特産はブルーベリー、重要無形民俗文化財の神楽も必見/福島県棚倉町【ふるさと納税・自治体事典】
1万年以上も前に生活が営まれていた痕跡が遺跡から発見されるなど、古い歴史を持つ棚倉町(たなぐらまち)。その後も文化の中心地であり、江戸時代には城下町として栄えました。近年は稲作や野菜の栽培が盛んで、とくに棚倉ブルーベリーはよく知られています。ここではそんな棚倉町をご紹介します。
棚倉町の概要
棚倉町(たなぐらまち)は東北地方の玄関口にあり、八溝山(やみぞさん)をはじめとする山々に囲まれ、春には桜、夏はさわやかな新緑、秋は紅葉、冬の雪景色と、四季折々の風景が楽しめます。
陸奥一の宮である馬場都々古別(ばばつつこわけ)神社と、奥州一の宮である八槻都々古別(やつきつつこわけ)神社のふたつの一の宮が現存するなど多くの寺社仏閣が残っており、また立花宗茂(たちばなむねしげ)が江戸時代に初めて棚倉藩を治めた後、丹羽長重(にわながしげ)によって棚倉城が築城され、以来八家十六代の居城となって栄えてきた情緒あふれる城下町です。
●人口:1万2323人(2026年6月1日現在)
●町の花:ツツジ
●町の木:マツ
さとふるから申込めるお礼品はコレ!:棚倉町の名産品・特産品
◆福島県棚倉町産コシヒカリ
甘みともちもち食感が特長のコシヒカリ
これにより、食卓で美味しく満足感のある味わいを楽しむことができます。
地域で発掘される貝化石を粉砕して肥料として使用し、良質な土壌づくりに努めています。
このお米は粒が大きいものを厳選して袋詰めしているため、食感の良さが際立ちます。
また、食味の良さを評価される米・食味分析鑑定コンクールにて、ベストファーマーとして認定された品質の高さも魅力です。
◆叶や豆冨 大椙食品 ヘルシーTOFUセット
「豆腐は世界の健康食。」健康を大切にする事は自身の人生を豊かにし、周囲の方々の幸せにもつながります。
叶や豆冨 大椙食品では、阿武隈山系に属する丘陵地と八溝山系の山岳地帯に囲まれた自然豊かな棚倉町で、地下からくみ上げた美味しいお水を使用し、大豆の旨味を引き出した、今も昔も変わらない美味しいお豆冨をお届けしています。
そんな「叶や豆冨 大椙食品」の魅力が詰まったセットです。
◆幻のこんにゃく「家伝つるりん蒟」・にんにく卵黄みそ「みなぎる力」セット
棚倉ブランド認証第4号「家伝つるりん蒟」など、小松屋自慢のふるさと品をお届けします。
家伝つるりん蒟は、柔らかく、つるりとした爽やかな食感は絶品で、こんにゃく独特の臭みがないため、煮る、焼く(ステーキ)など、和洋さまざまな料理に使用できます。氷で冷やすとさらにやわらかくなる特長があるため、お好みのソースでデザートとしてお召し上がるのもオススメです。
にんにく卵黄みそ「みなぎる力」は、自家栽培のにんにくと自家養鶏の有精卵を使用しています。手軽で栄養満点の元気みなぎるおかず味噌です。
◆THE MILK「初搾り」900ml 3本セット
酪農家から特別に譲り受ける原乳を使い、低温殺菌、ノンホモジナイズ製法と製造にもこだわっています。
JA東西しらかわ管内の指定酪農家から直接仕入れた「搾りたて生乳」を、みりょく満点物語に併設してあるミルクプラントで限定生産しています。
製造にもこだわっており、じっくりと時間をかけて低温殺菌することで、通常の牛乳が行う脂肪球の均一処理(ホモジナイズ)を行わないことにより、牛乳本来の風味を楽しむことができます。
棚倉町の特産品
◆棚倉ブルーベリー
棚倉町は、2003年3月に生産者組織「棚倉町ブルーベリー愛クラブ」を設立し、ブルーベリーの生産・加工販売に積極的に取り組んでいます。
ブルーベリーは、ビタミンや食物繊維、アントシアニンを多く含む、栄養豊富な果物。近年のパソコンやスマートフォンと向き合う時間の増加といった状況から、このブルーベリーに注目する方が増えていると言います。
棚倉町では、加工品の生産・販売にも力を入れており、生産者が専用の加工施設でジャムや果汁飲料をつくっています。
ジャムは、ブルーベリーをふんだんに使い、果実を潰さず旨みを凝縮することで、ブルーベリー本来の味と香りを楽しめます。
また、ブルーベリー果汁飲料は、地元の修明高校の学生と開発したもので、子どもから大人まで大人気の商品です。さらに、フレッシュ愛は果汁100%のドリンクで、眼の疲れを感じた時やリフレッシュしたい時にオススメです。
◆棚倉美泥シリーズ
「棚倉美泥(びでい)シリーズ」は、まちの貴重な資源である「ミネグリーン」を原料にしてつくった基礎化粧品です。
「ミネグリーン」というのは、棚倉町の東西にのびる棚倉破砕帯から採掘しています。この地層は数千万年前の古代、海底であった場所で、地殻変動によって地表に露出して出来上がった層。
そこにいたプランクトンや藻類といった海洋動植物が長い時間をかけて堆積し、分解・代謝・再合成を繰り返すことで、さまざまなミネラルをバランスよく含有した「海泥(かいでい/※軟質多孔性古代海洋腐食質)」ができます。
その「海泥層」から採取した天然無機質資源が「ミネグリーン」であり、66種類の天然ミネラルを含んでいるそうです(※「棚倉海泥天然ミネラル化粧品」ホームページより)。
近年の天然素材由来の化粧品を選ぶ女性の増加とともに、注目を浴びるようになっています。
また、「棚倉美泥シリーズ」を販売している「株式会社まち工房たなぐら」は、町民と自治体が一体となった町おこしを積極的に行っていく組織であり、さまざまな人が参加する魅力的な"まちづくり"の推進役を担っています。
棚倉町の観光資源
◆馬場都々古別神社(ばばつつこわけじんじゃ)
陸奥一ノ宮として知られ、ご祭神は、「味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)」と「日本武尊(やまとたけるのみこと)」。
境内には樹齢数百年の古木が茂り、棚倉城地より解体移築されたと伝えられる流造(ながれづくり)の本殿や、向拝(こうはい)一間に唐破風(からはふ)を持つ拝殿は堂々たる佇まいです。
社宝として、鎌倉時代に源義家が寄進したとされ、国の重要文化財となっている「長覆輪太刀二口(ながふくりんのたち)」や、こちらも国の重要文化財となっている「赤糸威鎧残闕(あかいとおどしよろい)」などが保管されています。
棚倉町出身の近代画家・勝田蕉琴(かつたしょうきん)の筆塚もこの境内にあるそうです。
また、4月上旬からのシーズンには、境内の桜をみるため、多くの人が訪れます。
◆八槻都々古別神社(やつきつつこわけじんじゃ)
奥州一ノ宮として知られ、ご祭神は「味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)」と「日本武尊(やまとたけるのみこと)」。
社宝として「銅鉢(※国指定重要文化財)」「木面十一面観音立像(※国認定重要美術品)」など、多くの貴重な文化財が保管されています。
また、大きな祭りとしては、豊作を祈って神楽を奉納する「御田植祭(おたうえまつり)」が行われています。
稲作の風景がユーモラスな舞と掛け合いで演じられる400年以上続く伝統行事であり、国の「重要無形民俗文化財」に指定されています。
◆奥久慈県立自然公園
福島、茨城両県境付近の久慈川(くじがわ)に沿う地域は「奥久慈県立自然公園」となっています。
福島県側は「山本公園」を中心とした南北約5kmの渓谷周辺の区域となっており、春にはシャクナゲや山桜、ツツジなどが咲き、初夏にはアユ釣り、秋には紅葉を楽しめ、さらにキャンプ場や遊歩道も整備されるなど、年間を通して豊かな自然を満喫できる自然公園となっています。
また、学術参考林として保存されている八溝山の山頂付近の天然林一帯には、キジやムクドリ、カワセミ、ツグミなど多彩な種類の野鳥が生息、貴重な植物も見られます。
ちなみに、町営キャンプ場は「山本公園」内にあり、バンガローやテントサイトを利用できる他、炊事棟や休憩棟、トイレなどを完備しています。
あとがき
歴史的な遺産や桜、ツツジ、野鳥など見どころいっぱいの棚倉町。訪れる際には「棚倉町ふるさとガイド」を依頼して、一緒に回ってもらってはいかがでしょうか。
このガイドは、難問揃いの「棚倉ふるさと検定1級」合格者や専門分野に秀でた有識者で構成される観光ガイドのこと。全員が地元の方だそうなので、きっと地元民ならではの"穴場"に連れていってもらえることでしょう。そんな棚倉町を、ぜひ訪れてみてください。
※2026年7月3日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※参考・参照元
・棚倉町公式 ホームページ(http://www.town.tanagura.fukushima.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店
