2017/07/11
静岡県吉田町のお礼品事業者さま、本橋テープ株式会社さまをご紹介します。
本日は、静岡県吉田町(よしだちょう)のお礼品事業者さま、本橋テープ株式会社さまをご紹介します。本橋テープさまは、吉田町の地場産業のひとつ細幅織物の加工販売を幅広くしていらっしゃいます。
細幅織物とは、一般的には車のシートベルトやパラシュートのストラップ、フリークライミングの時に使うスリングなど、信頼性が高いレベルで求められる分野に使われるものや、カバンなどのショルダーベルトやリボンなどのファッション性の高いものなどいろいろなところで使用される幅13cm未満の織物です。
本橋テープさまは、従来の使い方にとどまらず、素材メーカーとしてのアドバンテージを最大限生かされて、あたらしい分野に果敢に挑戦していらっしゃいます。そのひとつが、ハンモックチェアやトートバックなど細幅織物がもつ特性を生かした新しい分野での製品開発です。完成品のデザインや販路開拓といったさまざまな課題を乗り越えて形にされ、いまや製品には多くのファンがいらっしゃいます。
静岡県吉田町の地から細幅織物という特徴ある技術と製品を通して発信をしていらっしゃる事業者さまです。
【★生産者さまより寄付者の皆さまへ★】
◇ふるさと納税に関連するエピソード・情報◇
[テープについてのご紹介]
"テープの新しい用途提案として作り始めたカバンやハンモックチェアーですが、地元での知名度は少しずつ上がってきたものの、限界を感じていました。そんな時、ふるさと納税の返礼品の募集を町が始め、これは全国の方に吉田町の地場産業である細幅織物を知ってもらうチャンスと思い、返礼品にエントリーしました。
初めてすぐに、県外の方からの注文が入り、昨年は生産に追われるほどの注文が入りました。従業員もテープ紹介のための商品から、お客様に求められる商品へと変わったことで、次の企画などの話し合いにも今まで以上に熱が入る様になってきました。
ここ吉田町では古くからテープ(細幅織物)産業が盛んでしたが、近年海外生産や後継者不足で継続を断念される方も多く、現在はピークの1/10ほどの件数となってしまい、地元の方でも地場産業ということを知らない方も増えてきています。そんなところ、ふるさと納税との出会いで、地元の方だけではなく全国の方に常にPR出来ていることはとても大きなことだと思います。
これからは、自社だけでなく同業者通しでもアイデアを出し合って、それぞれの得意分野を生かした商品を作って行こうと計画しています。"
◇事業に込められる想い◇
"弊社は創業30年の業界では比較的新しい会社ですが、テープ(細幅織物)の製造が主でありながらテープの用途開拓に力を入れていて、提案向けに様々な完成品を作っています。
ここ吉田町は古くからこの産業(細幅織物)が盛んで、昭和54年の組合名簿には吉田町と隣町の旧榛原町で約150件の企業が登録していました。現在は吉田町だけだと15件くらいの企業が継続しています。
ただ、15件と言っても中厚地の細幅織物の生産量は全国でもトップクラスで、今年の2月28日には地域資源に吉田町の細幅織物が追加登録されました。
弊社商品では最近は特に1個から作れる『拵トート』という商品が人気があり、テレビでも芸能人の方が個人的に気に入って使ってくれています。返礼品でも何種類かの商品を掲載していただいています。"
【お礼品のご紹介】
※下記の各お礼品名をクリックいただくと詳細ページが開きます。
▼拵(こしらえ)トート 各色▼
テープ『細幅織物』はシートベルトやスリングベルトなどの産業資材からリボンやショルダーベルトなどのファッション資材をはじめ様々なシーンで使われています。
そのテープの専門メーカーが、特徴ある技術を生かしてかわいらしいトートバックとして仕上げました。高いレベルの工業技術が使われていますが、拵トートの編み込みには人の手が入りあたたかみがあります。
そして本体のアクリルテープに加え、内張はコットン100パーセント。持ち手にはイタリア製の革を使った本格的でさまざまなシーンにマッチするトートバックです。
▼拵(こしらえ)トート A3サイズ ▼
丈夫なポリプロピレンテープ(細幅織物)で作られた、かわいらしいトートバック。なんと水洗いも可能です。持ち手も、もちろん強度がありますので、安心感もバツグン。デザイン性も高く、カジュアルからフォーマルまでさまざまなシーンで活躍します。
▼拵(こしらえ)ハンモックチェア 各色▼
静岡県吉田町の地場産業にもなっている、とても丈夫なテープ「細幅織物」。今回はハンモックチェアーのために特別に作られたテープは、収縮性があり座った時のフィット感が抜群です!本体には桜材が使われ、リクライニング機能もある本格派になっています。
【吉田町のご紹介】
吉田町は静岡県の中部に位置する自治体です。東京圏や中京圏へのアクセスも良く、太平洋岸にも面していることから、多くの企業誘致に成功していて、営業拠点や生産拠点が多く所在しています。また工業製品に留まらず、ウナギやシラスといった魚介類やレタスといった農業産品も多く産出しています。町の花は「菊」、町の木は「松」です。
さとふる吉田町
http://www.satofull.jp/town-yoshida-shizuoka/
【事業者さまが選ぶ、吉田町のみどころ】
イベント『伝』
"毎年夏に開催される『伝』というイベントは、地元の企業が子供達に自分たちの仕事、技術、伝統を伝いたいという気持ちから始まったイベントで、町内の元気な企業が参加されている面白いイベントです。今年は7月22日に開催されます。"
【あとがき】
静岡県吉田町のお礼品事業者さま、本橋テープ株式会社さまのご紹介でした。さとふるを使ってのふるさと納税を通してお礼品を受けとることができます♪