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2018/07/12

産直で「顔の見える関係」に

マーコ 無農薬・減農薬の果物や野菜を販売

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株式会社マーコ 代表取締役 青山智行社長(右) 営業部長 森下将也さん(左)

農薬を極力使わない果物や野菜の生産・販売に取り組む株式会社「マーコ」では、消費者との「顔の見える関係」づくりを目指しています。ふるさと納税のお礼品を通じ、多くの人たちに無農薬・減農薬の農作物の良さを伝えようとしています。

自然農法と最先端の栽培方法で農薬使用を最小限に

渥美半島に位置し、海と山に囲まれた美しい自然環境で知られる愛知県南端の田原市。株式会社「マーコ(MAK)」は、その自然環境を活かし、無農薬・減農薬で農産品を生産。産直システムによる、消費者との「顔の見える関係」づくりを目指しています。

「一般的な流通システムでは、農作物は生産者が農協等に出荷し、市場や仲卸、小売店を通じて消費者の元へ届けられます。しかし、このようなシステムでは、消費者の声が生産者に届きにくいと感じます。私たちは中間業者を通さず末端の業者や消費者と直接、取引することで、顧客の要望にも素早く対応していきます」

マーコの社長青山さんは、消費者との直接的なつながりを重視しています。1996年に設立されたマーコは当初、菊の生産・販売に従事していました。菊は葬儀に多く用いられることから、当時は葬祭業者が主な取引先でした。

しかし、時代と共に葬儀の形態が変化する中、青果物の生産や農業資材の販売も始め、事業を多角化してきました。青果物の生産は、消費者に安全で安心な商品を届けられるよう、農薬を極力使わない方法で行っています。当初はイチゴの栽培から始め、その後はキャベツやブロッコリー、トマトの栽培も開始、今年はメロンにも取り組むようになりました。

「一般に販売されている野菜の多くは、見栄えは良いですが、たくさんの農薬を使って作られています。そのような中で、私たちはまず無農薬や減農薬の良質なイチゴづくりに取り組み、その後は野菜にも広げてきました」

マーコの営業部長、森下さんは、無農薬や減農薬で作る青果物の価値を、多くの人たちに知ってもらいたいと言います。マーコの野菜や果物の栽培では、自然農法を採り入れ、地元・田原市の風土を最大限に活用しています。同時に、ナノ水などを利用した最先端の栽培方法にも取り組んでいます。

トマトの栽培では様々な試行錯誤を繰り返し、ようやく農薬を一切使わない商品を生産できるようになりました。他の野菜や果物でも有機肥料などを活用し、農薬は極力使わずに生産を行っています。

「自分が食べたい、友達や知人に送りたいというものを作るよう心がけています。例えば、一般的なイチゴの栽培では60回程度も農薬をかけることも珍しくありませんが、私たちは今年、1回だけの農薬使用で栽培できました。来年は無農薬にできるよう、頑張ろうとしています」(森下さん)

無農薬や減農薬での農作物栽培は、通常より多くの手間をかかるだけでなく、化学肥料の使用を抑えるため、収穫量も少なくなります。マーコの場合、通常の収穫量より3割程度減っているとみられますが、良い商品を作りたいという想いで頑張っています。

ふるさと納税を通じて消費者とのつながりを強化

2016年5月からは地元の田原市が、さとふるでのふるさと納税の受付を開始しました。マーコのトマトやイチゴも「とまとのこころ」、「いちごのしあわせ」という名前でお礼品として出品されています。

「とまとのこころ」は、ミネラルやアミノ酸が豊富な土壌で、農薬や化学肥料を使わずに栽培されます。リコピンやグルタミン酸が豊富に含まれ、風味豊かな味わいとなっています。完熟収穫しているため、一般のトマトより糖度や栄養価が高いのが特長です。

「いちごのしあわせ」では、朝摘みの新鮮な完熟イチゴを産地から直送し、本物のイチゴの味や香りを届けています。栽培では、ナノ水を使って自然の力を引き出す独自の方法を採用しています。甘みと酸味のバランスが良く、全国のパティシエや料理人からも高い評価を得ています。

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「とまとのこころ」自然農法による栽培を心がける一方で、ナノ水等の最新技術も取り入れて育てられる

さとふるに掲載される、田原市によるふるさと納税のお礼品は「たはらブランド」に認定された産品に限定されています。田原市では、地元の資源や特性を生かした優れた産品を「渥美半島たはらブランド」に認定しています。市内外への情報発信や地域経済の発展、市の知名度向上が、その目的です。

マーコでは、この「たはらブランド」に認定され、さとふるにお礼品として出品できるよう、新商品の開発でも「田原らしさ」を意識するようになったそうです。今年4月には新たな商品として、加工品のトマトジュースや甘酒を開発しました。

「完熟したトマトは、収穫前に割れてしまうことがあります。それらは養分がたくさん詰まっているがゆえに、支えきれず割れてしまうのです。出荷はできなくても非常に味が良いことから、そのおいしさを消費者に届けたいと思い、トマト100%のジュースを開発しました」(森下さん)

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無農薬栽培のトマトから作られた「とまとジュース」と
ふるさと納税により生まれた新たな商品「トマトあまざけスムージー」のギフトセット

さとふるに掲載されているマーコのお礼品には、多くの寄付者から申し込みがあります。マーコの事業は元々、B to Bが中心で、顧客の多くは事業者でしたが、さとふるを通じて消費者である寄付者とのつながりが多くなりました。そこで、一般の消費者を意識し、会社のロゴは、わかりやすいものに変更しました。その際、太陽や海、山など、自然の恵みが多い田原市をイメージできるデザインを採用したそうです。

寄付者のレビューを通じ、様々な要望も把握できるようになり、消費者との「顔の見える関係」づくりをますます強化していこうとしています。