2018/11/27
イチゴ、リンゴ、ホッキ貝が三大特産品です/宮城県山元町【ふるさと納税・自治体事典】
宮城県の東南端にあり、太平洋に面する「山元町(やまもとちょう)」。比較的温暖な気候がイチゴとリンゴの栽培に向いており、特産物として知られている他、海産物ではホッキ貝の全国有数の産地として知られています。ここでは、そんな山元町をご紹介します。
山元町の概要
山元町(やまもとちょう)は、東に太平洋、西に阿武隈山地が広がる自然豊かな町であり、一年中温暖な気候とあいまって、さまざまなおいしい農産物・海産物を育んできた土地です。
また現在、「子育てするなら山元町」をテーマにさまざまな施策を実施しており、高水準の住宅取得補助に加え、子育て支援策の拡充にも取り組んでいます。
東北地方の中心都市・仙台市へはJRを使って45分の通勤圏内。ベットタウンとしてますます発展を続けています。
●人口:1万2276人(2018年10月31日現在)
●町の花:ツツジ
●町の木:クロマツ
●町の鳥:ツバメ
さとふるから申込めるお礼品はコレ!:山元町の名産品・特産品
◆山のふ元のあまトマト(フルティカ・小鈴の詰め合わせセット)
2022年 第1回全国ミニトマト選手権にて金賞を受賞したフルティカを含むミニトマト詰め合わせ。
宮城県山元町で栽培されている、平均糖度10%のとてもあま~い『山のふ元のあまトマト』。
必要最小限の養水分を与え、毎日一株一株観察し環境を整えながら大切に育てています。
気付いたら手が止まらなくなるほどやみつきになるトマトです。
山元ブランド認証品のフルティカ、小鈴をぜひご賞味ください。
「山のふ元のあまトマト」は山元ブランド「やまほど、やまもと。」認証品です。
お礼品の詳細はこちらをクリック!
山のふ元のあまトマト(フルティカ・小鈴の詰め合わせセット)
◆イチゴスパークリングワイン ミガキイチゴ・ムスー720mlミガキイチゴ・カネット(赤白各290ml)
宮城県山元町で誕生したブランドイチゴ「~食べる宝石~ミガキイチゴ」をふんだんに使ったイチゴスパークリングワイン「ミガキイチゴ・ムスー」「ミガキイチゴ・カネット」の詰合せです。
原料素材のイチゴをそのまま生かし、香料、着色料などいっさい使わず、イチゴからアルコール醸造したスパークリングです。
晴れの日を演出するとっておきのスパークリングワインとして開発されました。
「ミガキイチゴ・ムスー」はイチゴ100%スパークリングワインで、イチゴの芳醇な香りと、やや強めの炭酸によるさっぱりとした飲み口(中辛口:SEC)が特徴です。
「ミガキイチゴ・カネット」は、イチゴ感を残し、やや甘口で微炭酸。とても優しい飲み味に仕上がっており、アルコールの苦手な方でも楽しむことができるスパークリングです。
どちらも特別なお祝いの場面での乾杯酒にお勧め! ちなみに、苺の花言葉は「幸福な家庭」「尊敬と愛情」です。
※「ミガキイチゴ・ムスー」「ミガキイチゴ・カネット」は、山元町6次産業化品です。
■生産者の声
山元町は山と海に囲まれた、空気の綺麗な美しい町。ミガキイチゴをつくるイチゴマイスターはまるでわが子の世話をするように愛情をこめて朝から晩まで毎日イチゴを見つめ、育てています。
日本屈指の技術を持つ、山梨県の醸造所とミガキイチゴのコラボレーションで生まれたスパークリングワインを是非お召し上がりください。
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イチゴスパークリングワイン ミガキイチゴ・ムスー720mlミガキイチゴ・カネット(赤白各290ml)
◆家伝「匠」北限の生芋こんにゃくセット(生芋3種×2 おでん屋さん2種×1 中華こん×2 刺身×1)
このお礼品は、創業70余年、代々受け継がれるこだわり製法の生芋こんにゃくと、評判の人気品の詰合せセット。
契約栽培農家から毎年買いつけているこだわりのこんにゃく芋を、手間をかけて丸ごとすりおろした生芋こんにゃくは芋の風味があり、料理の時の味しみのよさ、食べたときのサクっと歯切れのよい素朴な食感で四季のお料理を引き立てます。
特製のたれ(味噌でんがく・味付け玉こん)付の「おでん屋さん」は、定番2種を「匠」の味で簡単にご賞味いただけます。
中華ドレッシングで食べるこんにゃくと刺身こんにゃくは特製たれ付き。そのままでもおいしいですが、オリジナルのサラダ風にもお勧めです。
※山元ブランド「やまほど、やまもと。」認証品「元祖生芋平こんにゃく」使用
■生産者の声
ここ宮城県南部地域は古くはこんにゃく芋の原種が多く栽培されてきたところで、今では希少な古い品種のこんにゃく芋を見つけることができます。
4年の歳月をかけ、手間暇をかけ、愛情たっぷりのこんにゃく芋を毎年生産しお届けしております。
代々農家直伝の生芋こんにゃくは刺身でもステーキでも美味しくご賞味でき、煮ても、焼いても、炒めてもおいしい万能食材ですので四季の野菜や山菜などと昔ながら本物の味をご堪能くださいませ。
お礼品の詳細はこちらをクリック!
家伝「匠」北限の生芋こんにゃくセット(生芋3種×2 おでん屋さん2種×1 中華こん×2 刺身×1)
◆夢花果(むかか)~完熟いちじくセミドライ【20g×4袋】&グラッセ【8個入り×1箱】
いちじく農家が送る新感覚スイーツ! いちじくのグラッセ&セミドライのセットです。
宮城県の郷土食「いちじくの甘露煮」を洋風のグラッセに仕上げました。
完熟の大粒ないちじくを使用しているため、砂糖は控えめ。クリームチーズやバニラアイスと相性が抜群です。
いちじくのセミドライも完熟いちじくを使用しているため、砂糖などは使用せずにいちじく本来のやさしい甘さを楽しめます。
お子さまのおやつとして、そのままでももちろん、ヨーグルトに入れてもおいしく召し上がることができます。ぜひ一度、ご賞味ください。
※「完熟いちじくグラッセ」は山元ブランド「やまほど、やまもと。」
認証品、及び山元町6次産業化品です。
■生産者の声
宮城県の山元町で多品種のいちじくを栽培しております。いちじく本来のおいしさを皆さまにお届けしたい! の思いから、樹上完熟にこだわっております。
おいしいいちじくを、通年で皆さまに味わって頂きたいと思い、加工品をつくりました。グラッセとセミドライは、添加物不使用ですので、安心してお召し上がりいただけます。是非、ご賞味ください。
お礼品の詳細はこちらをクリック!
夢花果(むかか)~完熟いちじくセミドライ【20g×4袋】&グラッセ【8個入り×1箱】
◆「山ぶどう原液」詰合せセット(600ml×6本)
みちのく山麓より採取した山ぶどうの果粒のみを搾汁し、さらに1~2年もの間熟成したストレート果汁100%ジュースです。
砂糖や水を加えていない100%ジュースなので、自然にかもし出される旨みとコクのある爽やかな風味が特徴です。自然の恵み、手づくりの味がやさしくお口に広がります。
冷やしてストレートでいただいたり、ウィスキーやブランデーなどに合わせて、またゼリーやシャーベットにしたりなど、工夫次第でさまざまな場面で喜ばれるお礼品です。
※山ぶどう原液は、山元ブランド「やまほど、やまもと。」認証品です。
■生産者の声
山ぶどう果汁は、古来より産前産後などに滋養飲料として用いられてきた経緯があり、他のぶどう果汁と異なる独特な旨みとコクを持っています。
酸味や渋味が少々強いですが、飲んだ後味がスッキリ爽やかで、ノンアルコールの食前酒としても親しまれる製品となっております。
山元町の特産品
◆イチゴ
山元町は東北有数のイチゴの生産地。太平洋に面した温暖な気候は栽培に適しており、国道6号線に沿って海側は、"ストロベリーライン"と呼ばれ、たくさんのイチゴがつくられるエリアとなっています。
つくられている主な品種は、宮城県のオリジナル品種「もういっこ」の他、「とちおとめ」や「紅ほっぺ」など。甘さと酸味のバランスが良いのが特徴です。
町では、イチゴを使ったワインやジャム、お菓子などの加工品製造も活発です。
◆リンゴ
山元町はリンゴ栽培にも適した気候であり、県内有数の生産量を誇り、その品質にも県内外から高い評価を得ています。
6号線の山沿いには"アップルライン"が走り、春にはリンゴの花で、秋にはたわわに実った真っ赤なリンゴの果実で埋めつくされます。
つくられているのは、代表的な品種「ふじ」、生食と加工の両方に向いている「紅玉(こうぎょく)」の他、「つがる」「さんさ」「王林」「シナノスイート」などさまざまな品種となります。
また、完熟リンゴをまるごと搾った無加糖の天然果汁100%ジュースの生産も行われています。
◆ホッキ貝
ホッキ貝は、正式名を「ウバガイ」という大型の二枚貝。山元町は、そのホッキ貝の生産地としてよく知られています。
国内では北海道産のものが有名ですが、山元町では漁協の資源管理によって捕獲できるサイズが9.5センチ以上と決められており、大ぶりなホッキ貝は高級寿司ネタとして珍重されています。
また、このような資源を持続的かつ安定的に維持するためのさまざまな取り組みが認められ、「第19回豊かな海づくり大会」の"資源管理型漁業部門"で水産長官賞を受賞しました。
12月中旬から4月頃を旬とし、刺身やサラダ、焼きホッキ、ホッキコロッケなどで食されるホッキ貝ですが、ご当地グルメとして人気のメニューといえば「ホッキ飯」でしょう。
ホッキ貝の煮汁を用いた炊き込みご飯「ホッキ飯」は、地元では伝統的な家庭料理としてよく食されています。
山元町の観光資源
◆山元町歴史民俗資料館
今年(2018年)11月3日にリニューアルオープンしたばかりの山元町歴史民俗資料館は、郷土の歴史や暮らし、文化、自然などを紹介する施設です。
4つの常設展示室と1つの企画展示室があり、復元した古民家や民具、農具、漁具、蚕具などを展示しています。
常設展示室1では、主に「山元町の歴史(1)」をテーマに、山元町の原始・古代の遺跡から出土した土器や石器を展示する他、中世以降の町の歴史を紹介しています。
常設展示室2では、「山元町の民俗」をテーマに養蚕、農耕、漁撈(ぎょろう/※魚介類や海藻などをとること)用具など日常生活に関するものを展示。230年ほど前の、いろりのある古民家が復元され、人気となっています。
常設展示室3では「山元町の自然」をテーマに、草木や昆虫、鳥などを紹介。常設展示室4では、「山元町の歴史(2)」。江戸時代以降の歴史が中心で、藩政時代の坂元館主「大條(おおえだ)氏」や、赤痢菌発見者「志賀潔博士」に関する資料などを展示しています。
◆山元町農産物直売所「夢いちごの郷」
町内産の産直野菜やジャムなどの農産加工品、特産品を販売している直売所「夢いちごの郷」。
たとえば、9月上旬から3月下旬はりんご、11月下旬から6月中旬はイチゴというように、旬に合わせたおいしい特産品を購入することができます。
また、2月初旬から6月中旬にかけては、いちご狩りを実施していますので、春の完熟したイチゴを採りに、ぜひ家族で出かけてみてください。
◆四方山
宮城県の県南にある角田市(かくだし)、亘理町(わたりちょう)、山元町の1市2町にまたがる、文字どおり四方の眺望が開けた標高272mの山です。
頂上には展望台があり、東は太平洋、西は蔵王連峰、北は仙台平野のパノラマを360°見渡すことができます。
北側は阿武隈山地の尾根伝いにトレッキングルートがつくられており、桜、ツツジの名所でもあることから、春には絶景に囲まれながら歩くことができます。
あとがき
現在、町で取り組んでいるのは、認証式の新ブランド「やまほど、やまもと。」の知名度アップ。
これはイチゴやリンゴ、ホッキ貝、いちじく、ブドウやその加工品など町が誇る"おいしいもの"のみならず、優れた産品や特有の文化をブランド化し、もっとPRしていこうという取組みです。
認証された商品を見つけたら、ぜひ試してみてください。
※2024年4月24日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※参考・参照元
・山元町公式 ホームページ(http://www.town.yamamoto.miyagi.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店