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2018/08/23

ふるさと納税の寄付金使途に関するアンケート

9割以上が「お礼品を受け取ることが、地域貢献につながると思う」と回答

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2017年4月1日、総務省より各都道府県知事に通知された「ふるさと納税の募集に関する基本的事項」。この中で「ふるさと納税の使途(寄附金の使用目的)について、地域の実情に応じて創意工夫を図り、あらかじめ十分な周知を行って募集する」と記載されています。
「さとふる」では、契約自治体様における寄付金使途の検討に役立ててもらうことを目的に、『寄付者が共感・応援したいと思う寄付金の活用方法についてのアンケート』調査を定期的に実施しています。

今回は、第3回目となるアンケートの結果をお知らせします。
調査結果の概要は以下のとおりです。
 

1. ふるさと納税経験者のうち、7割以上が2回以上ふるさと納税を活用して寄付をしたことがあると回答しました。
そのうち約4割が6回以上と回答し、繰り返しふるさと納税をする人が多いことがわかりました。
 
2. 寄付先を寄付金の使途から決めたことのある調査対象者が選んだふるさと納税の寄付金使途は、「地域活性化(22.7%)」、「復興支援(22.7%)」、「教育・子育て支援(17.4%)」が上位でした。

3. ふるさと納税経験者のうち、約8割が寄付をした自治体に寄付金使途の内容を報告して欲しいと回答しました。
報告の方法としては、ふるさと納税サイト上で報告して欲しいと回答した人が最多で、約4割でした。

4. 共感できる寄付金の使途があれば、ふるさと納税をしたいと回答した人は8割以上でした。
また、寄付金の使途から寄付先を選択できる、クラウドファンディング型のふるさと納税で寄付をしたいと回答した人は約6割でした。

5. ふるさと納税のお礼品として届いた地場産品をきっかけに、その地域に興味を持ったことがあると回答した人は約9割でした。
さらに、ふるさと納税のお礼品として地場産品を受け取ることが、地域貢献につながっていると思うと回答した人は9割以上と、調査対象者はふるさと納税を通して地域貢献を行っているという意識を持っている人が多いことがわかりました。

 

ふるさと納税の経験

「今までに何回ふるさと納税をしたことがあるか」といった質問では、8割以上の調査対象がふるさと納税経験者でした。
また、ふるさと納税経験者のうち、7割以上が2回以上寄付したことがあり、そのうちの約4割が6回以上と回答し、繰り返しふるさと納税をする人が多いことがわかりました。

Q. あなたは今までに何回ふるさと納税をしたことがありますか。

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寄付金の使い道から寄付を決めた経験

「寄付金の使い道から寄付先を決めたのはどのような使い道だったか」といった質問では、「地域活性化(22.7%)」、「復興支援(22.7%)」、「教育・子育て支援(17.4%)」が上位でした。
また、「その他(5.0%)」には、「ばんえい競馬の振興」「図書の蔵書を増やす」など具体的な使い道の回答がありました。

Q.寄付金の使い道でふるさと納税をする先を決めたのはどのような使い道でしたか。
代表的な1つを教えてください。

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なお、その使い道を選んだ理由としては、以下のような回答がありました。

<地域活性化>
「街のために頑張っている人たちに少しでも役に立ちたい」(50代女性/鹿児島県在住)

<復興支援>
「被災された方々が一日も早く平静な生活が送れるため」(50代女性/広島県在住)

<教育・子育て支援>
「これから将来を担う教育分野を後回しにしないで充実できるような支援を共に進めたいと思うから」(50代男性/東京都在住)

  

寄付金の使い道を報告してほしい人は約8割

「寄付をした自治体に、寄付金の使い道を報告ほしいか」といった質問には、ふるさと納税経験者のうち、約8割が報告して欲しいと回答しました。
寄付をして終わりではなく、自分の寄付が地域にどのように役立っているのかを知りたい寄付者が多くおり、関心が高いことが分かります。

また、「寄付金の使い道をどのような方法で報告してほしいか」という質問では、「ふるさと納税サイト上(37.2%)」で、続いて「自治体HP(26.5%)」「メール(24.3%)」という結果になりました。

Q.ふるさと納税の寄付先の自治体について、寄付金の使い道を報告してほしいですか。

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Q.寄付金の使い道をどのような方法で報告してほしいですか。

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共感できる寄付金の使い道があれば寄付をしたいか

「共感できる寄付金の使い道があれば、ふるさと納税をしたい」と回答した人は8割以上でした。
共感できる、応援したい寄付金の使い道があればふるさと納税をしたいと回答した人は、有意義な活動と思うものや、しっかりと目標を持った地域へ納税したいという理由を挙げていました。

Q.今後、ご自身が共感できる、応援したい寄付金の使い道があれば、ふるさと納税をしたいと思いますか。

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また、以下のような回答がありました。

<したい人の理由>
「はっきりと目標を定めて頑張っている人達を、県外からでもぜひ応援したいと思うから」(40代女性/神奈川県在住)

<したくない人の理由>
「お金の使い道は自治体が決めれば良いとおもうから」(40代男性/静岡県在住)

   

「クラウドファンディング型ふるさと納税」の寄付意向

寄付金の使い道が明確である「クラウドファンディング型のふるさと納税で寄付をしたか」という質問では約6割が「とてもしたい」または「まあまあしたい」と回答し、調査対象の半数以上が興味を持っていることが分かりました。

Q.具体的な寄付金の使い道から選ぶクラウドファンディング型のふるさと納税について、
寄付したいと思いますか。

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9割以上がお礼品を受け取ることが地域貢献に繋がると思うと回答

ふるさと納税経験者のうち約9割が、「ふるさと納税のお礼品として届いた地場産品をきっかけに、その地域に興味を持ったことがある」と回答し、ふるさと納税が地域PRに大きく貢献していることが分かりました。

また、全体の9割以上が「ふるさと納税のお礼品として地場産品を受け取ることが、地域貢献につながっていると思う」と回答した、調査対象者はふるさと納税を通して地域貢献を行っているという意識を持っている人が多いことがわかりました。

Q.ふるさと納税のお礼品として届いた地場産品をきっかけに、その地域に興味を持ったことはありますか

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Q.ふるさと納税のお礼品として地場産品を受け取ることが、地域貢献につながっていると思いますか。

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■調査概要
実施期間:2018年6月15日~2018年6月22日
手法:インターネット調査
実施機関:株式会社さとふる
対象:20代以上の男女計1,114人※
※ふるさと納税制度を活用して寄付をしたことがある人が957人、したことがない人が157人