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地元静岡愛に溢れたプロラグビークラブの挑戦

新たなファン獲得が更なる地域活性化へ 静岡県磐田市 静岡ブルーレヴズ

静岡県全域をホストエリアとして、磐田市を拠点に活動するJAPAN RUGBY LEAGUE ONE所属のプロラグビークラブ「静岡ブルーレヴズ」。

今回は、静岡ブルーレヴズ株式会社 地域連携事業部 地域推進ユニットで、地域との交流や連携、また地元教育機関との産学連携を通し、ラグビーの面白さを伝えより一層地元に愛されるクラブとなるため日々邁進している田邊 憶音さんにお話を伺いました。

②田邊様お写真.png

静岡ブルーレヴズ株式会社 田邊 憶音さん

地元静岡の皆さまから愛されるクラブに

前身はトップリーグ上位の常連、ヤマハ発動機ジュビロ。2021年リーグのプロ化を機に、「静岡ブルーレヴズ/SHIZUOKA BlueRevs」に生まれ変わりました。
より地元静岡の皆さまに愛されるラグビークラブとなるため、静岡全域をホストエリアとし何より地域との関りを大切に日々活動しています。

A90I6802 (2) (1).jpg白熱のプレー

拠点は磐田市にある静岡ブルーレヴズですが、県内の複数自治体とパートナーシップ協定を締結しており、県内全域で地域貢献活動に取り組んでいます。地域イベントへの参加・協力、ラグビー教室の開催、また、子ども模擬議会の選手参加やパートナー企業向けのタグラグビー社員研修といった活動まで、その内容は多岐にわたります。また、産学連携による県内の中学、高校、大学での出張授業も行っています。

* 危険度の高いタックルを「タグ」に置き換え、ルールを単純化したラグビーのこと。年齢や性別、経験に関わらずプレイが可能

④地域交流イベント.jpg

地域交流イベントにて

③ラグビー教室.jpg

ラグビー教室の様子

話を伺ってみて活動の幅とそのバリエーションに驚くとともに、まさに地域と共にあるクラブだと感じました。地元イベントで選手と触れ合ったり、実際にラグビーを体験したりすることで、これまであまり観戦したことがない人でもクラブの存在をより身近に感じられるのではないでしょうか。地域との関りを大切にしているクラブならではの活動が、まさに地域活性化につながっています。

「地域へ貢献したい」ふるさと納税参入のきっかけ

プロラグビークラブがふるさと納税に参入するきっかけはなんだったのでしょうか?

2023年10月、ふるさと納税制度改正によりそれまで主力だったお礼品が基準の対象外となってしまった磐田市。新たに主力の「目玉」になれるお礼品はないかと思案していました。そんな中で磐田市をホストタウンとして活動しているプロスポーツクラブに焦点が当たります。

「磐田市を拠点に活動する中で、自治体と一緒に何か地域のための活動ができないかと思っていました。ふるさと納税を通して、磐田市ならではの魅力でファンに喜んでもらいたい、また磐田市への寄付増加や市外のファンが磐田市に訪れるきっかけになれば、磐田市への貢献につながるのではないかと考えました」(田邊さん)

日頃からクラブのPRだけでなく、地域の活性化やファンの想いを大事に活動している静岡ブルーレヴズ。かねてより拠点がある磐田市への愛着も深く、「今のリソースを活かし磐田市とだからこそ実現可能な価値が提供できるのでは、ひいてはそれがクラブやファンの皆さま、磐田市へもメリットを生むのでは」という想いは自治体の考えとも合致し、さとふるも加わった3者間でのお礼品開発に踏み出すことになりました。

⑤磐田市様.png

磐田市 草地市長 表敬訪問

受付開始からわずか5分で想定数終了!その反響は嬉しい驚き

「ラグビーをまだよく知らない、もしくは好きになったばかりの方にも寄付していただきやすいよう、当初は金額や内容に応じていくつかバリエーションを用意しました。あとはやはり練習拠点が磐田市にあることを活かして選手と交流してほしかったので、目玉となる体験型も用意しました」(田邊さん)

体験型お礼品には、当初「タックル体験」の案も出たそうです。しかし、安全面の考慮やスケジュール面での調整で難航しました。

「さとふるさんには何度も静岡に足を運んでいただき、お礼品の提案や登録、公開スケジュールの調整などとても親身に対応してもらい、希望通りのスケジュールでお礼品を公開することができました」との嬉しいお言葉もいただきました。

現在さとふるに掲載しているお礼品には、選手のサイン入りTシャツやレプリカジャージといったグッズをはじめ、ファンにはたまらない「選手と触れ合える特別レッスン体験」のお礼品があります。
グッズに関しては、寄付受付開始からわずか5分で用意した数に到達!

「新しい取り組みということもあり、寄付が入るのかドキドキしていたのですが、あっという間に受付終了して正直ホッとしました」と田邊さんは笑います。

実際に、寄付者は首都圏や遠方の方も多かったそう。試合で静岡県外を回ることも多いそうですが、お礼品への寄付を通し、ホストエリアの静岡県以外にも応援してくださる方がいる、という嬉しい驚きとなりました。SNSでも「とても嬉しい」といった声を多く目にし、さらには他の自治体からも協同依頼があったそう。

「クラブへの応援が地域への応援にもなる」まさに田邊さんが当初思い描いた通り、ふるさと納税への参入が地域貢献へとつながりました。

「今後も応援してくださる方の声に寄り添い、皆さんに喜んでいただけるお礼品を用意していきたい」(田邊さん)
さらにバリエーションは広がりそうです。

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大人気!選手のサイン入りジャージ

「静岡をニュージーランドに!」

ご自身もラグビー経験者で、学生時代に留学していたニュージーランドで、町中にラグビーが溢れ生活の一部となっている、ラグビーを老若男女問わずみんなが楽しんでいる、そんな様子に感銘を受けた、という田邊さん。

かつて心を奪われたニュージーランドのように、静岡ブルーレヴズを通して静岡を誰もがラグビーを楽しめる、ラグビーが息づく地域にしていきたい、と熱く語ってくれました。

ふるさと納税を通し「地域の方に喜んでもらいたい」と語る田邊さんは、地域密着型のクラブ特性を活かし、自治体はじめ地域団体や近隣の飲食店、宿泊施設と協同してもっと地域の魅力を伝えられたら、と日々奮闘しています。

「静岡の明るい未来・まちづくり」
「静岡の人々・こどもたちの笑顔と感動づくり」
「スポーツのチカラで人と人、地域と地域をつなぐ」
という想いを持って日々活動している静岡ブルーレヴズ。

「地元の方はもちろん、(関係人口を増やし)この磐田市に訪れてくれる方を増やして、地域活性化に貢献することで地元プロクラブの役割を果たしていけたら嬉しい」と言います。

まさに地域を挙げての取り組みは、田邊さんがかつてニュージーランドで思い描いたまちづくりにつながっているように思います。

⑦ラグビー場.jpg

今後も静岡ブルーレヴズの更なる活躍とファン垂涎のお礼品に注目です。

静岡ブルーレヴズのお礼品はこちら