚バラ肉を適度な大きさにカットして、そのままつるしてスモークしました。製品全体にスモークがかかっていますので、豊かな香りをお楽しみください。
お好みの厚さにスライスして、いろいろな料理にお使いいただける製品です。
◎つるし燻りももハム
豚もも肉の希少部位「シキンボ」を使った、あっさりした中にもコクがあるももハムです。
◎肩ロースチャーシュー
旨みがある肩ロース肉を特製のタレで煮込んだチャーシューです。
■生産者の声
信州の澄んだ空気と水、爽やかな緑、壮大な山々。
大自然の恩恵を受け、「信州ハム」は自信を持ってお届けできる数多くの製品をつくり続けてきました。その心を込めてつくり上げた味わいの数々は、厳選した素材選びはもちろんのこと、水や環境、品質管理からアレルギー対策まで、すべてに徹底してこだわり抜いています。
◎内容量
・熟成ロースハム 580g
・つるし燻りベーコン 280g
・つるし燻りももハム 220g
・肩ロースチャーシュー 230g
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爽やか信州こだわりセット
◆パラグライダー体験タンデムフライト 1名様
信州・青木村でインストラクターと一緒にパラグライダー体験飛行はいかが?
標高1100mの十観山(じゅっかんざん)テイクオフからインストラクターと一緒の2人乗り飛行です。
高低差500m、飛行時間は10~15分。条件が良ければ北アルプス~八ヶ岳~浅間山~根子岳(ねこだけ)と360度の大パノラマをご覧いただけます。
飛行歴20年以上のベテランインストラクターが夢のフライトをご案内します。難しい操縦はすべて任せて、安心してフライトをお楽しみください。
春は桜咲く桃色に田植え後の淡い緑を、夏は真っ白な雲に突き抜ける青空と山々の萌える緑を、そして秋には紅葉の赤に黄金色の稲穂を...。信州青木村の豊かな自然を空からお楽しみください。
ご自身のカメラや携帯電話、スマートフォンによる空撮も、流れ止めのついたものであればお楽しみいただけます。ぜひ、チャレンジしてみてください。
■生産者の声
ゆったりとした空気の流れる青木村は、四方を美しい山々に囲まれ豊かな自然の緑に包まれています。
パラグライダーの離陸場は十観山の8合目付近(標高1284m)にあり、正面に浅間山、背後には北アルプスの山々が控え、雄大な景色が視界いっぱいに広がっています。
清々しい空気の中、青木村を見下ろしながら大空に飛び立てます。
◎提供サービスの内容
・パラグライダータンデムフライト体験チケット(1回):1名様分
・所要時間:15~20分
・飛行時間:10~15分
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パラグライダー体験タンデムフライト 1名様
◆青木村特産杜仲葉使用 山里育ち杜仲そば・杜仲茶セット
このお礼品は、杜仲そばと杜仲茶のセット。そば・お茶ともに青木村産。信州青木村が育む自慢の杜仲葉からつくっています。
また、青木村の有志でつくる「青木村NIきたい会」で製造しています。
◎杜仲そば
杜仲葉の粘りが「つなぎ」となり、食塩をいっさい使用していません。喉ごしの良さが特徴の杜仲そば、ぜひご賞味ください!
◎杜仲茶
自然乾燥した杜仲葉を100%使用。熱いお茶、冷たいお茶どちらでもおいしく召し上がることができます。杜仲の香りと風味をご堪能ください!
■生産者の声
青木村の有志でつくる「青木村NI(に)きたい会」は、「杜仲葉の製品化と産直市で地域に元気を生み出す」を合言葉に杜仲葉及びその加工品の特産品化を考え、かつて村内で栽培され、その後放置され荒廃・遊休地となっていた杜仲林を整備して、再び杜仲の栽培を始めました。
栽培期間中、農薬を使わず栽培している、安心・自慢の杜仲葉をご堪能ください。
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青木村特産杜仲葉使用 山里育ち杜仲そば・杜仲茶セット
◆青木村特産タチアカネ使用 信州そば~む&抹茶そば~む
青木村で限定栽培している蕎麦の新種「タチアカネ」を使って焼き上げた、バウムクーヘンのセットです。
「そば~む」は青木村内の障がい者福祉施設「クロスロードあおき」でつくられているバウムクーヘン。
しっとりした舌触りや素朴な甘さ、ほのかな蕎麦の香りをお楽しみください。
また、提供事業者「道の駅あおき農産物直売所」の北側にはそば畑があります。
この道の駅を会場に、毎年9月中旬には「タチアカネ そばの花・実まつり」が開催されています。ぜひ足をお運びください!
■生産者の声
障がい者福祉施設「クロスロードあおき」の利用者・職員が、村の特産品をつくり上げたいという思いから研究・開発し、一つひとつ丹精込めてつくりあげている一品で、青木村を代表するお土産として、村内外を問わずご愛顧いただいております。
青木村で限定栽培されている貴重な蕎麦種「タチアカネ」の風味を味わうことができる貴重なバウムクーヘンです。ぜひご賞味ください。
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青木村特産タチアカネ使用 信州そば~む&抹茶そば~む
青木村の特産品
◆タチアカネ
青木村のオリジナルブランド蕎麦「タチアカネ」は、「現野菜花き試験場(旧長野県中信農業試験場)で開発され、2009年度に農水省の「農林認定品種」に指定された比較的新しい品種。
白い花と赤い果皮、爽やかな香りとほのかな甘みが特徴の、青木村自慢の蕎麦です。
ちなみに「タチアカネ」の名前は、栽培中に倒れにくい(耐倒伏性)ことから「タチ」、そして実の色が収穫するときには普通のそばのように黒っぽいですが、成長過程では赤いので「アカネ」。
このふたつを合わせて「タチアカネ」となったそうです。
なお、青木村では特産品である「タチアカネ」を全国で味わってもらえるよう、2018年9月に調理機能を備えたキッチンカー「タチアカネGO!!(号)」を導入しました。
これにより県内外のイベントや観光キャンペーンなどの際に出動し、現地で「タチアカネ」のPRをすることができます。
今後は、「タチアカネGO!!」がさらに知名度アップに貢献してくれることでしょう。
◆コンパラ(ナツハゼの実)のジャムとワイン
「コンパラ」は、ツツジ科の落葉低木「ナツハゼ」の俗称で、山間部の日当たりの良い場所に自生する希少な植物です。
酸味の強い黒色の実は「山の黒真珠」と呼ばれ、青木村では古くから「コンパラ」と呼ばれて親しまれ、生で食べたりジャムにしたりしていました。
村では、この実を使った「ワイン」を新たな特産品にするべくアピール中で、村内の酒店などが積極的に販売しています。
程よい甘みと酸味のバランスが好評とのこと。
また、「コンパラ」の「ジャム」は、「道の駅 あおき」の定番商品として、人気となっています。
青木村の観光資源
◆大法寺 三重塔
「大法寺(だいほうじ)」は、奈良時代の大宝年間(701年~704年)に、藤原鎌足の子の定恵(じょうえ/じょうけい)によって創設された、信州でも有数の歴史を誇る古刹。
豊かな自然に恵まれ、四季折々の美しい景色があります。かつてここを訪れた随筆家の白洲正子(しらすまさこ)氏は、高台の三重塔からの眺めを絶賛したそうです。
その三重塔が国宝に指定されている他、十一面観音像など国指定重要文化財が3点、長野県宝が1点、さらに日本最古のしゃちほこ(※大法寺ホームページより)など、多くの貴重な文化財が残されています。
とくに三重塔は、そのあまりの美しさ故、近くを通る東山道の旅人がふり返りふり返り何度も塔を眺めたことから「見返りの塔」と呼ばれ、親しまれてきました。
周囲の景色にうちとけ、荘重で崇高なその姿は、日本一美しいと言われることもあるそうです。
◆リフレッシュパークあおき
豊かな自然を生かしたいろいろな施設があり、家族や仲間と一日中楽しめる公園です。
6万平方メートルを超える敷地に遊歩道が整備され、総延長100メートルの大ローラー滑り台は子どもたちに大人気。
釣り堀では竿を借りることができ、ニジマス釣りを楽しむことができます。自然派には、宮渕川の自然河川を生かした本格的な渓流釣りがオススメ。
釣り堀も渓流釣りも、釣ったイワナやニジマスをその場で焼いて食べることができます。
他にも、フィールドアスレチックやマレットゴルフ、パターゴルフを楽しめる他、食事処も用意されています。
あとがき
「夕立と騒動は青木から来る」という言葉があります。青木村では江戸時代から明治にかけて5回もの農民一揆が起こっており、一地域としては日本でもっとも一揆が多発した村だそうです(※青木村ホームページより)。
民衆のため一身を捧げた人を"義民"と言いますが、青木村は自らの命を顧みず庶民のために立ち上がった"義民"の精神が息づく村であり、今も「義民の里 青木村」と書かれた看板が村内に立っています。そんな青木村を、ぜひ訪れてみてください。
※2019年10月10日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※ご紹介している内容は記事の公開日時点の情報です。最新情報については公式ホームページなどをご確認ください。
※参考・参照元
・青木村公式 ホームページ(http://www.vill.aoki.nagano.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店