2018/10/03
敷き詰められた黄色の絨毯が観たいなら、夏の名寄へ!/北海道名寄市【ふるさと納税・自治体事典】
見渡す限りのひまわり畑が有名な名寄市(なよろし)。日本一の作付面積を誇るもち米や(※)、道内有数の作付面積・収穫量となったアスパラガス(※)など農業が盛んなまちですが、近頃はご当地グルメでも話題です。ここでは、そんな名寄市をご紹介します。
※)名寄市ホームページより
名寄市の概要
名寄市は、北北海道の中央に位置し、天塩川(てしおがわ)と名寄川の恵みと豊かな自然にあふれた環境にあり、農業を基幹産業とする都市です。
夏には、市内各地で約500万本のひまわりが咲き誇り、冬は、雪質日本一のパウダースノーが降り冬ならではのスポーツを満喫できます。また、夜には満点の星空を望むことができます。
●人口:2万7604人(2018年3月31日現在)
●市の花:オオバナノエンレイソウ
●市の木:シラカバ
●市の鳥:アカゲラ
さとふるから申込めるお礼品はコレ!:名寄市の名産品・特産品
◆【平成30年度産】なよろ産お米食べ比べセット(7kg)
このお礼品は、なよろ産「ななつぼし」と「ゆめぴりか」の食べ比べセットです。
名寄市風連町(ふうれんちょう)にある上口農園では、天塩川のきれいな水を使い、土壌分析に基づいて肥料や農薬を適切に管理した安心・安全な環境の中、大事にお米を育てています。
「ななつぼし」は、北海道で一番生産量が多いお米で、冷めてもおいしいのでお弁当やお寿司などにも向いています。
また、味わいがさっぱりしているのでカレーや丼物にもお勧めです。上口農園で生産しているこのお米は「Yes!クリーン」マークを取得した安心・安全なお米で、地元の学校給食にも提供しています。
「ゆめぴりか」は、「ななつぼし」よりも新しいブランド米で、圧倒的な美しさを持って生まれた北海道米の将来を担うエースとして期待されている品種です。
炊きあがりはやわらかく美しいつやがあり、ほど良い粘りと豊かな甘みが特徴です。
どちらの品種も、米の食味ランキングでは北海道地区のお米として「特A」を獲得しています。
そんな名寄市自慢のお米を2種類セットにしてお届けします。ぜひ、ご家庭でおいしいお米を食べ比べてみてください。
■生産者の声
私たちは、安心・安全を第一に「どこに出しても自慢できる美味しいお米」をつくっています!
精米は発送直前に行い、さらに精米にもこだわり市販のお米と比べて、ぬかを少し多めに残しています。精米後1ヵ月までが一番おいしく食べられますよ!
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◆北海道名寄市もち米から生まれた美凛&山わさびドレッシングセット
名寄産もち米100%が原料の本みりん&北海道山わさびドレッシングセットです。
この「本みりん」は、マスターソムリエの高野豊さんプロデュースのもと、兵庫県の川石本家 (酒類合資会社) が製造し、名寄市役所女性職員が集まった「みりん部」がラベルなどのデザインを考えました。
名寄産もち米が原料で、料理使いの他、濃厚な甘さを味わうにはストレートやロックで飲んだり、バニラアイスにかけるのもおすすめです。
「山わさびドレッシング」はツンとした辛みが特徴で野菜やシーフードサラダ、冷しゃぶ、ステーキにかけていただくと山わさびの風味がおいしくお召し上がりいただけます。
■生産者の声
美凛は、そのまま飲むのはもちろん! 料理にも使用できます。ぜひ作付面積日本有数の名寄のもち米で作った本みりんをお楽しみください。
本みりんはアルコールが入っています。飲む場合はご注意ください。
山わさびドレッシングは、ツンとした辛みがありますが、野菜はもちろんお肉やお魚などによく合い、さっぱりと食べていただけます。
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北海道名寄市もち米から生まれた美凛&山わさびドレッシングセット
◆北海道名寄市ソウルフードなよろ煮込みジンギスカン3袋セット
名寄市のソウルフードとも言われる「煮込みジンギスカン」のセットです。
「煮込みジンギスカン」は半世紀以上前から名寄市で食べられてきた家庭料理です。
漬けダレがしみ込んだ羊肉に野菜やうどん、油揚げ、もちなどを入れてグツグツグツグツ煮込んでお召し上がりください。
■生産者の声
市販されているタレ付きジンギスカンとは違い、煮込むためにタレの量が多くなっています。
しょうゆベースに砂糖や調味料を絶妙なバランスでブレンドした、昔ながらの名寄の味。
野菜と煮込むことで野菜の甘味がタレになじみ、ジンギスカンはもちろん、うどんやおもち、油揚げにもタレの旨みが染み込みます。ご飯やビールがすすむ美味しさです。
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◆北海道名寄市なよろ菓子工房「ブラジル」米粉ロールスイーツセット
名寄市の老舗洋菓子店「ブラジル」がつくる小麦粉不使用米粉ロールスイーツセットです。
名寄市で創業50年以上続く洋菓子店「ブラジル」は、卵・砂糖・粉・生クリーム・バターなど基本の材料をすべて道産素材とし、機械などの力を最小限にとどめ、一つひとつのお菓子を真心込めてつくっています。
ブラジル自慢の逸品! 米粉ロールと厳選スイーツをセットにしてお届けします。
■生産者の声
米粉のロールケーキは小麦粉を使用せず、乳脂肪45%以上の本物の生クリームを使用しております。クリームが新鮮なので濃厚なのに後味がさっぱりしています。
スポンジはキメが細かく、程よい弾力が特徴です。プリン米ロールはクリームの中にゼラチンを使わずしっかり焼き上げたカスタードプリンバーを2本包み創りました! ぜひご賞味ください。
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北海道名寄市なよろ菓子工房「ブラジル」米粉ロールスイーツセット
名寄市の特産品
◆煮込みジンギスカン
近年、市を挙げてプッシュしている名寄の代表的な郷土料理「煮込みジンギスカン」。各地のご当地グルメイベントでも注目を集めるようになっています。
「煮込みジンギスカン」を簡単に言うと、"ジンギスカンの煮込みバージョン"。肉や野菜を焼くのではなく、うどんも含め、すべての具を最初から一緒にタレで煮込んで調理するところが普通のジンギスカンとは違うところ。
スーパーなどでは、肉はすでにタレに漬け込まれた状態で販売されています。
実はこの食べ方、昭和30年代頃には名寄の一般家庭では定着しており、当たり前の食べ方だったそうです。外食店で出されるようになったのも、2012年とつい最近のこと。
近年のB級グルメブームの中で、市が家庭料理だった「煮込みジンギスカン」をご当地グルメとして推しだす方針を打ち出し、2011年頃から道内外のグルメイベントに積極的に出展するようになり、少しずつ全国で知られるようになっていきました。
◆もち米
名寄市は、「もち米」の作付面積と収穫量が、どちらも日本一。名寄産のもち米品種である「はくちょうもち」は、伊勢の名物「赤福」の原材料として使用されています♪
道の駅 もち米の里☆なよろ
国道40号線沿いにある「道の駅 もち米の里☆なよろ」は、特産品であるもち米にこだわった商品や地元農産品、市内で製造するお菓子やそばなどを販売しています。
看板商品は、名寄産のもち米(はくちょうもち)を100%使用した「大福もち」で、冷やしても固くならず、食べたときのモチモチ感がたまらないと評判です。
その他、地元食材を豊富に使った食事を提供するレストラン「お食事 風の寄り道」が設置されています。
名寄市の観光資源
◆比翼の滝・晨光の滝・ナイオロップの滝
市の中心部から北海道道252号美深名寄線(びふかなよろせん)を北に9km、智東(ちとう)三線林道に入って砂利道をしばらく行ったところにあるのが、6~7mの高さから落下する「比翼(ひよく)の滝」です。そこからさらに約1km上流に進むと「晨光(しんこう)の滝」があります。
どちらの滝も、遊歩道から迫力ある姿を間近で見ることができるだけでなく、周辺で野鳥や植物の観察を楽しむこともできます。なお、5月、6月は水量が多く、見応えがあるでしょう。
また、名寄市日進にある「ナイオロップの滝」は、何段もある岩場の間を縫うように滝の水が流れ落ちてきます。落差は30mとのことですが、サラサラと流れ落ちてくる、穏やかでやさしい滝です。
◆ひまわり畑
夏の名寄といえば、市内各地で満開に咲き誇るひまわり畑の光景は見逃せません。
市内で観光用のひまわり畑は「北海道立サンピラーパーク」「MOA名寄農場 東雲会場」「MOA名寄農場 更生会場」の3ヵ所。
中でも「北海道立サンピラーパーク」は、映画「星守る犬」のロケ地にもなり、劇中で使用された車が展示されているそうです。
また、8月1日から31日まで開催される「ひまわりまつり」のメイン会場にもなっています。
「ひまわりまつり」は、特産品が当たるスタンプラリーやフォトコンテスト、ステージイベントなどが行われる「星とひまわりフェスタ」が開催される他、ひまわりの写真をSNS投稿することで景品がもらえるなど、ひまわり一色の楽しいお祭りとなっています。
あとがき
名寄の夏のひまわり畑は、それは見事なもので、黄色一色に咲き誇る写真を見たことのある方もいるでしょう。
ひまわりの栽培は1987年、農家有志の協力で始まったそうですが、現在、最初に栽培がスタートした畑には高オレイン酸タイプの新品種のひまわりが植えられ、ひまわり油「北の輝き」という商品を生みだしています。
※2018年9月28日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※参考・参照元
・名寄市公式 ホームページ(http://www.city.nayoro.lg.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店