2018/10/22
町のシンボルは百名山のひとつ、斜里岳/北海道清里町【ふるさと納税・自治体事典】
(※2019年4月15日更新)
清里町のどこからでも見え、町のシンボルにもなっている「斜里岳(しゃりだけ)」。その偉容は美しく、思わず見惚れてしまうほどです。他にも防風林のある農村の風景やコバルトブルーの「神の子池」など、美しい景勝地に恵まれた北海道清里町をご紹介します。
清里町の概要
清里町(きよさとちょう)は、北海道東部にある世界遺産知床の付け根に位置し、日本百名山のひとつである斜里岳(しゃりだけ)のすそ野には、肥沃な畑作田園地帯が広がっています。
また、日本有数の清流である斜里川や神秘の湖、摩周湖、その伏流水が湧き出ていると言われる神の子池など、豊富な水資源に恵まれ、知床・阿寒の両国立公園をはじめとする観光資源に恵まれた町です。
主要作物であるじゃがいもを使用した「清里じゃがいも焼酎」は全国的な人気を誇っています。
●人口:4107人(2018年9月30日現在)
●市の花:ムクゲ
●市の木:オンコ
さとふるから申込めるお礼品はコレ!:清里町の名産品・特産品
◆北海道 清里町産 長いも【約5kg】
このお礼品は、斜里岳の麓で育った清里町の長芋。とても肌が白く、程よい粘りとさっぱりとした味わいで、どんな料理でも使えます。
清里町の長芋は肌がとても白く、初めて見た方は驚かれます。
また、粘りと歯ごたえがあり、水っぽくないことも特徴。栄養価も大変高く、いろいろな料理で楽しめます。ぜひ試してみてください!
■生産者の声
清里町の長芋は、出荷している市場においてトップクラスの評価をいただいております。長芋の生育に適した気候や土壌で育ち、生産者の高い栽培技術を持って生産された清里町産の長芋は、美肌・食味・粘りが良い高品質な長芋となっております。
清里町を代表する特産品「長芋」をぜひご賞味ください。
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北海道 清里町産 長いも【約5kg】
◆じゃがいも焼酎北海道清里・樽セット
じゃがいも焼酎の原点、「北海道清里」と「北海道清里」をオーク樽で熟成させた「北海道清里〈樽〉」のセットです。
じゃがいも焼酎「北海道清里」は、長年積み重ねた醸造法によりじゃがいもの旨みのみを抽出しました。
独特の爽やかな風味、さらに白麹仕込みのほのかな甘みとやさしい味わいが魅力です。お勧めの飲み方はストレート、ロック、水割り、お湯割りです。
「北海道清里〈樽〉」は、蒸留したじゃがいも焼酎をタンクで1年、北米産のホワイトオーク(樫の木)樽で1年、ゆっくりと熟成させました。大麦の収穫から3年の歳月を費やした樽貯蔵焼酎です。
樽の中で時を刻み、淡い琥珀色に染まった焼酎は、じゃがいもの甘味とオークの香りが渾然と溶け合い、コクがありながら、どなたにも飲みやすいまろやかな口当たりに仕上がっています。
お勧めの飲み方はストレート、ロック、水割りです。
■生産者の声
日本で最初のじゃがいも焼酎は、1975年に北海道清里町で町自らの手によって誕生し、それから40年以上が経った現在も町営の清里焼酎醸造所で造られています。
2014年、じゃがいも焼酎はコンセプト・デザインなどすべてを刷新。じゃがいも焼酎「北海道清里」として生まれ変わりました。新しくなった「北海道清里」をぜひご体感ください。
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◆ベリーの森工房(果樹園) 季節のコンフィチュール&フルーツソースセット
北海道特産の健康果実! 自家栽培したハスカップ、アロニアなど手づくりのジャム類をお届けします。甘さ控えめ♪
北国の大地で栽培された小果樹は、おいしいばかりでなく、アントシアニンなどの機能性成分が、今、大変注目されています。
提供事業者「ベリー森の工房」ではおなじみのブルーベリーをはじめ、北海道以外の地域ではあまり栽培されていないハスカップ、アロニア、シーベリーなどを栽培し、その完熟した果樹をまるごとじっくり煮込み瓶詰めしています。
またできるだけ糖分控えめにつくっていますので、果実本来の風味を味わうことができます。
■生産者の声
「ベリーの森工房」は日本百名山の斜里岳のすそ野にあり、果樹園ではブルーベリー、ハスカップ、アロニア、シーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、ルバーブ、ブドウを栽培・販売しており、また「ミニカフェ」を併設し、もぎたて果樹を使ったフレッシュジュース、スイーツや手づくりのジャムなども提供しています。
◇内容量
[コンフィチュール3本セット]
1.ハスカップ 140g(糖度約50度)
2.ブルーベリー 140g(糖度約40度)
3.カシス 140g(糖度約45度)
※季節によりラズベリー・シャインマスカットなどに変更。
[フルーツソース2本セット]
1.アロニア 200g(糖度約40度)
2.シーベリー 200g(糖度約40度)
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ベリーの森工房(果樹園) 季節のコンフィチュール&フルーツソースセット
◆玉ねぎ肉まん「玉ちゃんまん」シリーズ6種セット
農家がつくった自家製玉ねぎをたっぷり使用した肉まんです。食べやすいサイズとかわいい顔がポイントです。
◎玉ちゃんまん
自家製玉ねぎがたっぷり入った肉まん。こだわりの豚肉と玉ねぎの旨みがぎゅっ。
◎チーズ玉ちゃんまん
玉ちゃんまんにチーズが入ったタイプ。チーズと玉ねぎの相性抜群でくせになるおいしさ。提供事業者「ファーマーズキッチンTOKO‐TOKO」一番人気。
◎あんちゃん
自家製小豆をあんにしたあんまん。じっくり煮込んだ手づくりあん。甘さ控えめで優しい甘さ。
◎トマトリーナ
トマトとチーズとバジルの甘味と酸味のさわやかな味わい。女子が大好きな味です。
◎カリーちゃん
こだわりの豚肉と玉ねぎをじっくり煮込んだキーマカリーがたっぷり。子供たちに人気の味です。
◎チャーシューまん
手作りチャーシューを自家製玉ねぎとネギで包み込みました。ジューシーさが自慢の味。お勧めです。
■生産者の声
北海道知床連山秀峰・斜里岳の裾野に広がる広大な大地、清らかな水の清里町。そこで育てた農産物を使っています。生産者だからこそつくれたこだわりの逸品です。ひとつひとつ手包みしています。手づくりの味わいをお楽しみください。機会がありましたら、ぜひ清里町にお越しください。
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◆清里そば・うどん・らーめん 乾麺セット
清里町産小麦粉を原料として製造した、「そば・うどん・らーめん」の乾燥麺セット。
地域特産物の小麦を活用した特産品づくりとして誕生した商品で、主にお土産品として地元でのみ販売されています。
すべてスープ入りで、1箱2食入り。小麦粉は地元特産の品種「きたほなみ」を使用しており、そば粉は地元特産で希少種の「牡丹そば」を使用しております。
■生産者の声
日本国内での小麦の流通は外国産が大きなウエートを占めていますが、近年国内産が安全性・品質などの関係から需要が高まっています。
北海道は小麦の一大生産地ですが、清里町では農家一戸平均の耕地面積が40haと大規模農業が行われており、耕地面積の約3分の1で小麦が生産されています、清里産小麦の品質は好評で、地元では小麦を活用した「うどん」等の麺類と、パン・ケーキなどのスイーツが製造販売されています。
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清里町の特産品
◆じゃがいも焼酎
焼酎は芋や麦、米、蕎麦などを原料としてつくられますが、他にもたとえばトマトや黒糖、とうもろこしなど、全国にはさまざまな材料の焼酎があります。
1975年、「清里町独自の特産品をつくろう!」、このような声が挙がったとき、日本有数のじゃがいも産地である清里町で選ばれるべくして選ばれたのがじゃがいもでした。
そして、4年後の1979年4月、やわらかな風味と甘さが特徴の新焼酎「じゃがいも焼酎きよさと」が発売されました。日本初のじゃがいも焼酎です(※清里焼酎醸造所ホームページより)。
「じゃがいも焼酎きよさと」はすぐに評判となり、当時全国に広まった「一村一品運動」の火付け役になったとも言われています。
そして平成元年には地域振興に果たした役割が評価され「北海道まちづくり百選」に選定されました。2015年には「グッドデザイン賞」も受賞しています。
◆小麦&加工品
秀峰・斜里岳の麓、オホーツクのさわやかな風に吹かれながら、雄大な小麦畑で育まれた清里産の小麦は、特産品となっています。
品種としては、秋まき小麦で主にうどんなどの麺類に用いられる「きたほなみ」と、春まき小麦で主に中華麺やパンなどの用途に使われる"強力粉"の品種「春よ恋」がつくられており、それぞれからさまざまな加工品が開発・販売されています。
なお、「きたほなみ」100%と、瀬戸内海産のこだわりの塩「四十六億年」を基に練り上げつくった麺を、ブランド名「清里切麦」と命名。
その加工品シリーズとして「清里カレーうどん」「清里生うどん」「清里生ひやむぎ」「清里鍋焼きうどん」「清里つけめんラーメン」「清里ざるラーメン」の6種類を発売しています。
このような加工品や小麦粉は、学校給食や地元の商工会などでも使われているそうです。
清里町の観光資源
◆神の子池
清里町の南端にある美しい湖、「摩周湖」は、「カムイトー=神の湖」とも呼ばれますが、その地下水によってできているという言い伝えにより「神の子池」と名づけられたのが「神の子池」です。
不思議なエメラルドブルーに輝く小さな池で、水が澄んでいるため倒木が腐らず化石のように沈んでいるのを、はっきりと見通すことができます。
その隙間を朱色の斑点を持ち、日本では北海道にのみ生息するオショロコマ(※カラフトイワナとも呼びます)が泳ぐ姿は、なんとも言えず神秘的な美しさです。
「神の子池」の大きさは周囲220m、水深5m。池のまわりが歩道になっており、いろいろな角度から見ることができます。また伏流水は、1日1万2000tも湧き出しているそうです。
なお、2017年8月8日、「阿寒摩周国立公園」に編入され、国立公園として指定されました。
◆田園の散歩路(ウォーキングトレイル)
心地よい汗を流し、心身ともにリフレッシュできるウォーキングコースが整備されています。
登山ほどはハードでなく、散歩よりは運動に近い、体を動かすのにちょうどよいコースとなっており、斜里岳やオホーツク海、知床連山、北海道ならではの田園風景を眺めながらのウォーキングで、心地よい汗を流すことができます。
現在、「清里 パノラマの丘コース」「札弦 牧場の丘コース」「緑 清流の谷コース」の3つのロングコースと3つのタウンコースが用意され、町民だけでなく、観光客からの人気も集めています。
この中のひとつ「清里 パノラマの丘コース」は、斜里岳やオホーツク海の雄大な眺望が高い評価を受け、「美しい日本の歩きたくなるみち推進会議」が主催する「全国歩きたくなるみち500選」に選ばれています。
◆宇宙展望台
清里の町営牧場の丘の上に、「宇宙展望台」と名づけられた展望台があります。標高約107m、高さ約12mの4階建て。
2001年に建てられたもので、"宇宙"とついていますが、天文台でもなく大きな望遠鏡があるわけでもありません。
夜には迫力満点の星空に包まれ、宇宙を身近に感じられる場所だからという理由で「宇宙展望台」と名付けられたそうです。
2階に休憩スペース、3階には「宇宙の鐘」があり、屋上が展望台となっています。
そこからは、1992年に「全国農村景観100選」に選ばれた広大な農村景観が広がり、斜里岳や牧場なども眺められます。
◆斜里岳
町の東に位置する日本百名山のひとつ「斜里岳」。標高は1547m。地元ではその美しい姿が「道東のマッターホルン」と称され、まちのシンボルとして親しまれています。
冬の間は雪に閉ざされてしまいますが、6月最終日曜日に山開きが行われ、全国から多くの登山客がやってきます。
山頂からは摩周湖やオホーツク海が見え、天気のよい日は国後島まで見渡すことができます。
あとがき
日本有数の清流「斜里川」やコバルトブルーの「神の子池」、そして南には"霧"や"摩周ブルー"で有名な「摩周湖」と、"水"に恵まれたまち、清里町。驚くのは、これらすべてが、その"透明度"も含めて有名であること。
ちなみに、斜里岳にも「竜神の池」という小さな池があり、こちらも底まできれいに透き通っています。清里町を訪れた際には、ぜひこのような"水の透明度"も確認してみてください。
※2018年10月5日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※参考・参照元
・清里町公式 ホームページ(https://www.town.kiyosato.hokkaido.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店