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2020/04/10

ふるさと納税の収益で高める、お店の世界観

ガーデニングショップ四季の里 花のあるゆとりの空間を提供

田園を潤す三連水車、城下町の風情を残す秋月など、豊かな自然や歴史が残る福岡県朝倉市に、株式会社窪田造園が手がけるガーデニングショップ四季の里があります。
市外からも多くの方が訪れるガーデニングショップ四季の里の店長、窪田望さんにこれまでのあゆみや、ふるさと納税事業について聞きました。

庭園画像_r.png

造園業から生産、販売業まで

「現会長の祖父が窪田造園を設立し、社長である父の代から造園業のほかにネット販売や店舗販売をスタートしました」そう教えてくれたのは専務である窪田望店長です。

花きの生産が盛んな福岡で窪田造園を設立し、25年前に園芸店「ガーデニングショップ四季の里」が誕生しました。園芸店のほかにも1999年頃からネット販売を展開しています。

「どこで買っても変わらない本や家電などと違い、1本1本、形が違う自然のものということと、当時は直接見て買う認識がある植木をネットで売ることに不安もあったようですが、社長は『インターネットの時代になる』と信じて、ネット通販を始めて、ずっと続けています」

DSCF2232_R.pngガーデニングショップ四季の里 店長 窪田望さん

造園や販売のほかにも植木の生産も行っており、特に人気が高いのは「レモンの木」です。温暖な気候から柑橘類の栽培が盛んな福岡で、当時珍しかった国産レモンの生産を始めました。安定した生産・販売には10年近くかかったそう。

「地元ではテレビCMを放映していたこともあって、レモンの木のイメージを持ってくださっている方も多いです。改良に改良を重ねて生産のノウハウを取得して、いまでは何千本という単位で生産ができるようになりました」

レモン画像_r.png

丁寧さを1番に

幅広く事業を展開する中で、ネット販売の経験を活かし、販路拡大の目的でふるさと納税のお礼品提供を開始します。

「きっかけは市の方に声をかけてもらって。ふるさと納税でもたくさんのお礼品を扱っています。年々寄付が伸びていて、やっぱり年末は寄付が多いと感じますね。園芸店は、通常1、2月が閑散期になりますが、逆に『さとふる』のおかげで一番忙しくなる時期。とはいえ冬はあまり花がないのでキレイな花を集めてまわるのが中々大変なんです。生産者さんの所を回ったり、市場に行って仕入れたりしています。

そうした中でも1番大切にしていることは"丁寧さ"。しっかり見極めて元気な状態のものを仕入れることや梱包の丁寧さなどはもちろんですが、植物なので一年中同じ状態ということはない為、説明の紙やカタログを入れていますね。例えばレモンの木だと、配送する時期によって実がついてたり、ついていなかったりするので」

そういった"丁寧さ"が寄付者に届いているのか、ふるさと納税の寄付者がネット購入につながったり、店舗に訪れることもあるそうです。

DSCF2172_R.png

ふるさと納税を活用し新商品を開発

ふるさと納税で注文が増えたことで取り扱う品の回転が上がり、様々な植木を取り扱うことができるようになった四季の里。すぐに在庫がなくなっていくため、常に新しいものを仕入れているそうです。

「ふるさと納税の収益をもとに在庫を置くテントハウスや、出荷作業をする作業場を3倍程拡張しました。多い時にはそこがいっぱいになるくらいです。それだけ出荷量が増えたということですね。全体で見て3割増しくらいと思います。事業全体のふるさと納税の取り扱いが徐々に増えてきていますね。

あとは作業スペースなどに暖房を設置して、作業効率が上がりました。現場のスタッフの働く環境の改善につながっています」

DSCF2153_R.png

さらに、ふるさと納税の収益は新商品の開発費にも充てられました。

まるで石材を使ったようなオブジェやプランターは発泡スチロールを使用しており、完全オリジナル商品です。すべて手作りというこの商品は、約半年かけて素材感・質感、塗料の厚みや塗り方、デザインなど、繰り返し研究して生まれました。

「本物の塀のような質感を表現するのがむずかしくて。プロが使う本物の塗料を塗っています。発泡スチロールなのでとても軽くて、お部屋の中でもお庭でも飾っていただけます。全部私がデザインしていて、色や形もオーダー可能です。ふるさと納税のお礼品としてはプランターを掲載しています」

DSCF2149_R.pngDSCF2319_R.png

店舗に陳列している新商品のオブジェ
非常に軽く、小さいものは女性でも片手で持つことができる

DSCF2175_R.pngふるさと納税に掲載している植木付きのプランター

花のあるゆとりの空間を目指して

最後に今後の展望を伺いました。

「ふるさと納税の収益は店舗のカフェブースの工事にも活用しています。お客様にはゆっくり過ごしていただきたいと思っていて、『時間があるからお茶を飲みに行こうかな』と思ってもらえるようなお店作りをしたいです。その為にもカフェブースの軽食を充実させていきたいなという想いがあります。敷地が広いこともあり年々園庭エリアを少しずつ拡大しています。お店を公園のような作りにして、お客様にたくさん足を運んでもらえるよう、時を忘れてゆっくり過ごせるようなゆとりの空間を目指しています。身近に植物を感じる生活を送ってもらって、余裕を持った豊かな気持ちで過ごして欲しいですね。
ふるさと納税も全国の方に私たちを知ってもらう良い機会なので、寄付してくださった方もぜひ足を運んでいただきたいです」

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DSCF2355_R.png新商品開発や店舗機能の拡張など、進化を続ける「四季の里」。ゆとりの空間に全国からより多くの人々が訪れることを願っています。