和牛のオリンピックで三連覇したのは「宮崎牛」だけ!【ふるさと納税お礼品事典:牛肉】
「全国和牛能力共進会」は、全国和牛登録協会(京都市)の主催で5年に1度開催される全国規模の和牛品評会。別名"和牛のオリンピック"とも言われ、文字どおり牛肉日本一を決める大会です。ここでは、2007年、2012年、2017年に、「肉牛の部」で三連覇を達成した「宮崎牛」のお礼品3品をピックアップ!
宮崎県えびの市 宮崎牛ロースステーキ2枚セット
えびの市は宮崎県・鹿児島県・熊本県の県境に位置し、霧島連山の恩恵を受け、清らかな水、肥よくな土壌で育った農畜産物の宝庫です。天然記念物である"ノカイドウ"の世界で唯一の自生地でもあるえびの高原やトレッキングスポットとして人気の韓国岳(からくにだけ)、加久藤峠(かくとうとうげ)や矢岳(やたけ)高原から見下ろす豊かな田園風景は、えびのを象徴する風景のひとつです。
また、県下有数の温泉地としても知られ、まちのいたるところに温泉が点在しており、各温泉の源泉が異なるため、さまざまな泉質の温泉を楽しめるのも特徴です。
お礼品の提供は、宮崎・熊本・鹿児島の県境、えびのインターチェンジすぐそばにあるえびの市農業協同組合(道の駅えびの精肉)」。地元で採れたトマトやごぼうなどの新鮮な野菜、そして畜産物、加工品、バイキングレストランを霧島連山の雄大な景色とともに楽しむことができます。
今回の品は、「宮崎牛ロースステーキ2枚セット」。"和牛のオリンピック"とも呼ばれる全国和牛能力共進会において、日本一3連覇を達成した「宮崎牛」の、芳醇でジューシーな味わいをご家庭で堪能してください。
■お礼品情報
●内容:200g×2枚/宮崎県産
●賞味期限:90日
●配送:クール便(冷凍)
●発送時期:お申込み順に順次発送
■お礼品の詳細はこちらをクリック!
宮崎県宮崎市 宮崎牛ローススライス【約1.5kg】
宮崎市は、日向灘に臨む宮崎県の中央部にあり、青い海と空、四季折々の花や緑に彩られ、温暖な気候と豊かな自然に恵まれた都市で、「宮崎牛」や「完熟マンゴー」「きんかんたまたま」など食材も豊富です。また、プロスポーツのキャンプ地としても有名で、マリンスポーツやゴルフなども気軽に楽しめ、ファンにはたまらない魅力が詰まっています。
お礼品の提供は、国道10号線沿い、花見橋そばにある「道の駅高岡ビタミン館(精肉)」。"ビタミンの父"と言われる高木兼寛が、宮崎市高岡町の出身であることから、「ビタミン館」と名付けられた道の駅です。ご当地産をメインに、生産者が真心を込めて一生懸命育てた自慢の野菜や果物がたくさん。もちろん、宮崎牛をはじめ、お肉類も豊富です。
今回のお礼品は、きめ細かく美しい霜降り肉で、肉本来の甘みとコクがある味わいです。口に入れた瞬間のとろけるような食感をお楽しみください。
■お礼品情報
●内容:宮崎牛ローススライス 約1.5kg/宮崎中央管内産
●賞味期限:15日
●配送:クール便(冷凍)
●発送時期:お申込み順に順次発送
※冷凍発送いたしますが、到着後はできるだけお早めにお召し上がりください。
■お礼品の詳細はこちらをクリック!
宮崎県木城町 宮崎牛 ロース焼肉用 200g
人と自然にやさしいまち 木城町
宮崎県のほぼ中央に位置し、町の中央を清流小丸川(おまるがわ)が流れ、これに沿って耕地が開ける自然豊かな木城町(きじょうちょう)は、人と人、人と自然が共生する町です。農業を基幹産業とし、産業の振興、観光事業、青少年育成、定住政策を推進しています。
また、木城町には、あふれる自然を活かした観光スポットが豊富。たとえば、アウトドア派に満喫してほしい「川原自然公園」や、緑の中の静かな環境で絵本を楽しめる「木城えほんの郷」があります。なお、ふるさと納税の使い道のひとつとして、「木城えほんの郷」を支援することも可能です。子どもたちと絵本との出会いを増やしたり、四季折々の原画展や講演会、演劇、コンサートなどを開催するのに使われるとのことです。
今回のお礼品は、「宮崎牛 ロース焼肉用200g」。木城町の宮崎牛生産者たちが愛情を込めてじっくり育てた牛ですので、お肉はもちろんのこと脂身も大変美味となっています。
■お礼品情報
●内容:宮崎牛 ロース焼肉用 200g(木城産・宮崎産)
●賞味期限:冷凍保存で2週間、解凍後は冷蔵保存で3日以内
●配送:クール便(冷凍)
●発送時期:お申込み後1週間程度
※提供事業者である「スーパーやまだ」が、枝肉を確認してから買い付けています。品質のよい牛肉がなかった場合、発送に時間がかかることがあります。
■お礼品の詳細はこちらをクリック!
■宮崎牛について
「全国和牛能力共進会」で史上初の三連覇を達成するなど、数ある有名ブランド牛の中でも、現時点でそれらを代表する銘柄であることは疑いがないでしょう。それも生きている牛を比較する「種牛の部」ではなく、枝肉のサシの具合や色などを評価する「肉牛の部」ですから、食肉としての完成度は申し分ないということです。
さて、「宮崎牛」の条件ですが、「宮崎県内で生まれ、肥育された黒毛和牛で、日本食肉格付協会の格付けで肉質等級4等級以上の牛肉であること」となっています。
これは、霜降り具合、肉質のしまりとキメ、肉の色ツヤ、脂肪の色ツヤ、すべてにおいて5段階中4以上をとらねばならないということであり、かなり狭き門となっています。
だからこその滑らかな舌触りと芳醇なコク、口の中に入れた瞬間に溶けていく霜降り、くどさのない上品な味わいを実現しているのでしょう。
元来、全国に供給される素牛(※)の生産が盛んな地域であった宮崎県。肉食が一般化されるとともに地元でも独自に優秀な素牛を肥育していく流れとなり、1971年に素牛の生産から肥育、商品化までの流れが整備されました。そして、1986年にはブランド名「宮崎牛」が制定されたのです。
今では、大相撲の優勝力士に宮崎県知事賞として「宮崎牛」の特選肉1頭分が贈呈されることが恒例となっているなど、その高い評価とともに、全国に名前を知られるブランドとなりました。
※素牛(もとうし)とは?
生後8~9カ月前後で、繁殖牛や肥育牛として飼育され始める前の子牛を指します。牛肉の良し悪しは、素牛で決まるとも言われます。
■あとがき
肉質等級が「4」に満たなかった牛は「宮崎牛」ではなく、「宮崎和牛」となります。宮崎和牛も宮崎県の肥沃な大地で育てられた高品質の黒毛和牛ですが、今回紹介した3品に関しては、正真正銘、選び抜かれた「宮崎牛」です。ぜひふるさと納税をするときの参考にしてください。
※2017年11月16日時点の情報です。