2019/05/13
キリシタン大名・高山右近が生まれたまち/大阪府豊能町【ふるさと納税・自治体事典】
のどかな里山が広がる、豊能町(とよのちょう)。高山右近を生んだまちであり、ぜひ訪れてみたい右近ゆかりの地やキリシタン関係の遺物が点在します。ここではそんな豊能町をご紹介します。
豊能町の概要
大阪府北部に位置する豊能町は、大阪府内でありながら山に囲まれた冷涼な気候が特徴です。昔ながらののどかな里山、四季折々の自然の風景を楽しめるまちです。
また、高山地区はキリシタン大名「高山右近」の生誕地としても知られており、ゆかりの史跡も残されています。
●人口:1万9687人(2019年1月31日現在)
●市の花:タンポポ
●市の木:スギ
●市の鳥:ウグイス
さとふるから申込めるお礼品はコレ!:豊能町の名産品・特産品
◆豊能名物「さとやま汁」8缶セット
提供事業者「かめたに」の「原木しいたけ」と丹波篠山の老舗「おゝみや」の猪肉のコラボが実現しました!
大阪最北端駅「能勢電鉄・妙見口駅(みょうけんぐちえき)」や「能勢妙見山(のせみょうけんざん)」、「大阪みどり百選・初谷川(はつたにがわ)」を有する能勢町は、日本有数の里山を擁します。
後継者問題が深刻化する中、「かめたに」では先人の知恵である「原木しいたけ」栽培やジビエ、中でも「イノシシ」料理の伝承・普及に努めています。
今や国際語となった「SATOYAMA」。
日本人のこころのふるさと「里山」の恵みが詰まった「さとやま汁猪肉入り」をいただき、お腹も心も満たされてください。
■生産者の声
□当店おみやげNo.1
当店自家栽培の「原木しいたけ」になめこ茸、舞茸とたっぷりのきのこ汁に丹波篠山の老舗「おゝみや」の猪肉が入った贅沢な缶詰。
缶切り不要のプルトップ缶ですので、キャンプなどアウトドアにも最適です! そのままでも充分おいしいですが、お好みの野菜、具材を加えてあなた好みのさとやま汁をお楽しみ下さい!
□召し上がり方
開缶し鍋に入れ温めて下さい。さらに白菜や玉ねなどお野菜を加えて炊いていただいてもよりおいしくお召し上がりいただけます。
□さらに裏メニュー
お米2合に1缶丸ごと入れ、2.5合まで水を足し炊くと...、きのこたっぷり猪肉入り、手軽で簡単「さとやま飯」の出来上がり!
ご家庭でアウトドアで、さらに災害時対応食としてご利用ください。
お礼品の詳細はこちらをクリック!
豊能名物「さとやま汁」8缶セット
◆有機栽培(オーガニック)珈琲(粉)200gと焼き菓子セット
このお礼品は、豊能町の特産品「ヤーコン」を使ったオーツ麦入りのパン屋さん特製健康クッキーと「有機栽培珈琲」のセットです。
豊能町特産品のヤーコンは、ポリフェノール、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルや、フラクトオリゴ糖などを豊富に含む野菜。オーツ麦には、食物繊維が豊富に含まれています。
このヤーコンとオーツ麦を使った地元パン屋さんの特製クッキーが本品です。
また、「有機栽培珈琲」は、有機栽培された生豆を日本農林規格登録認定機関で認定を受けた製造加工所で焙煎し、小分け管理されています。
有機栽培の豆以外と混ざることなく安全な珈琲を提供しています。
■生産者の声
皆さまに安心して笑顔で食べていただけることを願って、添加物、着色料、保存料などを使用せずに製造しています。
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有機栽培(オーガニック)珈琲(粉)200gと焼き菓子セット
◆トヨノサイダー(ヤーコン汁入り)250ml×24本入
豊能町特産品「ヤーコン」はキク科の植物で、オリゴ糖を多く含んでいます。梨のような甘みがあり、レンコンのような食感が特徴です。
そんなヘルシーフード「ヤーコン」と能勢天然水を使用したサイダーができました。
甘さ控えめでスッキリ、大人も喜ぶサイダーです。さらに今回は、「能勢電車7200系」のレアラベルにて登場! 全国240ケース限定です。
■生産者の声
豊能町の特産品、ヘルシーフード「ヤーコン」は秋・冬のお野菜。収穫外時期でもヤーコンをおいしく手軽に提供できないか...。そこで思いついたのがヤーコンの汁を使用した「ヤーコンサイダー」!
甘さ控えめに仕上げましたので、サイダーとしてはもちろん、焼酎やカクテルのソーダ割りでも。子どもから年配の方まで皆さまで楽しんでお召し上がりいただけます。
お礼品の詳細はこちらをクリック!
トヨノサイダー(ヤーコン汁入り)250ml×24本入
◆【乗馬クラブ クレイン北大阪】ワンランク上の乗馬体験(45分)チケット 1名様分
このお礼品は、「毎日の健康に」「生涯の趣味として」など、乗馬に興味のある方に楽しんで利用していただける「乗馬体験チケット」です。
健康のため、ストレス解消、フィットネス、スポーツとしてなどなど、一人ひとり、馬に乗る目的はさまざま。
このチケットでは、馬に触れるのも乗るのも初めてという方から趣味で乗馬を楽しんでいるという方まで、誰でも楽しむことができます。
もちろん、単純に馬が好きという方も大歓迎です。
■生産者の声
大阪の北摂地区「豊能町」は、里山暮らしを楽しむコンセプト! 近隣では、デイキャンプやBBQ・山川遊びを楽しむ方やドライブツーリングで訪れる方も多いです。
大阪市内や兵庫方面から30分~1時間圏内にもかかわらず、自然豊かで空気が澄んだ場所で、馬たちものんびり過ごしております。
乗馬は、数あるスポーツ種目の内「唯一動物と一体として行うこと」で「癒やしと体幹運動が融合」しております。また、スキルUPしたら旅行先で外乗(※決められた敷地内ではなく山道や草原、海岸などで楽しむこと)も楽しめますよ!
〇提供サービスの内容
・乗馬体験チケット 1名様分
※対象者:小学生(125cm以上)~70代の方まで対応
(受講費・装具レンタル代・保険料すべて含む)
お礼品の詳細はこちらをクリック!
【乗馬クラブ クレイン北大阪】ワンランク上の乗馬体験(45分)チケット 1名様分
豊能町の特産品
◆シルク21
大阪府北部で収穫される"大阪府産のキヌヒカリ"が「シルク21」です。蛍が生息する清流水と昼夜の温度差が大きい山間部の地形がお米づくりに大変適しており、おいしいお米として高い評価を獲得しています。
食感は、モチモチ。粘りと柔らかさのバランスも優れており、ほんのり感じる甘みも絶妙。命名は、炊き上がりが美しくシルクのような輝きを持つことから。
口当たりが良く、寿司屋など和食のお店での需要が高いそうです。また、冷めると甘みが増し硬くなりにくい特徴から、高齢者や子どものお弁当のご飯として人気があります。
◆高山ごぼう
江戸時代から栽培されていると言われる「高山ごぼう」は、香りがよくスジが少なく、柔らかいのが特徴。
400年以上前、豊能町高山にキリシタンが住み始めた頃に栽培が始まったとされる葉物野菜「高山真菜(たかやままな)」と同じく「なにわの伝統野菜」に指定されています。
また、春に収穫し残した「高山真菜」をそのまま畑にすき込んで肥料とし、そこで「高山ごぼう」を栽培する「循環型農業」が今日も行われています。
◆ヤーコン
豊能町が新たな特産品化を目指している野菜が「ヤーコン」です。
フラクトオリゴ糖を大変多く含み、健康に良いとして注目されています。見た目はサツマイモに似ていて、梨のような甘みがあり、シャキシャキした食感が楽しめます。
町では、ヤーコンを使った加工品の開発も進めており、能勢天然水を使用した「ヤーコンサイダー」の他、お菓子などがつくられています。
豊能町の観光資源
◆高山右近ゆかりの地
豊能町は、戦国時代には織田信長や豊臣秀吉のもとで戦った武将で、キリシタン大名として名高い高山右近が生まれた地とされています。
優秀な武将であると同時に信心深く、また民衆に対しても謙虚で誠実な人格者であり、当時より今に至るまで多くの人に愛されています。
江戸幕府が始まったあとも、右近の影響力を恐れた徳川家康によって海外に追放され、1615年2月3日、右近63歳のときマニラでその生涯を終えました。
そんな高山右近ゆかりの地には、今も多くの人が訪れています。
そのうちのひとつが、「高山右近生誕地の碑」で、1998年、高台にある八幡神社の境内につくられました。秋の紅葉が美しい木立に囲まれた場所で、高山氏が居住していた場所と伝えられているところです。
そして、「高山右近生誕地の碑」の近くにはキリシタンの夫婦2組の墓とされる4基の墓碑からなるお墓もあり、高山右近の母の墓とも伝えられ、「高山マリアの墓」と呼ばれています。
さらに、「右近の郷(豊能町立高山コミュニティセンター)」のグラウンドには、高山右近・志野夫婦の石像が建っています。
◆とよのコスモスの里
毎年10月頃、総面積約1ヘクタールの園内に約100万本のコスモスがピンクや白に咲き誇る「とよのコスモスの里」。花の愛好家が始めたこの施設も、今では全国にその名が知られるようになりました。
園内は遊歩道やベンチが整備され、大人の背丈ほどもあるコスモスに包まれながらゆったりと散歩することができます。
売店ではコスモスの切り花や野菜、果物などを販売している他、松林の空き地でお弁当を食べることもできます。
◆さかえ農園
大自然の中に広がる観光農園。青空の下、春はわらび狩り、秋は栗拾いを満喫でき、多くの人々で賑わいます。
また、春にはしだれ桜やツツジ、あせびなど美しい花々を鑑賞できます。
あとがき
人々に慕われ、尊敬を集めた高山右近。亡くなった際には、マニラ市を挙げての葬儀が執り行われました。また、各地に銅像が建てられている他、2016年には信仰のために自分の地位を捨てた殉教者として、ローマ法王庁からカトリック教会の崇敬対象である「福者」の称号が与えられました。福者の列に加えられる「列福式」は大阪城ホールで行われたそうです。今でも高い人気を誇る高山右近ゆかりの地、豊能町をぜひ訪れてみてください。
※2019年5月8日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※ご紹介している内容は記事の公開日時点の情報です。最新情報については公式ホームページなどをご確認ください。
※参考・参照元
・豊能町公式 ホームページ(http://www.town.toyono.osaka.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店