2018/12/27
有名な"語呂合わせ"も生まれたハマグリのまち/三重県桑名市【ふるさと納税・自治体事典】
江戸時代から、とくに江戸の町人たちの間で使われるようになった「その手は桑名の焼き蛤」。「その手はくわないぞ!」の意味で使われる語呂合わせですが、その語源となるほど有名なハマグリの生産地が桑名市です。近年は「くわなめし」と総称するご当地グルメも活況の桑名市をご紹介します。
桑名市の概要
三重県の北部、揖斐川・長良川・木曽川の木曽三川が注ぐ伊勢湾最奥部に位置する桑名市(くわなし)は、西に鈴鹿、北に養老の山並み、東に濃尾平野が広がる、水と緑豊かな自然環境のもと、江戸時代から「東海道五十三次」の宿場町・城下町・港町として栄えてきました。
桑名には、「その手は桑名の焼き蛤」と言われ親しまれてきた特産品「ハマグリ」があります。木曽三川と海水とが混ざり合う生息環境のおかげでふっくらと身が大きく、味わいが深いです。
8月には、「ユネスコ無形文化遺産」に登録された、日本一やかましい「石取祭」が開催されます。
また桑名市には、入込客数(※観光地の年間入場者数)が全国2位で、全国屈指の数の絶叫系ジェットコースターを持つ「ナガシマリゾート」があり、毎年大勢の観光客でにぎわっています。
近年、活況を呈すのがご当地グルメ。2010年、「桑名流!しぐれ肉巻きおにぎり」が誕生して以来、まちではご当地グルメ熱が高まっているとのこと。
「しぐれ肉巻きおにぎり」に加え、「桑名カレー」や「桑名コロッケ」など、新たなご当地グルメがどんどん加わっています。
●人口:14万2568人(2018年11月30日現在)
●市の花:ハナショウブ
●市の木:ハナミズキ
さとふるから申込めるお礼品はコレ!:桑名市の名産品・特産品
◆国産こめ油(500g)×3本
日本では古来米を主食とし、精米時にわずかに発生する米糠と胚芽をさまざまな形で活用してきました。
こめ油は、その貴重な国産植物油脂原料である米糠と胚芽からつくられています。
ビタミンEをはじめ、植物ステロール、γ‐オリザノール、トコトリエノールなど天然栄養成分を豊富に含有しています。
このお礼品は、国産原料を使用し、くせもなく、ドレッシングや炒め物、揚げ物などに幅広く使用できるこめ油です。
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◆伊曽島漁業協同組合 特選 桑名産焼海苔 ≪2019年新海苔≫
このお礼品は、日本有数の河川である木曽三川「揖斐川」「長良川」「木曽川」で運ばれ、日本アルプスなど山のミネラルと伊勢湾の豊かな海のミネラルが混ざり合う漁場で育てられた「桑名産焼海苔」。
木曽三川と伊勢湾の恵みをたっぷり受け、海苔本来の旨み、香り、潮味を堪能できる逸品です。
希少価値が高く、平安時代から「伊勢神宮」にも奉納されていたそうです。
海苔の格付けである等級(色と艶)はもちろん、旨みや香りにもこだわったお礼品です。
■生産者の声
「本当の海苔の味を届けたい!」という信念のもと、海苔漁師は手間を惜しまず育て、出来上がりの格付けをする検査員もいっさいの妥協を許さず、素材そのものの味で勝負できる自信の海苔を作っています。
パリッとした歯切れ、口の中いっぱいに広がる旨み、そして、磯の香りが鼻に抜けていく「桑名産焼海苔」をぜひご賞味ください。
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伊曽島漁業協同組合 特選 桑名産焼海苔 ≪2019年新海苔≫
◆総本家新之助貝新 時雨蛤詰合せ
江戸時代から続く老舗の味。桑名の名産品「時雨蛤(しぐれはまぐり)」と「浅利志ぐれ煮」のセットです。
東海道五十三次の四十二番目の宿場町「桑名宿」。木曽三川の栄養豊かな水で育ったハマグリや浅利は、古来より身がふっくらとしておいしいことで有名でした。
江戸時代には街道で桑名名物焼きハマグリとして売られ、評判は江戸や大阪にも広がり、「その手は桑名の焼き蛤」という洒落も生まれました。
これをたまり醤油で炊いたのが「時雨蛤」。江戸時代より伝えられたおいしさをお届けします。
■生産者の声
厳選された原料を使用して、特別に調合したたまり醤油で炊いております。昔ながらの手作業でつくっておりますので、ぜひご賞味ください。
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◆JAみえきた 非常時持出米・保存水の詰合せ
このお礼品は、丈夫なアルミ缶入りの三重県産コシヒカリ100%の非常食と保存水のセット。
自然豊かな鈴鹿山脈の麓で育った三重県産コシヒカリを100%使用した非常食。鈴鹿山脈から流れ出る美しく澄んだ川の水を使用し、地元の契約農家が大切に育てたお米を使用しています。
コシヒカリ特有のモッチリした噛みごたえで、甘みがあるのが特徴で、アルミ缶に密封することで最大8年間の長期保管が可能。
お湯か水を矢印まで注ぎ、缶から取り出したスプーンで混ぜるだけでふっくらしたごはんが出来上がります。
■生産者の声
三重県産の「非常時持出米」を、多くの方々にもしもの非常時やキャンプにアウトドアにお役立てだけるよう、アルミ缶に封入するなど、こだわりをもって生産しています。
産地とお米の銘柄までこだわった三重県おすすめの非常食をご利用いただいてはいかがでしょうか。
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あとがき
江戸時代初期に始まったと言われる初夏のお祭り「石取祭」。総数43台という全国的にもまれに見るほどたくさんの祭車が、鉦(かね)や太鼓を打ち鳴らしながら練り歩く「国指定重要無形民俗文化財」です。
別名「日本一やかましい祭り」「天下の奇祭」と言われるその音は、"まさしく騒音"とのことなので、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。
※2018年12月25日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※参考・参照元
・桑名市公式 ホームページ(http://www.city.kuwana.lg.jp/)
・くわな石取祭ホームページ(http://isidori.jp/index.html)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店