2018/08/24
どっちを向いてもクリークが見える、貴重な風景のある町/福岡県大木町【ふるさと納税・自治体事典】
クリークとは「堀」「水路」のこと。大木町は、町全体を縦横無尽に走る日本屈指のクリーク地帯。町の田園地帯に夕焼けが広がり、その夕焼けがクリークにも映し出されている景色は、一度は見ておきたい美しさです。ここでは、そんな大木町をご紹介します。
大木町の概要
大木町(おおきまち)は総面積の14%をクリーク(堀)が占める町です。古くから温暖な気候と肥沃な土地、豊富な水に恵まれ、農業を中心として発展し、県内有数の米作地帯、国内屈指のい草・い草製品の産地として知られてきた歴史をもっています。
また、農業が盛んな地であり、近年ではイチゴやグリーンアスパラガスなどの野菜やエノキ、シメジなどのキノコ類の栽培がよく知られています。その他、家具を中心とした木工業なども多彩に展開しています。
●人口:1万4022人(2018年4月1日現在)
●町の花:コスモス、スイセン
●町の木:イチョウ
さとふるから申込めるお礼品はコレ!:大木町の名産品・特産品
◆マイル あぐら(40R×H8)(色:ブラウン)
このお礼品は、ヘムにデニム生地を使用した、オシャレない草スツールです。
い草生地は袋織りという技法で繊細な柄を出しています。折れ曲がりが複雑なので、長いい草を使用しないと切れてしまいます。
また、縦糸が密なので、しっかりとして破れにくいのが特徴です。
一本一本が太く、表皮が厚く繊維がキメ細かいので弾力性があり、耐久性に優れています。い草には空気の自然浄化作用、湿度の調節作用などがあります。
中材にチップウレタンを使用しているため、底つき感なく使うことができます。
■注意事項
い草の表面は、日焼け防止、色合い調節などのため、染土にて「泥染め」をしています。人体には害のない成分ですが、製品が新しいうちはい草に浸透不十分な染土が残っており衣類などに移染することがありますので、ご使用前には必ず表面の乾拭きをしてください。
なお、自然素材ですので形状に多少のバラツキがあります。
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マイル あぐら(40R×H8)(色:ブラウン)
◆【泥藍染】手染めリネン切替シャツ サイズ1
天然染料100%使用、職人が一点ずつ手染めしたスタンダードなリネンシャツ。
福岡・大木町の自然豊かな田園地帯に天然染専門の工房を構える「宝島染工」で、一点ずつ手染めしたリネンシャツです。
天然染ならではの柔らかい「侘びの味」を感じる色の美しさ、そして時を重ねるごとにゆるやかに色落ちして味わいを増す色と、肌になじむ風合いの変化を楽しむことができます。
着て、育てて、自分だけのオリジナルな一枚に。
・色は、泥染めで下染した茶色に、藍を何度も重ねて表現した黒。うっすらと青みがかった、クールでありながら手染めのあたたかみも感じる人気色です。
・性別、年齢を問わずコーディネートしやすいスタンダードなデザイン。
・リネン100%の生地はさらりとした着心地でありながらほどよく厚みもあり、季節を問わず使えます。
・ボタンは上品な光沢のある貝ボタンを使用。
■生産者の声
化学染料が使用されるようになった十九世紀半ばまでは、人はすべて天然染料で染め上げた物を着ていました。虫よけ・薬効、または身分など実用性から装飾へと、染色技術は人から人へとつながれていきました。
安価で便利な化学染料に比べ、今となっては貴重となってしまった藍など天然染料ならではの地味な様で鮮やかな彩度ある色。色を重ねる事によって出る色のとろみ、「侘びの味」の様な雰囲気は独特の物があると思います。
藍染・草木染・墨染など天然染料を100%使用し、昔ならではの染色技法や手作業を使い「日常の暮らしの中で楽しめる天然染」を今の市場に合う形で提案致します。
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◆新規研修生が育てた「あまおう」(4パック)
いちご農家を目指す研修生とともに、苗から育てた「あまおう」をぜひご賞味ください。
「あまおう」は 「あかい・まるい・おおきい・うまい」の頭文字をとって名付けられたとおり、実は赤く、丸々と大きくふくらみ、味は酸味と甘みのバランスが整っているため、いちごの旨みを堪能できる品種です。
この「あまおう」は、一大産地である福岡県の大木町で、いちご農家を目指す研修生とともに苗から大切に育てられたものです。
■生産者の声
あまおうの一大産地であります福岡県の大木町からお届けいたします。
NJアグリサポートの「あまおう」は、新規就農を目指して栽培に励む研修生の皆様とともに大切に育てた苺です。
また、1月の厳しい寒さを越えたあまおうは2月中旬から3月中旬が格別においしい季節と言われています。
まずはそのままでお召し上がりいただき、あまおう本来の旨み、甘さ、そして酸味をお楽しみください。
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◆中村屋特製 手づくりハンバーグ(100g×10個 ソース付)
肉の「旨み」がギュッとつまったハンバーグ。肉々しい食感とジャポネソースとの組合せを堪能できます。
九州産牛肉のスネ肉に黒毛和牛の牛脂と九州産豚肉を加えて、合挽きしたミンチを使用しています。牛スネ肉はスジ引きをしており、肉の旨みが引き立つ部位でもあります。
また、ジャポネソースとの相性が抜群にマッチしており、とてもおいしくいただけます。ぜひ、ご賞味ください。
■生産者の声
地元の肉屋ならではのお手頃なハンバーグ! 肉専門店だからこそ美味しいお肉をお手頃に提供できる町の食卓の強い味方です。中村屋特製ハンバーグは肉本来の旨みを引き出され、町でもとても人気があります。是非一度、ご賞味ください。
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中村屋特製 手づくりハンバーグ(100g×10個 ソース付)
大木町の特産品
◆イチゴ(あまおう)
「あまい・まるい・おおきい・うまい」の頭文字をとって名付けられたイチゴ「あまおう」。
赤くてつやが良く形も整っており、糖度と酸味のバランスが良いうえに、福岡県だけでしか栽培されていないおいしいイチゴとして、東京など都市部でも高く評価されています。
その「あまおう」の福岡県内有数の生産地となっているのが、大木町。
毎年1月から5月までは市内の農園でイチゴ狩りを楽しむことができます。
採れたての新鮮な「あまおう」をぜひ一度体験してみてください。
◆キノコ
独自に開発したオリジナルの菌を生産農家が愛情をこめて育てています。
風味豊かなえのきやしめじ、エリンギの他、王リンギやヌメリスギタケなど大木町だけで生産しているキノコなど、馴染み深いものからちょっと珍しいものまで種類が豊富、品質の良さも自慢です。
また、道の駅おおきの「くるるん夢市場」に「きのこもぎとりギャラリー モギリー」がオープンし、気軽に収穫体験もできます。
◆アスパラガス
大木町は、県内屈指のグリーンアスパラガス生産地。きのこの廃菌床を堆肥に利用し、安全・安心なアスパラガスを栽培しています。
生産は春から秋にかけて。大木町では朝収穫したものを柔らかいうちに食べられます。
また、今、町のアスパラ産地に若者たちの就農が増えているそうです。
◆イチジク
果実が1日1個熟すから、または1ヵ月で熟すから「一熟」の名がついたと言われる「イチジク」。
花が花のうの中に納まっていて見えないため、「無花果」とも書きます。でも実際には実の中に無数の白い花を咲かせています。
また、"不老長寿の果物"とも言われるほど栄養価が高い果物で、収穫時期 は6月頃〜10月頃となっています。
甘く柔らかくてジューシーな食感が魅力の、福岡県限定ブランドイチジク「とよみつひめ」の糖度は「あまおう」にも勝ると言われており、ジャムやアイスなど加工品としても人気です。
大木町の観光資源
◆道の駅おおき
大木町特産の食材を豊富に揃えた直売所「くるるん夢市場」と、それらの厳選素材をその場で味わえるレストラン「デリ&ビュッフェくるるん」、地域情報を案内するインフォメーションセンターなどがあります。
「野菜畑の中にある直売所」であるため、新鮮野菜の販売だけでなく、農業体験や収穫イベントも随時開催しています。
とくにキノコの種類が豊富で、きのこ狩りができるきのこもぎ取りコーナー「きのこもぎとりギャラリー モギリー」では、珍しいキノコにも出会えます。
また、ビュッフェ形式のレストラン「デリ&ビュッフェくるるん」では、町で採れた新鮮野菜やお米を使った田舎料理や家庭料理、オシャレなイタリアン料理も取り揃え、おいしく健康的な食事を楽しむことができます。
◆天然温泉大木の湯アクアス
青、黄、緑のカラフルな外観が特徴的な天然温泉・温水プール施設。温泉は源泉100%掛け流し。源泉の温度が52.9℃と高く、毎分350リットル以上の湯量を誇ります。
さらに泉質の良さも自慢で、保湿性が高い上、弱アルカリ性のお湯で湯ざめしにくく、"美人の湯"と呼ばれています。
温泉プールは一年中使えるうえ、トレーニングジムも完備。1日の疲れを癒すにも、体を動かして気分をリフレッシュするにも最適の施設となっています。
また、館内では、地元の農家が丹精込めて作った旬の採れたて野菜や加工品の販売を行っている他、2階にレストランがあり、特産の「きのこ」を使ったおいしいどんぶりや天ぷらに舌鼓を打つこともできます。
◆クリークの里・石丸山公園
町の中に、クリークと呼ばれる水路が縦横に走る大木町。町全体の面積の約14パーセントを占めているそうです。
これは先人たちが築いた農耕文化の遺産であり、そこに棲む魚や野鳥、昆虫、水辺の植物などを今後もできる限り自然のままに、整備・保護していく必要があります。
そのためにつくられた自然公園が「クリークの里・石丸山公園」で、ここに棲む生物たちを観察したり、生き物と触れ合ったりできるのはもちろん、大型のアスレチック遊具や帆船、足踏み水車があるなど、自然の中の町民の憩いの場となっています。
また、クリークに関わる昔の農具を展示した資料館にも多くの人が訪れています。
あとがき
大木町の代表的な特産物、「あまおう」「アスパラ」「イチジク」「キノコ」の4つをさらにPRすべく、「あま王女」「アスパラプリンス」「いちじく姫」「きのこ王子」というオリジナルキャラクター、「おお貴族」も設定されています。西鉄電車とタイアップして、車体に4人が描かれたラッピング電車も運行していたそうです。
大木町の自然で育てられた、栄養たっぷりのおいしい食材を味わってみてください。
※2018年8月21日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※参考・参照元
・大木町公式 ホームページ(http://www.town.ooki.lg.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店