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地域の誇り「吹奏楽部」を支える吉岡町のクラファン型ふるさと納税

群馬県吉岡町 小規模事業者の発掘やお礼品開拓にも取り組む

群馬県吉岡町は、豊かな自然と伝統文化が息づく町です。町の特産品には、群馬ならではの郷土料理などの食品から職人技が光る木工品まで、幅広い品々が並びます。

吉岡町は住みやすいことから県内でも人口増加率が高い町です。しかし、児童生徒の増加に伴い学校施設の整備や拡張が必要となるなど、町の財政には課題もあります。こうした状況を踏まえ、町ではふるさと納税を活用し、地域資源を生かしたお礼品の提供や課題解決に向けた取り組みが進められています。

吉岡町のふるさと納税を担当する企画財政課財政室の武藤さん、萩原さん、教育委員会事務局の目崎さんにお話を伺いました。

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小規模事業者もふるさと納税のお礼品に

吉岡町がふるさと納税で大切にしていることは、「地域の特色を生かしたお礼品を提供し、寄付者が楽しみながら地域を知ることができる」という点です。

主要なお礼品には、群馬ならではの焼きまんじゅうや郷土料理「おっきりこみ」、A5ランクの榛名和牛などがあります。特にお芋の自然な甘さを楽しめる丸干しタイプの乾燥芋は肉厚で、出すとすぐに品切れになるほどの人気です。

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左上から時計回りに焼きまんじゅう、おっきりこみ、乾燥芋、榛名和牛

武藤さんは「お礼品を通じて全国の方に吉岡町を知ってもらえるだけでなく、事業者の販路拡大にもつながります」と話します。特に注目されるのは、店舗を持たない事業者の発掘です。

店舗を持たず、ネット販売も行っていなかったアップルパイの事業者が、町からの声かけをきっかけにふるさと納税のお礼品として採用され、全国から注文が入るようになりました。「ふるさと納税を通じて、ネットショップ開設の夢に一歩近づいた」という事業者の声を紹介してくれました。

こうした取り組みを積み重ねたことで、吉岡町のお礼品は2020年から2024年にかけて大幅に増加し、2024年度は過去最高の19,915,000円の寄付が集まりました。地道な事業者開拓によるお礼品の充実が寄付額の増加に直結しています。

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実店舗を持たない話題のアップルパイもお礼品に

吹奏楽部を支えるクラウドファンディングの取り組み

吉岡町では、クラウドファンディング型のふるさと納税にも取り組んでいます。吉岡中学校吹奏楽部では、部員数の増加に伴い、楽器不足や老朽化といった課題が生じていました。

目崎さんは「一部の部員たちは十分に音が出ない楽器での練習を余儀なくされており、新しい楽器を整備する必要がありました」と振り返ります。

こうした状況を受け、町では2024年度と2025年度に、新しい楽器の整備を目的としたクラウドファンディングを実施。町内の公共・民間施設へのチラシ掲示をはじめ、町の広報や新聞などを通じて多方面で告知を行いました。

さらに、保護者が自主的にチラシを配布し寄付を呼びかけるなど、地域全体へと支援の輪が広がっていきました。

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クラウドファンディング寄付申込みページ(現在は受付を終了)

その結果、2024年度の第一弾、2025年度の第二弾ともに、目標100%を大きく上回り達成。2024年度に集まった寄付金は、新しい楽器の導入や整備に活用されています。

「新しい楽器で練習の意欲が高まった」という部員の声や、「活動の一助になれば嬉しい」といった保護者の声が寄せられました。

目崎さんは「地域全体で子どもたちを支えることができ、地域の絆を感じました」と語ります。

また、「吹奏楽部は町のお祭りなどで演奏を披露する、地域にとって大切な存在です。寄付者の皆さまの支援で活動環境が整い、さらなる飛躍を祈っています」と、萩原さんも話します。

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寄付者からの応援メッセージ

さとふるとの連携による運営支援

吉岡町では、ふるさと納税の運用やお礼品開発にあたり株式会社さとふるを活用しています。さとふるからお礼品の登録や配送管理、事業者との調整など、さまざまな面で支援があり、町の取り組みがスムーズに進むようになりました。

また、プロの写真撮影会を実施することで、お礼品の見栄えや情報伝達力が大きく向上しただけでなく、町職員や事業者自身も撮影方法を学ぶ機会になったと萩原さんは語ります。「さとふるさんのサポートを受けることで、事業者も安心して制度に参加でき、全国に向けた魅力発信がスムーズになりました」とのことです。

吉岡町ふるさと納税のこれから

武藤さんはふるさと納税について「吉岡町の魅力を全国に発信すると同時に、小規模事業者を後押しできる制度として活用していきたい」と話します。今後は、新お礼品の開発や種類違いのバリエーション追加、クラウドファンディングの継続実施などを進め、地域の発展や教育環境整備に役立てる予定です。

萩原さんも「寄付者の皆さまの支援により、住みやすく魅力ある町づくりが進んでいます。地域資源を最大限に生かした取り組みを今後も続け、これからも住みやすい町を維持・発展できるよう取り組んでまいります」と意気込みを話してくれました。

吉岡町では、ふるさと納税を通じた地域産業の活性化や教育支援が着実に進められており、寄付者一人ひとりの支援が、町の未来を支える力となっています。

吉岡町の今後から目が離せません。

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