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松浦市が「アジフライの聖地」目指して驀進中!/長崎県松浦市【ふるさと納税・自治体事典】

FV2_長崎県松浦市.PNG      ▲参照:アジフライ | 松浦市の観光情報サイト「松恋」
      (http://matsuura-guide.com/13202/)

アジの水揚げ量日本一(※松浦市ホームページより)を誇る長崎県の松浦市が、2019年4月27日、「アジフライの聖地」宣言をしました。市長主導による、全国的にも珍しい"料理名"での聖地宣言。町おこしの一環として、実際にどんな取組みを行っているのでしょうか? そして、大変好評だという"松浦産アジのアジフライ"の特徴は?

アジフライの聖地を目指して

なぜ松浦市がアジフライの聖地なのか

〇松浦産の「アジ」はおいしい!

日本人が縄文時代から食しているという魚、アジ。人間の5番目の味覚「うま味」の中の「イノシン酸」と「グルタミン酸」を含み、「味がいい」が名前の由来と言われることも。

そんなアジを、もっともおいしく食すための決め手のひとつが「鮮度」です。とくに青魚であるアジは傷みやすく、鮮度管理いかんによっては、まったく味が変わってしまいます。

松浦市は玄界灘に面し、水産業が盛んなまちなので、水揚げしたアジをすぐにお店や工場で加工することができます。
そのため抜群の鮮度を誇る松浦市のアジは、「アジフライ」を推し出す前から、味わいと香り、身質に優れ、おいしいと評判でした。

とくに4月から8月に水揚げされる「旬(とき)アジ」と呼ばれるマアジは、脂の乗りと香りがよく、一度食べたら忘れられないほどのおいしさと言われます。

〇アジフライにすると、とくにおいしい!

「アジフライの聖地」計画の旗振り役を務めているのは、現在の市長である友田吉泰(ともだよしやす)氏。

友田市長が持っていた、「松浦市のアジでつくったアジフライは他のアジフライと全然違う!」「だから、多くの方に松浦のアジとアジフライを食べていただきたい!」という確信と想いによって、この町おこしプロジェクトはスタートしました。

やはりアジ自体の鮮度がいいため生臭さがなく、身もフワッフワ、そしてほのかな甘さもある。食べた人からは、「アジフライの概念が変わった」と言われるほどだそうです。

まちの取組み(過去&現在)

〇アジフライの聖地宣言イベント

2019年4月27日には、アジフライの聖地宣言イベント「AJIFRY AFFAIR~アジフライの聖地松浦~」を、市内の「海のふるさと館」芝生広場で開催しました。

「松浦アジフライ憲章」の唱和が行われた後、正式に「アジフライ聖地宣言」がなされ、それを祝うバルーンリリースが行われました。

他にも、アーティストによるライブや声優・野島裕史氏と友田市長によるトークイベント、多数の商店が出展した「アジフライ食べ比べ!物産コーナー」、スタンプラリーの台紙配布、限定ノベルティのプレゼント、限定アジフライバーガーの提供などが実施され、大盛況のうちに幕となりました。

そしてここから、「アジフライの聖地」としてのユニークな情報発信と本格的なアピール活動が始まりました。

〇松浦アジフライマップ

2018年の夏、「アジフライの聖地・プレ宣言」を行い、発行されたのが「松浦アジフライマップ」。

市内にある良質なアジフライを提供する店の協力を得て、計20店の情報を掲載した地図で、駐車場情報や周辺の観光スポットも紹介したものとなっています。

〇アジフライデー

2019年2月、アジの漢字「鰺」に「參(参)=3」が入っていること、そして「フライ+デー=フライデー(金曜日)」にかけて、毎月第3金曜日を「アジフライデー」に定めました。

〇スタンプラリー

イベント「AJIFRY AFFAIR~アジフライの聖地松浦~」当日の4月27日をスタート日として、9月末まで市内にある13店舗でアジフライを食べると黄金色のオリジナルTシャツがもらえるスタンプラリーを実施中です。

〇その他の活動

上記の他にも、地元飲食店計29店舗でオリジナルののぼりを掲げ、常時揚げたてのアジフライを提供している他、県内外のさまざまなイベントとのコラボも実施していく予定です。

たとえばこれまでには、漫画家とのコラボレーションでノベルティグッズをつくり、それを配布するイベントの開催といったことも行っています。

さとふるから申込めるお礼品はコレ!:松浦市のアジのお礼品

◆養殖真あじのふっくらサクサク大判アジフライフィーレ

脂の乗りと大きさのバラツキが少ない養殖マアジのアジフライ 次元の違う美味しさを扱いやすいフィーレで。

長年養殖業を営んできたノウハウで、マアジを一年通して丸々と太らせています。体脂肪率は10%以上。天然魚ではここまで行きません。
魚の体調と給餌管理を行うことで一年を通して品質が変わることなく良質な状態で出荷することができるのが養殖魚の強み。水揚げ後選別し、すぐに加工に入ります。機械は使わず手捌きで丁寧に処理した後は、塩水で臭みを取り電解水で殺菌した後急速冷凍で鮮度キープ。使用するマアジの体脂肪率は10%以上と決めているので、どれもふっくらジューシーに仕上がります。

お礼品の詳細はこちらをクリック!
「アジフライの聖地 松浦」体脂肪率10%以上!養殖真あじのふっくらサクサク大判アジフライフィーレ

◆「アジフライの聖地 松浦」えんまきのアジフライセット

このお礼品は松浦市で水揚げされた新鮮な真あじを使用したアジフライ。市内の工場にて水揚げから加工まで一貫した体制で最新の設備と衛生的なラインで製造しました。

高鮮度な刺身でも食べられる原料を使用。衣率を下げることで魚本来の旨味を引き出し、食べ応えと味わいの深さが両立しています。ふわふわで肉厚な食感と上品な脂の風味をお楽しみいただけます。

お礼品の詳細はこちらをクリック!
「アジフライの聖地 松浦」えんまきのアジフライセット

◆アジ開き、アジみりん干しの 詰め合わせ

このお礼品は、アジの開き、みりん干しの詰合せ。

長崎県近海で水揚げされた、新鮮な魚を使用しています。塩物は薄く味付けをしているため、魚本来のうまみを楽しめます。

そのままでは、もちろんのこと、醤油、ポン酢、マヨネーズ、オリーブオイル、辛いのがお好きな方は七味をかけたりと、お好みの調味料で味付けし、楽しむことができます。

「みりん干し」は、独自の自慢のタレに漬け込んであります。ご飯や、お酒のお供にどうぞ。

お礼品の詳細はこちらをクリック!
アジ開き、アジみりん干しの 詰め合わせ

◆真アジフライ

このお礼品は、国内で製造している真アジフライ。市内の工場にて水揚げから加工まで一貫した体制で最新の設備と衛生的なラインで製造しました。

高鮮度な刺身でも食べられる原料を使用。お子さまでも安心して食べられるように骨無し加工を行い、魚特有の臭みを抑え、本来の旨みを残しています。

◆新鮮真アジ開きといかしゅうまい

このお礼品は、ふっくら真あじ開きとプリプリのいかしゅうまいのセット。

鮮度の良いく、身がふっくらとしていておいしい真アジを干物にしました。

「いかしゅうまい」は、上質なスケソウダラのすり身に鮮度の良い赤イカを練りこみ、甘みの強い玉ねぎ、唐津産地卵(活卵)、コーン油を使用し、プリプリとしたいかの食感を楽しめます。

「明太子入りしゅうまい」は、辛子明太子を入れ、ピリ辛に仕上がっています。

長崎県松浦市のご紹介

豊かな自然と人、歴史、そして産業が共存する「松浦市」。
この町の基幹産業は一次産業で、とくに水産業においては全国有数の水揚げ量を誇る公設魚市場(松浦魚市場)を有し、アジの漁獲以外にもトラフグやクルマエビ、マグロなどの養殖が盛んです。

また、平成15年度に事業を開始した農業や漁業、伝統工芸などの体験型旅行事業が成長を続けており、同型の事業の中心地と言われています。

また、2012年には「鷹島神崎(たかしまこうざき)遺跡」が海底遺跡として日本初の国史跡に指定され、全国的に注目を集めています。

●人口:2万2176人(2019年1月1日現在)
●市の花:ツバキ
●市の木:マキ

FV_長崎県松浦市.PNG

松浦市のその他の特産品

◆いりこ

「長崎県水産加工振興祭品評会」にて2年連続受賞した無添加の「いりこ」は、獲れたての良質なカタクチイワシを、港の加工場で素早く海水で釜茹でして乾燥させたもの。

新鮮なうちに加工したこだわりの一品で、出汁とりはもちろん、そのまま食べてもとてもおいしく、生臭さや苦みのないしっかりとした味わいだと評判です。

◆とらふぐ

ふぐのなかでも一番の高級魚と言われる「とらふぐ」。淡泊ながら深く上品なうま味を持った味わいが絶品です。

松浦市は全国でもトップクラスの生産量を誇るとらふぐの産地であり、加工はHACCP(※)対応の衛生管理体制を持つ工場で行っています。

松浦市の自然豊かな海で育てられたとらふぐは天然物と比べても遜色なくおいしいと評判で、九州はもちろん、関西・関東に至る広い範囲に出荷されています。

※HACCP(ハサップ)とは?
HACCP(ハサップ)は、食品を製造する工程における品質管理システムのひとつ。"絶対に食中毒を出してはいけない"宇宙食を、高度に衛生管理された環境で製造するためにNASAが考案した国際的な方式のこと。

◆つばき油

松浦市にある島、福島には、5万本以上のヤブツバキが自生する、日本最大級と言われる群生林があります。

福島町では、収穫されたつばきの実から搾油した純度100%のつばき油で化粧石けんやモイスチャークリームなどの椿油製品をつくり、販売しています。

また、毎年3月には恒例の「つばき祭り」が開催され、つばきの盆栽や花苗、つばき油などの特産品の販売や、園芸指導といった催しが行われています。

松浦市の観光資源

◆土谷棚田

「日本の棚田百選」の中でも、"指折りの棚田"と言われるほどの景勝地となっているのが「土谷棚田(どやたなだ)」です。

海岸から標高120mの高さまで、平均傾斜角15度でせり上がる約400枚の棚田。そして、あたりを赤く染める玄界灘の夕日をバックに、棚田に映る島影、行き交う船...。
夕方には、多くの観光客や写真家が集まる人気スポットです。

9月には「土谷棚田の火祭り」が開催され、ペットボトルの中にロウソクを立てた灯籠約3000個が、夕日が沈む棚田に光の列となって浮かび上がる幻想的な光景を見ることができます。
会場では、太鼓の演奏やフラダンス、俵投げ大会などのステージイベントも催されます。

◆松浦市立埋蔵文化財センター ガイダンス施設

玄界灘に浮かぶ鷹島は、1281年7月30日の夜、「元寇」最後の戦場となり、そのとき総勢4400隻の船と14万人ともいわれる元軍の大半が周辺の海底に沈みました。

1981年7月には市や大学の協力によって沈没船の遺物調査と引き揚げ作業が行われ、数多くの元寇の遺物が発見されました。「松浦市立埋蔵文化財センター」には、このような貴重な遺物や、考古学・民俗学の資料を収集・展示しています。

◆イロハ島

伊万里湾に浮かぶ無数の無人島の総称が「イロハ島」です。島の数の多さが"いろは48文字"を連想させるところから命名されました。主な島は「弁天島」「松島」「竹ノ子島」などです。

島々を望む景色は絶景として知られ、あまりの美しさに弘法大師が筆を落としたという伝説が残っています。

松浦市からは、福島町の大山公園の展望台から見られる眺めが大変美しく、壮観です。

あとがき

「アジフライの聖地」。聞くだけでなんだかワクワクするような、楽しい気分になる言葉ですよね。この言葉が今、「水揚げ量No.1のアジが新鮮でおいしい」という松浦市の魅力を全国にわかりやすく伝えるための、市民の強力な武器となって活躍しています。
ぜひ松浦市で、市長が「全国で一番!」と言ってはばからないアジフライを堪能してみてはいかがでしょうか。

松浦市紹介ページ

松浦市のお礼品一覧

※2024年4月19日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。

※ご紹介している内容は記事の公開日時点の情報です。最新情報については公式ホームページなどをご確認ください。

※参考・参照元
・松浦市公式 ホームページ(https://www.city-matsuura.jp/)
・松浦観光物産協会ホームページ(http://matsuura-guide.com/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店

      

この記事でご紹介したお礼品はこちら

  •  

    「アジフライの聖地 松浦」体脂肪率10%以上!養殖真あじのふっくらサクサク大判アジフライフィーレ

    脂の乗りと大きさのバラツキが少ない養殖マアジのアジフライ 次元の違う美味しさを扱いやすいフィーレで

  •  

    「アジフライの聖地 松浦」えんまきのアジフライセット

    長崎県松浦港で水揚げされた新鮮な真あじにこだわり、旨味・鮮度共に自信ありの逸品です。

  •  

    アジ開き、アジみりん干しの 詰め合わせ

    アジの開き、みりん干しだけを詰め合わせました。

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