2019/07/05
黄金岬からの絶景が有名な、「数の子」のまち/北海道留萌市【ふるさと納税・自治体事典】
国の重要港湾「留萌(るもい)港」を舞台にしたニシン漁とともに発展してきたまち、留萌市。「かずの子」の生産量は日本一を誇ります(※留萌市ホームページより)。海の幸も山の幸も豊富、近年は生パスタ「ルルロッソ」も注目の的。さらに、「黄金岬海浜公園」からの絶景もあるまち、留萌市をご紹介します。
留萌市の概要
留萌市(るもいし)は、北海道西北部の日本海に面した位置にあり、「日本の夕陽百選」に選ばれた「黄金岬の夕陽」をはじめ、四季折々に美しい情景を見られます。
また、かつてニシン漁で栄えた伝統を受け継ぎ、日本一の生産量を誇る「塩かずの子」などの質の高い水産加工品、「全国食味分析鑑定コンクール」で3年連続金賞(第8回<H18年産>から第10回<H20年産>まで)の「ななつぼし」などの良質な「南るもい米」など、海の幸、山の幸に恵まれたまちです。
●人口:2万929人(2019年5月31日現在)
●市の花:ツツジ
●市の木:アカシア
さとふるから申込めるお礼品はコレ!:留萌市の名産品・特産品
◆海鮮松前漬け・いくらの贅沢盛り
数の子屋がお奨めする自慢の「松前漬」とみんなが大好き「いくら」と贅沢コラボです!
保存便利な150g、小分けタイプ4パックセットをお届けします。自慢の松前漬にたっぷりのいくらをのせた贅沢な海鮮漬です。お酒のおつまみや、ホカホカのご飯のおかずにぴったりです。
■生産者の声
原料から製品化まですべての工程で徹底した品質の追求を続けてきました。食品製造に携わる企業として、独自の厳しい安全衛生基準を設け改良・改善を重ね消費者様のご愛顧、信頼にこたえる最善の道として頑固に守り続けています。
お礼品の詳細はこちらをクリック!
海鮮松前漬け・いくらの贅沢盛り 600g(150g×4P入)小分けタイプ
◆北海道良水 鮭とば珍味
留萌の豊かな海の恵みを活かした水産加工品。
北海道で獲れた新鮮な原材料を珍味加工しました。
真空パックで70gずつの小分けになっていますので、いつでも美味しくお召し上がりいただけます。
お酒の肴にどうぞ。
■生産者の声
留萌の豊かな海の恵みを活かした水産加工品で、食卓に笑顔と幸せを。
厳選した素材を使った、北国の海の恵みをお楽しみください。
お礼品の詳細はこちらをクリック!
北海道良水 鮭とば珍味 70g×10袋
◆塩たらこ 【やまか/紅艶美人】 低温熟成 500g
このお礼品は、プチプチとした食感の厳選された卵のみを、独自のタレに漬け込み、低温熟成で仕上げた「塩たらこ」。
塩たらこの原料は鮮度が品質に大きく影響します。そこで原料に選ばれたのが、高品質のアメリカ産の原料です。
ベーリング海で漁獲したスケトウダラを船上で採卵し、急速凍結を行っているため、鮮度が抜群!
その中でも、完熟卵のみの原料を直接現地にて買い付けています。原料本来の素材の旨みを引き出す味に仕上げました。
口の中ではじける、プチプチの粒子感と塩たらこ本来のおいしさをご堪能ください。
■生産者の声
アメリカ産のたらこは「ぷちぷち」の食感が特徴です。それをさらに引き立たせるために、開発した秘伝のタレに漬け込み、じっくり低温熟成させております。
北海道民に愛されている、おいしい「塩たらこ」をぜひご賞味ください。
◆豚ジスカンギフトセット
このお礼品は、北海道の味噌、醤油、りんごなどを原料に使い、ジンギスカン風味の味付豚肉に仕上げた「豚ジスカンギフトセット」。
癖のない豚肩ロース肉を3ミリの厚さで切り、どなたでもおいしく食べられるよう工夫しました。
生姜味の利いた秘伝のたれに漬け込み、豚でもジンギスカンを堪能できる一品です。
特許を取得しているため、「豚ジスカン」と呼べるのは提供事業者「中央スーパー」の品だけです。
■生産者の声
留萌から発信できる何かを求め、アイデアを絞って開発しました。留萌と言えば豚ジスカンを連想していただけるよう、日々努力を重ねております。
加熱殺菌をしていますので、味の良さが出ています。ぜひホットプレートで野菜と一緒に焼いてお召し上がりください。
◆干物「カンカイ1kg」(250g×4袋)
このお礼品は、知る人ぞ知る、干物の王様「カンカイ」です。獲れたての新鮮なカンカイで造っていますので、定評のある味わいになっています。
カンカイは、別名、氷下魚(こまい)とも呼ばれ、おもに北海道で漁獲される魚です。お刺身や煮魚にして食べるより、干物にすることで味わいが増す魚として広く知られています。
マヨネーズ、醤油、七味唐辛子などをつけて食べると味が一層引き立ちます。1匹ものはかなり硬いのですが、皮と骨をむしり取った身はとても柔らかで、よく噛めば旨さが口いっぱいに広がっていきます。
ただ、お酒と一緒に食べると、お酒がすすんでしまうので要注意♪
もちろん、そのままでも充分おいしく召し上がれます。
■生産者の声
北海道ではお馴染みですが、本州方面ではあまり知られていない「カンカイ」です。干物にした「カンカイ」ファンは、全国にたくさんいらっしゃいます。
干物は、カンカイしか食べないという方もいるほど。カンカイファンの仲間入りをしませんか。
◆味付数の子 北海道留萌加工 500g(250g×2袋入)
数の子の生産量が多い町として知られている北海道留萌市。このお礼品は、風味豊かなかつおダシを贅沢に使った二段仕込みです。
「パリパリ」の食感は高品質の証しです。
下味用のたれに一度漬け込み、しっかり旨みを吸い込んだ数の子を、さらに風味豊かな鰹だしのタレに漬け込む手間を惜しまない贅沢二段仕込み製法です。
■生産者の声
北海道HACCPの管理基準の元、衛生的にも安心・安全の製品造りを行っております。
原料の選定から、製品の厳しい選別を経て選ばれた数の子のみが、本お礼品に仕上げられております。
長年、数の子製品をつくってきた数の子屋だからできる、こだわりの「味付数の子」をご堪能ください。
留萌市の特産品
◆数の子
昔からニシン漁で栄えてきた留萌市。伝統あるニシンの加工技術を活かし、「数の子」の生産・加工量は全国の約50~70%を占め、日本一を誇ります(※留萌市ホームページより)。
これまでの中心であった「塩数の子」に加え、醤油漬や親子マリネ、子持ち昆布風など、新たな加工品の開発も進められています。
2015年10月には、「北海道水産物加工協同組合連合会」が「5月5日のこどもの日には、両親(二親=ニシン)に感謝する日本の食文化を継承していこう」という思いから、「かずの子の日」を制定しました。
さらに2016年9月には、「留萌のかずの子」に関係する地場産業をもっと盛り上げ、消費を増やし、経済循環への波及効果を狙って市議会で「留萌市かずの子条例」が制定されました。
これにより、数の子の給食や行事での積極活用や、市民に対する消費への協力が呼び掛けられるとともに、事業者に対しては新たな価値や需要の創出が求められることになりました。
他にも、道内外での数の子イベントや都心部でのフェア開催など、「留萌の数の子」を盛り上げるため、さまざまな施策が実行されています。
2019年5月5日には、市内で「かずの子のマチ留萌フェスタ」が開催され、ご当地キャラの「KAZUMOちゃん」とのじゃんけん大会や特産品の販売、三平汁の振る舞い、「子どもミニ縁日」などで大いに盛り上がりました。
◆ルルロッソ
アイヌ語の「ルルモッペ(留萌)」と、留萌の夕陽をイメージさせるイタリア語の「ロッソ(赤)」(ロッソ)から命名された「ルルロッソ」は、この地方でのみ生産している秋まき硬質小麦を原料とした小麦粉や生パスタの商品名です。
中でも、市内にある「フタバ製麺」が開発した生パスタは、地域の人に愛される特産品となっています。
それだけではなく、全国の都市部の一流レストランでも使用されているそうです。
漁業だけではなく、実はお米など農業も盛んな留萌市。2008年に「るもいブランド小麦生産推進プロジェクト」が立ち上がって、おいしい小麦をつくる努力が重ねられてきました。
そうして生まれたのが、「ルルロッソ」種で、「パスタの小麦」として有名な「デュラム種」に近く、コシが強くて風味が豊かなことが特徴です。
それを使った、生パスタ「ルルロッソ」も、小麦の香りが強くもちもちとした食感が人気を呼んでいます。
◆南るもい米
南るもい地域は、2001年に北海道の優良品種となったお米「ななつぼし」をいち早く取り入れたり、おいしいお米づくりのためのあらゆる工夫や生産技術の研究に取組んだりすることで、全道でもトップクラスの良食味米生産地となっています。
その結果、南るもい産の「ななつぼし」は、「米・食味分析鑑定士協会」が主催する「全国米・食味分析鑑定コンクール」の「ななつぼし・ほしのゆめ・つがるロマン」品種部門において、第8回(H18年産)から第10回(H20年産)まで3年連続で最高位の金賞を受賞するなど、高い評価を獲得しています。
留萌市の観光資源
◆黄金岬海浜公園
「日本の夕陽100選」に選ばれる人気スポット「黄金岬(おうごんみさき)海浜公園」。その美しい光景は、「日本一の落陽」と呼ばれることもあるほど。
「黄金岬」の名前の由来は、かつてニシンの見張り台でもあった岬に向け、夕陽に照らされたニシンの群れが黄金色に輝きながら押し寄せたことから。
他にも、柱を積重ねたような奇岩が幾つも並ぶ独特な景観があり、海岸から沖を眺めてみれば、自然の驚異を実感できることでしょう。
小さな磯ガニが生息しており、イカの足を使った磯ガニ釣りを楽しむこともできます。
◆海のふるさと館
上記「黄金岬」は、幕末期、「のろし台」として利用されるなど日本海航行の重要な目印でした。その高台上に、1989年6月10日にオープンした社会教育施設が「海のふるさと館」です。
1階がニシン漁で反映したまちの歴史を道具や映像・レプリカなどによって再現する常設展示室で、2階には展望ラウンジやレストランがあり、日本海を一望できます。
◆千望台
海抜180メートルに位置する丘陵地帯で、留萌港を中心に広がる留萌の市街地を一望できる絶景スポットです。
晴れた日には、北の水平線上に天売島(てうりとう)、焼尻島(やぎしりとう)の姿や、さらに向こうの「利尻富士」のシルエットが浮かび、南を見れば「暑寒別岳(しょかんべつだけ)」の秀峰を望むこともできます。
もちろん、夕景、夜景を楽しむにも絶好のスポットで、駐車場に隣接したレストハウスで食事をとることもできます。
あとがき
留萌市では、「地域密着型の体験観光」を実現するため、自治体・観光課主導によるさまざまな体験プログラムを運営しています。
たとえば、「フィールドアスレチックでわんぱく体験」「地元カメラマンと冬の海を撮る」「日本一の夕陽が沈む海で磯ガニ釣り体験」「一日寿司職人体験」など、「人のふれあい」をテーマに、個人や家族で楽しめるプログラムがたくさん用意されています。
詳しくは、『北海道留萌管内体験観光サイト るもい体験Navi』をご参照ください。
※2024年6月10日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※ご紹介している内容は記事の公開日時点の情報です。最新情報については公式ホームページなどをご確認ください。
※参考・参照元
・留萌市公式 ホームページ(http://www.e-rumoi.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店